1. 名盤ラジオ
  2. #58-3 「With Or Without You..
2024-03-28 54:42

#58-3 「With Or Without You」は何が凄いのか?U2代表曲を紐解く!

U2『ヨシュア・トゥリー/The Joshua Tree』特集③!U2の代表曲「With Or Without You」を語る!歌詞、ギター、アレンジ、この名曲を紐解く! (※1.5倍速再生推奨) ※続きはこちら 『ヨシュア・トゥリー』後半曲&総括!アルバムの世界観、一貫性!【名盤ラジオ #58-4】 https://youtu.be/enu6z80CQsg ※前回まではこちら 世界的名盤!『ヨシュア・トゥリー/The Joshua Tree』特集!U2ってどんなバンド?どんなイメージ?【名盤ラジオ #58-1】 https://youtu.be/knq_pbRnjBY 名曲「約束の地」「終りなき旅」を語る!なぜ『ヨシュア・トゥリー』はアメリカで受け入れられたのか?【名盤ラジオ #58-2】 https://youtu.be/chzj3dETSxM -------------------- 名盤ラジオ、メンバーシップ開設しました! ↓こちらの動画および概要欄にて詳細ご説明しています。 https://youtu.be/8cODTrEK29I ▼メンバー限定動画はこちら https://www.youtube.com/playlist?list=UUMOLLmGJNwNe6awEOw-avRFNQ ▼ご参加はこちらから https://www.youtube.com/channel/UCLLmGJNwNe6awEOw-avRFNQ/join -------------------- ◎X(旧Twitter) 名盤ラジオ https://twitter.com/meibanradio エヌゾー https://twitter.com/Nzo_the_7empest ヒデキ https://twitter.com/hidekeenan タクヤ https://twitter.com/takuyameiban -------------------- 『ヨシュア・トゥリー/The Joshua Tree』/U2 01. Where The Streets Have No Name(約束の地) 02. I Still Haven't Fount What I'm Looking For(終りなき旅) 03. With Or Without You 04. Bullet The Blue Sky 05. Running To Stand Still 06. Red Hill Mining Town 07. In God's Country 08. Trip Through Your Wires 09. One Tree Hill 10. Exit 11. Mothers Of The Disappeared 《CD&配信情報》 ●Amazon https://amzn.to/3wkseyh ●Spotify https://open.spotify.com/intl-ja/album/5vBZRYu2GLA65nfxBvG1a7?si=37KqGAx-RL6OjPyXS-7z1Q ●Apple Music https://music.apple.com/jp/album/the-joshua-tree/1442536690 ■『名盤ラジオ』とは? 3人の音楽好きが古今東西あらゆる名盤から1枚をピックアップし、お酒を飲みながらダラダラと語っていく番組です。 ※自由気ままなトークです。内容に一部誤りがある可能性がございますので予めご了承ください。

00:02
名盤ラジオ、前回からの続き。
名盤ラジオ、U2の吉田ティリー特集をやっております。
たくやです。よろしくお願いします。
おはよう、おやすみ、こんにちは、こんばんは。
エルゾです。
全部言われた。
ひできです。よろしくお願いします。
はい。U2ですよ、U2。
U2、熱いですね、なかなか。
当たり出すと熱いU2。
ちょっとまさかね、本当に前回2曲で。
まだ2曲目ですよ。
我々も持ってなかったので、ちょっと。
まあでもこっからね、3曲目がまた、
With Or Without Youですから。
ちょっと。
これはちょっとね、超名曲。
曲中の代表曲中の代表曲的な曲ですよね。
まあ正直これもベタ中のベタすぎて、
あれですけど、めちゃくちゃ大好きですね。
この曲好きっていうのもなんかどうなんだろうって、
なんかちょっと思うような曲になんかなってる気もするんですけど、
めっちゃ好きですね。
この曲さあ、なんかもうU2版レッドダウンみたいな感じ。
イメージで、レッドダウン。
レッドダウン。
With Or Without Youをこじらせたのがレディフェットのレッドダウンなんじゃないかみたいな。
そんな感じは結構、自分の中で結構、
わりとなんていうの、光と闇みたいな感じで感じてましたね、この曲に関しては。
結構展開とかが似てるなと思ってて。
あの盛り上がり方っていうか、
最初こうサビを低く歌うサビから、
途中からなんかなんていうのかな、
2週目からちょっとまた盛り上がってきてみたいな感じとか、
なんかサビのメロディーがちょっと1オクターブ上がるみたいな、
何だろうな。
なんかね、ちょっとレッドダウン感を感じるんですよね。
ドラムの入り方とか。
2週目くらいからドラムとギターが、
2週目から入ってきてみたいな感じとか、
なんか盛り上げ方の感じと、
あと名曲具合というか、
なるほどなぁ。
03:01
構成として割とミニマルなんですよね。
そうですね、この曲めっちゃミニマルな感じですね。
こうやって基本的に同じコード進行で続くといきますよね。
そうそう。
そのコード進行大して変わらない中で、
演奏というかパフォーマンスの部分ですごい盛り上げていく。
っていう部分が割と似てるかなと。
そこで変化をつけていってるっていう感じですよね。
それでいうとどっちかというとクリープの方がイメージ近いかなと。
なるほどね。
なるほど、なるほど、なるほど。
で、途中でこう爆発する感じとかね。
クリープもそうだな。
確かに確かに。
まぁでも名曲ですよ、やっぱ。
構造的には割とミニマルでリフレインなんだけど、
そこですごいドラマティックにパフォーマンスしてるっていうところが
すごい面白いんですよね。
そうなんですよね。
そうなんですよね。
そうなんですよね。
すごいドラマティックにパフォーマンスしてるっていうところが
そうですね、そうですね。
似てるかなって。
で、それがすごいやっぱ日本人にはハマりやすいんですよね、この。
結局最終的にドラマティックにドーンってきてくれるっていうリズムの。
そうですね。
結局最後、わーってきてくれるので、うわーってくるんですよ。
そうですね、そこのサビのそのね、もう分かりやすさっていう。
たまんないよね、あそこの。
気持ちよさというかね、もう来てほしいところに。
全体的な構造で言えばミニマルなリフレインじゃないですか。
それを繰り返した積み重ねの上で盛り上がっていくっていうのが
そのレッドダウンとかクリープっていう印象がなんか同じとこを多分ね、感じてるんだなって思いますね。
いやでもこれはほんとその演奏とかの勝利っていうかアレンジの勝利だなってめっちゃ思いますね。
これはなんかその歌そのものがいいってのはまあそれはそれでもちろんあるんですけど、
それだけじゃなくて本当に周りの演奏でこう盛り上げて盛り上げてっていう
あのドラマティックなバックがあってこそのやつだなって。
多分ギター1本で弾き語ってもあんな名曲にはならないと思う。
バンドの演奏があってこそというかそこが盛り上げるからこそ引き立つっていうかね。
06:10
これはすごいですよ。最初のシンセのアルペジオって
てんてくてんてくてんてくてんてくってなって
ドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥって無機質なベースが入ってきて。
で、あのサスティンのギターですよ。
っていう。
そう、アレが。
アレですよね。
アレがやっぱもうたまんないですよね。
で、アレなんかイーボーでもサスティナーでもなくて調べたんですけど
インフィニットギターっていう改造ギターみたいな。改造したギター。
ピックアップの回路の部分を改造したギターみたいで。
全然あんま詳しくないんですけどさっきちょっと調べてたぐらい。
で、サスティンがすごいずっと続くみたいな。
そう、それがなんかまたすごいアレなんだけど。
このアルバムを作る前の1985年にThe Edgeが映画のサントラをやって
で、その時にマイケルブルクっていうカナダ人のギタリストと一緒にそのやつをやって
で、そのマイケルブルクがインフィニットギターっていうやつを作って自分で。
その試作品をThe Edgeにプレゼントしたみたいな。
そういう前の仕事つながりでの出会いからそういうギターをもらってそれを活かしたっていう。
あんまよくわかんないけどピックアップの信号を改造して無限のフィードバックをさせるみたいな。
すごいもの作り出してる。
すごいよね。
で、それを使ってると。
いやーこの曲すげーいいなーめっちゃ。
あの始まりであのギターやばいよねイントロ。
いやーであとなんかそのシンセサイザーのなんかテントクテントクテントクテントクみたいな結構後ろでずっと鳴ってるので
それもまた結構なかなかグッとくる感じでいいっすねー。
で歌が始まってもだいぶあのねサスティンのギターでずっと行って。
09:00
いやーそうだねーその辺。
でだんだん盛り上がってね。
そう。最初のサビっていうかどこがサビっていうことになるのかちょっとあれなんだけど。
ウィズウィザー宇宙のところとか最初ってすごい結構抑え気味でね行ってて。
そうだね。でもあの。
ウィズウィザー宇宙。
入ってくるタイミングがもう。
はいもう来た来たーっていう感じにね。
入ってくるギターめっちゃいいよね。
あれもうね。
ディルルルル。
あれもね。
ディルルルル。
アイカン。
アイカン。
アイカン。
アイカン。
あれもうね、あれもう最初聴いた時にね、正直もうノックアウトされたね、あのギター。
確かに。
もうあそこは本当に、今聴いても毎回鳥肌立つっていうか、もうあのタイミングといい、あの音といい、もうなんか神がかってる。
あれ最高っすよね。
ですねえ。
いや、その辺、そこのギターめっちゃ絶妙っすね。
テレレレレレレレレレー。
という、みたいな、なんかその音。
あーそうそう。
そこも結構
テンテンテンテンテン
テーンテン
ティーン
テンテンテンテンテンテンテンテン
テイーン
テン
ッテン
テン
そしてそのこの間給と言うかなんていうか。
いうかその辺を あれねー
めちゃくちゃ弾いてて気持ちいい 最近この曲をねー
あのギターでコピーしてたんだけど めちゃくちゃこの曲弾いてると気持ちいい
気持ちよさそうだなこれ確かに あとその結構サビに行く前あたりのさ
ナナナーチャーン ナナナーチャーン って言われるのがありたらの
そのボーカルと掛け合いみたいな感じになってきて チャーン チャーンって
ナナナーチャーン っていう あのねーサビ前のところのね
森のところ結構好きっすね あの裏でスチャーンって入ってくるギターが
サビ前って言うよね サビ前か
これとかなんかカラオケで歌ったらなんか超気持ちよさそうだな 確かに
意外とねそのU2ってねカラオケで歌って気持ちいい曲ってあんまないんだよね多分
あーでも確かに それがねー
12:05
俺にはよくわかんねーっていう部分なんだけど
この曲はすげーわかる その曲は間違いなく気持ちよく慣れる曲ですよね
単純にメロディーで盛り上げてくるし 構成で盛り上げてる
明らかにサビでグワーッとくるんで これはやっぱねー
パッと聞いてもスッて入ってきますよね盛り上がるし 1,2曲目あたりはなかなかカラオケだとちょっとこう
なんていうか サビのところはキャッチーではあるもののっていう感じだけど
これは明らかにサビでもう爆発できる感じ
サビってそこっていう認識でいいですかね 大サビなのかサビなのか
大サビなのか 大サビな
そこがまたおーおーって言ってるから 日本人でもねわかりやすい
誰でも大でいいんですよね イェーとか大でいいんですよね
それがカッコよければそれがロックなんですよ 大一発でいけるんですよ
大一発でいけるそのわかりやすさがあるのが この曲はものすごいキャッチーだなって思うし
そこです
いやーあそこに入るところももう最高っすよね
あの入るドラムが最高じゃないですか いやーいいねーめっちゃあそこで
タッタタっていう そう タッタタっていう
タクタクタッタカ タッタタターン
タクタクタクターン そうやっぱねだから
ここぞというところで出してくるからね やっぱりいいんですよ
いいよねー 結構こう地味にね裏方に徹して
こうやってきつつここぞというところはもうね すごく印象的な
一発二発の音をね入れてくるから
あれはだってもうあれが正解ですよね どう考えると あれはねもう
そうだね あれ以外ないよね あれ以外ないですよね
あれがないとなんかちょっと閉まらないし いやーね急に来たなーみたいな
なんかそういう意味でもなんかすごい
いやー そこほんと絶頂だよなー
絶頂ですねー いやーいいねー
ふーん
ふーん いやー
やっぱこの曲ですごいなーと思うのは歌詞ですね
はいはいはい
この曲ってものすごい重層的な意味合いがありますよね
15:07
単純にラブソングとしてもすごい 非伝のラブソングとしても取れるし
まあよく言われるのは宗教的な
プロテスタントとカートリックの間の恋愛
実際母の両親がそうだったりするんですよね
ふーん そうなんですね
というところでもあるし その神と人との 私と神とのその
人口の問題でもあるしっていうのをものすごい
仮想的に意味合いを重ねて歌ってるっていうのが
ここがねもうものすごい深みがあるし
そこがそれこそが受けた大きな要因の一つだなって思う
単語で見ていくとやっぱキリスト教的な単語いっぱい入ってるし
モチーフメタファーいっぱいあるし
でもそのめちゃくちゃあるんですよ
その石を投げるとかね
確かにそうっすね 石投げつける
ソンイマサイドとか悩みの種なんだけどその茨の
私に絡みつく茨とか
いろんなそういうメタファーが入っていながら
その全体としては単純にヒレンの歌としても聞こえるっていう
そのね仮想的な意味のつけ方がものすごい上手いですね
最終的にそのサビの部分で
with or without you
I can't live with or without you っていう
あなたがいてもいなくても私は生きられないっていう
このメッセージ性というかテーマ性はものすごいですね
いてもいなくても生きられないんですよ
すごいそのあなたの存在の大きさは示しつつも
それでも私は生きられないっていうこの問題の深刻さみたいなの
のを表現してるっていうね
これがやっぱねアメリカでウケるんだよこれっていうのが
これがやっぱU2の大きい要因だよなと思うんですよね
すごいその一般的なラインに落とし込んではいるんだけど
その地図すごい世界的で社会的で宗教的でっていうものを
織り込んでますよねっていう
18:01
織り込みながらその問題の大きさ
今世界が抱えている問題の大きさであり
個人が抱えている問題の大きさっていうのを反映して歌ってる
そこがなんかすごいことやってるなみたいな
あんだけいい演奏とかメロディとかに
そんだけ深い意味の詞を乗っけてきてるっていう
すごい
これがなんかさっき秀樹君とパクが出た
クリープとかさ
レッドダウンとかあれもそうじゃないですか
すごい高らかにメロディーを歌ってるんだけど
実質そんな言ってることはねすごい
深刻な私の問題を歌ってるんですよ
ものすごい被害者意識であったりとか
そういうところのなんかビリやすさみたいなのが
そういうのがやっぱりロックの持つ知性であると思うし
そこがちゃんと受けたんだろうなと思うんですよね
多分この時代のアメリカで流行ってたロックって
こういうことを歌うバンドってあんまりいないんですよ
ヘアーメタルとかが流行っている時代だから
それがなんかU2のすごい武器だったんだろうなと思いますよね
そっちにそこまで深い意味があっていうのを聞くと
すごいですね
歌詞いいよね
いいそうこの曲
歌詞がねいいんだよこれ
いい曲だなって感じ
この葛藤がね
すごいすごいですよこの歌詞
社会的すごいパブリックな意味合いにも取れるし
ものすごいパーソナルな意味合いにも取れるしっていう
そこで抱えている問題の深刻さみたいな
それがすごい切実に響いてくるんですよねやっぱり
誰が聞いてもどのレベルでもなんか共感できるというか
共感してしまうみたいなものがあるんですよね
ありますね
いやーいいっすねめちゃくちゃ
めちゃくちゃいいよねこの
Nothing to win and nothing left to loseって
めっちゃいいっすね
なんかねすごいよね
21:01
これでも実際たぶん後に語ってるのかなボノが
実際はそのなんかボノがそのロックスターの自分と
あとまあボノは早くから結婚してるんで
その過程を持っている一人の男としての自分
っていうのの間で揺れ動く
ボノを歌ってるとかっていうのは
たぶん本人の発言とかであるのかな
もうこれ作った当時そういう状況でもあった感じ
ボノもとっくに結婚してるから
で奥さんもすごいその自然治療家っていうか
なんで
なるほどね深い深いな
あとちょっとまた話は変わるんですけど
この曲のPVを見たんですけど
PV見たことあります?この曲
PVってあれかな
なんかねそのボノが結構ギターを武器みたいに持ってて
ギターを持ってるけど全然弾いてないやつ
それもまさに言いたかったそれで
全然弾かねえじゃねえかなと思って
ギター持ってるんだけどたぶん最後まで弾いてないんじゃない
なんかねすごいまるで武器家のような感じで
ギターをかっこよく持ってるんですけど
でも全然弾かなくて
最後の最後まで弾かないんですけど
ボノは結局なんかギターをぶんぶん振り回し始めるんですよね
なんかボノがぐるぐる回りながら
ギターをなぜか振り回してそのままPVが終わるっていう
なんか謎の
てかもう全然ギター弾かないっていうのはあれなんだね
タクモもなんていうか
ボノ?
ボノ
ライブの時は弾いたりする?別に普通に
いやまあ持ってる時はあるけどそんなないかな
たまーに
たまーにって感じ
たまーにってちょっとジャラーンってやったりぐらい
持つのが本当にたまーにだし
持ってもたまーに弾くみたいな
基本的にはそういう感じになる
ボーカリストだからね
全然ぶら下げてはいるんだけどね
まあ音楽的な意味はないんでしょうね
まさにその武器みたいなって言ってたけど
ウェポンとしてのメタファーかもしれないし
そういうなんか表現としての
24:01
としての意味合いで持ってるだけで
別に弾く弾かないはどうでもいいんだよ
武器として
何らかのメタファーなんですよたぶんね
ぜひ最後ぐるぐるめっちゃ回ってるボノ
めっちゃ回っとるね
ライアントスイングみたいな
この壮大でこう深いメッセージ性の曲で
それが葛藤なんでしょうこれが
苦しみみたいなその辺を表現した
行き場のない葛藤を表してる
でもそういうことだね確かに確かに
むしろこれをやるために
それまで持ってるというかね
だっていきなり振り回してったら変じゃん
持ってないのに
そうだね確かにね
持ってなくてなんか突然最後
ギターが突然出てきてもね確かに
ぐるぐる振り回すはね重要なそういうことですよね
でもそう歌詞の意味聞いて確かに
そういうことなんだな
なんか普通のラブソングと思って
PVを見てたからなんか
突然回し始めたから
僕どういうことなんだろうなって
まあ本当にさっき水野さんも言ってたけど
やっぱ普遍的なうまくいかない
どうしてもうまくいかないところへの葛藤を
やっぱ表してるなっていう感じはするよね
根本的にその
パーソナルに表現したいものはそのなんか
ロックスターである自分と
家庭人としての自分との自意識がなんか引き裂かれてるみたいな
ところなのかもしれないですけど
それを誰にも共感し得るレベルに昇華してるというか
誰しもがわかるような歌詞であり
曲に表現してますよね
それがやっぱりちゃんと伝わるんだよなっていう
そうですね
このサウンドで伝わるって感じ
このサウンドでこの歌詞だからこそ伝わるっていう
一見して聞くとすごいハッピーな曲
とも聞こえると思うんですけど
そこで歌われてるものっていうのがすごい
ものすごい自分が引き裂かれるみたいな
っていう歌詞が歌われてるっていうのがなんか
より胸に切実に迫ってくるものがありますよね
だってあなたがいてもいなくても俺は生きられないんだもん
27:01
もう死ぬしかねえんだもんだってそんなの
そうですね
それはもうどれだけしんどい状況かということですよ
どうすればいいんだっていう状態ですね
こんな風に歌われるっていうのはやっぱりすごいよね
それこそがロックだな
ロックならではの表現だよなっていう気もしますし
しょうもなくネガティブなものを
ポップなメロディに乗せて歌ってしまうみたいな
だからこそ人々に伝わる表現になってしまうみたいなのが
ロック的だなと思ったりもしますけどね
この曲結構見方がちょっとまた広がったというか変わったというか
これ
ウォーのところ1回しかないじゃないですか
なんですけどライブだとまた戻ってくるんですよね
アウトロ行ってその後
おかわりタイムみたいな感じの
アウトロ行った後に戻ってきたときにそこが歌になってるんですよ
歌詞が付いてる
メロディちょっと違うんですけど
ただまああんな感じではあって
それがねまためっちゃいいんですよ
めっちゃね
そこで歌ってる歌詞が
和訳すると夏の夜の星のように輝く
冬の光の中で星のように輝くみたいな
で一つの心一つの希望一つの愛っていう
すごいねそれが入るとまた意味合いが変わってくるというか
それをやっぱライブでやるっていうのがまた
めっちゃいいですよあれ
そのバージョンちょっとすごいな
夏の夜の星のように輝く
冬の光の中で星のように輝く
夏の夜の星のように輝く
冬の光の中で星のように輝く
最初の方の大サビは
って言ってたのが
その後で歌詞が付くっていう
それの展開はやばいっすね
やばいよねめっちゃあれいいんだよな
このパターンはねかなり好物だな
30:04
その一節が入ることで
なんかこの曲の意味合いが反転するというか
こういう方向性に定まるみたいなのもなんかいいっすよね
いいっすねめちゃくちゃ
最終的にはそこに行き着くのかみたいな
ドラマチックだな本当に
ドラマチック
であと
これは普通のCD版のアウトロにありますけど
テンテンテッテテンテッテッテッテッテッテッテッテッテッテテーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
みたいな
あれただのDを普通にこう
オルタネイトで弾いてるみたいな感じの
すごくシンプルなフレーズが最後になりますけど
ジエッジがなんかこの そのプレイ
がなんかもうアルバムの中で一番気に入ってるプレイって言ってて
ただのアレが
ただのDが
派手なギターソロとかじゃなくてただアレを 弾き続けたところになんか誇りを持ってるみたいなこと言ってて
もうめっちゃハッケーと思って
ジエッジらしいなーって言う
ほんとそれに現れてるなって
ジエッジらしいし この時代のそのムーヴエントの
バンドのギタリストらしいなって思いますよね ニューウェーヴのギタリストってそうじゃん
ギターソロらしいギターソロを弾くとか そこにアイデンティティを見出してない人たちなんですよね
ニューウェーヴって そういう既存の価値観をちょっと否定するような
それがまあオルタナにつながっていくんですけど わかりやすいギターソロを弾く人あんまりいないもんね
それがかっこいいんだみたいな ただのDのコードのそれをそれをただアルペジオで弾く
それこそがかっこいいじゃんっていう そういうところに価値を見出す人たちがなんかこの時代のそのニューウェーヴのギタリストなんですよね
ジエッジもそうだし ジョニーマーとかもそうだし
そういうのが発展していくとマイブラッディーバレンタインのケビンシールズとか ただのコードを鳴らしてるんだけどそこにアイデンティティを見出すみたいなさ
33:05
それが発展していくとパートコバンとか ジョニーングリムートとかになっていくんだよね
そこのなんか走りみたいな存在ですよね エッジとかさ
それってやっぱ日本のロックにもやっぱり受け継がれてて ルナシーとかはまさにそうだと思うんですけど
ギターソロつってもすごい単純なメロディーを弾くだけとかさ それがかっこいいみたいな単純なアルペジオを繰り返すだけとか
それがかっこいいみたいな価値観を最初になんか提示した人たちがここのU2であり GHだったり この時代のバンドなんですよね
もっともうちょっと以前だったらちゃんとギターソロを弾くとかさ
ちゃんと速弾きをやるそういうギターヒーローがかっこいいみたいな 価値観だったんだけどそれに対してはアンチテーゼみたいな感じですよね
そういうセンスが多分アクヤさんにめちゃくちゃ刺さる 刺さったんでしょうね
いやーこの曲とかも本当最高ですよギター弾いてて めっちゃ美味しい
美味しいというかもうGHの特徴がめっちゃ詰まってる 最初のサスティンのはまぁちょっとちょっと特殊かもしれないけど
あのディレイで入ってくるところね
テンテンテンテンテンテンっての あれもそうだしハーモニクスをやっぱ使うのがめっちゃ多いんですよねGHって
あー ハーモニクスはどの辺で
この曲でいくと この曲のね途中だね
テンテンテンテンテン みたいな
ほんと途中真ん中らへん
ピッキングハーモニクスじゃなくてナチュラルハーモニクス
あえて専門的な言葉で言うと あれナチュラルハーモニクスってなんか弦をちょっと浮かせた
なんか軽く触ってみたいなやつ? フレット上で軽く触って フレットに押し付けない
ツチャツチャーの前だ
ツチャツチャーのちょっと前がハーモニクスタイム
あ わかったわかったわかった
テンテンテンテンテンテン みたいなね はいはいはい
36:01
あれがまたいいんだよあれが なるほど
あーいいね確かにねこれ
あれがまたいいのと あれはそっか ハーモニクスなんだね
あとは
ウォーウォーウォーのあの辺は普通にDで弾いてるんですけど
そのそこからさらにオクターバー上がるんですよそのDのまま
その盛り上がりの後半部分は
でそれがめっちゃジエッチがよくやる
その同じやつでプラス10にする感じ
そのままオクターバー上げるっていう
Dだとローコードで普通に弾いてるプラス12だから
141514みたいな
そのやつをねめっちゃよく使いますね
そのままプラス10にして赤く上がるっていう
やっぱねニューウィーブのギタリストよくやんだよねこれ
こういうのが詰まってますね
オクターブ上の方でやるっていう同じローコードのポジションなんだけど
オクターバー上げてやるっていうのはよくやるよね
そのまま上がるっていうね
そのまま上がるみたいな
やるなー
オルタナのギタリストもやっぱよくやんだよ
そこが直接的に影響を受けてるんですよ
やっぱ気持ちいいっすもんこれ聞いてて
そうなんだよね
それやるわって
すごいなやっぱギター聞きどころめちゃくちゃ多いっすね
この曲なんか意外と多いよね
あんまなんかそんな感じしない気がする
この曲なんかすごいやっぱボーカルに持っていかれるところは結構あるから
意外とタクの話を聞いてギターを集中して聞くとかなりやってますね
面白いんだよこれ
面白いっすね
面白いな
まあこの曲こんな名曲ですけど
最初なんか作ってた時はパッとしなくてボツになりかけてたらしいから
そうなんだ
いやーよかったですよね
ボツ候補からここに上がるってすごいな
いやーまあでもなんかね
わかるなって感じもするんだよな
ありきたりな感じっていう
まあそのアレンジがなければなんかパッとしないなみたいな
39:01
まあねなんか
本当にメロディーだけで言ったら確かになんか普通にいい曲で終わっちゃうかもしれないね
いい曲でやることは間違いないじゃんこのメロディーとか
あの周りのアレンジがなくてあのウォーウォーのところもなければ
割となんか淡々としてる普通のいい曲みたいな
ので終わってるぐらいな
なんでだけどやっぱ本当にもう
世界観、空気感、アレンジ、盛り上がりが名曲にしてるなっていう
これは完璧に出来上がった曲ですね
神がかってると思うな
俺は結構U2パッとしない曲も多いなと思うんですけどね
これは歴史的な名曲になってよかったですね
まあ特にこの曲は
ライブ版は付け加えられてるところはすごいいいですけど
他のところでいくとやっぱこのスタジオ版の
この80年代独特の空気感に勝る感じはしないんで
やっぱこのスタジオ音源特別だなっていうのはありますね
この時のこの音がいいんだよっていうのはありますからね
まさにこれはそうだな
じゃあ次進みますが
次4曲目がブリッド・ザ・ブルースカイ
これはなかなか個人的には好きですけどね
ここでちょっと経路がね変わりましたね
これなんかあのループ感が気持ちいい感じですね
ひたすらこうまあベースとドラムは割と淡々と行きながら
なんかなんていうか
爆竹の煌めきの中でとか
ナンバーガーのナンバーガーっぽさというか
なんかそういうのを結構感じますねこの曲は
まあすごい割とヘビーで実験的な曲ですもんね
結構そうですね
まあだいぶ
イカってる感じが伝わってくる
確かに
メッセージ性が強いというか
なんかレイシー・アゲイント・ザ・マシーン的な
そうっすね
濃厚さは感じますよねその辺の感じが
感じますよねなんか
何やらに対しての怒りみたいなものというか
42:01
これはでもまさにそういう系の曲ですね
エル・サルバドル
そういうところを見た現状っていうのを歌ってるみたいな感じ
なのでまあそういうのを
エル・サルバドルをアンプに通してくれって
ボーノがエッジに行って
あのギターになってるっていう
らしいですけどね
これは結構ギターはエッジが立ってますね
エッジが立ってるよね
なかなか
エッジなだけに
これは
いやーやっぱでもやっぱこの曲すごい好みですね自分もめっちゃ
まあやっぱすごい名曲的ないい曲が3曲続いてきてたから
ここでやっぱこういうガツンとヘビーなやつが来るのもいいし
これはGH先生はスライドバーを使ってますね
それで結構ノイジーな感じにしてるというか
スライドバーとリバーブを結構深くかけて
そういう形でなんかヘビーさを表現してるっていうのも
ニューウェーブ的ですよね
従来のロックであればもっとヘビーなリフでやっちゃうとか
そういう表現方法だったんですけど
あえてギターは4ではないという
でも曲全体としてはすごいやっぱ
重苦しさであったりとか怒りであったりとかっていうのは感じる
そう考えると確かに面白いですね
ねちっこい音でヘビーさを出すっていう
ちゃんとヘビーさ出てるもんね
ヘビーさとその怒りとちゃんと出てるというか
出てるね
俺とかもやっぱうちらが聞くとその後のね
グランジオオルタナなりラウドロック
ニューメダルの連中とかで割とこういう表現をするから
結構なんかスタンダードに捉えられちゃうんだけど
この時ではやっぱ新しかったんじゃないかなと思うし
ここでこういう曲が来るのはアルバムとしてもアクセントになってるし
45:06
個人的にもこういう曲は好きですよっていうね
やっぱりこういうこのあたりでね
サバンナの厳しさを見せとかないといけないですね
そうだね
インちゃうかもしれないっていうね
インもそうですよ
戦いがあるんだっていうところ
じゃあ次が5曲目
Running to stand still
これはもう完全にサバンナの日没っていう感じなんですかね
サバンナにずっといるね
いるいるずっといるよこのアルバム
滞在してる
日没日没夕方遅めぐらいの時間から
すごいもうそれを聞くとそうとしか思えなくなるからすごいよね
今日もお疲れみたいな感じじゃないですか
今日一日をお疲れ様でしたっていう感じのサバンナでの
一回締めくくる感じの
そうそうそうそう
ちょっと思い浮かべてください
荒野でねもう夕闇
荒野の夕暮れ
夕暮れですよこれから夜に
日が落ちていくみたいな
荒野のやむちゃね
なるほどね
なるほど
そういう感じするもんななんかな
最後の方でなんかね
ホイホイーってなんかこの
ハーモニカみたいなの入ってきてなんかね
そうそうすね
うわーみたいな
今日も一日頑張ったなみたいな
今日も一日
一挙ハーモニカでも吹いとくかみたいな
この辺はでもそのアメリカのルーツミュージックに対するなんかリスペクトというか
それを取り入れてる感じは
そうだと思いますね
ハーモニカの感じとかね
ウォークな感じ
だからなんか荒野の雰囲気をやっぱり感じるのはなんかそういう
だからこそねアメリカの広いね大地のね
そうだね
だからサバンナ
サバンナじゃないか
アフリカのことを言ってるのか
あの荒野のことを言ってるのか
あれでしょ南部アメリカみたいな感じじゃない
南部アメリカの方が近いかもっていう
なんかテキサスとかさ
アリゾナとかなんかそういう
そっちだな
48:01
そこだよね多分それで言うとめちゃくちゃイメージ合ってると思う
それだそれそれ
その感じ
サバンナ
アフリカライオンとかいる方だよね
2曲目は結構ライオン居そうな感じも若干あるんだけど
サバンナ?島馬とかだよね
そう島馬とかのね野生のアフリカ
でもやっぱこの曲聞いて今日1日振り返るとやっぱり
そうですね
南部アメリカだな
この感じ
あっちも荒野だからね
そうそうそう荒野
エロシュワツリーが生えてるのもねそっちの方だよね
いやーそれは確かにこれは
なんかなんかいいですよこれをなんかちょっと1日の終わりにちょっと聞きたいですよ
夕方ぐらいに
夕方にね
結構暗くなってきた夕方に
雰囲気あるね
そう岩の上に座ってね
岩の上ってとこよ
夜になっちゃうと違うんだよね
そうです夜になる直前ぐらいの
夜になるぐらいの直前の星がちょっと見え始めたぐらいの感じの
うっすら星が見え始めそうな
夜に入りかけてるところに
巨大な岩の上に座って
巨大な岩の上に
そしてハーモニカを吹く
ハーモニカがすごい控えめなのがいいよね
そうね
めっちゃ控えめだよ
なんかこの曲は前半の締めくくりとしてはすごい
なるほど確かにな
すごい
なるほど確かにそうだね
次の曲でまた新しい1日が始まるみたいな
次の曲めっちゃあれですよ
夜明けですよ次の曲
今日も1日頑張ろうみたいな感じじゃないですか
次の曲夜明けなんですよね
そういう風に聞いてないからさ
言われてそうなるよな
次めちゃくちゃ朝来たな朝になったな感が
確かにねすごいね
しかもなんか眠りから覚めた感がすごいじゃないですか
爽快な
51:00
なんかこの始まりの
目覚まし感というかね
目覚まし感の
寝起き感みたいな
寝起き感すごいあるんですよね
アルペジオから始まって
徐々にこう上げていくぞみたいな
徐々に上がっていく
よっこらせみたいな感じ
次の日みたいな感じですよここから
どういう解釈してんだ君は
アルバム通して物語性
なるほどそういうところに物語性を感じた
そうなんですよ結構このアルバムは
ストーリーを本当に
歌詞をちゃんと
歌詞をめっちゃ見てないからこそなのかもしれないですけど
やっぱ景色が浮かぶっていうのはなんかすごいですよね曲
名曲の条件
ということで
6曲目にも入りかけましたが
5曲目のところで
これが一応
A面的な
ところですよね
A面はここまで
そこで締めくくられてるわけなんですよね
あのハーモニカのところで
花口秀樹君のあれは間違ってない
今日も一日お疲れ
今回A面終わりというか
次の曲でB面の始まり
次で眠りから覚めるわけですねいよいよ
なるほどねそう考えるとすごい
なんか辻褄が合ってるなって感じ
騙されてんのかもしれない
じゃあそんな夜明けから
次は行きたいと思います
ではでは
おやすみなさい
次回へ続きます
54:42

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