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2023-09-20 1:24:44

音楽酒場 #09-3 300年残るYOSHIKIの芸術!そして津田さんとの別れ…X JAPAN「ART OF LIFE」30周年特集③

「ART OF LIFE」30周年特集3回目(最終回)。なぜこの曲は300年残り続けるYOSHIKI芸術の最高峰なのか?「ART OF LIFE」完成、ライナーノーツ、2人の別れ…。現場で実際に見た津田さんだから語れるTOSHI(Toshl)のボーカルレコーディング秘話。 -------------- 「ART OF LIFE」のコード譜を掲載!「夢と夕陽-2」はこちら https://www.tsudamia.jp/product-page/%E5%A4%A2%E3%81%A8%E5%A4%95%E9%99%BD-%EF%BC%92 その他のご著書はこちら https://www.tsudamia.jp/tsuda-book -------------- 津田直士さん(元X制作ディレクター・共同プロデューサー) ニコ生 https://ch.nicovideo.jp/tsudanaoshi YouTube https://www.youtube.com/channel/UCH_sPE_hqEgr3IDyvjS8Yqw Twitter https://twitter.com/tsudanaoshi 著書「すべての始まり―エックスという青春」 https://amzn.to/3Kxgcqf ※前回まではこちら X JAPAN「ART OF LIFE」30周年特集①共同プロデューサーが語る大曲誕生秘話!分割問題の真相~初めて聴いたメンバーの反応は?【音楽酒場 #09-1】 https://youtu.be/PZFXIynhn4o 壮絶、怒号…でも幸せだった!制作過程&レコーディング秘話~X JAPAN「ART OF LIFE」30周年特集②【音楽酒場 #09-2】 https://youtu.be/z1S7RCy3ppg ★名盤ラジオの『ART OF LIFE』特集 XからX JAPANへ~『ART OF LIFE』はなぜ完成まであれほど時間がかかったのか?【名盤ラジオ #18-1】 https://youtu.be/IccMJa_7AlM どこよりも熱い「ART OF LIFE」解説!HIDEの偉大さとYOSHIKIとの絆に涙…①イントロ~ピアノソロ前まで【名盤ラジオ #18-2】 https://youtu.be/45ZRj0-uSEU ピアノソロなしの「ART OF LIFE」ってどうなの?この曲の本質を語り尽くす!②ピアノソロ後~エンディング【名盤ラジオ #18-3】 https://youtu.be/owUJ8Ui0vcI 「ART OF LIFE」の必然と代償~その後のX JAPANに与えた影響とは【名盤ラジオ #18-4】 https://youtu.be/gtu86G4Ig-4 その他の音楽酒場コンテンツ↓ 1991年のエックスに何が起きていたのか?津田さんだけが知っているYOSHIKI、TAIJIの変化【音楽酒場 #05】 https://youtu.be/ao5UocPI6FA 残り半年!2023年にX JAPANは動くのか?ニューアルバム、いつ出る?THE LAST ROCKSTARSは!?【音楽酒場 #06】 https://youtu.be/_AZvQmOV8KQ 【祝・ドラムマガジン表紙!】ドラマーYOSHIKIを語り尽くす!~津田さんしか知らないYOSHIKIのドラムエピソード満載!【音楽酒場 #01】 https://youtu.be/88mQFSgCskk 大注目!「XY×YOSHIKI」を語ろう!~このプロジェクトは何がすごい?どう楽しむ!?【音楽酒場 #02】 https://youtu.be/dHX1FrMZhWo 今、明かされる!「ART OF LIFE」「紅」「ENDLESS RAIN」X名曲誕生秘話!~津田さんへ質問!エヌゾーリベンジ回【音楽酒場 #03】 https://youtu.be/TFzvh9OBAlc こちらもどうぞ↓ 津田直士さんと語るYOSHIKI&THE LAST ROCKSTARS!津田流プロデュースの真髄と、Xの現場を離れることを決意した理由とは…【名盤ラジオ 番外編#24-1】 https://youtu.be/VbjdtNQ_2y0 津田さんが語る“灰皿事件”の裏話~HIDE・TAIJI、超リアルな素顔のエピソード!すべてはここから…今だからこそエックス!【名盤ラジオ 番外編#24-2】 https://youtu.be/8mLDZj-9JWI 津田さんを唸らせる質問の数々!YOSHIKI&HIDEの感動エピソードに思わず涙が…「津田さん、X JAPANを何とかしてください!」【名盤ラジオ 番外編#24-3】 https://youtu.be/uhuXK4PTNgw 【X JAPAN関連】 ■『BLUE BLOOD』特集 https://youtube.com/playlist?list=PLmqNH1-E5vnm68a6JI1ulwlXFKz20Y_qV ■『JEALOUSY』特集 https://youtube.com/playlist?list=PLmqNH1-E5vnnAE1eBTnXUnKMulvwcIHXg ■『ART OF LIFE』特集 https://youtube.com/playlist?list=PLmqNH1-E5vnk9owN0afKuydLlcJ4kgEfJ ■『名盤ラジオ』とは? 3人の音楽好きが古今東西あらゆる名盤から1枚をピックアップし、お酒を飲みながら色々と語っていく番組です。 ※自由気ままなトークです。内容に一部誤りがある可能性がございますので予めご了承ください。

00:02
名盤ラジオ、前回からの続き。
本楽酒場へようこそ。
ART OF LIFE 30周年特集やっております。
たくやです。今回もよろしくお願いします。
どうも、えぬぞうです。
ガイト、お酒飲んでます。津田です。
今回はね、ひでっくん欠席なので、3人でやっているわけですけど、
だいぶいい時間帯になってきましたということで、
ちょっとじゃあ改めて乾杯しましょうか。
津田さん飲んでるんですか?津田さん飲んでんの?
めっちゃ飲んでる、やばい。
嘘つけ、もっと飲めよ。
めっちゃ飲んでるよ、これ。
酔っ払っちゃう?大丈夫?
ここからね、熱い話いきますから、一旦改めてってことで。
責任はたくが取るから、どうでもいい。
まあまあ、いきましょう。ART OF LIFE 30周年、乾杯。
乾杯。
ART OF LIFE 30周年ですよ。
うまい。
どうですか、あの素晴らしいね。
めでたいよ、30周年。
めでたいよ、30年経ったんだよな。
30年経ってもまだ全貌がつかめないというか。
いや、ほんとそうっすね。
いく度に恐ろしくなってしまうという曲ですよね。
ほんとそうっすよ。
ここで名番ラジオでやるからってやっぱり聞くんですけど、
そこで聞いてまた恐ろしくなってしまうという曲ですよね。
またこれ、新たな発見が。
聞くたびに。
すごいっすよね、ほんとに。
たぶん一生聴き飽きるってことはないんだろうなっていう。
どんな、ほんとここでリズムがこうなってこうなってんだみたいな仕掛けもあるし、
コードがこうなって、コードはこうなってんだけどメロディーはこう来て、
こういうコード感がどうだとか、いろんな仕掛けがあったりして。
そう聞くたびに面白い曲だし、
そこで表現されているこの人間のエモーションというか、いろんな辛さ、痛さ、
それでも希望とか生きようとする意地というか、
そういうのが伝わってきて、ほんとにすごい曲ですよね。
ほんとに。
言葉で語るのが陳腐なぐらいの、って思ってしまうんですけど。
ですね。
どうですか、須田さん。どうですか、須田さん。
いやもうだって、一番最初から最後まで全部見てたし、何回聞いたかわかんないじゃん。
03:01
何回も音を取り直したりとか全部やってるわけじゃん。
何回聞いたのかな、結局。わけわかんないよね。
何もないところからまず、最初のC、B、C、Bの繰り返しからまず打ち込むところから始まって、
全部が終わって、ほんとにMixerも無事終わって、マスタリング出すっていうオッチャンと一緒にニューヨークに飛んで、
ニューヨークのマスタリングスティリオで全部終わった。
俺はそれで帰っちゃうんだけどね。無事終わった。おめでとうって言って、俺は帰るのよ。
あとで聞いたのが、それからまたLAでマスタリングやり直したっていう。
だからそういう終わらないレコーディングみたいな感じなんだけど、
そうは言っても俺の中では確実に終わったわけよ、リリースとともにね。
それが30年前。無事リリースされたんだな。
でもなんかね、俺の中でアートライフって結局2つの意味があって、
そのX以外で、それはまず一つは、
様式の濃度が濃いんですよ、やっぱりアートライフって。
やっぱりジェラシーのレコーディング中にドラムのレコーディングはしてるけれど、
アートライフって何なの?ってなった時に、俺の中で様式なんですよね。
俺の場合はよ。俺にとってはよ。そのXにとってはXだよ。
だけどその使い直しにとってはものすごく様式なのね。
でもそれはやっぱり最初に2人でデモテープを作った時から始めちゃってる。
メンバーがまだ聞いてないのに2人でとにかく延々を打ち込みして形になって、
あれここちょっと違う、どうしようって言って、あれおかしいなって。
よっちゃんがノート見て、譜面見て、あれおかしいなとかってやってるところから
全部見てるわけじゃない?
ほんで壮絶なドラムのレコーディングから、今度レンタルプロデューサーになって、
ひいちゃんとかパタちゃん、ひいちゃん全部撮るってやって、
仕上げるまで時間もかかったし、あとはなんか様式との別れなんだよね。
アートライフが終わった時に俺は様式と別れるんですから。
やっぱり僕のライナーノーツに書いてある文章って、
恥ずかしながらいつでもあれ見ると俺泣いちゃうんだけど、
やっぱり様式に込めた思いと様式と別れるんだ、自分が選んじゃったんだけど、
そういう思いで必ず泣いちゃうんだけど、あのライナーノーツ見ると。
そういうのが全部書いてあるんですよ、アートブライフに。
ちょっと僕の中では様式だっていうのが一つあって、
それから二つ目はやっぱり、これも様式なんだけど、
様式の芸術家としてのとてつもないものが形になったもの。
で、それは一つは、
様式と別れるっていうのは、
06:01
世界中で結構アートブライフの評価が高いんですよね。
日本と比べると。
それはやっぱり、
芸術を分かっている人にはあれすぐ分かるんだろうなと。
ファンはね、日本のファンは本当にみんな分かってますよ。
繰り返し聞いて、本当にあそこから全部
アートブライフの芸術家が出てくるってことは、
もう一つの理由で、
世界の芸術家が大切なのは、
世界の芸術家が大切なのは、
世界の芸術家が大切なのは、
世界の芸術家が大切なのは、
その中でのアーティストに有名だったり
成長した人たちが出てくるときに、
その中で、
その時の人たちは本当に来てくれる、
来てくれると思う。
それが私的に、
向ける思いなんですよね。
なるほど。
芸術を感じたエピソードはいくつかあるんだけど、本当にヤバいです、僕は。
あと嬉しいのは、しつこいですけど、これ死ぬまで何万回言うのかなってことになると思うんだけど、
要するに誰も吉木の才能をわかってなかったときに、俺はバッハやベートヴィンにゼロから名曲を生む才能があるって。
これ大切なことで、じゃあ日本に何人いるのって感じなんですよね。
そういう才能を持ってるって気づけたことが俺にとっては宝物だし、それをよっちゃんに言ったことでよっちゃんもより自信を持ってくれたと思うし、
クラシカルを展開する吉木もその時から芽生えていくわけだから、俺は少なからずちょっと力慣れてと思ってるんだけど、
そのように見えてた僕、先が見えてた僕、ブルーブラッドのライナーノーツにちょっと先の未来を描いちゃったみたいに、
常に先を見えていた僕が、アートブライフを聞いた瞬間に感じたのは、俺の知らない吉木ですよね。
いろんなことが分かっていたはずなのに、俺の知らない吉木を見たっていう衝撃が芸術そのものなんですよ。
だから芸術家なんだと、吉木は芸術家なんだと、そう思って一生懸命応援していたし、横で励ましたし、できることは全部やろうと思って支えになっていろんなことやった。
09:00
でも、アートブライフのデモテープを作った時に気づいたことは、その後に全部がミックスタウン割ってできた時に聞いて感じるものと全く質は同じなんだけど量は違うけど、
紛れもなく芸術家なんですよ。純粋芸術家。それはもう本当の芸術家。
なのになんでこんなに今人気があるのって、ため息がつくくらい良極端を吉木は両方持ってるっていう。
でもその芸術家の方は、なかなか分かってもらえなかったから、当時は。
人気者でしょ?流行ってる人で。いやいや、300年残る芸術を埋める人なんだけど、なかなか分かってなかったんだけど、
アートブライフってそれの塊ですじゃないですか。
あれがもう、俺はもうすごかったんですよね。それを感じた時に。
それはいくつもいくつもあるんですよ。例えば、まさにエヌゾーが言っていたピアノソロの途中から出てくる弦。
あのメロディーとだんだん増えていくっていうか、静かに始まってだんだん強くなっていって、最後はユニゾンです。
どんだけおっちゃんって音楽の本質を分かってる。だって要するに弦って和音にするととてつもなく豊かになっていくんですよね。
いくらでも豊かにできる。でも、全部ユニゾンにするっていうことの威力というか、でもそれを狂気を表すんだけど、
それをあそこで聴いた時に、しかもメロディーもなんか、固定度で言うと、全部同じか、両方同じだ。
原始からあるみたいなメロディーみたいな。
あの持ってるプリミティブなエネルギーと、強さと濃さ。
でも、それがその前まで狂気を表現したピアノからだんだん生まれるかのように、
あんなのね、本当に芸術というか狂ってるというか、この世のものと思えないんですよ、あんなのが。
何でこういう音楽を弾いているのかというと、
ロックスターでドラムの上に立ってめっちゃかっこいいみたいな。いやいや、そんなの一人でもできるものじゃない。
もうひとりでもできるものじゃない。
まさかの本当の楽曲として、その音楽の音楽の音楽の音楽として、
なのにあの女の子はキャーっていう人気者 ロックスターでドラムの上に立ってめっちゃかっこいいみたいな
いやいやそんなの一人じゃないでしょみたいな それがなんていうのかなその
12:03
下手外れすぎて芸術が だから俺はそれを
しつこいけど90年の夏に感じたから デモテープ作った時に
目眩ですよなんか言って知らないうちに こんなとこに来ちゃったのよっちゃんみたいな
逆に言えば俺がその とんでもないベッパーハベドベンと同じようにって言ったのはまさ正しいから喜べば
いいのに やっぱりそばにいるよっちゃんだからまた可愛い可愛い吉木と思ってるから
やっぱり びっくりするんですよ本当に本当に芸術
なんじゃこりゃみたいな で
この話はデモテープの話じゃなくてちゃんと無事飛んで全然違う話になるんだけど レコーディングがどんどん進んでいく92年の秋
8オーケスターをレコーディングしにロンドンに行きます アビーロードスティーディオで撮るんですよ
はいこのレコーディングがやばかったです これ自分の本にも書いてるんだけどレコーディング
始まったら あの件幻想と幻覚
で 俺頭変になっちゃうんですよ聞いてるうちにはいでも
よっちゃんはくつろいでコントロールにいていいわけじゃないですか 演奏はしないで演奏するのはオーケストラの皆さんだからで俺も同じコントロール
ルームにいるわけだから俺もしかもなんか最もレコーディングの仕事の中で一番楽な 仕事
ねいざというときよっちゃんを助ければいいぐらいの話で オーケストレーターもいれば演者は全部そのスタジオの中に行ってよっちゃんもくつろいでる
そういう状況が関係あるのかわかんないけど レコーディングが始まったら
完全に吉木が 過去に見ていた景色が俺の中に入ってきちゃうんですよ
これ頂上現象の話で取り上げなかったのは 頂上現象なんだけどそんな軽いもんじゃないからだけど
やばいのは俺が見たこともない病室が見えるんですよ 壁があってそんなに広くなくてそこで絶望した気持ちで
ベッドに横たわってる自分がいるんだけど俺 生まれて初めて入院と入院経験したのは54歳の時だから
30歳の俺は経験してないんですよ でももうその人間なんですよもう
病人なのって白い壁に囲まれてんの 息苦しいんですよその時の絶望のような気持ちが全部入っちゃうの体の中に
こんなことってあるのかなみたいな それからだんだんその気持ちが膨らんでいっていろんな景色が見えてくるんですよ見たことのない景色が
15:02
これが芸術の力かと思って だからそこまで吉木が込めたらそれは世界中のファンが聞いて何かを
感じますよね なんか
その病室は吉木のが乗り移ってたみたいなことっていう しか考えられないですよだって僕は経験ないんだから
病院に縁がなかった人生だったからその頃まで なるほど
もともとそのアートオブライフが病室で生まれたっていうようなところが まあもともとの話としてあるっていうのが関連してるかもっていう
俺は多分その前足とかすごい小さい頃の病室の記憶なんじゃないかなと思う
あーもっと前っていう 全然前だと思うなんでかっていうと病室にいる自分の気持ちがものすごい辛かったから
何もかもがわかんない感じだから小さい頃の記憶なんじゃないかなと思うんですよ
その絶望感がすごかったんで 本当に息ができなくなったんですよその時に
でも本当に幻覚とか幻想なのは 夢を見てるわけじゃなくて
これ何なのと思って目をつぶって聞いてるから すっごい目をゆっくり開けるとオーケストラがちゃんと見えますから
そのコントロールルームのガラス越しに見えるんですよ
要するに本当に夢を見てるわけじゃなくて 目を開けるとちゃんとオーケストラで
スタジオの中にいるんですよ全然普通に 目を閉じるとそっちに戻るんですよ
だからこれ何なのと思ったの
で最後の方にみんなであれですよ ユニゾンでターターターターです
嘘でしょみたいな
まあ 吉木ぐらいその優れた芸術家の表現するアートっていうのはなんか
そういうもんなんだろうなーっていう感じ
なんかもう本当にそばにいて直に くるんでしょうねいろいろ
津田さんは本当に身近にいたからすごい 俺を感じ取るもの
はあるだろうし 我々なんかね直接に関わったことはないんですけど
僕も結構子供の頃なんか全足とかなんか 割と体の弱い子供だったりとかで
そういうなんか吉木 すごい同調するところがあって
その吉木の 表現する
18:02
苦しみとか痛みとか
でもそれでも 生きようとする
力とエネルギーとか希望とかっていう ネガティブ ネガティビティとそのポジティブの両方をものすごい
感じる ところはありますねっていう
やっぱり一言じゃないんですよね 吉木の表現するエモーションの部分って
それが不思議なんだよね そうなんですよ
うん 津田さんは自分を極めてるの
ただそう 周りの人も結局一言じゃなくなっちゃう
そうなんです 吉木って 自分のことを表現してるだけだと思うんですけど
それがその芸術に触れた人間にとっても 一言でなくなってしまうんですよ
どうしようもなく自分のこととして捉えてしまう 捉えられてしまう
そのもう痛みも苦しみも喜びとか 生きたいというエネルギーとか
本当全てを自分のこととして受け止めてしまうんですよね
本当そこにもう行かれざるを得ないというか 行かれてしまうというか
本当辛くて苦しくて痛いんだけども でもやっぱり生きていくしかないじゃんっていう
なんかもう破壊的な 破壊的にポジティブなエネルギーも感じ取るしっていう
両方を感じ取るんですよね 吉木の芸術って
そこにどうしようもなく共感してしまうので
しかもなんか応援するしないじゃんというか どうしようもなく感動してしまうんですよね
そういう意味で俺はもう本当にあんな正直な人間いないと思ってますけどね
人間としてとことん正直だから共感も得るんだろうし その本人も自然体でいられるんだと思うんですよ
そうなんですよ 人間ってあんなにピュアに生きられるものなのかって いつも吉木を見て思っちゃうんですけど
それはあるね でも俺は吉木納得できるし好きなところでもあるし
自分のたまに吉木に対して自分 俺は自己投下するんだけど それは何かっていうと
逃げなければね できるんだなと思うんですよ いざっていう時に逃げると何もなくなっちゃうんだけど
逃げないって決めるとピュアでいられるんじゃないかなと思うんですよね
そこを貫き通しているところが俺は吉木一番好きなところなんだけど
21:03
ここってすごくないですか その強さって
俺そこすげーなと思っちゃうんですよね
本当そこを貫ければ多分ああいう風に純粋に生きられる 多分誰しもにある可能性だと思うんですけど
そうそう 誰にも持ってると俺は思うけどね
そう これを実際やるっていうのはなかなか難しいよなというか
そこをやれてるのがすげーなと思うし
簡単に言うと 要するに吉木のそういう人間性の一番素晴らしいところって
危機は甘えないっていうことに現れて 人に甘えないから自分で立っている
インディペンダントでいるから強いっていうのはあるんだけど
俺がその前回の終わりで言った寂しくなったっていうのはちょっとそれに関係あって
吉木は甘えない人なんだけど やっぱり甘えない人なのにもかからず
だから甘えない人だから決して甘えてるんじゃないけど
なんていうかな 俺を必要としていた部分があってね
感覚には それは甘えじゃないんだけど
甘えない人だからちょっと甘えてみてもいいんじゃねーぐらい
軽い気持ちでちょっと甘えるじゃないけどなんか頼るっていうのかな
でそれが成立するのは していたのは俺が喜んで
吉木のためだったら何でもやるっていうのを 全部出してたからなんですねヨッチャンに対してね
でもあの人が甘えない人だから安心してそれができてたわけ ヨッチャンもできてたし俺も受けられたわけ
でそれは何かというと 吉木は信じてるからなんですよね吉木がどんなに辛くても絶対負けない人間だから俺は安心して
あのいくらでも甘えて何でもやるけどって平気で言えちゃったから 吉木は絶対甘えない人だから俺にも甘えないんですよでも
もし甘えるとしたらこのぐらいとかやってもらうと嬉しいけどって言った日には俺がやっちゃうぐらいの感じの不思議な関係だったから
俺は多分やれること全部やってたんですよね でそうすると吉木もたまにはそれですごく幸せの時もあるわけだから
多分何かと俺はできることで世話やりたいとか できる力を全部出してそうするのをやってたんだけど
本当は最初から何もそんなのいらない人なわけですよ あの誰にも甘えない人だから
だけどそのあんまりにも俺がその いざとなったら要するにこれすごい深い話でちょっと危ない話なんだけど
24:09
俺その自分で決めていた日本中の若者にXが全部届くまでは俺命かけようと決めてたんですよ
共闘を始めた1988年の初闘に俺Xやろうと決めた時に一回俺命かけようと思ったんですよ
命かけるって言葉かっこいいけどこれ壮絶なもんでそれは何かっていうと 自分のことのように全部やるんですよ
だって人間って人のためにやるって言っても自分が可愛いからそこまでできないんですよ
なかなかでも俺は1回やろうと決めて実際4年間できたんですよ 何があってもXのメンバーのことが最優先でやったのね本当に
それをやるためにはもうその目標があってそれが終わったら終わりって決めないと一生なんかできるわけないじゃん
そんな聖人君子みたいな 俺はその代わりやったんですよ
それは実はそれものすごく深い愛なんですよ 何だかというと自分のように愛するってできないんですよ普通人のこと
で自分のことのように全力でやるってできないんですよ だからよっぽど愛がなきゃできないけどやったんですよ4年間やるって決めたんですよ
4年間って決めたわけじゃなくて達成できたから東京ドーム 活動東京ドームで達成したからもうそれで俺はいいと思った
そこまでは絶対やろうと決めてたから それできたんですよね
でそれができたから俺はもうこれでいいと ましてや海外に行くから俺は海外の何も何もノウハウもないからこれで俺は終わりって決めたんですけど
それってあの全力でやったから自分で区切りができたんですよ だって俺は本当にメンバーのために最優先で生きてたから
その中でもやっぱり吉木で特別で よっちゃんが首痛めた時にとにかく本当に肉親のように肉親がダメージを受けた時のように本当に
駆けずり回ったんですよLA中の医療関係をあのコーディネートの人と一緒に 本当につらかったんですよっちゃんの体調が悪いのが心配で
でもそれをやって吉木を支えた代わりに 吉木が何かを生み出すときに本当に幸せだったけどなんでこんな素晴らしい作品を見るの
それが自分のことのように嬉しかったわけですよ だからよっちゃんがいい曲が生まれた瞬間に電話かけてきてさすがにすぐ来てってはいはいはいって言って
ドア開けてよっちゃんがピアノで弾いてくるのを聞いた瞬間には またゼロからすごいんだこれがものすごく俺たち宝物の時間だったわけですよね
27:01
だからちゃんと俺は俺で幸せを受けてたわけですよ全力で 自分のことのように吉木を支える代わりにその幸せを得てたわけですよ
で自分で蓋を閉めちゃったわけですよ 海外に行くよっちゃんに頑張って俺はもうこれで終われるんだからって言ってね
でも吉木にしてみれば全部津田さんいろいろやってくれてたのに全部自分でやるってなったら こんなこともしなきゃいけないっていきなり言われたわけですよLAに
レンタルプロジェクト行った瞬間にごめんごめんごめんでもしょうがないだって俺もういなくなっちゃったんだからみたいな感じの会話があったじゃん
で悲しい話はこの後で訪れるんですけど
どんどんこう レコーディング進めていくうちに他のトラックも聞くわけですね
もうこれレコーディングされててみたいな えっと思ったのがいくつかあって
トシ君の歌まだこれからだとかそういうのもわかってるそしたら えっこれ何なの?みたいな
すごく美しい音が入ってるんですよ これ聞いてねーけどみたいな
当然だよね俺がいなくなっちゃったのがちゃんとよっちゃんはレコーディングしてるんですそれが例えばイントロの
タタタタラタタタタタタタラの背景にすぐ美しいピアノが入ってるんですよね
夢のような 何これ?とか
知らないうちにケンバロが入ってたりとか そうするとちょっと感動するんですよ美しいなでも俺聞いてねーしっていう
俺が知らないうちによっちゃんの音色がいくつも増えてるって何なのって あの当たり前だよだって
ツダ直して勝手に降りたんだからさ 俺はもうソニーミュージック企画切れたから俺は大地もいなくなって俺もいなくなって言ったくせに
いなくなったとかしょうがないじゃんよっちゃんは一生懸命レコーディングしたんじゃん自分のケンバを俺いないところで
でも聞いた瞬間悲しかったんだよ俺知らないうちにこんなに美しい じゃあ俺俺俺のレコーディング俺知らないレコーディングあるのねみたいな
その時に俺ってなんてなんて最悪の人間だと思ったのね その悲しいってお前当たり前じゃんみたいなさ
お前がいなくなったんだろう だからよっちゃん言ったじゃんツダさんいなくなって大変だって
何言ってるのって自分で思うんだけど切ないな 俺の知らないうちにこうやって美しいのレコーディング
俺がいなくてレコーディングは進行してたんだみたいな その時になってちょっと悲しくなるみたいな
人間ってどこまで勝手なのみたいな なんかいくつかあったんだよねそういう音がね
でまぁそういうのがあってもでもやっぱり俺は正しいと そのなんていうのその
30:05
とは言ってねとは言ってもねその悲しいんだけど でも
やっぱり俺が正しくてそれは何かっていうとあんな命かけはもう終わった それを命かけができないのに横にいたら絶対に壊れちゃう何かが
俺がエネルギーが変わったらそれはものすごく悲しいことがもっと悲しいことが生まれるから絶対言っちゃいけない それはもう絶対変わんないから俺はこのレコーディングを終えたら本当にもうこれでバイバイなんだとは思ってるんだけど
ただまたその気持ちを少しだけ背中押してくれたのが ピアノソロだよね
あの狭い部屋で 撮ったあの
ピアノソロが あのまま残ってる
でそれちゃんと聞いたわけ結局これにしたんだって いろいろやってみたんだけどこれなんだよねって言った時に
やっぱり あの時のピアノじゃんみたいなね
だから そりゃそうだよねあの時にびっくりしたもんねみたいな
なんか よっちゃんどこに行っちゃうのかなと思っているけどそれを弾いていてそれが素晴らしかったから
声が出なかったあの時思い出すとやっぱり良かったんじゃあれじゃあれじゃみたいな だからピアノソロがあのピアノソロなんだからいいじゃん
知らないチェンバルの音が入ってても CとBの繰り返しのとこに知らないピアノが入っててそれが素晴らしすぎてびっくりしても
いいじゃんこれからよっちゃん世界に旅立つんだからみたいな感じで自分の気持ちを抑えたのを思い出すんですよ
だからそういうなんかこう 自分の弱さとでもやっぱり
絶対譲れない気持ちとなんかその吉家の思い なんかそんなのいろいろあってまあなんかこう自分の中でちょっと揺れ動きながらも
でも去るって言って そういう気持ちを込めてで最後にバイバイするっていうのは
遊戯内からだんだんミックスタウンが近づいてくる トシ君のボーカルの話はまだしてないけどだんだん終わりが近づいていいよってなる頃に
ライナーの図書いてたの部屋で ホテルの部屋でで
あーこれでもう終わるなって書き始めたらもう泣けてきて 俺本当にこれでバイバイなんだなと思ったからなんか
不思議とすればメンバーと別れのみのつらいんだけどなんか洋式との別れがなんか悲しくて あんなに
これがわかって でもその才能がとてつもないっていうのが本当に目の前で展開されていくデモテープができて
あんなに嬉しかったからよかったじゃんこれで世界行けるんだと思ってんだけど 本当に悲しくなって書きながら泣いてて
33:03
でも俺の中であのライナーノーツは未だに泣いちゃうんだけどあれが大切なのは泣きながらだけど 書き切ったんだよね全部ちゃんと書いて
あれは洋式への別れのメッセージでもあってそれを書いて 泣いて書いたんだけど何か覚えてるのは全部
ちゃんと原稿をまとめてちゃんと洋式サイトとレコード会社に渡して 結果的によっちゃんからの
よっちゃん必ずチェックする人なんで文章なんかあったら教えてって言ったらノーチェックで全部ありがとうございますよかったってなったから
これで終わったんだなぁみたいな あの
なんか本当にあのライナーノーツで俺は洋式とバイバイっていう
なんか自分の中にちゃんとストーリーを終えることができたっていうね あれですあれですあれです
なるほど
いやぁ
うーん あーなんかね軽々しく他人が
口を挟むことじゃないのでそうですね うーん
いろんな思いはいろんな思いはあると本人が納得していれば それはそれでいいと思いますよ
そりゃあなんか他人が言うことじゃないもんね どうだほうないことじゃないので
ですねー でもあの
まあちょっとこれもう 行っちゃっていいのかわかんないですけど
あのその この間ちょっとちらっと起きした話では
そのアートブライフの打ち上げの時でしたっけなんかでその 最中もつれて
ヨシキと津田さんがちょっと二人で倒れ込んで ビリヤードだよね
そこで津田さんとヨシキがこう まあすごい近い距離感の中で
ヨシキが本当に行っちゃうのって言う
ことをなんか言ってたっていうのをこの間ちらっとお聞きして めちゃくちゃそれがすごいなんかもう胸が熱くなったというか
それはすごく なんかめちゃくちゃ響いたんですけど
なんか それはあまり人に言わない話なんだけど
でもなんかねそれがヨシキの一番魅力的なとこですね何も嘘つかないから やっぱり本当に赤ん坊のような気持ちで
でも圧倒的な大人として生きているっていう不思議な人なんだけど あのピュアネスはね本当に
やばいんですよ だからもう一応その大人の世界的にも全部が終わっていて本当に
エコノミックスターも無事終わったし あとバスタリングで終わりだねっていう
36:03
このパーティーの背中なんだけどねでもやっぱり 本当に
本当に赤ちゃんのように子供のような人だから 再確認なんだもんねもう本当に離れるんでみたいなね
それを絶対に最後にちゃんと 至近距離で確認するっていうのがヨシキだなと思うし
俺もその時はもう最大限の気持ちを込めて 要するにネガティブなことではなくて
それがその未来を作っていくヨシキの凄さだっていう気持ちを込めてね 要するに
海外で戦っていくときに日本の時代 日本というマーケットだけにしか分からない人間を連れていくみたいなそんなレベルじゃないと
ヨシキもこれからのネガティブも 世界で戦っていくと言ってもそんなレベルじゃなくて
ヨシキはしかもそんなレベルじゃないっていうのも含めてね もう俺はいらない全然大丈夫
大丈夫しか言わなかったのを覚えてる 大丈夫大丈夫 大丈夫絶対大丈夫って
ヨシキはもうまじげんじゃないって言って その二人だけの会話をしたのを覚えてるんですよ ビリオドタイの上で
それはね 俺はそれは絶対自信があった もうそのなんていうか 自分の都合じゃないと それは
よっちゃんはそんな俺が必要なレベルじゃない そこにこれから旅立っていくし それは絶対負けないからっていうのを言いたくて
そのときにちゃんと言ったんですよ もう僕はいらないんだよっていうのを
でもそれをちゃんと言うヨシキも好きですよ そのなんていうかの最後に
それを俺にちゃんと言葉で確認するよっちゃんも大好きだし
面白いね人間って だからそのときに俺は涙って気にならないのは その遥か前に俺はもう自分でライナーノーツ書いてた時 一回自分で泣いてるから
自分は一回それで終わっていた後で ちょっと不意をつかれてよっちゃんのその話を聞いたときに ちゃんと落ち着いて言えたっていうか
なるほどなぁ
でもこの話しないようにしてたんだけど 今言えるかもと思ったのは 今のヨシキ見ればとてつもない世界のヨシキになってるからさ
そんなのただの昔の懐かしい一コマになったよね 今となってはね だから安心して話せるけど
それぐらい強いですよヨシキは本当に絶対に負けない
これが未だに俺は頼もしくて嬉しいですよね
まあなんかちょっと 聞いてて
思ったところで行くと そのまあなんか儀式的に行ってたところではなく 本当にもうなんか最後の可能性として行かないでっていう
39:08
なんかところもあったんじゃないかなっていうのは なんか思っちゃいますけどね
本当に行っちゃうの? いや行かないでっていう なんかその可能性はないの?っていう
行かないでよって 行かないでよってことじゃない
いやそんなに… 行かないでよってことだったんですよ
いやそんなによくないよ ヨシキは全然そうするわないと思う ただ
やっぱりほら… それは津田さんが思ってることで
なんかヨシキだって人間なわけで 最大の理解者側にいてほしいじゃないですか
まあまあちょっとやめようこれは そっちで持ってくる
そうですね 世界のヨシキが言ってる中でいいよ こういう昔話はいいんですよ
世界のヨシキとはいえどやっぱ一人の人間ヨシキなわけですよ
一人の人間としてやっぱ最大の理解者が ずっと側にいてくれたら嬉しいじゃないですか
別にその…
そこはどうすか?津田さん
今はいっぱいいるし俺もこういうところから ちゃんとその理解者に発信してるとこ
ここの番組に出たらいいじゃないですか
いっぱいいないんですよ やっぱり そこまでわかってくれる人はいないんですよ
いっぱいいるじゃん 何百万人撮りしたファンっていう存在があると
ファンとは違うんですよ またこれが
そうですね
ファンと違うじゃん その理解者とさ
絶対音楽を作ってきた
共同制作者っていうか
人なわけだし
でもね今はいいと思うよ
遠く離れたところで俺は俺で生きていて 音楽家としてやっていて
最大の理解者として俺は勝手に発信する
だからそれはよっちゃんは 津田さんどんどん発信してねって言ったのはそういうことで
いいんですよ 今ベストだと思うけどな 俺は今の状態は
だからこうして話してるじゃん ここで発信してるじゃん
でも実際この音楽を作る傍らに
相棒として津田さんがいてくれたなんて
って思ってるかもしれないじゃん
わかんないけど
っていう可能性もあるわけですよ
それはないよ
いいじゃん 俺の話よりアートブライブが欲しいものはない
アクアさん仕込みのいじめ方
実践してると
ねえ津田さん 思ってるかもしれないですよ
42:02
それはないんだけどなんか面白いのがやっぱり
エンドレスゲーにしてもセイキングしても
なんかその俺が熱く
こんな名曲あって言ってる人に対してよっちゃんは
さらりと書いたり
そこまでなのって言ってるっていう最近
最近になって知ったその真実が結構
俺にとっては面白いっていうか興味があるよね
だからなんかだとしたらじゃあ大騒ぎしてた俺には
大騒ぎした価値があったんだみたいな
そうですよ
それはそうですよね
そこに背中を押されて進んだっていうところはもう間違いないでしょうね
だからそういうのもあるからこそ
アートブライフの存在がまた
全くそういった異質で
俺がただただ驚いている
横でよっちゃんがどんどんどんどん形にしていって
俺はその凄さに目を見張ってるっていうのが
アートブライフの関係なの
それはそれで素晴らしいんじゃないの
やっぱりその俺の知らない領域にどんどん入っていく様式を見つめて
すごく驚きながら感動してる俺っていいじゃん
それで旅立っていって世界的になっていくっていう人も
アートブライフは世界の様式のスタートラインなんですよ
なんか
でもその知らない領域に行ってるかもしれないですけど
その役割が変わって
そのまあデモテープを完成させるためには
やっぱり津田さん的な役割をする人が必要だったわけだし
結果的にそれを代わりにやる人がいないから
吉木も大変だよって言ってるわけだし
吉木困ってんじゃん
それは93年の話で
今やもうだって俺2000年頃だって状況知ってるもん
今やはもうもちろんそうですけど
今もあれかもしんないじゃん
津田さんがいねえからこんな大変で
なんだいいたらなあ
もっといろいろやってもらえたのになって思ってるかもしれない
そんな話はもうどうでもよくて
最近の像かもしれないっすよ
芸術の話に戻ろうよもういいよ人間の話なんて
人間なんてそれはね
N像もういいか
アートブライフに戻りますかじゃあ
そこだよ
アートブライフの話はもうどっからだかちょっとわかんなくなっちゃいましたけど
どこでしたっけ
いや俺話戻せるっていうか
秋弦のレコーディングオーケストラのレコーディングしたって言ったんだけど
普通にいろんなレコーディングしてるじゃない
秦ちゃんとか秀ちゃんとかでやってるときに
45:00
懐かしいのはG7にたどり着いた瞬間
幸せになるの
どんなレコーディングしてても
G7って何かっていうと
俺のさ譜面見えれる今
俺のコード譜
47なんだよね47
47見ると
だいぶ最後の方ですね
G7って書いてあるじゃん
このG7の寸前までが
これ多分N像も言ってたんじゃないかな
秦ちゃんか秀
誰かがそのギター本当に
極まって大変なのがこの
ピアノソロ分けの早いところの
クラシカルなメロディ
小指使って大変ね
あれなんかこの辺なんだけど
それがこうやって
でもまあ俺が言ってんのはレコーディングって
最初のCからBの繰り返しの
だれだれだれだれだれのイントロからなんだけど
それからずっとレコーディングを続けてて
で最後に
この僕の譜面の47になって
G7になって
もうG7になった瞬間にたどり着いた
やったーなの
あともうゴールは近いぞ
わかる
そこはわかるな
だからこれね
本当にこれ嬉しいのよ
このG7になった瞬間って
G7になった瞬間
G7になった瞬間
G7になった瞬間
G7になった瞬間
G7になった瞬間って
この47のG7たどり着いた瞬間に
きたーもうちょっとだー
あとはもうほらバラードリズムで
そうですね早いの終わったみたいな
そう
俺がとにかくいつもそうだった
だからその92年の秋から始まったレコーディングで
いつもさこうやってずっと譜面に見てやみながら
じゃあそこまできたね
じゃあもうちょっと確認してみよう
ここちょっとリズムちょっと走ってるな
ここだけちょっとパンチ直そうか
聞いてみようか
いいじゃんすごいいいじゃん
じゃあ次いこうか次どこだっけ
ってやってるわけレコーディングって
やってやってやって
大変なのに乗り越えて
じゃあちょっと後半ねピアノソロあったから
いくぞ
やってるじゃん盛り上がったじゃん
ってやって
大変大変ってやってるときに
G7じゃーんたどり着いた
はいこれでもうあとちょっとで終わりやーつって
最後にいいですかーって
終わった
えーと次誰だっけみたいな
レコーディングは永遠に続くんだけど
とにかく一回G7に行った瞬間に
やったみたいな
48:00
これ何回繰り返したかって
なるほど
そういうね
レコーディングの思いでいっぱいあるんですよ
本当はいろいろと
でもその中であまり語らないのが
としくんね
はいはいはい
辛いから
まあこの
アートブライフのボーカルレコーディングってやっぱ
いろいろ
あったんだろうなっていうのは
いろんなところから見て
思うところですけど
やっぱり
なんていうんだろう
今ファンの皆さんも
関係者の皆さんも
なんとなく共有してるアートブライフの
としくんの壮絶な
レコーディング
途中でね
喉が大変なことになったりとか
あるいは注射までしてとかって
そういうストーリー
はもう散々皆さんが共有してるから
そこには俺は触れないけれど
そっちよりも
そういう
今皆さんが話すような
ことが当時
実際にあったわけじゃん
としくん大変だとかさ
ポイントはそっちじゃないんですよ
皆さん
いいですか?
ポイントはそこじゃなくて
そのとしくんのその時の顔を
見てください
としくんが
体育会系の男の子じゃなかったら
もっと早い段階で
状況変わってたんです
結局
としくんって
本当に頑張る子なんですよ
ある種
すごい体育会系の子でもあるんで
負けないんですよ
だから根をあげないんですよ
あのね
あの子の目って
例えば自分が辛くて
ちょっと壁にぶつかりながらも
ちょっと待ってできるからちょっと待って
って言って
要するに人間って
限界に超えてんだけど
頑張ろうとしてる時って
やっぱりほら
自分との戦いだから
一番辛い状況にあるわけじゃないですか
誰も助けてくれないし
頑張るしかないっていう時
自分と戦ってるわけだから
ものすごい精神状態になってるわけ
ですよ
そんな時に人ってどんな顔になるか
どんな目になるかって言ったら
凶悪になりますよ
自分と戦ってるんだから
その時のとしくんに
こっちどうぞとかって言った時に
あっって言ってこっちを見た時の目は
どんな目をしてると思います?
つぶらな瞳なんですよ
あの人って
それがとしくんの
つまり自分と戦うのは当たり前?
で何か聞かれた時に
うっせーなとか絶対ないんですよ
すごくつぶらな瞳で
ああ大丈夫
とかありがとう
とかって言って
51:00
彼のいいとこだし
やっぱりみんなが
必要以上に要求しちゃう
根拠でもあるんですよ
彼が頑張るコーナーからなんですよ
だから俺偉いと思うよ
としくんって
あれ偉かったと思うよ
本当につらかったんだけど
最後の最後に
本人が値上げて無理って言ったら
何が何でも無理なんですけど
絶対あの子は
いや大丈夫って言うんですよ
だから結局その
みんなが共有してるとしくんが
つらくてひどい目にあった問題は
それを
言わないでほしいんですよ
としくんのためにも
そんなに彼はみじめじゃないです
彼が自分とちゃんと戦ってたんですよ
オリンピック選手みたいに
彼が
頑張った結果ちゃんと
アートブロフ完成してるんですよ
だから彼の苦悩は
その後なんです
最中につらい
注射もして大変だったからといって
彼がその時に
もう人間
でいることが嫌だっていうような顔を
したかったら全然そんな顔してないんです
彼はもっと気高いんですよ
精神
求められてるんだから俺は
ギリギリまでやるぞって言って
いい顔して歌ってるんですよ
それだけは僕はみんなに言いたい
だからアートブロフは素晴らしい
って終わった
別の時に
トシ君のことについて
言ったのと同じなんだけど
音楽とか
心を込めた作品とかって
正直なんで
トシ君がただただ
つらいだけだったらアートブロフ
聞いてたらみんなつらくなりますよ
あれ聞いて感動するのは
トシ君がちゃんと
吉木が欲しいものを答えて歌ってる
トシ君自体を
どういう風に
あれを乗り越えたかって言ったら
自分の問題だと思ってちゃんと乗り越えてるんですよ
歌を
旧車だってそうですし
自分でちゃんと選んで
自分で答えてるんですよ
だからあそこに刻まれた
トシ君の戦いは全部
ポジティブで
エネルギーに満ちていて
聞く人に勇気を与えるものになってるんですよ
でも実際に
トシ君あの後でつらかったって言うじゃないですか
実際にトシ君
そんなことあったじゃないですかって言ったら
それは終わった後の話なの
その後でトシ君がいろいろ振り返って
考えてるうちに
でもいっぱい自問自答して戦いながら
だんだんそういう結論に向かってるわけで
だから
そこは間違えてほしくなくて
アートブロフをやってる時に
トシ君はちゃんと輝いてるんですよ
どんなにつらくても
なんでかって言うと
そんなの100%トシ君の問題ですよ
ちゃんとトシ君自分で戦ってるんです
ファンに向かってね
ライブの時に胸張れって言えないですよ
胸張れって言ってた人が
自分のレコーディングの時に胸張れないのは
人間になるわけないじゃないですか
輝いてちゃんと
54:00
レコーディング終わらせてるんですよ
その途中はつらいけど
あくまでもトシ君は自分でちゃんと
歌い切ってるんですよ
それはねものすごい大事なポイント
だから僕らは今
何回聞いても
何回でもまた聞こうってなるんですよ
そこがすごい大事なんですよね
ただ
アートブライフをきっかけにして
トシ君が自分の
やってることとか自分の限界とか
英語の発音とか
いろんなことについて考え始めて
新しい道に向かうのは間違いないです
事実ですよ
でも
それを彼が決断するまでに
時間がかかってるでしょある程度
それは
僕の言ってることの証明なんですよ
レコーディングの最中に何か
彼が
そんなネガティブな気持ちになって
何かがあったんじゃないんですよ
レコーディングが
進行しないんですよ
成立しないし歌残せないんですよ
これだけは
ほんの何数年かもしれないけど
間違ってほしくない
で思うですね
僕はね
俺いけないこと言っちゃったから
まあもう
せっかりそのままやり遂げて
いたと
あとは
重要なポイントかな
いなかったら
ミックスダウンが終わった後の
スタジオを壊してしまうような
パーティーの時にあんなに笑顔の
トシックいるわけないですよ
ちなみにさっきのビリヤード隊に
途中から
トシックも飛び込んでましたよ
トシックも飛び込んで
ちょっと待って俺は何したらいいのか
ってなったっていうね
いやー
全てをね
見ていた
津田さんの話ですからも
遠藤さん
うーん
やっぱボーカルって
すごい特殊な立ち位置なんで
自分が
納得してなかったら
あれだけの表現はできないなっていうのは
すごいのですよね
確かに
いや本当にボーカルって
他の楽器と全然違いますよ
本当に
意識のあり方とか
表現のいろんなもので
そこで
やっぱあれだけの表現をした
トシっていうのは
やっぱ自分で
ちゃんと納得いった上で
あの表現をしたんだろうな
って僕は思うんですよね
絶対できないです本当に
ボーカルって
歌を歌うってそんな半端じゃないんですよ
本当に
マジで他の楽器と
全然違うんですよ
なんで
57:00
それをやり遂げたっていうのは
納得いった上でやってるな
っていうのは
アート・オブ・ライフを聞いて感じる
そこだし
そのエクで
表現されてるトシの歌って
ここはやっぱちゃんと
ちゃんと表現された上での
ものだと思うんだよな
ボーカルってね
ほんと他の楽器とね
ちょっとレベル違うんだよ
あれって
生半端なあれで
それをちゃんと
あのレベルで
芸術作品として
残せてるっていうのは
一つ
本人の中でも納得いった上で
やってることだと思うんで
何言ったか分かんなくなっちゃったけど
本当にそうだよね
楽器が自分の体なんだもん
そうなんですよ
やっぱボーカルってちょっと違うんだよね
それはあのレベルで表現できてるっていうのは
素晴らしいことですよね
本当にそうだよね
そこに対してやっぱ本人も
異婚があるとかっていうのは
ないんじゃないかなと思うんだけど
っていうのは
関係性がどうとか
分かんないですけど
今の分かんないですけど
ちなみに銘板ラジオのアートブライフ会で聞いてて
あっと思ったことが一個あって
そのアートブライフ
大変なレコーディングだし
その海外支出
まずこれを終わらせて
やっていてっていう話の流れの中で
それぞれのソロ活動みたいな話になって
トシくんもソロのことをやりたい
っていう話があって
そのアートブライフ会で
聞いてて
アートブライフの
トシくんもソロのことをやり始めたから
それはそれで
やりたいことがやってって言った
そのソロ活動で
シングル曲を僕が作曲して
渡してますよ
嬉しい
だからアートブライフで
よっちゃんのね
人生そのものも一生懸命
トシくんが表現して歌って
壮絶なレコーディングでしたって
それが終わった後で
俺はその
トシくん側の
人に頼まれて
1曲書いてプレゼントしてるって
これすごい大事な
僕とトシくんの関係
なんだけど皆さん知らないから
これは声を大にして言いたいけど
トシくんはその壮絶な戦いを
終わった後で
ソロ活動するのにいろいろ始めた中で
Bless Youっていう曲を
僕は心を込めてメロディー書いてますから
そのやつを
音楽家としてね
トシくんが
歌ってくれてるわけですから
それも
僕はやってるんですよっていうのだけは
1:00:00
大きな声で言いたいですね
そういうのなんか
あんまりね軽々しく
何も知らない外部の人間が
どうこういうことではない
というか
なんか
思うんですけど
やっぱなんか
おじさんの
おじさん同士の通じる心はあるだろうし
みたいな
そこはなんか
リフレクトした
方が
リフレクトすべきでしょみたいな
でも俺は
銘板ラジオの
その番組のおかげで
そういうふうに繋がってたって
改めて気づかされて
嬉しかったんですよ要するに
トシくんの
アートブライフの
レコーディングは非常にシビアで
すごい辛かったってなってるけど
辛かった
じゃなくて俺は輝いてた
と思うし辛かったと
もし言われても
その後で俺はトシくんに
バラード
プレゼントしてるじゃん
トシくんそれ歌ってるじゃん
ってことは俺ちゃんと
わかってんじゃんっていうさ
辛いレコーディングの後に
トシくんこのメロディどうぞって
渡してるわけで
しかもちゃんと
トシくん本人にも
ファンにも喜んでもらってる歌ですよ
プレスユってちゃんと
だからちゃんと俺の中で
筋取ってんじゃんって気づかされたんで
気づかせていただいたんですよ
聞いて
だから3人にありがとうと思うんですけど
いやいやいや
俺ら全然何も関係ない
関係ないんですけど俺らは
なんていうかな
聞いてる俺らって
どいつもこいつも
部外者なわけで
そこは
やってる人たちの
へのリスペクトは
あって叱るべきかなと
嬉しいねそう言ってもらえると
そこはほんとそうですよね
俺らは
何を言おうとも
どこまでも奥径でしかねえし
わかんないから
わかんないことに対して
どうこう言うのって
どこまでも奥足なわけで
それを
なんかね
ちゃんとわかってる当事者の人に向かって
どうこう言うのは
なんかちげえんじゃねえかな
と思うんですけどね
そこは
わきまえてるっていうかね
まあまあまあ
わかんない
わかんない
俺らも
僕らの話はもういいんですけど
そんな感じですよね
そうそうそう
特に津田さんとかはね
当事者なわけで
実際
一緒に作ってた人だからね
1:03:02
リスペクトが
第一にあって
叱るべきじゃねえかなと思うんだけど
お前より俺のほうが
わかってるよみたいな
物言いをするやつがいるじゃん結構
おめえのほうが
わかってるわけねえじゃねえかバカヤローみたいなさ
そういうのはなんかイラッとするけどね
まあありますよね
田直しより
俺のほうがわかってるよみたいな
物言いするやついるからさ
バカヤローがみたいな
どの口が言えるんだって話ですよね
でめえは
Xと一緒に仕事したんかとか思うけど
でもなんかそのピアノソロ
の解釈
とかその後
そのバンドに
つながっていってっていう
あのあたりの解釈の演奏の
話がすごい好きで
すごい嬉しくて
それに付け加えて言うと
終わるじゃない
あの終わった時に声だけで
終わるのが俺すごい好きなのと
あれ絶対
あれなんか込めてるよね
よっちゃんね
最後のin my lifeって
そう
lifeだけで終わるのが
ああいうとこによっちゃんって
すっごいなんかうまいなっていうか
その言葉にならない何かを
でも万人になんとなく
感覚で伝わるようにするのが
すごいうまいなと思うのね
うまいってかその
テクニックじゃないからうまいって言うと
うまくきっとしないんだけど
そこで
lifeって終わるから
歌だけで終わるから
感じるものってあるじゃん
なんていうの
例えば俺はそのリアリティ
リアリティっていうか
アートブライフっていうか
要するにlife、人生
をそのまま音楽にしたっていう
リアリティをあそこの最後に
声だけで終わるから感じるのね
なんかその
エンターテイメント作品じゃありませんみたいな
のを感じるのと
終わってるようで終わらないんだけど
人生だから当然だよね
終わってるようで終わってないでしょ
っていう
2つを感じるんだけど
これは言葉にした瞬間
それはもう聞いた人
全員感じるよみたいな
誰でも思うことなんだけど
それをその
誰もが分かりやすくそういう形にする
よっちゃんのそういう感性が
俺大好きで要するに
あんなに純粋芸術家なのに
子供のように
素直というか
こねくり回してないっていうか
もうそのまんま
本当に
伝わるなと思う
終わり方が
あの終わり方は
結構今回
改めて聞いてみて
すげえ思ったとこですね
その終わり方は
結構
1:06:00
凹凸に終わる
っていうのが
様式の人生は
終わってないわけで
そこで
曲自体は
終わるわけですけど
人生は終わってないよっていうのもあるし
様式自体が
その
芸術作品に対して
すごくこの
未完成な状態を
もう
ものすごい好むというか
未完成こそが
完璧なんだみたいな
そういう
秩序を持ってるアーティストだと思うんで
で、あの終わり方っていうのは
まさにそれを表現してるなとか
いろんな
多面的な見方ができて
あの終わり方って
すげえなと思って今回
で、そのこの
アートブライフっていう
深まじい曲じゃないですか
まさに自分の人生を表現するような曲で
それの終わり方を
こういう終わり方をするのかみたいな
絶対外せない部分
ホームラン打つんだみたいな
それをすごい感じて
やっぱすげえなって思いました
未完成をもって完成とするというか
ここでやるんだみたいなのが
なんか
すげえなこの人っていうのは思ってましたね
嘘だね
どんだけ熱く語らせる曲なんだろう
いやーほんとに
いやーでも
そういう曲でしょ
この曲って
本当に蒸気をいっぱいに
いっぱいに
いや結構その
世界の音楽史において
異常だと思いますよこれ
確かに確かに
世界本当にないっすよね
世界で見て
ものすごい個人のパーソナルな
エモーションを
なんていうかな
人類みんなが
その
その
人類みんな
こういうの
こういう感情って抱くよねみたいな
普遍的なものに
消化してしまったというか
それをなんかポピュラーミュージックの
ポピュラーミュージックの
フォーマット上で表現
したと言っていいのか
30分1曲って
それをやっていいのかと思う
言っていいのかと思うんですけど
これをなんか表現しきった
っていうのは
こんな曲
見たことないっすよ本当に
俺ビーニトルズも
ウィンクロイドも
俺これはやってないと思うんですよね
1:09:00
マイケルジャックソンも
できてないと思います
ここまでこの純粋な
芸術の形を
持っていながら
ギリギリポピュラーミュージックの
枠内に収めたというか
伝わるじゃないですか
ロック
ポップとして
伝わる
これやっぱ人間って
俺いないと思うんだよな
長いけどってだけですもんね
そうそうそう
フォーマット的には
その中にある
ただ長いっていう
これをなんか
1曲で表現しきったっていうのは
人類では
やった人いないと思いますよ
本当に
そうですね
しかも
1曲でっていうのも
全然別のやつを
組み合わせてとか
じゃなくて一続きの
1曲ですからね
まさに芸術だよねその一続きっていうのはね
だから
芸術の中では多分
必然性を積み重ねていった
あれ30分になっちゃった
だけの話で
別に30分の曲を作ろうとした
俺じゃないんだよね
気が付いたら30分になっちゃってた
俺もう
本当に
センスがいいなっていうか
すごいなと思うのはやっぱり
シューベルトの
メロディの使い方というか
持っていく方がすごくて
もちろん
PD曲
パブリックドメインの曲だとはいえ
人様が生んだメロディなんだけど
すごいなと思うのは
ヨシキは
結局自分のものにしちゃってて
ここから先はちょっと
ファン的な発言で
ポリポリっと思ってもらっていいんですけど
僕何回聞いても
原曲よりヨシキが
使ったメロディ
その使い方のほうがずっと来るのね
めちゃくちゃ
めちゃくちゃわかります
あれとかは
原曲ってゆっくりだし
あと
そのメロディの持ってる高まりが
ちょっと触りにくい
わかるわかる
はいはいはい
わかるわかる
それもやっぱりヨシキが
本当の芸術家だから
ただ人の
借りてるんじゃないんだよね
自分の中ではこうなんだって言ったときに
もちろん
アートブライフの中の完全に
パーツになっちゃってるっていうのはもちろん
ヨシキが噛み砕いて
けど
1:12:00
のほうが魅力的っていうのはやっぱり
僕らにとってヨシキが好きだから
どうしてもヨシキの
解釈のほうがずっと魅力的なんだよね
なんか
それってすごいことだなと思う
要するに
シューベルトだとかって言っても
それはね
歴史的に亡くなってた人も含めたら
じゃあ何人の人が
ファンなのって言ったら
もうとてつもなく
シューベルトの方がファンは
多いわけですよ
でも関係ないんですよ
ヨッチャンにとっては
自分の心が響いたシューベルトのメロディを
自分の中で紹介して
こうやって出したらこういう風になるんだ
結局こっちのほうが魅力的
ってなっちゃう
常に
外側ではないから
権威でも何でもなくて
自分の心にこのメロディが響いた
だから自分の曲に
このメロディが鳴ってしまうから
これを使いますってやった瞬間に
こんなにこのメロディが
音楽的に聞こえるのみたいな
そういう風に
俺は感動したんですよね
原曲より全然
こっちのほうがいい
そうなんですよね
原曲より
この使い方のほうが
魅力的じゃんっていうか
そこが
すごいですよね
そこが
多分津田さんは
ヨシキの
人間にちゃんと
直接触れてるから
そこはすごい
直接感じるところがあるんだ
と思うんですけど
僕らってヨシキに会ったことないし
その人間性
ってのは
メディアとか
伝え聞くところでしか分からないんですけど
僕らは音でそれを
分かるんですよっていう
音でちゃんと
感じるんだよっていう
なんか
分かってほしいですよね
そこを伝えたいというか
実際の人間性って僕らは
会ったことないから分かんないんですけど
音を聞くと
そうだよねっていうのが
分かるっていうのは
音なんですよ
そこから分かるですよっていう
感じるってことですね
伝わる人にはちゃんと伝わってるっていう
ところを
伝わってほしいっていう
それは別に俺らだけじゃなく
Xのファンとか
みんなそうだと思うんだなっていう
そういうのはアートブライフに限らず
な話ではありますけど
特にこの曲は
詰まってるっていうのは
伝わってくるっていう
1:15:00
ところではありますね
やっぱすごいですね
この曲は
語ると
本当に
30年なんだな
30年か
30年
聞き続けてもやっぱ
聞くと
ちょっと鳥肌
立ちっぱなしだしだっていうのが
この曲のすごさ
アートブライフ
そんな感じで
だいぶ
語ってきましたが
この曲はすごいですね
これでもまだ全然
語り足りない感じ
ありますからね
いかがですか
なんかさ
ちょっとガウディっぽいじゃん
でも
その
in my lifeで
未完成的なものを
よっちゃんほら
kiss the skyだとかってちょっと
匂わせたりとかあと
曲を作ってるとかって言うけど
それはそれですごい新たな楽しみで
待ってるんだけど
あくまでもアートブライフはアートブライフだから
仮にアートブライフ
自体が
永遠に終わらないとしたらね
曲は終わってんの
ちゃんと終わりがあるんだけど
だとしたらやっぱり
なんか
どんだけ聞いても
みんなまた
頭から聞いてるわけじゃん
だから
それがそのアートブライフが
なんていうの
終わらないっていうことを
証明してんじゃない
だって頭から聞いて最後まで聞いて
30分もかかって聞いたら
普通飽きるでしょ
そうですね
飽きるまたは
また30分かけて聞かなきゃってなるのに
なんでまた聞くのか
でまたみんな止まんないジェットコースターみたいな感じで
最後に聞いてはって感動してる
なんか永久期間みたいな
そういう謎の曲なんじゃないですか
どうなん?
演奏的にはどうなん?
まさにガウディ的な
まさにガウディ的なですね
割とそばにいて
よっちゃんのこと分かってる
僕が強烈な人
ことを言うとすれば
よっちゃんもよく
よく
よっちゃんもよく分かってないですよ
この曲の謎については
吉木本人も
なんだこれと思ってるんじゃない?
なるほど
1:18:00
多分分かんないけど
産んでしまったみたいな
そうそうそうそう
なにこれって
なにこれって
あると思うよ
結構あの人はそういう感じだから作品に対して
なんかその
なるほど
全然締まらない話だけど
なんかそんな感じ
俺にとってアートがあってそんな感じかな
多分
全部できたんだと思うんだけど
やりたかったことは
でも改めてこうやってなってみると
これはなんなんだ
みたいな感じは
受けるっていうんじゃないかな
割となんかそういう
そういう感じのことを言いますもんね、吉木って。
言うでしょ。そんな感じだもんね。
なんとなくそういう感じだもんね。
変な曲だよねーとかなんか。
そうそうそうそう。
なにこれみたいなことを言いますもんね。
書いてあるものかもしれないですね。
迷惑な話だな、こっちで。
ファンからしても。
そうですね。
なんかピアノがあって、なんとなく弾こうかな、なんでもいいやって、
ひょっちゃんのメロディ弾こうかなって時に、
結構気が付くと弾いてる上位何位かの曲ですね、これは。
ついついサビを弾いちゃう。
タンタタンって弾いちゃう。
やっぱサビの部分。
うん、なんか自然と指が動いてるね。
きっと安心するの、この曲は。
ヨシキは嫌がりそうだよね、これ。
でも多分、よっちゃんもほっとくと、タンタンタンって弾くんじゃないの?
ピアノソロ。
弾きます?
アートブライフ弾いてよって言ったら、嫌だって言いそうでしょ。
ピアノソロはすぐ弾きそうな気がする。
弾いてくれるかな?
まぁでも、今回俺は3回に分けていろいろ話してきましたけど、
まぁこれを聞いて、アートブライフの理解というかね、
より深くこの曲について向き合おうと30周年なんで、
っていうところで、皆さん聴いてくださいって感じですね、改めて。
なかなかしんどいですけどね。
ライブ版もありますよっていうか。
ライブ版。
続けて聞けば1時間。
1時間しんどいっすね。
なんか、現場を聞いて謎を感じて聞きたくなったことがあったら、
1:21:03
いっそ名版ラジオ宛てに質問してくれれば僕は答えます。
どちら宛てに言われてもってね。
村さんに直接言ってくれって言って回しますよ。
そうですね。またじゃあ、別でアートブライフまたやるかもっていう。
そうですね。終わらない。
終わらない。終わらないアートブライフ。
しんどいなー。
全然語り足りてないですからね。
そうだね。
曲の中身の細かいところはほぼ話してないですからね、今回は。
そういうところにフォーカスしてまたやるっていうのもいいかも。
いいよ、それはもう名版ラジオの前のやつ聞いてくれっていう。
しんどいよー。
いやでも津田さんの本の夢と夕日2のアートブライフのやつはやばいですね。
あれやばいよな。
あれは正直言っていいですか?あれ文字で読んで理解できる人がどれだけいるのかっていう。
東京音大を出たピアノバリバリ弾く人間が途中でわかんないって言ってたから、たぶん難しいかもしれない。
これたぶん結構わかんないと思いますよ。
わかんないよね。
僕も読むのめちゃくちゃ難しかったですもん。
人によっては全然意味わかんないけど、わかんない間につい読んじゃうっていう人もいましたから。
それはすごくわかります。わかんない鳴りに、ああ、へーって感じで読むっていう。
ただ本当にこれを音を流しながら理解しながら文字と照らし合わせて読むと、めちゃくちゃ数ヶ月かかりそうかなっていう。
わかるかも。
そんな気がしたんで。
でもそれを実演して解説するとめちゃくちゃ貴重なコンテンツになるなって思いました。
文字じゃなくて。
あーいいねって。
ふたさんがやるんですよ、それは。
俺ら知らねえからな。興味あり。
そういうのもいいかもしれないです。
アート・オブ・ライフはまだまだいろんな余地があります。
ということで大丈夫ですかね、ひとまず。
ということで。
ということで、ひとまず今回の30周年記念特集はそんな感じですが、
1:24:01
いずれまた何か機会があればアート・オブ・ライフやっていきたいなって思います。
はい。
では今回、音楽酒場、最後まで聴いていただきありがとうございました。
またよろしくお願いします。
なんか歌ってたぞ、おい。
01:24:44

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