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2022-01-06 24:04

#14-3 アルバム後半の大団円と余韻~希望を感じさせるシガー・ロスの「良き船出」『Agaetis Byrjun』全曲トーク(7~10曲目)

『Agaetis Byrjun』Sigur Rosの全曲トーク、7曲目「Vidrar vel til loftarasa」から10曲目「Avalon 」までについて話をしています。

(※1.5倍速再生推奨)


『Agaetis Byrjun』Sigur Ros(1999年)

1. Intro

2. Svefn-g-englar [Sleepwalkers] 

3. Staralfur [Staring Elf] 

4. Flugufrelsarinn [The Fly's Saviour] 

5. Ny batteri [New Batteries] 

6. Hjartad hamast (bamm bamm bamm) [The Heart Pounds (Boom Boom Boom)] 

7. Vidrar vel til loftarasa [Good Weather for Airstrikes] 

8. Olsen Olsen 

9. Agatis byrjun [An Alright Start] 

10. Avalon


《CD&配信情報》

●Amazon

https://www.amazon.co.jp/dp/B00004W3MS/


●Spotify

https://open.spotify.com/album/1DMMv1Kmoli3Y9fVEZDUVC?si=ecZpdlTeRe-6dl-GnrwMuA


●Apple Music

https://music.apple.com/jp/album/%C3%A1g%C3%A6tis-byrjun/1447442814


■『名盤ラジオ』とは?


3人の音楽好きが古今東西あらゆる名盤から1枚をピックアップし、お酒を飲みながらダラダラと語っていく番組です。

※自由気ままなトークです。内容に一部誤りがある可能性がございますので予めご了承ください。


00:02
名盤ラジオ、前回からの続き。
名盤ラジオ、シガー・ロスの「Agaetis Byrjun」を取り上げて話をしております。
前回まで、「Agaetis Byrjun」全曲トークということで、1曲目から6曲目まで話をしてきましたので、今回は7曲目から話をしていきます。
7曲目が、これは読み方がまた難しいですけど、
ビサールベル・ティルロフス・タラサ
何の意味だか全くわからないですね。
これタイトルが、英語に直すと、Good Weather for an Airstrike
エアストライク
空爆、エアストライクが空爆なんで、Good Weather for an Airstrikeなんで
空爆日和ってこと?
空爆日和
ひどいな
すごいですよね
そんなタイトルにしてはめちゃくちゃ
その割になんかね、平和的な
そうですね、すごい平和的ですね
5曲目、6曲目がめちゃくちゃ重苦しい感じの雰囲気が続いて、6曲目の最後がすごいノイズでバーってなって終わって
そこでなんか一区切りって感じがして、ここからまた後半っていう感じで
そうですね、希望パートがちょっと
そうだね、この後そうだもんね
ポジティブな曲ばっかり見るっていう感じですね
この辺のやっぱシガーロスならではのフレ幅がいいですよね
喜怒哀楽の楽の部分に突入してくる
これはピアノから始まりますけど、ゆっくりと
もうなんかそこが美しいですよね
このピアノはいいですね、すごく
ピアノいいよね
グッとくるね
そのピアノにストリングスがかぶさってきてっていう、そのあたりでもなんかすごいイントロいいよね
前の曲に比べると一気にほのぼのするというか
そうですね
ほんとに
はーってなる
そうですね
それもだから前2曲がサウンド的にはなんか絶望みたいな感じになってるから
それを超えたからこそこの美しさというか
そうだね
温かみがあるというか
まさにそうですね
そこの流れがやっぱいいですよね
空爆Bよりだけど
まあでもこれはすごい名曲ですね
なんかこのスマパン感感じるというかなんか
03:04
ピアノとストリングスっていうところが
スマパンは結構なんか共通するとこがあるよな
そうですね
浮遊感というか
そうですね
結構ドリーミンな感じがある
ドリーミン、そうなんですかね
そこの
メランコリックっていうか
そうそう
ちょっと浮世離れしたようなところが結構共通してますもんね
してますね
シガーロスト
確かに
そう考えるとスマパンはスマパンですごい独特ですよね
独特
あれは
あの時代でアメリカにおいてその色というか
あれを出してるっていう
あの空気感もなかなか出せないですよね
そうだねめちゃくちゃ普通にバンドサウンドなんだけど
すごいねドリーミンな感じ
なんかもう
そうなんですね
これはほんとスマパンの色だよね
確かに
まあスマパンの影響をシガーロストがどれくらい受けてるのかわかんないですけど
確かにちょっと共通するものは感じるというか
スマパンが好きっていうのはまあ
わかりますね
なんかコピーとかしてたんじゃなかったかな
多分してるんじゃないですかね
4Cのインタビューでそんなのを見た記憶がありますね
はいはい
ゲオログも確か初期はスマッシングパンプキンズみたいなサウンドに
なんか一時期なってたって言ってたんで
やっぱ名前が上がるぐらいだから
相当影響
好きなんだよね
そうですね
でしょうね
多分シガーロストを普通にバンドサウンドにしたら相当近くなるもんね
スマパンに
そうですね
確かに
この曲はPVがあるんですけど
なんかサッカーやってる少年たちのやつなんですけど
これは4Cが少年時代の同性愛に目覚めたっていうのをテーマにしてるPV
らしいですね
結構その4Cのパーソナリティっていうか
なんていうんですか
性的指向の部分
それは結構大きいなっていうのはなんとなく感じますよね
なんか雰囲気にだいぶ影響を与えてるっていうか
全体的な
そうそうそう
それもあるし
やっぱ性的マイノリティならではの色々ね
人生辛いことあるじゃないですかみたいな
そういう苦しみとかもやっぱ表現されてるだろうなっていうのは感じますよね
06:06
ちなみに大学時代の友人がアイスランドに旅行した時に
たまたまパブみたいなとこ行って4Cにくどかれたっていう
すごい
それはすごい話ですね
知らない?
関根ちゃん関根ちゃん
へーそうなんだ
すごい知らなかったですその話
まじで
超ビビったつってたよ
いろいろすごくないですかそれも
すごいよね
たまたま会うのもすごいし
そうそうそう
くどかれたっていうのは
関根ちゃん可愛い感じじゃん
確かにそう
断ったつってたけど
まあそうっすよね
さすがにねそこは
そこは
いやーすごいなあ
いるんですね普通に
パブに
見に来てたらしいっすよ
なるほど
すごい
結構性格とかはどうなんですかね
どんな感じの性格
大人しい感じなのか
結構激しい性格なのか
激しいって
確かに激しいって
明るいみたいな
激しい性格ってなんだ
おらっ
大人しそうな感じなんですかね基本的に
でもなんかすごいフレンドリーだつってたような
記憶があるけど
まあまあねくどいてくるぐらいだから
フレンドリーでしょうけど
確かに
結構明るい感じなんですよね
ヨンシーはなんかインタビューの映像とか
まあそんなに多く見たことないけど
割と普通っていうか
そんなにすごい
めちゃくちゃ
へんくつな
へんくつな内向的な感じではない
印象があったけどな
なるほどなるほど
なんかすごい気難しくて
内向的でとか
そういう感じの印象はない
印象みたいな感じではない
なんかアイスランドの番組かなんかもさ
youtubeで見たんだけど
ヨンシーと彼氏が
なんか料理をしてるような番組があって
動画があって
それ見た感じではなんかすごい普通だったけど
そのカップルっていうのは割とこう
世界一番でも
そうそう完全に公言してて
2人でCD出してたよな
ソロの時のパートナーじゃなかったかな
09:01
そうそうそうそう
ヨンシーはまあそういうパーソナリティの部分も
なかなか独特というか
今で言うとそういうマイノリティ的な部分で
言われるところですけど
割とやっぱ音楽やってる人で
そういう人多いですね割かし
そうだね
ボーカリスト
なんかそういう中性的な感性というか
そうなんですね
なんかその感性のところで向いてるというか
まあそうですね
なんかやっぱり独特なものがないと
表現者としてなんていうか
まあそうかも
普通にね普通に生きてて
なんか普通にサラリーマンになってみたいな
やっぱアーティストとしてはなんかね
別に面白くないもんね
こんな言い方はあれだけど
まあそれは普通に生きる分には全然問題ないというか
それが普通だったとしても
まあアーティストである以上やっぱり
なんか際立ったものがやっぱないと
成り立たないっていうか
アーティストとして成り立たないっていう
まあそれはしょうがないですよね
やっぱねそうだよね
芸術家っていうのはそういうもんだよね
そういうもんですよね
まあそういう感性がアウトプットの元になってる
はずなので
まあヨンシーは本当にシガーラスのそういう
印象っていうかだいぶ大きいですよね
やっぱヨンシーのイメージが
まあやっぱ大きいですよね
ヨンシーのパーソナリティっていうか
表現されているものは
ヨンシーのそういうパーソナルな部分なんだろうな
っていうのは感じますね
それがなんかキャータンの音楽的才能によって
こう見事にアウトプットされているというか
そうですねまさにそう思いますね
この7曲目は本当に美しいですね
美しいですね
ちょっとほっとしますよねこれは
そうですね
で8曲目続いていくわけですけど
オルセンオルセン
これは結構なんか代表曲に
数えられる曲じゃないかなって思ってますけど
ハッピーポルラ的な雰囲気があるというか
ですね
ポジティブで明るい感じで
そうですね
ハッピーな感じですね
平和ですね
これは本当にアルバムでいくと
次の次にあたるタックに通じる世界
世界観が
感じますね
12:00
これもイントロのベースが印象的ですけど
やっぱベース存在感ありますよね
やっぱありますね
改めて
改めて聞くとかなり印象強いっていうか
イントロベースから始まるよねみたいなの結構多い
このアルバムが一番そうかもしれないですね
確かに
仕事してますね
確かに
仕事してますね
ゲオルグはどうなんですかねそれでいくと
ベーシストとしてみたいな
ベーシストとしてとパーソナリティ的な
どんな感じなんだろうな
ベーシストとしてはどうなんですかね
やっぱ印象的なベース弾くからな
割とメロディアスなベーシストっていうか
そういう印象は強いですね
ゲオルグ
この曲になると相当幸せな感じが
それは
ハッピーエンドというか
祭りというか
そういうポジティブな感じがすごい
ポジティブほぼ面白いですね
これは本当に
開けて
これは8曲目ですけど
アルバムの本当にクライマックスっていうか
そうですね
すごいですよね
途中のその笛も印象的ですけど
たーたーたーたーたーたーたーたーたー
もうなんかお祭りっていう感じというか
お祭りって感じで
あれはなんかキャータンがライブだと
フルートみたいなやつで弾いてますね
キャータンなんでもできる
さすがキャータン
さすがキャータン
ああいう表現はやっぱキャータンなんだろうな
っていうシガーロスの中で
発想というか
だってあそこに笛を入れようって
なかなか出てこないですよね
ああそうっすね
普通のバンドでは
ないですよね
発想がまず浮かばないっていうか
その後もでもすごい本当に
ハッピーな感じで
めっちゃ盛り上がりますよね
すごいハッピーに盛り上がるよね
大団円って感じじゃないですか
大団円
大団円でしょこれ
確かに
おめでとうって感じで
おめでとうって感じですよね
本当おめでとうって
よかったねみんなみたいな
パチパチパチって
みんな拍手してますよね
パチパチパチ
15:01
おめでとう
何を歌ってるかわかんないけど
おめでとうって
いやーこれもでもいいな
本当名曲だな
本当幸せになる感じですね
幸せにこう
バーンって盛り上がって最後ちょっと
落とすというか
そうですね
静かになって終わっていくみたいな
最後その後が
9曲目
アゲイティスビリュン
これがタイトル曲ですけど
その後の10曲目が
またインストみたいな
感じで終わるんで
この9曲目が
実最後みたいなとこですよね
これもまたね
ゆったりゆったりとして
曲もいいですね
癒しだよね
癒しですね癒し
これがだからさっきの
オルセンオルセンで
1回本編終了みたいな感じで
大断円を迎えて
大断円で
その後のエンドロールみたいな
カーテンコールというか
エンドロールっていうか
映画のもう
大断円のあれを終えて
確かに確かに
余韻みたいな感じだよね
本当に
余韻がタイトル曲っていうのも
なかなかすごいけど
確かに
思い出に浸るというか
アルバムを
振り返りながら
思い出に浸る感じじゃない
そうだね
まさに
それ面白いな
確かにこの8曲目までの
そのトータル
振り返って
アゲイティスビリュンでした
みたいな
アゲイティスビリュンっていうのが
良い始まりっていう
意味だから
そこまでの総括して
良い始まり
バンドとしての良い始まりを
切れたぞっていう
勝手な深読みを
その後シガーロスたちは
幸せに暮らしましたとさ
そういう感じの
いやーでもこれは
美しい曲ですよね
本当に
美しいですね
これは
これって多分本当に4人だけの
音に近いと思うんですけど
ピアノ、アコギ、ベース
ドラム、歌
すごい美しいですよね
アコースティックで
この曲はなんか極端に
どっちにも触れないというか
すごい
ニュートラルなまま終わっていく感じが
しますね
そうですね
派手に盛り上がるわけでもないんだけど
それが
それが良いみたいな
その余韻な感じが
18:01
心地よいという
感じですよね
確かに確かに
これはでも歌も
本当良いっすよね
まさにその4Cの
声の美しさが
やっぱこう
サウンドが削ぎ落とされてる分
際立つ
そうですね
まさにそうですね
いやーもう震える美しさの
声ですよね
まさに天使の歌声ですよ
そうですね
美しすぎるな
この曲はいいな
このアコースティックギターの
弦を移動する
はい
それね本当に言おうと思った
これがね生々しく
入ってて
すごいそれもいいよね
なんか
すぐそこで演奏してるんじゃないか
っていう
たまんないよね
アルバム全体の構成として
割と前半に
ドーンってきて
中盤ですごいヘビーになって
その後幸福感というか
そうですね
幸福
幸せな感じになって
すごいゆったりと
終わっていくみたいな
そうですね
流れは
はっきりしてますよね
まあでも
7、8の
ハッピー感はすごいですね
7、8そうですね
余韻に浸って
ちゃんと余韻を用意してるのが
なんかすごいねって思いますけどね
本当なんか
映画を
映画みたいな感じになってますね
確かにな
オルセンオルセンでやっぱバーンって
なったところで終わってても
なんかそれはそれでちょっと
って感じはあるし
余韻に浸りたいっていうところあるよね
ちょうどいい
なんか最後のアバロンっていう
やつが最後の曲
これもなんかこう
エンドロール終わった後に
なんていうかエンドロールの2曲目みたいな感じ
まあそうだね
そういう感じありますよね
確かに確かに
だいたい映画もエンドロール1曲終わって
こう2曲目に
はいはいはい
その2曲目っぽさあるんですよね
なんか
でもこのアバロンも4分ぐらいあるんだよね
うん
エンドロールの2曲目感
すごいな
でもこのアバロンもなんか
ちゃんと聞くとすごいいいっていうか
うん
なんだろうな
なんか表現難しいけど
うん
なんか聞いててもちょっと気持ちいいですよね
うん
気持ちいいですね
ちょっとボンポい
ボンポさはあるけど
確かに
21:01
もっとなんかちょっとはっきり
形になったっていうか
うんうん
よりポップになった感じの
そうですね
何をしたらいいんだろうな
普通に和音がずっと
鳴ってる
感じですけど
なんかすごい深い
言葉では表現
できないような
そうですね
でもすごい心地よいというか
心地よいですよね
すごい
音に沈むというか
音に浸るというか
そう
何気にこれすごいなって
うん
アバロン
なんかアバロンって感じだよね
アバロンって感じは
確かに
確かに
なんかまさに癒し
癒しというか
癒しですね
まあでも本当にカーテンコール2曲目
っていうか
エンドロール2曲目か
エンドロール2曲目だよね
なんかこうアイスランドの
森とか
上空からこう
撮ってる映像が流れてしまう
はいはい
大自然の映像と
合わせてお楽しみください
そうですね
まあ確かにな
最後アゲイティスビリューン
そのアコースティックで
生々しい感じで
まさに終わるんじゃなくて
ちょっとこう
さらに余韻を
持たせてっていう
そういう終わり方ですね
このアルバムは
まさになんか
予期不までというか
そうですね
タイトル通りというか
確かに
なんかトータルで結構
希望を感じる
そうですね
聞き終わった感じの
印象として
アルバムの印象としては
すごい
ポジティブな感じ
ですよね
すごいヘビーで
ダークな部分もありつつ
トータルとしてはやっぱ
そういうのも含めて
予期不までとして
ポジティブな方に
向かってんじゃないかなっていう
そうですね
そんなポジティブな感じで
最後
アゲイティスピリオン
アヴァロンで終わる
このアルバムですけど
全10曲になりますね
振り返ってきましたと
いうところなので
今回は以上で終わりますが
次回最後このアルバム
総括して終わりたいと思います
次回へ続きます
24:04

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