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2021-12-23 30:22

#14-1 シガー・ロス結成から1st『Von』~2nd『Agaetis Byrjun』への軌跡

今回から『Agaetis Byrjun』Sigur Ros(1999年)を取り上げていきます。


第1回目は、シガー・ロスの結成から1stアルバム『Von』、そして2ndアルバム『Agaetis Byrjun』を創るまでのバンドの軌跡について語っています。

(※1.5倍速再生推奨)


1. Intro

2. Svefn-g-englar [Sleepwalkers] 

3. Staralfur [Staring Elf] 

4. Flugufrelsarinn [The Fly's Saviour] 

5. Ny batteri [New Batteries] 

6. Hjartad hamast (bamm bamm bamm) [The Heart Pounds (Boom Boom Boom)] 

7. Vidrar vel til loftarasa [Good Weather for Airstrikes] 

8. Olsen Olsen 

9. Agatis byrjun [An Alright Start] 

10. Avalon


《CD&配信情報》

●Amazon

https://www.amazon.co.jp/dp/B00004W3MS/


●Spotify

https://open.spotify.com/album/1DMMv1Kmoli3Y9fVEZDUVC?si=ecZpdlTeRe-6dl-GnrwMuA


●Apple Music

https://music.apple.com/jp/album/%C3%A1g%C3%A6tis-byrjun/1447442814


■『名盤ラジオ』とは?


3人の音楽好きが古今東西あらゆる名盤から1枚をピックアップし、お酒を飲みながらダラダラと語っていく番組です。

※自由気ままなトークです。内容に一部誤りがある可能性がございますので予めご了承ください。

00:01
名盤ラジオ
こんばんは、名盤ラジオです。この番組は、僕ら音楽好き3人が好きなアルバムについて、お酒を飲みながらいろいろと語っていきます。
名盤ラジオ、今回もよろしくお願いします。タクヤです。
こんばんは、エルゾーです。
こんばんは、ひできです。
さて、名盤ラジオ、前回までトゥールーのアニマ、ラタララスと2枚に渡って取り上げてきましたけど、今回はシガー・ロスですね。
はい。
ついにシガー・ロスまで来たかっていう感じがありますけど。
そうですね。
この名盤ラジオを始めて、もう14枚目のアルバムですけど、シガー・ロスはいつ来るかみたいな、そんな感じで待ってましたけど。
なんかもう満を持してきたなっていう感じがちょっとありますね。
そうですね。
今回取り上げるアルバムとしては、1999年リリースのシガー・ロスとしてはセカンドアルバムのアゲイティス・ビリュンということで、これをフィーチャーして話をしていきたいなと思いますが。
はい。
今回はシガー・ロス初回なので、シガー・ロスっていうバンドについてと、このセカンドアルバムアゲイティス・ビリュンを作るまでっていう、そこにフォーカスして話していきたいと思います。
まずシガー・ロスっていうところからですけど、NZOさんはシガー・ロスどれくらいからですか?
かっこですね。
3rdアルバムの、これ正式になんて読むのかがよくわかんないですけど、僕らかっこって読んでいるアルバムですよね。
2002年10月リリースだから。
僕らその頃一緒にバンドやってた時期ですよね。大学生で。
HMVで視聴コーナーみたいなのがあって、新発売のCDを聴けるような、あるじゃないですか。
ありますよね。
そこでたまたま聴いたっていうのが最初です。
なるほど。
そこで出会った感じなんですね、偶然。
そうそうそう、偶然。何の毎知識もない。
それで結構すごいですね。視聴器でいくつか聴いて、おーこれは。
そうそうそうそう。これいいじゃんって思って買ったんですよね。
なるほど。
いやーこれやばいな、ちょっと本当にまたかっこの話、油断するとすごい深振り。
そうですね。
あれですよね。だから視聴器でパッと聴いてもいいなと思って聴いて。
パッと聴いていいなってなって。
聴き込んでまたびっくりみたいな感じですかね。
03:01
そうそうそう、家帰って聴いたら、あれなんかめちゃくちゃ良くない?ってなって。
でまぁそっからシガーロス中、人たちの切れ身をちょっとで聴いたのがゲージディスビリューかな。
まぁ遡っていくわけですよね。
そうですね。
当時その括弧がサードだから3枚しか出てないわけですからね。
僕も多分そんな感じで、Nさんからこれすごいよみたいな感じで多分教えてもらって、で僕も聴いたらうおーみたいなそんな感じでしたね。
絶対好きですよこの感じって。
そうですね。
いやーでも本当独特ですよね、シガーロスは。
いわゆるバンドサウンドでは全くないですね。
そうですね。
これはジャンルというか、いわゆるなんかポストロックって呼ばれてるんですかね。
そうっすね、そういう枠組みだったな。
なんかあんまり個人的にはそのロックをカテゴライズ化して名前をつけて呼ぶのはなんかあんまり興味がないというかあれですけど、便宜上そういうふうに呼ばれてますよね。
あんまりそのポストロックっていうのがそもそも何を指してるのかとかもあんまり理解してないけど。
多分レリオヘッドのKid Aがあってその流れじゃないかなっていう記憶が。
ポストロックっていうのはもうその辺から出てきたあれなんですかね。
ジャンルというか概念というか。
やっぱKid Aがすごいドーンって跳ねて。
で、あれもね、そういうロックのバンドサウンドではない。
なんかそういう流れで、モグワイとかシガーロスとか。
そうですね、モグワイもそうですよね。
そんな感じの流れだったような気がしますね。
で、シガーロスといえばアイスランドっていう国というか土地と、切っても切れない感じだと思いますけど、
結成が1994年みたいですね。
当時メンバーとしてはフロントバン・ヨンシーは19歳だったっぽいですね、94年だと。
19歳。若いですね。
若い。オリジナルメンバーとしてはヨンシーとベースのゲオルグ・ホルム、ドラムがアウグスト、その3人だったみたいですね。
3ピースだったんだね。
ゲオルグが行ってたんですけど、結成当初はその後のアゲイティス・ビデオンみたいな感じのスタイルの音楽をやってたらしいんですけど、
06:08
一時期ロック色が結構強まって、スマファンとかソニックユースとかそんな感じのサウンドに行ってたみたいですね。
結局元のスタイルに戻ったみたいですけど。
じゃあ元があれなんだ。
ヨンシーについてはどっかで書いてあったんですけど、70年代のロックバンド、ブラックサバスとかアイアンメイデンとか、
その辺に結構、わりとヘビーメタ的なところにインスピレーションを受けて、それでギター始めたみたいなのもちょっと見かけましたね。
だいぶそこからはイメージが違う感じですけどね。
パッと聞きの印象的には違うんだけど、この人たちメタル好きだろうなっていうのはなんか感じるんですよ。作りとかなんだろうけど。
それなんかすごいわかるんですよね。
メタル好きだよなーって思うよね。
だから多分僕らもちょっと引っかかるところがあるというか。
確かに。
っていうのはなんかあるんですよね。
全くの本当におとなしい静かなだけだと確かに引っかかりなかったかもしれないですね。
そうですね。なんか音もそうだし、結構精神的にもそういう部分をちょっと感じるところはありますよね。
そうですね。
ブラックサバス。
スマパンはなんか聞いて、スマパン好きなんだよみたいなインタビューかなんかで読んで、それはすごいああーって納得した思いはあるんですけど。
そうですね。スマホはわかる気がしますね。
スマパンなんか共通点ありますよね。
ちなみにシガーロスって名前なんですけど、これ結構有名だと思いますけど、ヨンシーの妹の名前がシガーロスなんですよね。
そうですね。
これがバンド結成した日に妹が生まれて、その名前がシガーロスだからバンド名もシガーロスにしたっていう。
結構年の差は妹ですね。
19歳だから。
19歳差。
そうだね、考えてみたら。
すごいですよね。
じゃあ妹さんはシガーロスって名前なんだ。
すごい。
それもすげーよな。
アイスランド語でショーリバラって。
ショーリのバラでしょ。
ショーリのバラ。
めちゃくちゃかっこいいなっていう。
すごいかっこいい名前つけてますね。女の子。
ショーリバラ。
なんかシガーロスっていうのはアイスランド語だと一般的な女性の名前らしいですけどね。
09:05
花子みたいな。
かっこいい。
日本で言う岩盤。
日本だとなんだろうね。
バンド名はそんな感じだけど妹の名前をつけるっていうのはなかなか独特ですよね。
94年に結成して、ファーストアルバムがBONっていうやつですけど、これが結成して3年後の97年6月14日にリリースしてるみたいですね。
すごいね、結成3年後でもCD出してデビューという。
まあでもこれ500枚ぐらいしか売れなかったらしいけど。
メジャーじゃないんじゃないの?インディーズとかで。
本当にアイスランドで出したっていう感じだと思うんで。
そうっすよね、たぶん。
デビューっていう言い方が正しいかが微妙ですよね。
じゃあ実質的にはアゲイティスビリオンが。
その世界デビューとしてはそうですよね。
BONはね。
これなかなかすごいアルバムですよね。
結構なんか実験的っていうか。
かなりダークっていうかなんて表現したらいいのかわかんないけど、その後のシガーロスを知ってからこれを聞くと結構びっくりする感じだと思いますね。
本聞いたことない、ちゃんと聞いたことない。結構全然違う感じなの。
なんかインディーズだなっていう感じがする。
ロック色は強めっていう感じなんですか?
いや、ああいうアンビエント感はすごいあるけど、なんて言ったらいいのかな。明るさとかは全くない。
キャッチーではない。
いわゆる歌がちゃんと歌ってるとかいう感じではない。
ほんとアンビエントな感じ。
で、タイトル曲だけちょっとああーっていう感じで。
その辺は確かにシガーロスだなみたいな。
へーこんなだったんだ、ファーストアルバムはみたいな。
まあよくわかんないですよね、あれは。
そうですね。
タイトル曲のBORNをずっと後になって最6番で出してる。
それめちゃくちゃいいんだよね。
そうですね。
もう別物な感じになって。
全然そう。
全然違う曲じゃんっていう感じなんだけど、これはめちゃくちゃいいんですよね。
そうですね。
あーでもちょっと逆に興味あるなっていうか。
12:02
まあこれはすごいですね。
これがだからファーストアルバムとして出してるわけですけど。
重要なのはというか、この時のメンバーが誰かっていう話かなって思ってまして。
まあさっきちょっと触れてましたけど、
結成メンバーがヨンシー、ゲオルグ、あとドラムのアウグスト。
この3人で作ってるわけですよね、このBORNは。
なのでまあこの3人で作るとこれになったというところはまあ抑えておくべきかなって気はします。
ちなみにこのBORNのジャケット結構怖い赤ちゃんみたいな。
不気味な顔のやつね。
あれなんかヨンシーの妹の赤ちゃんの時の写真らしいですね。
めちゃめちゃ妹押してくるね。
そうですね。なかなか怖い感じになってますけど。
だいぶ怖いよね、なんかホラーで。
怖いですよね、ホラーですよね。
シガーロスって勝利のバラっていう感じではないですよね。
そうですね、なかなかすごいセンスしてますよね。
不気味すぎるんだよな、あれ。
いやー確かに。
音もほんと不気味ですね。
そうそう、内容と合わせると一致してはいるんだけど。
いきなりそこ行くかっていう。
それは売れねえよな。
価値とイメージで。
あれは売れないですよね。
怖いもんな。
怖いですもんね。
音も怖い感じですもんね。
そうですね。
怖いし結局よくわからんっていう、正直。
うーんって、すごいのかもしれないけどよくわからんなっていうのが正直な感想ですけど。
これがだから1997年。
その次の年にそのリミックスアルバムが出てるんですよね。
で、なんかこれでちょっと知れ渡ったらしいですね。
シガーロス自体が。
あれをリミックスするんだ。
そうそう。
確かに。
そのリミックスアルバムには同じアイスランドのムームっていうバンドっていうかグループも参加してたりしますね。
でもデビュー前とかだと思いますけど。
結構仲良しの人たちですよね。
で、このリミックスアルバムで知れ渡って、それでイギリスのレーベルと契約して、
次のアルバムとなるアゲイティス・ビリュンを作っていくっていう感じになるみたいですけど、
15:03
その流れでキャータン、キーボードが一番パートとしては呼ばれてるところかなと思いますけど、
キャータンが加入したのがそのタイミングみたいですね。
このキャータン加入がシガーロスにとってはめちゃくちゃ天気かなと思いますけど。
名前が可愛いですよね。
キャータン。
キャータン。
キャータン、そうですね。
この〜探偵。
探はひらがな。
日本語でそうですね。〜探偵。
なんか、トゥールで言うジャスティンが入ったみたいなイメージが。
そうですね。いや、まさにそうですね。
後から入ったけど、実はそれがすごい大きいっていう。
なんか本当に改めてこの流れを追って、
本当にそのバンドって一人のメンバーの加入でめちゃくちゃ大きく飛躍するなっていうのを感じますね。
今のトゥールのベースがジャスティンに変わって、ラストピースがハマって、結局それでアニマができたわけですし。
他で行くと、ニルバーナとかもそうですよね。
デイブ・グロールが入って、ネバー・マインドができるわけですし。
なんかやっぱりそういう足りなかったところにピタッとハマると、
めちゃくちゃバンドとして完成度というか、完成形になるなみたいなのはありますね。
Xもすごい感じるもん。
全然中心じゃないところのメンバーが変わってるんだけど、
それがバンドの本質を変えちゃうぐらい影響があるっていうか。
Xって大事。ベースってそこまで大きい要素じゃないような感じがするんだけど、
でもそこが変わったら全然違うものになっちゃうよねっていうのが。
本当の面白いところっていう感じですね。そこが。
まさに生き物っていうか。
ものですね。
やっぱり一人でやってるソロプロジェクトとかとは全然そこが違うんですよね。
そうですね。なので、ここでキャータンが入ったっていうのがめちゃくちゃ大きいですね。
そうですね。
キャータンは主にキーボードとかヒンセとか。
そうですね。キャータンが唯一音楽の教育を受けていたメンバーって言われてて、
ピアノとかも当然だし、ギターも弾けるし、あとはフルート系とか、めちゃくちゃマルチプレイヤーですね。
18:06
なるほど。フルート。
もう何でもできるんじゃないかっていう。
それで幅がかなり広がったり深みが増してっていう感じですね。
そうですね。で、たぶんボーンに無かった要素としては、
ストリングスをいろいろ活用できるようになったりとか、
そういうのは間違いなくキャータンの影響だろうなってところなのかな。
あとは、このアルバムからプロデューサーがついて、ケン・トーマスっていう人なんですけど、
この人が結局このアゲイティス・ビリュンから、その後のタックとかずっとやってるんですけど、
この人に変わったのもすごい良かったんだろうなって思いますね。
なので、キャータン加入とケン・トーマスのプロデュースっていうので、
シガードスの、主にヨンシーだと思いますけど、
持ってた能力というか個性みたいなのがめちゃめちゃ開花したっていう感じののがアゲイティス・ビリュンなのかなって。
そうですね。
これが1999年6月にリリースされてると。
99年だと同じぐらいに出たのってなんだったっけ?
99年は…。
ラタララスが2000年だったっけ?
ラタララスは2001年。
99年はカリフォルニケーションとか、フラジャイル。
あと、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンだとバトル・オブ・ロサンゼルス。
コーンはイシューズ。
なるほどね。
その辺かな。
キットAは2000年ですからね。
キットAよりこっちの方が先なんだね。
そう考えると結構すごいアルバムですよね。
キットA、タイプは全然違うけど、さっきのポストロックの流れみたいなところでいくと、結構先行ってんだなみたいな。
あとは、アゲイティス・ビリューンはジャケットもまた結構独特ですよね。
なんか胎児。
そう、胎児。
胎児に羽が生えてるみたいな。
ボンに続き赤ちゃん。
そうですね。
ボンよりも不気味さはちょっと減っておりますね。
そうですね。確かに。ちょっと可愛げがあるというか。
なんか羽が生えてる。
アゲイティス・ビリューン自体が単語というか、意味として良いスタートみたいな意味ですもんね。
21:06
なので、そういうのも表してたりするんですかね。やっぱり。
本当のスタートだ的な感じの。
バンドとしても確かにもうここからスタートだっていう感触はあったかもしれないですね。
これだっていう体制ができたぞっていうところなんですね。
メンバーが揃って。
ただ、メンバーの話でいくと、ドラムの元々のオリジナルメンバーのアーグストがこのアゲイティス・ビリューンのレコーディングまでやって、その後脱退してるんですよね。
その脱退の理由としては、グラフィックの勉強に専念したいっていう理由らしいですけど。
絵というか、絵が好きだった。
ね、なんか詳細はちょっとよくわかんないけど。
で、その入れ替わりとしてオーリーが加入して、その後はドラムはオーリーですね。
なので、たぶん僕らがよく映像とかで見てるシガロスの4人、写真とかもそうですけど、
その4人はドラムがオーリーになった後のシガロスですかね。
多いだろうね。
そうですね。僕らがシガロスっていうとその4人みたいな感じですかね、基本的に。
ヨンシー、ゲオルグ、キャータン、オーリー。
そう考えるとドラムも結構大きいですね。
そう思いますね。やっぱカッコとかドラムも結構目立つ曲ありますけど。
かなり独特な感じですからね、これもまた。
結構激しいんだよね、オーリーのドラムは。
すごいですよね。
かなり力強いところ、力強いですからね。
割とそういうハードなところもありつつ、普通のところはブラシみたいな。
綺麗なね。
たりするけど。
ロック魂みたいなのも持ってるみたいな。
結構ありますね。アゲイティス・ビリュンはそこまでドラムなんか。
アゲイティス・ビリュンはそうですね、ドラムっぽく印象目立つっていうところはあんまないかもしれない。
そうそう、そんな印象がないっていうか。
曲を活かす感じでやってるなっていう感じですけど。
そうですね、悪く言うと目立たないというか。
無難ではある。
そうですね、特徴がないというか。
オーリーはあれだ、ドラムぶっ壊れてたもんな。
24:06
すごいですよね、その爆発力みたいな。
ライブ見に行った時だったかな、シンバルが崩れ落ちてたら。
そういう感じですよね。
結構激しいですよね。
このバンドでその荒々しさっていうのがまたすごいですね。
そうですね。でもシガールスは美しさもありつつ、すごいダークで激しい部分も持ち合わせてるっていうところが魅力の一つでもありますよね。
そうですね。まさにアイスランドの大地を。
確かに確かに。
火山が噴火するときは噴火するぞみたいな。
でもそのキャータンもオーリーも、今時点では2人とも脱退していないんですよね。
現状態はどうなってるのか、現時点がどうなってるのかわかってないんだけど。
キャータンは2013年に脱退していて、オーリーは2018年に脱退。
オーリーの場合はスキャンダルというか、性的暴行疑惑みたいなのが出て、それでバンドに迷惑かけないようにっていうので、脱退らしいけど。
あんまりその後の情報がわかんなくて、結局どういうことになってるのかはわかんないんですけど。
脱退当時はそういうことらしい。
オリジナルメンバーのヨンシーとゲオルグが結局残ってっていうことっぽいけど、正直その2人だけだとあんまりやれることも限られるだろうなと思うので、なかなかバンドとしては難しいだろうなって思いますね。
そうですね。
結局その4人で作ってるアルバムって4枚ぐらいしかないんですよね。
カッコとその次と…。
カッコ、次のタック。タックはタックでかなりいいアルバムだなって思いますけど。
これもかなりキャッチーな感じ。
一般的にはそれが一番有名な気がする。
ハッピーコロナが。
あれすごい。
テレビとかで結構使われてたりするもんね。
ですね。何気なく普通に使われてたりしますからね。
そうそうそう。
なんか本当普通にキャッチーな、いい感じの曲が多い。
そうそうそうそう。
で、その後のオリジナルアルバムとしては2008年に出てるすごい長い名前のタイトル。
裸の人たちが走ってる後ろ姿みたいな。
27:03
これも割と個人的には好きっていうか、全然また方向性ちょっと変えてきたなって感じだけど。
確かに。
めちゃくちゃ同性愛っぽいやつだ。
そうですね。
ジャケットが。
ヨンシーの趣味がみたいな。
そうですね。
これなんかジャケットだんだん大きくなっていってるんですよね、人が。
あー、なるほど。成長してるみたいなの。
そうですね。
なんかカッコも表のジャケットには出てないけど、中の方に子供写ってますよね。
そうですね。
ヨンシーみたいなやつ。
あとタックもなんか子供がいるし、それが青年になってあんな感じの。
やべえ成長の仕方をした。
その後2012年にまたアルバム出して、キャータンはここで終わりっぽいですね。
2013年に多分キャータンなしでアルバム作ってるけど、この辺も聞きましたけど、正直その前のシガーロスに比べるとうーんっていう感じはいないですよね。
やっぱりじゃあこの4人のメンバー、バルタリまでがキャータンがいたってことですか。
みたいですね。
クエイカーはいないんだ。
じゃあやっぱキャータンはでかいですね。
キャータンでかいですよね。
うん、でかいですね。
キャータンはなんで辞めたの?
キャータンはもうなんかいっかなって感じだったんじゃないかな。
キャータンはでも本当に多才だから。
そうですね。
バンドとして以外でもなんかやりたいことはいろいろあったんじゃないかなって、完全にそれは想像というか推測ですけど気がしますよね。
そんだけ多才だとやりたいこともあるだろうしね。
そのキャータンが抜けた後のクエイカーもいいんだけど、やっぱなんか幅広さというかそういうのはなくなった感じしますもんね。
そうですね。
クエイカーは結構ダークで、バンド寄りにはなってるんだけど。
ダークですよね。
そのバンドの変遷としてはそんな感じのシガーロスですけど、
実質世界デビューとなったアゲイティスビデュー、これが今話題にも出てたキャータン、加入して最初のアルバムというところなんで、
正直シガーロスの一般的に言われるシガーロスとしてのスタートがここかなみたいな感じだと思うんで、
30:02
このアゲイティスビデュー、次回からはその1曲ずつ取り上げて話していきましょうというところですね。
次回へ続きます。
30:22

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