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2022-11-06 42:30

#33-2 迷えるBUCK-TICK?大作後の苦悩?ポップなものに毒を混ぜる!『COSMOS』序盤曲を語る!

『COSMOS』/BUCK-TICK(1996年)特集の第2回目、このアルバム制作時のバンドの苦悩(?)、そして1曲目「Maria」2曲目「キャンディ」3曲目「チョコレート」についてそれぞれ語りました。

(※1.5倍速再生推奨)


※参考記事※

【対談】逹瑯(MUCC) × 櫻井敦司(BUCK-TICK)、異種格闘技対談-Ring 番外編「歯がなくなるまで噛み付こうと思います」

https://www.barks.jp/news/?id=1000107349


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BUCK-TICK『COSMOS』

01.Maria

02.キャンディ

03.チョコレート

04.Sane

05.tight Rope

06.Idol

07.Living On The Net

08.Foolish

09.In

10.Ash-ra

11.Cosmos


《CD&配信情報》

●Amazon

https://www.amazon.co.jp/dp/B00006HBOG/


●Spotify

https://open.spotify.com/album/6tD7LIpBlIXqXpWHEWMhkK?si=vqlzPgRxR_CVqcxYE2--3A


●Apple Music

https://music.apple.com/jp/album/cosmos/212025912


■『名盤ラジオ』とは?

3人の音楽好きが古今東西あらゆる名盤から1枚をピックアップし、お酒を飲みながらダラダラと語っていく番組です。

※自由気ままなトークです。内容に一部誤りがある可能性がございますので予めご了承ください。


00:02
名盤ラジオ、前回からの続き。
名盤ラジオ、BUCK-TICKのCOSMOSを取り上げた話をしております。
たくやです。今回もよろしくお願いします。
えぬぞうです。こんばんは、こんにちは。
ひできです。よろしくお願いします。
はい、ということで、前回はCOSMOS1回目でしたけど、
このCOSMOS6IX9の次の作品ということで、
COSMOS6IX9からこのCOSMOSに至るまでの色んなところを触れてきたという感じなんですけど、
今回はもうちょっとそのCOSMOS深いところと、
あとは全曲トーク、1曲目から話していくっていうところをやっていきたいなという感じですね。
で、私が最後、前回の最後にCOSMOS、
その後、メンバーが振り返ると結構苦悩してたじゃないかっていう話をちょっとして、
終わった感じだったと思うんですけど。
なんだその引き輪というの。
だいぶちょっと気になるんじゃねえかと。
気になるんじゃねえかと。
そうですね。
まあそれがですね、最近読んだインタビューというか記事で、
これが2014年のムックの達郎さんとバクチェフの櫻井さんが対談している記事で、
これは結構興味深い話があって、
達郎さんの質問で、櫻井さんが一番大変だったのはどの辺りですかっていう質問が話のいろんな中の途中にあって。
これまでのアーティストとしての。
そう、活動の中で。
さっき言った通り、これが話されているのが2014年ということなんで、
だいぶ今からしても8年前だけど、バクチェフの活動としては割と後の方ってことになると思いますけど、
その時点での話っていうところが前提にあって、
で、その一番大変だったのはどの辺りですかっていうところでいくと、
バンド自身も手探り状態だった頃が一番苦しかったなって言ってて、
それがいつだったかっていうと、コスモスだったり、セクシーストリームライナー、ワンライフワンですの頃かなって。
そうなんだ。
これ結構意外で、本当に僕も最近読んだんですけどこれ。
自分のその年で言うと30代の前半ぐらいって言ってて、
あっちゃんの当時の年齢ってことですけど、
コスモス、セクシーストリームライナー、ワンライフワンですなんだって。
03:02
そこが一番。
そのムックの達郎さんとかは、
え、その頃の作品めっちゃ聞いてるんですけどみたいな。
めっちゃ好きなんですけどみたいな反応して、
でもその頃、あっちゃん的にはその頃はもうとにかく試行錯誤してて、
で、なんでもとにかくやってみたっていう時期で、
ただなんか自分たちのものになりきれないところもいっぱいあって、
っていうそういう、
歌詞とかについても自分の言葉として書くはあるんだけど、
それ以外のカリボナの言葉も使ってたしみたいな。
とにかくいろんなことを試してた時代だったねみたいな。
ふうに振り返ってるんですよね。
それを聞くとなんかやっぱり、
シックスナインってやりきっちゃったというか、
出し切っちゃったというか。
で、やっぱ次どうするんだっていう。
その後でどうしようかみたいなことだったんですかね。
やっぱなりますよね、そこは。
僕も結構ほんとにそんな感じは思ってて、
やっぱ本質的にはシックスナインとかすごい合ってるんだと思うんですよね、
特にいまい、さくらい、その二人っていうところは。
あの辺のメンタリティーに合ってるというか、
そこをやりきっちゃったらその後どうしようかっていうので、
迷いが出るじゃないけど、
ここまでやったらどうしたらいいのっていうことだったんですかね。
そうですね。
そっから先行くときにもう完全にぶっ壊して全く違うものに行くのか、
今までの全てを集大成的に集めてやっていくのかとか、
その辺もどっちに行くかとかっていうのも難しいですよね。
そうなんですよね。
どっちにも行けるっちゃ行けるタイミングではあるっていうか。
そうなんですよね。
完全にぶち壊して全然違うものに行くっていう手もあるじゃないですか、
そこまで突き詰めちゃうとシックスナインぐらいまで。
それはそれでありつつ、ただ結構環境的にそうもいかないのかなっていうのは、
ちょっと半分がった見方をするとあるのかなっていうところもあって、
やっぱ時代的にね、これが95年から続いてる流れですけど96年っていう年だし、
初回で言った通り事務所をね、自分たちで新しく作ってっていう流れからすると、
06:02
結構ね、やっぱセールス意識してたところもあったと思うんですよね。
そこはセールスもやっぱり重要な要素にはなりますよね。
全くそれ気にせずできるかっていうと多少は気にはなりますよね。
もちろんそれを第一にするバンドじゃないけど、少なからず俺たちもっていうのはあったんじゃないかなって思うんですよね。
っていう中で、実は先行シングルであるキャンディーとアルバムコスモスっていうのは、
セールス的には結構震わない形になってっていう。
下がってる感じなんですね、今まで。
キャンディーは初登場11位だし、アルバムコスモスも初登場6位。
いやー、なかなかそこが難しいとこというか、割とキャッチーな感じなのに逆にそういう結果になるっていう。
そうなんだよね。
不思議ですね。難しいとこですね。
6・9でだいぶマニアックに寄りすぎたんで、そのイメージでもうアイドルを作っても、もうなんか…。
一回そこで離れちゃった人もいるってことですね。
そうそう。それはあるだろうな。もうちょっと爆竹わかんないなってなってね。
そうですね。で、そこで逆についてきてるファンだったり、新たにハマった方の人たちからすると、またそれはそれでコスモスになると、
あれ?なんかあのマニアックさは?みたいなのはパッと聞いた感じちょっとあれ?ってなるのかもしれないですね。
まあパッとはそうかもしれないですけどね。
でも聞き込んだらなんかあなりのことをしてるからすごい楽しめるんですけど。
6・9を好きっていう人は多分コスモスもその中でも楽しさは見出せるんじゃないかなって思うけど。
まあただね、その母数がどれだけいるかっていう話だから。セールスとかの話でいくと。
っていうね、その辺もコスモスはあるよっていうところで。
でも結局コスモスのその後、レコード会社を移籍してたりするので、まあ実は裏では結構苦悩してたんじゃないかなって想像されますよね。
まあその辺の話はちょっと最後の総括の辺でも話したいなって思うんで。
ちょっと今段階はこの辺にして。
そうですね、止まらなくなってしまう。
曲にも入っていきたいなって感じですけど。
まあいろいろ前提として初回と今回のこれまでで話したところがいろいろあるという感じですね。
09:05
だいぶこう、曲を語る準備ができてきましたね。
このコスモスはね、本当にその背景がいろいろ楽しいな、楽しいって言ったらあれだけど。
共鳴会?
研究しがいがあるっていうんですか。
大社からしたら全然もう楽しい。
全然楽しくねえよって。
俺は楽しくなかった。
今井さんが聞いてたら怒られちゃいそう。
大体そういうもんなんだよね。作ってる側楽しくないのは、見てる側は楽しいっていう差。
腹ん番上であればあるほど楽しいですね。
そうそうそう。
見てる側は。
苦しんでる方が面白いんだ、見てる側は。
こういううんちくを語る感じだと特にいろいろあるんで面白いっていう、このポイントが感じなんですけど。
まあそういうね、いろんな中で生まれた作品っていうことですよ。
なるほど。
では、こっからはそのコスモスのアルバム全曲トークということで1曲目からいっていきましょうか。
じゃあまず1曲目がマリア。
これはいきなりなんか不穏なノイズから始まりますけど。
よく聞くとなんかおかしなことなってますよね。
ゴモゴモゴモゴモみたいな、エンテコなところから。
エンテコな音で始まりますよね。
まあそっから結構、なんていうか勢いある感じで始まりますよね。
ロックバンドっぽいっていう感じの。
そうですね。前作が感謝したい。
から始まってる。
確かにそこから考えるともうだいぶ。
この前もね、きらめきの中で。
っていう意味で結構。
ストレートに。
ストレートにいって思いきやみたいな感じですよね。
思いきや。
そうですね。この入りはかっこいいですよね、このワーミーの。
それかっこいいですよね、そこのギターの。
かっこいいですよね。
その勢いで行くかと思いきや、やっぱマニアックだなみたいな。
ズコーってなる感じですね。
かと思いきやね、また広がりのある感じで。
12:03
めちゃくちゃ面白い曲ですよね。
結構目まぐるしいですよね。
目まぐるしく変わるっていう。
いやー、超いいなー。いいっすよね。
この曲いいっすよねー。
いいっすいいっす。
ブクブクっと。
そこのサビのところも、なんていうんすかね、絶妙なメロディーラインですよね。
まあ、やっぱその時点で今までになかった感じはあるよね、その広がり的な。
そうだよね、なんか今までにないアプローチって感じですよね。
やっぱそこまで歌い上げてないっすもんね、前2作。
でもその歌、メロディーもなんかキャッチーになりすぎてない、なんか絶妙な感じのメロディーじゃないですか。
そこがまたなんかすごい良くて。
で、そのバックの演奏がまたすごいことになっちゃってるし。
サビのバックとかすごいもんね。
ヤバいっすよね。
かっこいい!
あの感じめちゃくちゃ気持ちいいっすよね。
すごい飛び回ってる感じの。
飛び回ってますね。
ベースもブリブリなんかゴリゴリ言ってるし、絶妙ですね。
この曲好きですね、このアルバムの中ではライブ。
面白いっすよね、リズムのアプローチも面白いし。
そうですね。
そこに乗ってる上物も面白いし。
この曲本当にいいな。
あ、そう来るかって感じだよね。
そう来るかって感じですね。
6ix9ineとかそれまでの流れとはまた違うんだけど、キャッチーさもあるんだけどマニアックでもありっていうのが。
確かに。感想とかなかなかマニアックですよね。
なかなかですからね。
なんかすごいっすよね、なんか音も。
ジュッジュッジュッジュッジュッジュッジュッジュッジュッ。
じゃあこれやってください。
思いきやまた広がりを見せたりとかも少し。
そう。
やってることのマニアックさはありかし前作に引き続いて、マニアックなことやってるぞって感じはするんだけど、
でもメロディーが立ってるから聞きやすいっちゃ聞きやすい。
そうなんですよね。
本当それだけですよね。
15:01
マニアックさっていう点で言うと、別にこれも相当だぞっていう。
これ結構ですよね。
展開の仕方とかリズムアプローチとか結構マニアックだぞっていう。
結構マニアックですよね。
これもやっぱ前作前々作があれだったからこそポップに聞こえてるだけなのかもしれない。
そこからの流れで聞いてるから、
全体通してすごいキャッチーなイメージみたいなのはあるんですけど、
冷静に聞くと全然。
全然全然。
おかしなこと思ってる。
おかしなおかしな動きだぞって。
よっぽどですよね。
その辺が共存してるっていうか、その辺が面白いですよね。
この曲好きですね。
そうですね。面白いですね。
面白いですよね。
サビのバックの演奏とか結構ジャークですよね。
ジャークジャーク。
意図的だよね。
意図的だね間違いなく。
それをキャッチーな感じに聞かせられるっていう凄さが。
そこはもうメロディーだよね。
ジャーク。
ジャークだね。
ジャークですよね。
演奏じゃないですか。
ジャークだね。
不穏な音しか出せない。
めちゃくちゃ不穏な音ですよね。
どの楽器も不穏な音しか出せない。
どの楽器も不穏ですよね。
それがキャッチーに聞こえちゃう。
確かに確かに。
すごいことですよね。
そのヤバさはヤバいですね。
ヤバいって言うと怒られるんですけど。
語彙力がねえよって。
そうですね。
確かに確かに。
ヤバいヤバい。
ヤバいしか言えない。
ヤバいって言っちゃダメだよ。
お叱りを受けるのでね。
いやでもヤベーわこれ。
ヤバいですよね。
ヤバいですね。
このブクブクとの後ろもヤバくないですか。
そうそうそう。
ヤバい音鳴ってますね後ろで。
ブクブクした音。
ブクブクした音鳴ってる。
ブクブクしてるっていう。
あそこめっちゃ狙ってやってきてますからね。
狙ってやってるよなあれ。
ブクブクさせようって。
あれはどっちが先なんだろうな。
18:02
なかなか凄いですよね。
歌詞にサウンドを合わせるって凄くないですか。
これも凄いですよね。
歌詞とサウンドをリンクさせることってやってる人あんまりないですよね。
確かに。
先にあの音があってこれブクブクとだなってなったのか
さくらいあっちゃんのブクブクとっていう歌詞があって
ここにこれ合わせようこの音合わせようってなったのか。
なかなかだって川の流れのようにとか歌って川の音流さないじゃないですか。
そうだね。
川の流れのようにジャブジャブジャブって流さないとね。
ブクブクと。
あれがブクブクとの音なのかっていうのもありますけどね。
僕でもさっきので言うと校舎だと思うな。
この歌が先にあって。
やっぱそこにブクブクとの音を入れようって。
それをあっちゃんが歌っていまいさんがそれ面白いと思ってそこに重ねた説。
ブクブク重ねちゃおうって。
歌詞強調させちゃおうって。
ブクブクさせちゃおうって。
面白いっつって。
俺もそっちだと思うな。
どうやってあの音鳴らしてんだろうって感じですよね。
すごいですね。
やろうと思って作れるっていうところがまたすごい。
ブクブクの音。
ブクブク。
あそこすごいよな。
あれを先に音だけ作っててあの音を入れないでしょ。
確かに確かに。
唐突。結構唐突。
あれ確かに歌なかったらおかしいですよね。突然。
確かに。
っていう気はしますね。
確かに確かに。
いやー1曲目からなかなか飛ばしてますね。
なかなか飛ばしてきてますよ。
その辺がなんかバンドの面白さなんでしょうね。
どっちがどっちに合わせてるかわかんないですけど。
確かに確かに。
でも確かに。
絶対にそのね双方向の関係がどっちかがどっちかに反応してあれができてるわけなんで。
化学反応しちゃうね。
化学反応しちゃうね。
1人で作ってたら絶対になんないからね。
ならないだろうなっていう。
逆だとしても面白いですね確かに。
サウンドがあそこすごいなんかやたら強調されてて。
そこはなんかピョピョピョって入ってる。
そこに対して歌をなんか入れたいと思って。
21:00
ブクブクしてねえと。
それはそれです。やっぱすごい言語感覚が。
すごいすごいすごい。
その点もあるなって気がしてきたな。
さすが古田川翔作家の父親というところですよね。
この音は。
ブクブクと。
ブクブクと肉になっている音だね。
あそこほんとすごいもんな。
やっぱ耳に残るもんね。
あそこすごいですよね。
残りますよね。
インパクトが強い。
ざわざわってしますね。
ざわざわってなりますよね。
1曲目からだいぶマニアックな曲入ってますけど。
2曲目。
Candy。
これは前に触れてますけど先行シングルですね。
これは当時シングルで聴いたときビビったでしょうっていう。
ちょっと僕はそのリアルタイムの感覚はわかんないんで。
その辺の感覚ぜひコメントとかに書いてもらえると嬉しいなって感じですけど。
これはあの流れでこれ出されたら逆にどうしたってなりますよね。
だろうね。
どうした。
前の出てるのが6ix9ineでてシングルで言うと見えないものを見ようとする誤解全て誤解だってこれが出てるから。
知りやすさというか歌詞のあれとかも全然違いますもんね。
歌詞はいいよね。
爽やか。
爽やか。
この曲大好きだけどね。めちゃくちゃ。
これでも代表曲の一つじゃないですかね。
これは結構あれなんですかね。ライブとかでも。定番でもない。
あんま多分定番ってないんだと思うんだよな。
確かにそれはそうだね。
いっぱいあるから。
でもいいよね。歌い出しが好きだもんな。
僕の箱庭にキャンディ敷き詰めて。
ウッキウッキじゃないですかなんか。
どうかしてるよな。
どうしたっていう。
暗黒の歌歌ってたのか。
ヘドの塊とか言ってたのか。
それこそが狙いみたいなさ。
裏切りですよね。
最初のアッパラパージャンも。
24:01
その入りで。
僕の箱庭にキャンディ敷き詰めて。
これが君だよと優しく微笑みかける。
最高ですよね。
頭狂っちまったんかって。
これまでのいろんな流れを踏まえて楽しむ曲ですよね。
これ単体でいきなり初めてこれを聴くっていう人だとそこのあたりを楽しみきれないというか。
この流れでこれ作ったっていう。
それはでも本人たちもそんな感じだったっぽくて。
あっちゃんもかなり楽しんでたっぽいよ、自分で。
もうね、キャピキャピって感じたって言ってるもん。
いたずらしてる感じでしょ。
そうだよ。
自分の歌をスタジオで聴きながら、キャピキャピしてんなって言って。
でもそのまま次のテイク行くぞって言って。
でもなんか、自分としては、あっちゃんの、桜井あっちゃんの自分的には、やっぱダークな世界が基本あるんで、そっちに行かないようにあえて気をつけて、これは歌ったって言ってますね。
だからまあ、意図的ってことですよね、本当に。
まあ、意図的だよね、これはね。
このメロディーに、このサウンドっていうか、とんでもないノイズだもんね。
ノイズはこれ、アルバムバージョンのノイズ、とんでもないですね。
とんでもないですよね。
結構僕、このキャンディ好きなんで、結構聴いてたんですけど、ちょいちょい。
ただなんか僕聴いてたのって、BTに入ってる、ベストアルバムのBTに入ってるシングルバージョンをなんかよく聴いてたんで。
なんか久々に今回、コスモスに入ってるバージョンを聴いたら、なんじゃこりゃーって。
うおーい!ってなるよね。
なんか壊れたのかなって思って。
そうそうそうそう。
じゅーじゅーって鳴く。
え、なんか、ガーって。
なんかノイズ多いんだけどって。
やたらなんか、そうだよね、エッジが効いてるというか、ぶっ壊れた感じの。
ノイズっていうか、ブオーンとか鳴ってるじゃないですか。
ブピー!っていう感じの。
27:01
すごいっすよね、これ。
いまだかつてこんな変なやつ聞いたことないんですけど。
そうそう。
割となんかさ、今回の曲は、ノイズに行ってみましたみたいなさ、すごいロックな、うるさくしてみましたみたいなインタビューで言ってて、それを聞いてみたら、そこまででもねえじゃんみたいなさ、曲も多い中。
ありますよね、そういう。
この曲がちょっと、おいおいおいって。
いやーもうほんとびっくりしましたね。
やりすぎにもほどがあるだろっていう。
ほどがありますね。
いくらなんでもっていう感じぐらいのノイズだよね。
さまじいっすね、ほんとに。
ギターソロの間奏のところとかもほんとやばいっすね。
ギターソロ聞こえねえじゃん、ノイズでみたいな。
そうそうそう。
かぶさりすぎだろって。
確かにもう、確かになんかちょっと聞こえてる感じがする。
そう、奥の方でなんかギターソロっぽいのなんか聞こえるけどみたいな。
で、そのギターソロもなんかよく聞くと、シングルバージョンと違ってて、結構なんかアルバムバージョンのやつが適当。
なんかこれミスティークなんじゃないかっていうぐらいなんかもう適当で。
なんかスタジオにこう、一人なんかちょっと素人の人が入ってきて。
適当に弾いたみたいな。
そう、バンドで合わせてるときになんか一人ちょっと適当に音出してるみたいな。
シングルバージョンは近い感じなんだけど、そっちの方はもうちょっとまともで、それもだいぶ面白いんだけど。
アルバムバージョンはほんとなんかもう、なんかそれの練習のバージョンじゃねえのみたいな。
でもほんとすごいな、なんかこのめちゃめちゃな音にすごいキャッチーなメロディーと歌詞っていう。
歌いいよね、これほんとに。
それにこのノイズを重ねちゃうのもすごいっすね。
ノイズひどいっすよ、これ。
ナインチネイルズでもここまでやってないですよ。
そうそうそうそう。まさに。
ナインチネイルズを彷彿とさせるけど、ナインチのがもうちょっとコントロールしてるぞみたいな。
これもうなんかもうね、制御不能中かも。
むちゃくちゃやりすぎだよなって。
よく曲としてこう、なんか。
よく成り立ってる。
30:00
ほんとよくOK出したよなっていう。
崩壊する一歩手前ぐらい。
そうそう。でも崩壊してるんだよね。
崩れちゃってる。
崩壊してるんだけどなんか、成り立っちゃってるというかもう。
それを全力でメロディーと爽やかな歌詞でなんとか保しきったみたいな。
むちゃくちゃだよ、これ。
そこがかっこいいんですよね。
このドポップなのにそれっていうのがまだいいっていう。
そうなんだよね。まさにそこのかっこよさなんですよね。
あれですよね、ひでも。
そうそうそうそう。
なんかピンクスパイダーとかもそんな感じのとこあるし、
あとひでのあのハートギターあるじゃないですか、
あのかわいいロリロリのルックスでもゲロゲロのリフを弾くっていう。
まさにそういうのに近い。
その辺やっぱひでと久しいまいのなんかこのシンパシーというか。
両極端なものを融合させてバランス取れてない状態でバランス取れちゃうみたいなさ。
そうですね。
それこそがかっこいいんだよみたいなのがすごいこの曲はあるよね。
ありますね、ありますあります。
クソみたいなポップとゲロみたいなノイズを合わせた。
まさにまさにまさに。
それがもうめちゃくちゃロック的にかっこいいっていうのがね、
そのセンスがもう大好きですよっていう感じですね。
いやーこの曲ほんといいなー好き。
いいよねー。
どんだけ聴いても飽きないよね。
なんかもう自由にやってる感じがいいんですよね。
爆竹のコピーバンであるならこの曲やりたいっす。
むちゃくちゃなノイズをこう。
そうそうそう。ピーピーピー。
わーっ!あぼやーっ!てことですか?
バーバーバーバーバーバー
バーバーバーバーバーバー
それを成り立たせるには、もう相当なヴォーカル力が 必要ですよね
そうですね
まあ、そんなヴォーカルのあっちゃんは、 このキャンディのリフ
ギターのリフの部分
いまいの笑い声にそっくりって 言ってましたけどね
あー なるほどねー
やたらこう なんかヒステリックというか
33:03
ハイが立ったような音を大音質というか
あー シャシャシャシャー
ファズがかかったような
ファズったような笑い声です
まあ もともとの声質が
特徴的ですからね エキセントリックというか
すごいよね もう あのルックスに
あの声質に このセンスっていう
素晴らしいっすね 素晴らしいっすよね
いやー このキャンディー大好きですね 本当に
キャピキャピですよ キャピキャピ
ほんとね いいっすよね これ
ロック ロックチューナー こういうもんだよ みたいな
確かに これがロックの良さだよ みたいなね
そうですね こういうバカっぽくてかっこいいっていうのは
ロックの一つの魅力ですからね
めちゃくちゃバカなんだけど めちゃくちゃ知性を感じるっていう
両方の相反するものを同時に感じるっていうのは
ロックの醍醐味ですよね
めちゃくちゃドポップなのと めちゃくちゃノイシーなのをしてる
クソバカなのと めちゃくちゃ知性も合わさっちゃってるみたいな
そこが好きですよね っていう
いやー いいな
で 次が3曲目 チョコレート
これはシングルのカップリングでもあるんで
続いてるんですよね この流れが
キャンディーチョコレートが
これは星野さん作曲
あ これはそうなんですね なるほど
チョコレートはそうですね
この曲もロックでかっこいいっすよね
これもいいよね ヘビーな
これもこれでなかなかレゲツない音ですよね
音 これもヤバいね
これもシングルのカップリングバージョンと結構音は違ってる
これもより過激になってる感じ
よりマニアックになってる感じ
これもなかなかヤバいよね
ヤバい
ユーミーチョコレートって
ユーミーチョコレートって
36:16
かっこいいっすよね
かっこいいね
ああいうネクロマンさ
ああいうネクロマンさって言ってるよね 後ろで
これはもう楽しい星野さんって感じの
ですね これはなんかもう
ライブとかでやってくれたらもう気持ちよく乗れる感じですよね
みんな笑顔で聴いてる感じでしょうね
笑顔
これ聴いてるときある
笑顔笑顔で
失笑
割とガチャガチャしてるからなバックはな
音は本当そうですよね
ガチャガチャ
これも本当ノイズ
ノイズに値する音がめちゃくちゃ入ってますよね
相当いろいろ入れてますよね
相当いろいろ入ってますよね
なんかインダストリアルな感じもあるし
確かに確かに
そうだね
そういう音も感じるよね
何だろうねこれは
チョコレート工場的な感じというかな
何かわかんないですけど
知ってこと?
いや音もなんか音が工場っぽいな
インダストリアルっていうだけだけど
ガチャガチャしたよね
ガチャガチャした
これはでもチョコレートっていうのは
薬物の因果でもあるっていう
またそういう
いかんなこれ
キャンディーもそうだったりするんだけど
このチョコレートの歌詞の方がよっぽど
読むとそう思っちゃうっていうか
そういうことか
これだいぶトリップしてるよなっていう
完全にそうだね今歌詞をこれを
歌詞読むとそうだよね
そう思って読むと
手をかけた手が震えてるとか
完全にそうじゃんこれ
これはなんかあれっすね
1曲目スピードで
2曲目ランディー
3曲目チョコレートやってほしいな
薬物三部作みたいな
で4曲目ヒロイン
ヘロインみたいな
39:01
全然反省してねえな
だめだよ大炎上だよね
こういうの混ぜてくるから好きですよね
すごいすごい
ギリギリのなんか
ギリギリもう完全アウトなんだけどさ
チョコレートの話してるだけですからねこれ
何もね
何も問題ない
この辺のやっぱ感覚はすごいよね
やらかしてるのをなんかこう
ネタにしちゃうっていうかさ
それもロックだろみたいな
まとめちゃうっていうか
そこが面白いんだよっていうのは
魅力的ですよね
ですね
これも最後はもうトイレに入ってますからね
レストルームに入ってるから最後
かっこいい
変してポップな感じかと思いきや
いろんなねこう毒を混ぜてる
毒が混ざってくる
やっぱり
やっぱり
毒が混ざってますね
めちゃくちゃポップなものにこそ
毒を混ぜるっていう
このタッチの悪さです
そここそが魅力的というか
はまっちゃう
はまっちゃうとこだよね
なんかその辺はほんと
もうナインティネイルズとかもそういう感じの
やつありましたよね
確かナインティネイルズのダウンワードスパイラル会でも
話した気がしますけど
ダウンワードスパイラルのクローサーとか
結構なんかサウンド的には
ポップというか
あの中ではキャッチーな気がしますけど
歌詞はだいぶやばいなっていう
とかそういうのもちょっと近いかもしれません
あーそうだねめちゃくちゃ
めちゃくちゃポップな
あれに
歌詞がもうそんなこと言っちゃってるっていう
この辺の感覚はやっぱね
ナインティネイルズしかり
松本秀人さんしかり
トゥールしかり
毒を混ぜるっていうのは
そここそがロックなんですよね
あーでもこのチョコレートも
面白い曲ですよね
42:00
面白い曲ですね
じゃあ今回は
このコスモス3曲目のチョコレートまで
話をしまして1回区切って
また次回続きから
やっていきたいと思います
次回へ続きます
42:30

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