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スピーカー 2
最近、私がガンダムにハマっていることで、いろんな会議で、仕事の会議ですよ。いろんな会議で、冒頭のアイスブレイクでガンダムの話をするんですよね。
ファースト見ましたとか、映画見ましたとか、劇場版見ましたとか、ゼータ見てますとか、なんかそういう話するんですけど、大体そういう話って一回きりだと思うんですけど。
定例会議で2週3週と続いても、なおかつ今週も見ました。今週も見ましたって、あらゆる会議でその話をしてるんで、本当にガンダムの話ばっかりしてる人みたいな感じになってるんですけども、
そういう状態になってみて、一つ分かったことがありまして、最初僕がガンダム見たって言った時に、最初に反応をくれる人いるんですよね。
あ、見ましたか、あそこ面白いですよねっていう人がいて、その後1週間くらい経って、だんだんと遅れて参加してくる往年のファンっていうかね、マニアが出てくるんですよね。
おお、そこまで見ましたか、みたいな感じで出てくるんですよ。で、その後さらに2週3週してくると、いや佐々木さんがどこまで見てるか見守っていましたが、そろそろ言いたいことがありますって言って、
やっと遅れて出てくるファンもいて、それで僕気づいたのが、往年のガンダムファンは最近ね、最近ファーストガンダムからデビューした若いファンを温かく見守っていてですね、
どこまで来たかを見守って適切なところでコメントに入ってくることが分かりまして、どうやら温かく見守りながら楽しんでるらしいんですよね。
だから今更ね、45年も前のコンテンツの感想をワイノワイノやいのやいの言って、これ誰が聞いて面白いんだろうって思わないでもなかったんですけども、
どうやらガンダムすでに知っている人にとってもこの若い、若造のコメント、若造の感想がね、面白いらしいんで、
これはもう照れることなくね、ひたすらガンダムの、しかも最初のガンダムの話をしようということで、今回はガンダム特集2回目でございます。
エピソード0208 もっとよみがえるガンダム
スピーカー 1
君は夜の言葉を聞く メディアヌップ
こんばんは、佐々木優です。 こんばんは、遠藤です。
スピーカー 2
ガンダムで元気になっていつもより張りのある佐々木優です。
スピーカー 1
遠藤さん、ようこそ、たびたびおいでくださってありがとうございます。 こちらこそありがとうございます。
スピーカー 2
でですね、最近遠藤さんの出演頻度がどんどん上がっているんで、ちょっとですね、遠藤さん何者かっていうのをね、ちょっと1回詳しくやったほうがいいんじゃないかと思いまして、
本編ガンダムの話始まる前にですね、初回登場時にも自己紹介していただいたと思ってるんですけど、ちょっと改めて今日聞いている皆さんに自己紹介をお願いしてもいいでしょうか。
スピーカー 1
はい、そうですよね。何回か聞いていただいている方にはもしかしたらポケモンカードおじさんとして佐々木さんと一緒に楽しませてもらっているものとして知っていただいているかと思うんですけれども、改めまして遠藤です。
仕事はですね、デザイン関係の仕事なんで、とはいえそのグラフィックとかではなくてサービスとかコミュニケーションとか向けのデザインをしていくようなお仕事をしていて、
特にワークショップをデザインしたりアプリケーションをするというのが特異な仕事だったりするんですけど、今46歳なんですけど、会社はいくつか転々としていて、今6社目からぐらいなんですけど、4社目ぐらいのキャリアの時に佐々木さんと実は一緒でして、
スピーカー 2
それがライブドア?
スピーカー 1
そうそう、ライブドアからNHNジャパンに代わる時期にご出演させていただいてて、そこでご縁ができたんですけど、その後はいろいろと転々としてこういうデザインの仕事をしているんですけど、趣味がですね、音楽とかゲームとか読書とかいろいろ好きなものがあるんですけど、
そのあたりをSNSでこんなの読んだとか、こんな絵が好きだったとか、特に小説とかですね、いろいろと書いているところを佐々木さんがコメントしてくれたり、場所は実は私京都に住んでるんで離れてはいるんですけど、そういうSNSのコメントとかを通じてやり取りしていたところに一番ポケがが刺さりまして。
スピーカー 2
そうね、まずそこですよね。まず一番大事なこととしてポケががですね。
スピーカー 1
そうそう、だから小説の話とかね、海外ドラマの話とかもよくさせてもらってたりはしたんですけど、ポケががはもうお互いのハマり具合がかなりのものだったので、最近も。今日もね、ポケががの話もしたいことはたくさんあるんですけど、一旦今日はちょっと違うテーマでまた出させてもらってるって感じで。
スピーカー 2
遠藤さんは、ライブだったとき一緒だっただけじゃなくて、その後転職されたインフォバーンが僕の元フルスというか、だからなんか共通の知り合いが仕事通じても多いという感じなんですけど。そうか、無形のデザインって、無形のデザイナーっていいですね。
スピーカー 1
いや、そうなんですね。いわゆるグラフィックとか絵描くのとか全然できないですし、変な話、イラストレーターとかフォトショップもあんまりうまく使えなかったりするんですけど、デザインってことを名乗ってやらせてもらって。
スピーカー 2
そのデザイナーの遠藤さんが京都にいらっしゃるということで、メディアヌープで京都に縁のある人が多くて、共同MCの宮本さんも奥様が京都の方でしょっちゅう京都にいるし、森内さんも京都にいるし、ガンダム特集の前回の大西さんも京都にお住まいなんて、もう京都京都京都でね。
むしろね、京都人口の方が多いんですよ。出てる人の中で。たびたび出てる近藤さんね。リッスンをやってる、開発してる近藤さんも京都だし。むしろね、京都が多数派になってきてるところなんですけども。
スピーカー 1
何の縁ですかね。
スピーカー 2
何ですかね。何だろう。
スピーカー 1
神岡もね。
スピーカー 2
僕もね、仕事で行ってる神岡もね、京都でね。
でね、僕は遠藤さんがね、どんな人かね、聞いてる人にお伝えしたいと思って、今日犬の散歩しながらね、思いついたことがあって。
スピーカー 1
お、お、お。
スピーカー 2
遠藤さんどんな人ですかって言ったら、僕にしか通じなかったらすいません。
あのー、スイコ伝のカオショウロチシンに似てるなと思ったんですけども、遠藤さんわかります?スイコ伝。
わかんないですね。
わかんないか。スイコ伝って読みやすいものだと横山は見ててる。
スピーカー 1
小説からと北方建造のスイコ伝が有名だと思うんだけど、カオショウロチシンっていうすごいナイスガイなキャラクターが出てくるんですけども、
スピーカー 2
すごく心の優しい人、もちろんスイコ伝に出てくる盗賊たちって心は優しい人たちなんですけども、
まあなんかこの人殺しをしちゃって、しかもそれも偽狂心から人殺しをしちゃって、
それで身を隠して心を入れ替えるために坊主になるんですよね。
スピーカー 1
坊主っていうのがお寺に入ると。頭も悪めてお寺に入って。
スピーカー 2
というところがスイコ伝の仲間たちと出会って、世直しのための両三博に籠るみたいになったんですけども、
遠藤さんの僕がプライベートで漏れ聞いている、昔酒でやらかして以後お酒は飲まなくなって心を入れ替えたっていうエピソードと、
京都にお住まいになられて、今でも髪は長くせずに、割と短めなスタイリッチな感じで、
ピッと世直しデザインをしている感じっていうのが、川尾翔露自身が若い暴れん坊からお寺で坊主になった時から世直しになっていくまでのキャラクターと似てて。
スピーカー 1
やばい。
スピーカー 2
似ててていうか。でもこれ、ごめんなさいね、遠藤さんもしスイコ伝読んでたらと思ったんだけど。
スピーカー 1
いや今ね、検索して初めて知りましたけど、もうヒゲ面と。
スピーカー 2
見た目の話じゃないですよ。アニメ代表に似てる?
スピーカー 1
ヒゲ面と眉毛の濃さと、坊主時代の自分まんまですよ。
スピーカー 2
今、坊主時代じゃないですもんね。
スピーカー 1
そうそうそうそう。
僕ね、見た目で思いついたわけじゃないけど、結果見た目も似てたんですね。
そうっすよね。あ、そうだったんだ。
いや確かに。見た目で言ったら、まさおかしき。
スピーカー 2
ずるいね。横向くとね、ほんとまさおかしきみたいなね。
スピーカー 1
あれ息移しですよ。
スピーカー 2
息移しですね。
まあでも、そうしたらやっぱりカオショウロチシンのそのオショウ感とも通じるとかありますよね。
スピーカー 1
いや確かに。でも坊主が人生の中で一番長いんですけど。
結構この短い髪、今普通の真ん中分けの2ブロックみたいな感じですけど、
生きてる時に月1回とか2ヶ月に1回ぐらいはどこか行かなくちゃいけないじゃないですか。
で、たまに面倒くさくなって、坊主の時って週1日、自分でバリカンやってたんで、
なんかまたそうしたい気持ちはたまに芽生えるんですけど、
小学校1年生の娘が絶対にやめてっていう風に出てきないっていう。
スピーカー 2
あー、娘さんが嫌がるんですね。
スピーカー 1
嫌がるんですよね。
スピーカー 2
なんかね、ネガティブなイメージもないですけどね。
スピーカー 1
いやまあ確かにね、でもどっちかというと、私が歳を重ねれば重ねるほど、
マサオカシキよりはロチシンに近づいている感があるんで。
スピーカー 2
あのロチシンはね、人気キャラですから、これはね褒め言葉だと思ってください。
スピーカー 1
いやこれ、スイコーデン読みますわ。また道を開いてもらっちゃったな。
スピーカー 2
あ、エンドさん今日はね、ガンダム、そっち行くとね、スイコーデンも長いんで。
北方建造のスイコーデンもね、全部読むとね、大スイコーデンって100冊超えてくるんで、
ちょっとそっちの話はせずに、今日ガンダムの話しやりましょう。
スピーカー 1
お願いします。
スピーカー 2
前回、大西さんとよみがえるガンダムっていう回をやったんですけども、
その回にお便りをいただきました。
そのお便りですね、ちょっと私の方で読み上げてみたいと思います。
ムッシュさんからメッセージいただきました。
はじめまして。いつもありがたく拝聴しております。
失礼と思いつつも、エピソード205よみがえるガンダムを聞き、
燃え上がった心を感じたので、少し叫ばせていただきました。
いくら耳を澄ませても、心を清く整え、いく度聞き直しても、
大西さんの語りは僕の耳に、心に届くことはありませんでした。
が、何かキラキラしたものは感じることができたので、内容は理解できたつもりです。
タイムコードがカウントされていくのに、
ゼータのコックピットの中で生き生きと話しかける笹切さん。
ただひたすらに流れていくBGMの中で、
笹切さんがもう一人の自分と鑑賞した感激を共有し、
キラキラの中に吸い込まれてしまったのではないかと心配になったほどです。
やっとのこと2月1日にジークワークスを鑑賞し、
その翌日にポッドキャスト内に表示されたタイトルに誘われて再生ボタンをタップ。
初めてのメッセージなのにこのような文章、
ジークワークスで感じたキラキラに影響されてのこととしてお許しください。
というメッセージいただきました。ありがとうございます。
これなんですけど、エンドさん聞きました?前回の。
これ、このメッセージの意味わかりました?今。
スピーカー 1
いやあの、あれだよね、笹切さんの質問のスキー粒子が濃すぎて、
なかなかうまく録音できなかったということで。
濃すぎて、僕の声しか現実には録音できなかったんですけども。
スピーカー 2
で、それね、本当に普通の話をすれば、
いやせっかく鬼さんの録音できるはずだったのに、
僕がミスって撮れなくて、ああーって落ち込んで編集して、
僕の声だけでもせめて物を慰めとしてというかね、
せっかく撮ったから公開しとくかってやったんですけど、
それがガンダムの中で出てくる、キラキラの中にいる状態。
コックピットの向こう側にいて、実際の耳で聞くと片方の会話しか聞こえないのに、
キラキラの向こうに行くと、その向こうにいる誰かと会話ができているって状態に聞こえて、
面白かったですっていうことなんですけども、
これウィットに飛んだね、僕のフテギアでうまくできなかった録音をね、
ウィットに飛んだコメントでね、返してくださってすごい嬉しかったです。
僕もコメントもらって笑いました。
俺あれキラキラの中にいたんだなと思って。
スピーカー 1
これあれですよ、本当冒頭キロイさんがおっしゃってた先輩、ガンダムの先輩ですよ、完全に。
スピーカー 2
この方は多分僕よりも当然ガンダムの先輩で、なんだと思うんですけども。
スピーカー 1
ニュータイプが聞こえたんでしょうね。
でもね、やって良かったです、これ。
スピーカー 2
良かった人?
僕の音声しかなくても公開して良かった。
少なくともね、僕も何回か聞き直したんですよ。
2回3回聞き直したんですけど、聞くたびに僕ね大西さんの声聞こえてるんですよね。
それは当然だから僕録音してるから、記憶が蘇るから聞こえるんだけど。
ただ僕の受け答えを前後繋げると、大西さんが何言ったかっていうのが生成されるんですよね。
文脈が、AI的に。
肯定してるのか否定してるのか。
ああ、あれですねって言ってた。
ある意味ね、意外と会話って本当に折り重なってるっていうか。
折り重なっているから、例えば糸もそうですよね。
糸って折り重なっていきますよね。
だから糸解いても折り重なってた時に跡ってついてるじゃないですか。
紙でもそうですよね。
畳んで開いても跡ついてるじゃないですか。