-
-
スピーカー 2
もう2年目になって、今僕騒いでます。
これはね。
スピーカー 1
そっか、最初は気づかなかったけど。
スピーカー 2
そう。
最初食った時もうまいと思ったんですけど。
うん。
これね、結論から言うとね、漬物の女王です。
スピーカー 1
えー、女王。
スピーカー 2
これは、王様って言ってもいいんだけど、王様って言ってもいいんですけど。
この見た目、ぜひ見てほしい、すぐ気づけって検索してみてほしいんですけども。
あの、実の部分の株とか大根に相当する白い部分と、あとその葉っぱの部分とあって。
で、その葉っぱの部分をね、このパッケージにする時にぐるぐる巻きにするんですよ。
まるでこう、女性の巻紙みたいにね。
スピーカー 1
うんうんうん。
スピーカー 2
で、この様子がまるで女性のお顔のようなんで。
スピーカー 1
はいはい。
スピーカー 2
王様とは言わずに、漬物の女王様と呼びたいんですけども。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
いや、あのね、これもらって、僕その、食べたことなかった、見たことなかったから。
いわゆるたくあんを切るみたいに。
うんうんうん。
普通にこうスライスしてね。
スピーカー 1
はい、輪切りで。
スピーカー 2
輪切りでスライスして食べたんですけど、それでもすごく美味しかったんですよ。
美味しかったんですけど、2年目になって、2年目っていうか2回目かな。
あれ、これもしかしてカットの仕方を変えた方がいいんじゃないかと思って。
漬物っていうか、たくあん風の切り方じゃなくて、短冊切り。
スピーカー 1
うんうんうん。
スピーカー 2
5ミリ角みたいな短冊切りにして、で、葉っぱの方は1センチごとに刻むみたいな。
うんうんうん。
ちっちゃく、すごくちっちゃくしたんですよ。
で、そしたらね、やっぱり漬物ってその、味と塩分濃度と歯ごたえによって適切な大きさが多分あるんだと思う。
スピーカー 1
はいはい。
スピーカー 2
で、たくあんみたいに切った時には、奥さんそんなに食べなかったんで。
うんうんうん。
まあ食べたんだけど、そんなバクバクかなと。
スピーカー 1
うんうんうん。
スピーカー 2
でもちっちゃく切った瞬間に、奥さんが、何この美味い漬物って言い出した。
へー。
変わってるのはカットだけなんですよ。
スピーカー 1
うんうんうん。
スピーカー 2
で、もうあっという間に2人でこう消費し尽くしちゃって。
スピーカー 1
はいはい。
スピーカー 2
で、ちょっと何これって奥さんが言って、何この美味いやつってこう。
うーん。
あの、なんか1、2回目ではいちいち言わなかったの。
うーん、漬物買ってきたんだと、もらったんだみたいな感じなんだけど。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
しみじみと3、4回目ぐらいに、何この美味い漬物ってこう。
ははは。
スピーカー 1
なってきて。
すごい本当に衝撃を受けてる。
スピーカー 2
で、奥も1年越しに、やっぱりこれすごい美味いなと思って。
スピーカー 1
うーん。
スピーカー 2
これあの、味としては、その乳酸菌発酵の。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
酸っぱい感じの。
うーん。
酸っぱいというか、コクのある、苦味のある、酸味のある感じというか。
スピーカー 1
うーん。
スピーカー 2
乳酸菌発酵というと、あの長野の野沢穴漬けとかが。
スピーカー 1
うーん。
スピーカー 2
有名だと思うんですけど、その葉っぱに付いている乳酸菌によって、塩だけで発酵させるから。
スピーカー 1
うーん。
スピーカー 2
その葉っぱの部分が、ちょっとその酸味とコクと旨味があるような感じに。
スピーカー 1
うーん。
スピーカー 2
なるんですけど、このスグキ漬けも塩だけで漬けた。
で、葉っぱの部分に付いている乳酸菌で、実の部分まで発酵させるってやつなんですけど。
うーん。
やっぱね、この王様、女王様っていうカラーにはね、この塩だけっていうのがね、いいでしょ。
スピーカー 1
あー、なるほど。そっか。
スピーカー 2
葉っぱに付いている乳酸菌だけでこの味出るのかっていうね。
はいはいはい。
もうすんごい旨い。ほんとに旨い。
へー。
これね、こんな、これマジで王様だと思う。漬物の。
スピーカー 1
そうなんですね。これ、あれなんですね。見せていただいている写真は、なんか本当にだからその、マスターに紙を巻いているような感じっていうか、その葉っぱの部分を。
ミシャみたいでしょ。
スピーカー 1
うん、そうっすね。ほんとっすね。ミシャみたいな状態で。
スピーカー 2
自分で思い浮かべる人はミシャを思い浮かべていただける。
スピーカー 1
なってます。これ丸々1個の株の状態をつけてて、それがこんぐらいになっているってことですね。
スピーカー 2
そうですね。あの見るとね、油中の株の一種というふうに書いてあるんですけども。
株って柔らかいイメージあると思うんですけども。
硬い。しかも使っているとね、牛乳がちょっと入るぐらいの硬さがある。
へー。
スピーカー 1
だから大きく食うと口の中で余しちゃうから、短冊みたいな小さく切り込みしたい。
へー。
スピーカー 2
で、それを思いついた後に、あそういえば俺全然検索したことなかったと思って検索したら、どうやら正解でした。
スピーカー 1
いや、そうですよね。まさにそのカットの仕方ですね。
スピーカー 2
そう、このカットの短冊カットの小さく切るのが正解だったね。
うん。
だまにもうますぎて、食事中に副菜でパッと箸に伸ばすだけじゃなくて、食事終わってもう全部テーブルの上にね、全然食べ物なくなっているのに、奥さんがこのスンキ付けだけをずっと箸伸ばし続けるぐらい。
スピーカー 1
へー。
スピーカー 2
奥さんお酒飲んで、ワインかハイボール飲んでたけど奥さんが。
はい。
それでずっと止まんなくなるぐらい。
スピーカー 1
うーん、すごいめっちゃいいですね。
スピーカー 2
これはみょんさんがその京都ね、たぶん近くっていうかよく行く機会があると思うんで。
はいはい。
ぜひ手に入れてほしいんですけどね。これ普通に買うと高いらしいんですけどね。
うーん。
京都市内だとなんか無人販売みたいなところで安く手に入ることもあるらしいんですけどね。
スピーカー 1
へー、そうなんですね。
これ初めて今だから検索してみてみますか。こんなまるまる1個のつきも全然見たことないですね。
たぶんだからほんとお土産屋さんとかに。
あると思うね。
あるんだ、あるんだ、へー。
スピーカー 2
もし京都駅でミーシャーを見かけたらね、軽くおすすめします。
スピーカー 1
そうですね、すごい気になる。
スピーカー 2
これもしあの食品ごとのチャンピオンを決めて、死ぬ前に1個ずつ食べれるとしたら。
うーん。
よくね、死ぬ前に食べたい食べ物とかあるじゃないですか。
はい。
でも1個ってコクなんで。
スピーカー 1
うーん。
スピーカー 2
ラーメンから1個、カレーから1個、お寿司から1個、みたいなこう各ジャンル1個選ぶとしたら。
つけ物からは、すぐ気づけがある。
スピーカー 1
すぐ気?すごい。
スピーカー 2
それぐらいの。
スピーカー 1
2回にして、すごいっすね。
スピーカー 2
もう1年中切らしたくないと思うぐらいおいしい。
スピーカー 1
へー。
初めて聞きましたね、確か野菜の名前なんだ。
スピーカー 2
好きなつけ物あります?
スピーカー 1
好きなつけ物は、僕でも、確かにな、今味は浮かんでるんですけど、あれ名前なんていうんだろうな。
なんか、大根のつけ物なんですけど、たくわんじゃなくて、なんていうんですかね、もうちょっと醤油とかにつけてる。
スピーカー 2
へー。地域はどこのやつ?
スピーカー 1
いや、たぶんこの辺岩手のやつだと思いますね。
スピーカー 2
大根の醤油漬け?
スピーカー 1
醤油、醤油に使ってるようなイメージで、大根が醤油の中に唐辛子も入ってて、あとはあれでも、ネバネバはしてないか。
スピーカー 2
あ、昆布入ってるやつ?
スピーカー 1
あ、昆布入ってるやつです、昆布入ってるやつ。
スピーカー 2
あ、こういう短冊に切るやつ?
スピーカー 1
これです、これです、うん、これです。
スピーカー 2
これなんつーんだろうね、柚子醤油漬けってここで分かっちゃうと。
スピーカー 1
柚子醤油漬け、はい、でもまさにこれです、これです。
そう、なんかネバネバしてるイメージもあった。
スピーカー 2
これは美味しそうだよね。
スピーカー 2
あるよね。
スピーカー 1
なんかやっぱ京都の漬物とかすごい、なんていうんですか、こっちの岩手の方とかすごい塩辛いイメージがあって、
なんか漬物といえば、まあそうやって育ってきたんですけど、
確かにだから千枚漬けとか食べたときは、これも漬物なんだみたいなのを思いましたもんね。
スピーカー 2
いや千枚漬けなんかもうさ、絹のドレスのようなさ。
スピーカー 1
いやいや、ほんとですよね。
スピーカー 2
上品なさ。
スピーカー 1
上品ですよね。
スピーカー 2
味も上品だしさ、もう歯ごたえもさ、もうとろけるような、歯がなくても食えそうな。
スピーカー 1
もっと野良な漬物で育ってきたから、なんていうか、全然違うんだなと思いましたね。
スピーカー 2
いやなんかさ、昔のさ、昔の本といっても、今から100年ぐらい前の、正確に言うと80年ぐらい前に、
岩手県内の農家の暮らしの人を保健局っていうのかな、なんていうかな。
そういう保健の仕事をしてる人が見て回ったエッセイみたいなのがあって。
その人がなんか、もともとは森岡の人で東京で大学行って、でまた岩手に戻ってきて地域研究した人みたいなやつがあって。
昔のさ、とんでもなくでっかい漬物オケってあるわけよ。
今で言うとさ、醤油とか味噌とかを漬けるようなさ、一人一人入っちゃうようなものすごいでっかいオケがあって。
で、それを味噌とか醤油作るためじゃなくて、漬物を作るためのでっかいオケがあって。
こんな大きいオケで作るものなんかあります?ってその人思ったらしいんですけど。
その人が実際見たのが、午前中畑で働いてた、田んぼで働いてた人が、家帰ってお昼ご飯食べてた時に、朝炊いたご飯を、お釜に入ったやつ。
冷えてますよね。でも温め直す時間とかないから。その冷たいままのご飯と、で、そのでっかい、もう人の身長ぐらいのオケになるから、たくあんを一本取り出して。
で、一人一本たくあん食うんですって、昼飯に。
スピーカー 1
はいはい、え、すごい。
スピーカー 2
たくあん一本とご飯がお昼ご飯なんですって。
スピーカー 1
はいはい。
スピーカー 2
たくあんに関して言えば、切ってポリポリ食うとかじゃなくて、一本生かじりする食べ物。
へー。
だから、それぐらいの量が必要だったし、みたいなのを見て、いや、これは俺たちが今知ってる漬物ともまた違う。
ほんとですね。
すごいなと思って。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
いや、面白かったです。よく覚えてる。
スピーカー 1
辛そうですけどね。
スピーカー 2
へー。
辛いだろうね。あ、たくあんって家で作ってた?作ってる?
スピーカー 1
作ってました、はい。おばあちゃんが今も作ってますね。
スピーカー 2
たくあんですが、季節感じるじゃん。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
12月に食うやつとさ、もうだんだんだんだん近づけてそこのほうになっていくと、しょっぱく酸味を感じる。
あ、もうおいしさの限界超えているかなみたいな時もあるよね。
スピーカー 1
うん、ありますね。
スピーカー 2
たくあんに季節感じるよね。
はい、感じますね。匂いでもわかりますし、そのたくあんを漬けてる空間の匂いで。
スピーカー 1
ねー、あれヌカの匂いだよね。
スピーカー 2
ですよね、うん。
スピーカー 1
据えたヌカの匂いね。
スピーカー 2
うん。
いや、あの匂いってさ、抜けないのよ。あのおばあさん、元気でご存知だと思うんですけど。
はい。
スピーカー 1
このおばあさん、十何年か前に亡くして。
スピーカー 2
うん。
あとそのもう一人の、もう一人のおばあちゃん。おばあちゃんは二人三人いるじゃん、大体。
はい。
まあ、僕の場合複雑で三人ぐらいいるんですけど。
はい。
そのもう一人のおばあちゃん、もう亡くなって十年してないんですけど、その漬物蔵がね、もう誰も漬物作らなくなって。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
ただその空間あるのに、多分その空間に漬物を作っていた菌というか、なんて言うでしょう。
スピーカー 1
うん、そうですよね。多分ね、発酵のでも菌とか残ってんだろうな。
スピーカー 2
あのもやし棒みたいな、漫画で言うともやし棒みたいなものは多分生きてて。
はいはい。
あの匂いが、たくあんというかそのヌカの匂いというか、あの匂いなんだよね。
うーん。
分かるでしょ、あの匂い。
スピーカー 1
分かります、分かります、あの匂い。
スピーカー 2
ずっと生きてんだなと思うね。
スピーカー 1
そうっすよね、すごいっすよね。確かになんか、なんとなくやっぱ聞いたことありますもんね。
そういうパン屋さんとか、お酒蔵みたいなのも前が何の蔵だったかみたいなのも結構重要みたいな、その何の菌がいるから、これが発酵できるかどうかみたいなのもあるって言いますもんね。
スピーカー 2
あ、パン屋は言うね。パン屋もそこもね。
スピーカー 1
ですよね。えー、確かには思い出しますね、あのなんか酸っぱい匂い。
スピーカー 2
うん、あの酸っぱい匂いね。
スピーカー 1
えー、あとはあるんですか、漬物以外?
スピーカー 2
あ、漬物、あの漬物以外、そうね、漬物以外最近食ってうまいもの。
あれ、さっき、あれ待って、これ順番じゃね?
スピーカー 1
あ、そっか。
スピーカー 2
あれ、みょんさん、次みょんさんは?
スピーカー 1
一個ずつ出していくゲーム。
スピーカー 2
そう、一個ずつ。
スピーカー 1
確かに、えー、なんだろうな、最近食べた美味しいもの。そうですよね。
今、めっちゃ麻婆豆腐と漬物の気持ちになってたから、そうっすね。
あの最近、妻が、中華で、やっぱ僕岩手で中華が食べれないから、中華を欲してるのかもしれないですけど、
妻が最近チャーシューをつけて、
いいね。
はい、そう、出して、家で出してくれてて、なので、それがすごい本当に美味しいんですよね。
で、なんかこう、僕結構、ラーメン屋さんのチャーシュー、まあ、お店にもよるのかもしれないけど、
あんまり、こう、めっちゃ美味しいっていうか、ちょっと苦手なんですよね。
なんか油の感じとか、どろどろになってる感じのチャーシューとか、ちょっと苦手なんですけど、
なんか本当にこう、妻が家で作ってくれるやつは、そんなにこう、長時間煮込んでるわけじゃないので、
スピーカー 1
どっちかっていうと、こう、ローストポークとかにも近いような、あのチャーシューみたいな感じで、
なので、ちゃんとこう、硬さ、芯まで味が染みてるっていうよりは、
外側の方に醤油とか、つけだれの味が染み込んでいて、
真ん中の方は本当にさっぱり、豚の肉の味が残っている状態なので、
なんかそれぐらいの感じが、僕にとっては結構すごい好きですね。
なんか家のチャーシュー、すごい美味しいなと思います。
スピーカー 2
いやあ、いいよね。
僕、家でチャーシュー作るときは、必ずそれを煮たスープをとっておいて、必ずラーメン作る。
前もその話したと思う。
スピーカー 1
まさに、うちと一緒です。僕もそうですね。
スピーカー 2
俺、むしろね、ラーメンスープをとるためにチャーシュー使ってるのまだある。
スピーカー 1
あれすごい良いですよね。あれを本当にお湯で割るだけで、すごい良い。
スピーカー 2
うちは煮干しをね、どさっと入れるんだけど。
まあ、何しても美味いですよね。
スピーカー 1
はい。すごい、すごい美味しいですね。
スピーカー 2
いや、チャーシューね。
スピーカー 1
確かに、家のご飯美味しい。
スピーカー 2
なんか、スーパーとか行って、たまに大きいブロック肉とかあると、
あ、チャーシュー作ろうと思う。
スピーカー 1
本当にまさに、そんな感じでしたね。妻はいつもそんな感じですね。
後、後半になってきて、端っこのさ、切ったときにきれいな形にならないやつが残るじゃないですか。
スピーカー 2
で、あれをつまみにするのも美味しいんだけど、あれを刻んでチャーハンやるとすごい美味しいんですよね。
スピーカー 1
確かにな。チャーシュー、そうですね。あれチャーハンにするの良いですね。
家で作ったチャーシューで作るチャーハンがね、ダントツに美味いね。
いや、良いですね。
町の中華料理屋では出せないぐらい、ふんだんに使ったやつとかすごい美味いもんね。
良いですね。本当にそれ、確かに。
いや、なんか本当、全然あれですけど、今僕が始めようとしてるお店は、金曜の夜は僕が立ってやろうと思ってるんですけど、
ほんとささきるさん、今度来るとき、ぜひささきるさんの日をやりたいですね。
料理する?
いや、ささきるさんに料理してもらって、僕がドリンクをサーブするっていう週末の夜をやってみたいですね。
スピーカー 2
じゃあ、俺かき揚げそばやるわ。
スピーカー 1
最高ですね。それ最高ですね。めっちゃ良いな。
スピーカー 2
かおでんだね。
スピーカー 1
確かに。あ、おでん話結局聞けてないけど、だからどうやって作るのかすごい気になってます。本当に。
スピーカー 2
あのね、おでんは1時間で作れるっていうのを見せてあげたい。
スピーカー 1
うん、ですよね。
煮込めばいいわけじゃないっていうね。
はいはいはいはい。やっとほしいですね。確かに。ささきるさん料理、確かにな。ないですね。僕はまだ食べたことないですね。