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スピーカー 2
[読み取り]
「塔の物語」って、読んだことあります?
スピーカー 1
いや、知ってるんですけど、まだ読んだことはないですね。
スピーカー 2
じゃあね、あの、ぜひ読んでくださいって言いたいところなんですけども、
もうね、そういうこと言うのやめようと思いまして。
読まない?
いや、もういいですいいです。
今回はね、もう読まなくていいっていうことにしようと思いまして。
でもね、例えば、読まなくても話せることって結構皆さんあると思うんですよ。
例えば、マルクスの四本論を読んだことなくても、
それに関するものを聞いたりとか、見たりすることってありますよね。
あとは、ドストエフスキーの「罪と罰」とか、
マルセル・プルーストの「失われた時を求めて」とかね。
なんか、あの、なんかこう、知ってて、あ、なんかなかなか手つかないな、
でもなんか、それの解説本とか、こんな本だよとかっていうのをね、世の中いっぱいあるんで。
例えば、塔の物語でも、あの、NHKの「100分で名張」とかね。
ああいう動画のシリーズなんか、シリーズとか、あとは本の解説シリーズなんかもあるんで、
それを見ればね、わかるっちゃわかるんですよ。
スピーカー 1
なるほど。
まあ、じゃあ、ちゃんと知らなくてもいいっていうことなんですね。
スピーカー 2
いや、何しろね、あの、もう出てね、100年ぐらいしてる本なんで、
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
あの、紹介なしでね、パッと読んでね、楽しめるかっていうとね、全然楽しめないと思うんですよ。
あの、実際に、ほんとに。
そう、で、そんな思いをね、されるぐらいだったら、もう最初から解説を聞いていただいて、
で、もうそれで満足してもらってもいいんじゃないかと。
へぇ~。
ちょっとね、そんなことを思いまして、今回は、もう中身の紹介をほとんど飛ばして、
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
その、柳田国王の塔の物語を面白がる切り口だとか、
まあ、それを実際に実践してる人なんかを紹介して、
まあ、この現代において、今この瞬間において、塔の物語ってこんな風な面白がり方がありますよっていうものを、
ちょっと紹介してみたいなという風に思ってるんです。
はい。
でね、具体的なトピックで言うとね、例えばね、4つぐらいキーワード出そうと思うんですけど、
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
えっと、ソーシャルメディア、二次創作、気候変動、デザイン、なんかのね、話をすることになると思います。
スピーカー 1
はい、すごい、なんか全然イメージと違いますね、出てくる言葉が。
スピーカー 2
あ、でしょ、なんかあの、カッパとかね、お白様とか、なんかそういうこと言うと思ったでしょ。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
もうね、一切言わない。もう、今、今カッパって言ったらもう二度と言わない。
たぶん。
スピーカー 1
もう出てこない。
スピーカー 2
もう、もうね、もう、もう言わない。もう言わないっていうかね、もうそういう中身の話はしないっていうかね、書いてあるんですからね。
スピーカー 2
どっちがどっちだねっていう感じなんですけども、
つまり地理的に外側で、作品的に内側。
だとどうなるかというと、僕これを社会派って名付けようと思うんですけども、
あくまでもその作品からスタートしながら、それが地理的な広がりを持っている。
日本で、世界で、あるいはどのように受け止められたんだろうかってことを研究していくような社会派。
最後もう1つが地理的な内側で、作品の外側っていうのが観光派って名付けてるんですけども、
これが今例えば塔の中で行われているような観光に広げていく、その魅力を広げていくみたいな、
そういうプロジェクトもいっぱいあるんですけども、これも切り口の1つなんだろうと思うんですね。
これね、口で言うと非常にややこしい。
ニュースレターの方なんかで図にしてね、わかりやすいものにしようと思うんですけども、
とにかく作品の内側か外側か、地理的な内側か外側かっていうのを使って、4つに分類して、
その1つ1つをエピソード1つずつ取り上げて、その最新の取り組みをしている人たちとか、
最新の面白がり方みたいなものを紹介していこうというのが今回の狙いということなんですけども、
あの、なんか、なんか、わかりやすく言おうとしているつもりが、
かえってややこしくなってんじゃないかみたいなのがあるんですけども、
あの、そう、例えば宮本さんなんか身近なんじゃないかなと思うのは、観光派?
観光派の活動をしている人たちの多分身近にいるんじゃないですか?
スピーカー 1
そうですね、近くにいますね。
塔の中で塔の物あたりを題材にしたツアーだったりとか、
そうだね、みたいなこととかがあったりしますね、確かに。
スピーカー 2
そうなんです。だから実はこうやって見ると結構身近だし、
あの、あ、本読むとこから始めなくてもいいんだ、みたいなことがね、結構あると思うんで、
ちょっと今回はね、そんな話をしたいなというふうに思ってます。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
♪~
はい、というわけでですね、エピソード1ではこの後続いてですね、
社会派と先ほど名付けた領域について語っていきたいと思います。
社会派というのは作品の内側、ただし地理的な外側という位置づけです。
柳田九尤が描いた「塔の物語」という作品を足場にしながら、