新型コロナ対策の給付金の対象から性風俗業者を除いたのは憲法違反だとして、デリバリーヘルス(派遣型風俗店)を経営する業者が国を訴えた裁判で、最高裁は「違憲ではない」と判断しました。裁判官5人のうち4人が合憲とし、宮川美津子裁判長だけが「憲法に違反する」と少数意見を述べました。久保田正廣・元論説委員長は、この少数意見に注目。「少数意見は将来の判決や制度を変えるきっかけにもなり、日本の最高裁の姿を考えるヒントでもある」と話します。
◆出演:久保田正廣(元論説委員長)、梁京燮(販売部)、横山智徳(MC/メディア戦略局)
◆収録日:2025年6月24日
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00:01
聞く西日本新聞
この番組では、西日本新聞のベテラン記者が、気になるニュースを解説します。
こんにちは。福岡のニュースアプリ、西日本新聞Bの横山智則です。
どうも、西日本新聞社のりょうです。
久保太と言います。よろしくお願いします。
今回は、新型コロナ給付金の性風俗除外、最高裁も合憲、という記事が
6月17日に載りました。
ベタ記事でしたね。
そうですね。
ベタ記事。
社によっては大きく変わった社もあるんだけど、
どこから話すか。
まず、皆さん思い出してほしいのは、コロナの時に、
いろんな中小企業の人たちが、人が動かないから、
商売上がったりになっちゃうということで、大変だという時期があったじゃないですか。
で、政府が支援金という形で店を閉じたりした人には、
お金を支給しますよという制度があって、
いろんな中小企業、レストランとかいろんなところがもらって、
あれで一息ついたというのがあったじゃないですか。
持続化給付金とか。
持続化給付金。
家賃支援給付金とか。
そう。2つね、大きいのは。
で、あの時に、性風俗ね、今回の裁判で訴えているのは、
いわゆるデリバリーヘルスといわゆる派遣型風俗店の人たち、
大皿の業者さんたちなんですけど、
自分たちも仕事を休むので収入がないから、
その給付金を申請したというところが、
国の判断で、性風俗の業種の人はダメですということで、
もらえなかったってことだよね。
で、それはおかしくないかと。
すべての困っている業者を救うという趣旨で始まったのに、
特定の業者だけをダメっていうのは職業差別じゃないか。
憲法違反じゃないかということで訴えた裁判ですよ。
で、一審も二審も、国が公のお金を使って、
要するに給付金をここにあげない。
除外するというのは合法合憲だということで、
訴えはしりどけてたわけね。
で、最高裁も結論としては同じなわけよ。
給付金を除外することは間違ってません。
だから原告の請求はしりどきますということなわけね。
これ新聞社の考え方で、
裁判なんかを評価するときに、
一審二審で最高裁に至るわけだけど、
結論が一緒だったら、答えが変わってないわけだから、
世の中に与えられる影響はない。
だから一審二審と同じことを、
最高裁がそれを追認したということだけ、
分かればいいという考え方がある。
おそらくうちの記事は、恐らく共同通信の記事だけど、
そういう判断で、こういう小さな扱いにしたんだと思うけど。
03:02
ところが、この時の最高裁の判決というのは、
普通の裁判所は合議というのは3人でやるんだよね。
裁判長と2人の裁判官で3人でやるわけよ。
刑事裁判の場合は裁判員が入ってくる場合があるけど、
こういう民事のやつは大きなやつは、
裁判長以下3人の裁判隊でやるわけよ。
その中で議論は、もちろん今の給付金についても議論するんだけど、
3人で話し合って、おそらく揉めたら多数決することだってあるらしいけど、
そこで結論が出たら、その裁判隊の結論としてはこうだということで、
誰かが判決文の原案を書いて、それを裁判長が手直しして、
横山裁判長の民事第1部はこういう結論ですというふうに判決するわけよ。
その過程はオープンしないわけよ。
横山裁判長は反対だったんだけど、
両裁判官と久保裁判官があれだったんで、
渋々裁判長かとかそういうことは分からないわけよ。
結論だけ。
ところが最高裁というのが、
もし反対の意見があったらそれを書いてもいいわけよ。
最高裁というのは15人いるんだよね。裁判官が。
5人ずつ3つの小法廷に分かれていて、
今回は第1小法廷だっけ。
5人の中で裁判長をやるんだけど、
今回は弁護士出身の女性の裁判長は、
これは憲法違反だと判断してるわけよ。裁判長が。
ところが4人は、これは一審二審の判断でいいですよっていうことだったから、
上告規格というか、原告負けたわけよ。
ところが裁判長は私はそう思わないと。
少数意見ということで意見を述べてるわけよ。
最高裁だけそれができるわけ。
4対1だったってことが分かるわけよ。
それぞれどういうロジックだったってことが分かるわけよね。
それで今回の場合は4対1だったけど、
裁判長、女性の裁判長はこれは憲法違反だと意見を述べてる。
そこに着目すると、
最高裁の全体としての結論は、
新型コロナの給付金を政府属の業者に国が与えなかったという判断は全員されてるんだけど、
最高裁の中にもそれは職業差別、憲法違反だという判断、
議論があったということが分かったということで、
そこに着目して大きく扱う者もあるわけよ。
これは政府属給付金に限らず、
いろんな裁判で最高裁だと、
06:02
これは本当に大事だということになったら、
15人全員で大法廷という最高裁長官が裁判長になってやるわけよ。
一票の格差とか、
同性婚を認めるかとか、
夫婦別姓とか、
選択的夫婦別姓とかどうなんだという大きな話になると、
大法廷がやるわけよ。
15人みんなでやる。
多数決だから。
選択的夫婦別姓を認めない今の民法は合憲だという判決が数年前に出てる。
その時も10対5ぐらいだったかな。
認めないのが合憲。
今のでいいよという人が10人。
今はおかしいと。
選択的夫婦別姓を認めない今の民法はおかしいという少数意見が5人。
分かるわけよ。
だからこうなりましたってことになるわけよ。
分かるわけよ。
そこが一心二心と違う。
最高裁と違う。
最高裁の特別なところなわけよ。
そこに着目して、
我々も書くわけよ。
法律の専門家も過去の判例とか見て、
最高裁の意見っての変わってきてるなと。
同じようなテーマで次々に裁判起こることあるわけよ。
例えば一票の格差なんか。
選挙のために毎回起こす人たちがいるから。
その度ごとに最高裁の見解を問うわけよ。
今回の場合は大法廷に回してないから、
最高裁、長官、最高裁の中枢部の判断としては、
それほどの大事見とは見てないんだろうけど、
やっぱりしかし、
これが5人全員の意見で決定ればさ、
各社とも小さい。
やっぱりそういうことなのかとなるぐらい、
1人やっぱり憲法違反だという人はいたって言うんでさ、
注目。
で、私のことはこれもさ、
コロナ給付金時は、
スナックのママとかが店休んだら、
何万何十万って話があったじゃん。
で、いいなみたいな話を冗談でしたりもしてたけどさ、
人を集めちゃいけない商売だから、
給付金しょうがないかなってことで、
なんとなく我々も見てきたじゃん。
でも、仕事を辞めててもさ、
対象にならないって人がいると。
政風俗と言われて、
一般庶民感覚どうかなと思うけど、
ことはこれやっぱり法律の世界だからさ。
どうなんだ、ちょっと気になってたわけよね。
結論を見たら、一人やっぱり、
憲法違反だという最高裁の藩司がいたって言うんでさ、
なるほどなと。
ちょっと引っかかるのがあって、
これをきっかけに、
最高裁の藩司さんとか、
最高裁の判決に出る意見とかじゃなくて、
ちょっとね、
深掘りしてみようと思ったわけよ。
まずさ、この多数意見はさ、
要するに基本的に、
国の、
これ給付金だからさ、
国がある種の行政目的を持って、
給付金制度を作りました。
09:00
で、国がお金出すわけだから、
この人はちょっと制度の趣旨に合うなということで、
外す、除外する、
その権限はあるというのは大体みんな一致してるわけよ。
政府が給付するから。
行政が作った制度だから。
その行政がその、
自分たちの制度の趣旨に合うかどうかで、
お金を給付する相手を区別する。
というのは権限として認めてるわけよ。
で問題は、その区別が、
差別じゃないかどうかよね。
単なる区別なのか、
不当な差別なのか、
問題なわけだよ。
で、紙材と言うと、
多数意見の方はさ、
風営法、
この、デリバリーヘルスとか、
政府属の業者さんというのはさ、
風営法で届けを出さないといけないんだよね。
警察その他に。
届けを出して、
その中で規制を受けてやるわけよ。
で、
だから、
なんていうのかな、
売春は、売春保障で禁止やられてるんだけど、
その風営法上はさ、
売春はやらないことになってる。
はい。
美容だった人もいるかもしれないけどね。
島が違う。
そうそう。
風俗営業法でこういうことをやっていい、
こういうことをやりますってことで、
そういうところは届けなさいってことになってるよね。
なぜそういうことをしてるかっていうと、
公衆両族という世の中の健全な雰囲気とかさ、
環境を、
性的なことを成り上げにすると、
ちょっと悪くするかもしれないから、
行政、警察に届けなさいという趣旨だ。
だから、性風俗っていうのはさ、
本質的に、
業務の中に社会に対して不健全性があるんだ。
だからそういうところだから、
排除するのもね。
それは、
採除したことが違法とまでは言えないという理屈よ。
ところが、
少数意見の裁判長は、
いや、
風俗営業法という法律に
則って届けてる業者だから、
その人が違法なことやってるっていうことがない限りは、
行政が認めてる、
ショートビジネスのわけだから、
それなのにそこで働いてる人に、
給付金出さんっていうのは、
これはもう完全な職業再立じゃないですかって言ってるわけよ。
そうなんですよね。そこが僕も引っかかるんですよね。
だから、もっと広げて言うとさ、
パチンコってあるじゃないですか。
日本はほら、
賭博禁止だから、
オンライン価値のやってもさ、
いろんな人が書類送検されたり、
ごめんなさいって言ったりする社会じゃないですか。
ところがよ、
パチンコ屋さんに行って、
玉が出てさ、
それを景品もらうけどさ、
景品をお金に買えるところが近くにあったりするじゃないですか。
だから事実上、
賭博じゃないかっていう行があるよね。
そうですよね。
だから、それと近いところがあるわけね。
この西風族の場合も。
完全に売春であればそれは禁止。
12:00
慶応で禁止されてるけど、
売春禁止で禁止されてるけど、
公営法はそういうことはしないという前提で、
届けてるわけだ。
ちょっと肉体的な接触はあるけど、
売春的な公営はしないということで、
届けてるわけじゃないでしょ。
だから明らかに、
世の中でやってるっていうのがない限りはさ、
行政が認めたビジネスと見るべきじゃないか。
そうじゃないと、
西風族で働いてるっていうだけで、
いかがらしいということで、
そこで働いてる従業員の職業の規制っていうかさ、
職業差別になりますよっていう。
だからロジックとしては、
少数意見の方が分かりやすいと思うんだよね。
公営法の対象だからさ、
不健全だからそれは公の金渡せっていうのは、
ちょっと乱暴かなっていう気が、
せんでもないです。
せんでもないですよね。
だから庶民感覚として、
デリバリーヘルスの社長に給付金を出すって言われたらさ、
え?って人の方が多いと思う。
ただ、
この給付金がさ、
狙ってるのはコロナで、
ビジネス仕事ができなくなった人を救済するっていう、
中小企業を中心にっていうことじゃない。
それはその、
闇で金融やってる人に払うわけじゃないからね。
これはちゃんと公営法で届けてる人たちだからさ。
同じ商売しようのに何でかっていう話ですね。
そうね。
あんまりこうさ、
俺らさんに一生懸命応援するのも何となく微妙なんだけど。
最高裁が結論出したから、
とりあえず日本国としてはしばらくはそういうことでしょ。
こういう行政の公のお金で、
事業者を救済するというような時には、
政府属の人たちは排除するというのが、
おそらくこの最高裁判決なんで、
これから起こる裁判は、
地裁公裁の裁判がこれを参考にするからな。
ああ、そういうことですね。
それはもう政府属に公金を出すという裁判が、
起こってきた時にはさ、
当然この最高裁判決重いよね。
答弁はこれよりも。
これについて、いい悪いはもちろん議論していいんだけど、
裁判の実務としては重いわけですよ。
前例がある。
いろんな人がネットで書いたり、記者会見して、
原告たちは人権守る判決と思えない。
少数意見で救われたとか、
いろんなことをおっしゃってるわけだけど、
この種の風俗とか、
なんとかっていうのを扱うのは、
社会通念ってやつが大きいわけよね。
世の中の人が、
大方の人がどう思ってるかっていうことで、
裁判所も判断するわけよ。
例えば何が歪説かとかさ、
何が何とかかっていう、
その、はっきりとさ、
白黒、文字でできないものがあるじゃないですか。
それは社会通念とかに基づいて、
裁判が判断するわけよ。
昔は許されたのに今はダメよね、みたいな話を僕らがする時の、
それが社会通念ってことですね。
15:00
世の中のテレビとか雑誌とか、
いろんなもので、
何がどの程度表現されているかとかを見てさ、
これは歪説に当たるとか言うね、
あんなしたりするわけよ。
だから動くわけよね、社会通念って。
昔は出版できなかったら、
本とか写真集できたりする。
で、表現の自由ってことでさ、
昔はコンビニなんかでもさ、
エッチな本がさ、
エロ本を歌う時からガンガン売ってたじゃん。
ところがこれは別に、
子供に対する影響とか反響で、
良くないんじゃないかと。
オリンピックで海外からいっぱい人が来るのに、
恥ずかしいんじゃないかってことでさ、
法律はできなかったけど行政指導云々で変わっていくわけ。
そういうふうに社会通念変わるわけよ。
だからこれと同じようなコロナ休符期みたいなさ、
話はしょっちゅうはないかもしれない。
おそらく政府属のビジネスを真面目に、
法律を守ってやってる人もいるだろうから。
そういう人たちからするとさ、
自分の従業員が職業差別を受けたという意識があるから、
また何かあったら裁判を起こすと思うんですよ。
その時に、社会通念でどうなるかってことだよね。
と思いますよ。
そこを読み解く上で大事なのがさ、
今回の少数意見ってやつなわけよ。
今回は4対1だったんでしょ。
8割方は、これはやっぱり親家の金を
政府属の人には出せないよねっていうのが多数だったってこと。
でも、2割、4人のうち1人は、5人のうち1人はさ、
いや、それはしかし、ちゃんと届けてる業者に出さないっていうのは
差別だという声があったわけじゃない。
これは変わっていく。
で、現にいろんな過去の最高裁でさ、
少数意見が変わっていって、
最終的には変わるっていうのはあるわけよ。
いくつかある。
で、例えば、婚外子っていってさ、
横山さんが奥さん以外の人と子供を作って、
あなたが亡くなってさ、
あなたの遺産をどうするかというのがあって、
結婚してるパートナーの子供と、
そうじゃない、彼女とできた子供との間はさ、
昔は遺産相続が差別されてたよね。
半分か。
そうなんですよね。
で、それも何度も裁判を起こされて、
で、最高裁に行くんだけど、
それはやっぱり結婚制度を守らないといけないということで、
その差別は、区別は当然だということで変わってたんだけど、
それも社会常念が変わってさ、
それは結婚制度は守らないといけないけど、
子供に罪はないといけない。
同じお父さんの子供としての平等というのは大事じゃないかということになってきてさ、
変わったわけですよ。
なるほどね。
だから、少数意見というのはさ、
こうやって丹田に見ていくと、将来変わっていくね。
一つの手がかりになる。
今回5-0だったというのとさ、
4-1だったというのは違う。
メッセージがあるなという気がするわけよ。
18:01
なるほど。
で、今話してるとさ、
最高裁がいろんな意見を出すというのはさ、
どこの国でもやってると思うやろ。
日本だけだよ。
日本固有の今のやり方やね。
で、今回の裁判官いろいろ意見を言えるわけ、最高裁はね。
今回のさ、やっぱり多数派の人たちも気になったらしくだね。
4人の中の裁判官OBの最高裁判事はさ、
この判決は決して職業差別をしているものじゃないという補足意見を書いてるわけよ。
裁判長がこれは憲法違反だという少数意見を書くとも思ったからかもしれないよね。
そうじゃないんだということを述べる、そうじゃないんだと。
なるほど。
職業として政府族で働いてる人が同行じゃなくて、
公のお金を使うアレとして、
ということで決して職業差別じゃありませんという補足意見を書いてるわけよ。
やっぱり気にしてるんだよね。
職業差別じゃないんですよと。
だからこの判決で確定していくと、そういうことならしませんかという批判の声があるから、
そういう趣旨の判決じゃないんだと。
わざわざ補足意見を書いてる。
だから最終的には合憲だと私は言いましたが、
その理由というのは決して職業差別してるんじゃなくてっていう。
この判決に基づくところはそうじゃないんだという。
同じ丸なら丸の結論でもさ、
結論は一緒だけどロジックが違うって場合があるわけよ。
そういうことですね。
理屈が違う。多数意見はそうだけど、私結論はそうなんだけど、
私の考えはこうですよということで不足意見を出す人もいるわけよ。
反対、少数意見というのは多数意見はこうだから結論はこうなるんだけど、
私はこう思いますというので少数意見を出す人がいるわけよ。
だから最高裁判決はそういう補足意見、少数意見等々を見ていくと、
全ては分からんけどどういう議論がされたのかってことは結構分かるわけよ。
だから今回の賛成した4人も、
政風独や、消しカーンって言われると、
こんなのに金出せるもんかって言ったわけじゃないと。
日本が今みたいに最高裁判時は、
意見をかけるようになったのは戦後なんだよね。
戦前はもちろんそんなことない。
裁判官は判決文だけが勝負みたいな世界でさ。
裁判官を弁解せずという言葉があったぐらいで、
判決文いかなくては喋れませんってぐらいの世界だった。
今でもそういうのが大事だって人いるよ。
裁判官の話聞いたことあるけど。
最高裁についてはそうなったの。
日本は戦争を負けてGHQ連合国軍に占領されたじゃないですか。
その中で日本の裁判制度どうするかってことで入ったわけよ。
21:01
そういう制度が?
なぜかって言うと、
去年の衆議院の総選挙の時に、
最高裁の裁判官の国民審査ってやつが一緒にあったろ?
あれ毎回衆議院選挙にするんですか?
そう。
その衆議院選挙に前に新しくなった人をやるわけだけどさ。
で、○×つけるわけじゃん。
あれはさ、
最高裁、司法のトップに対する国民のチェックなわけよ。
だから国会議員は選挙で選べるじゃん。
その中から総理大臣が行政のトップになって、
最高裁の判事っていうのはさ、
内閣が、総理大臣が指名するわけよ。
行政が選べるわけよ。
だから、アメリカのトランプさんみたいにさ、
保守派の判事をバンバン任命してさ、
自分がやったことを追認するような流れを作ったりしてるじゃん。
あれは本当はよろしくないなっていうのもあってさ。
日本は最高裁の判事っていうのは70歳。
定年があるから、
アメリカの最高裁の判事は死ぬまでだからね。
自分がやれると言わなければみたいな話でしたっけ?
だから一旦なっちゃうとさ、
保守派が強くなっちゃうとしばらくそのままなわけよ。
日本はそれで定年になるから定期的に
毎年のように人を入れ替わっていくけどさ。
ただこれは、
向こうは大統領だけど、
こっちは、
総理大臣、内閣が指名できるからさ。
内閣がいいような人ばっかりして、
最高裁の判事に偏りが出ちゃいかんというのもあってさ。
それを国民がチェックするために、
国民審査というのが入ってるわけだけど、
その時に国民がやめさせるための
判断材料として、
少数意見、補足意見、何とか意見ってのを書いてもらおうと。
そうじゃないとわからんじゃないですか。
最高裁5人とか15人がやって、
横山判事は、
あの給付金裁判の時どうだったんですか?
わからないね。
だから各最高裁の裁判官はさ、
担当してる時に、
どういう事件でどういう判断したのかってことがわかるようにしとけば、
国民がそれを見て、
国民審査の時に、横山さんはちょっと偏ってるよねってことで
罰をつけたりとかさ。
できるようにっていう制度なんですよ。
根っこはそこを明らかにするというか。
国民が直接最高裁の判事をチェックできる制度なわけよ。
これもさ、
海外に日本人が何十万人も住むように
有権者が行くようになってさ、
海外の人は国民審査できなかったわけよ。
憲法違反だって言ったじゃないですか。
最高裁大法廷が憲法違反だってことで今できるようになった。
ただ、
国民審査で罰がついて
クビになった裁判官はまだいない。
24:00
いないけどよ。
ただ、最高裁を取材している時に、
国民審査の対象になる裁判官はやっぱり
気分は穏やかじゃないらしいよ。
第1号になりたくない。
毎回5人とか6人とか新しい人になるわけじゃん。
その中で一番罰点が多かったらどうしようかと。
結構ね、人間らしい悩みをみんな述べておられて。
やっぱり罰点の数っていうのは最後分かるんですよね。
カーンスになったらクビだからね。
あ、そうですよね。
選択的夫婦別姓に反対した
最高裁大法廷に罰つけようという運動が去年あったじゃないですか。
俺が担当した時は、
国民審査の裁判官はね、
投票用紙が相上を順に赤サタナで書いてある。
あげ王の人が一番右に来るわけだ。
過去のデータで見ると、とりあえず1人だけ罰つけるみたいな人が多いらしいわけよ。
あの人があって?
事務方から聞いたんだけど、
何か知らんけど、国民の1人ぐらい罰つけようみたいな感覚があって、
一番右端、あげ王の
あげ王よね。
の人に罰点つける人が多くて、
右端は嫌だなって言ってる。
そういう話もあったよ。
下半数の人が
自分に罰つけるかどうかは別として、
一番多かったってだけでもシュンとなりますよね。
アメリカの水売り州。
アメリカも一旦最高裁判になったらもう変えられないからさ。
水売り州ではさ、
州の最高裁判事をチェックできる制度があって、
それいいじゃないかってことで日本に入れたっていうのを
アメリカ生まれなんですよ。
国民審査っていうの。
たださ、あれよくみんなわからんからさ、丸も罰もつけない人が多いじゃん。
うちの家族もそうだけど。
それだとさ、もう丸と一緒なんだよ。
罰をつけた人だけ悲鳴の可能性がある。
もうちょっとだから、ある専門家が書いてたけど、
丸×△
にして△を除外して、
丸と罰の人の中だけで
下半数だったらとか、
必ずみんなつけなさいと。
分からない人は△でね。
どちらでもいい人は△にして、この人大丈夫って人もある。
ダメな人は罰という風にすれば、もっとクリアに出るんじゃないか。
ちょっと調べるんじゃないか。
真面目な人はね。
国民審査、横山裁判官ってどんな判断を確保してるんだろうかとか、
調べるんじゃないか、みたいなことを提案してる人もいるけどね。
でも、
プレッシャーにはなりますよね。
そこに繋がってるもんだから。
我々新聞は、なるべく
最高裁の判決の時に、いろんな少数意見、
補足意見が出たらそれを紹介するべきだと、
いうことでやってはいるんだよね。
27:00
最高裁の判で15人いるけどさ、
これはどんな風に選ばれるかわかる?
任命するのは、
内閣が、そして最終的には天皇陛下が出すんだけどさ、
これもさ、15人いるけどさ、
大体縄張りっていうかさ、
裁判官OBが6人やろ?
弁護士OBが4人。検察OBが2人。
で、学者が2人。
大体、15人大体分かれてるわけ。
みんながみんな裁判官じゃないんですね。
知らんかった。
15分の6、裁判。
大体、東京公権とか大阪公権の長官をやった、
東京大阪の公裁とかの長官をやった人が、
最高裁事務総長とかやった人が、
なることが多いけどね。
これは裁判官の頂点ですわ。
その中から最高裁長官が出るわけだからね。
ただ、昨日まで裁判官じゃありませんでしたっていう人も、
弁護士でした?
あと学者さんとかね。
40歳以上の法律の高い見識がある人という風に
法律検査されてるから。
内閣が15人とも選ぶ。
たださ、内閣が全部じゃいけない。
自分の好きな人をやるから大体、
裁判官だったら最高裁聞くわけよ。
内閣裁から次はこの人という名簿が来て、
弁護士も4人、日弁に聞いて、
法務検察の検事総長に聞くわけよ。
その名簿が来て、
大体その通りするのが監修なわけよ。
そうすると、
時の総理大臣、時の政治権力が、
最高裁の案状を恣意的には選べなくなっていく。
ところが、時の政権の
言いようにさせないという意味ではいいんだけど。
今度はしかし、裁判官を6人選べる
最高裁のトップの力が強いだろ。
最高裁の判事になりたいなと思ってても、
時の長官に気に入られないと推薦されないじゃん。
そうか。
日弁連だってさ、4人ってことになってるけどさ、
大体東京の大きな弁護士会、
東京弁護士会とか、
そういうとこになって、
たまに大阪、九州とか北海道から、
最高裁判事になる弁護士、優秀な人はいるんだけど、
ならないよね。そういう問題もあるわけ。
大きな弁護士会からしか行かない。
特に、東京の弁護士会から選ぶということになるとさ、
我々が付き合うような、
人権問題とかさ、
刑事事件とかさ、あんまり儲からぬのに
一生懸命やってるような人がさ、
選ばれることはないわけだな。
巨大法律事務所でさ、
大企業相手にさ、企業法務とか合併がどのものとか、
株主総会どう乗り切るかとか、
そういうことをやってるところが選ばれやすいわけ。
推薦人がいるからさ、50人とか。
30:03
500人くらいいるのは、大事務所が5つくらいあるから、
そういうところの人はすぐ推薦に集まるじゃん。
だから、時の権力者を牽制する意味ではいいんだけど、
それはもう、
定数が決まってるから、その中でってことで、
それはそれで問題だというのがあってさ、
なかなか難しい、悩ましい問題じゃない。
あれは関係ないんですか?福岡さんがおられた論説にはですよ。
この人は経済が強いとか、こっちは、
それは論説みたいな中で、
人事やるときに経済かける人生、
裁判官の15人の中で、
そういうのはないんですか?
最近は男女のバランスは考えてると思う。
15人のうち、3分の1は女性にしたいって言ったら、
今それくらい近づいてきてるけど、
女性が辞めた後は女性にするとかさ、
女性裁判官はなってないな。
弁護士か学者さんは女性がいるけど、
裁判官の世界は男が強いから。
特異分野とかいうのはないんですね。
最高裁の判事をやろうかという人は、
それは民事でも刑事でも、
大体高い権威で判断できるというのが前提。
私これ苦手ですからという人は、
これは選ばないということだよね。
やっぱり、待遇がそれだけいい。
裁判官の待遇は、
憲法で保証されてるから。
買収とか圧力で、
裁判官の待遇は。
給料を下げたらいけないという法律があるんですよね。
裁判官裁は産経の長だから、
総理大臣が笑うくらい長官はね。
みんななりたいのか。
断る人が。
それは断ってる人もいるかもしれないよ。
いろんな事情でね、
体調とか、他にやりたいことがあるとか。
そうですよね。
ただ、あれですよ。
なってしまえばね、
15人だけど、そこで決めたことが、
当分の間、日本社会を拘束するわけですからね。
選択的分別だって、次の最高裁判決は開かないよね。
責任重大ですね。
ただ、日本はいいのは定年があることよね。
アメリカみたいにさ、
保守派が当分変わらないとかさ。
保守派と言われてる人は、
判決というか、そういう司法判がするからね。
日本の最高裁は、
政治に対しては、
引っ込み事案で、統治好意論とか言って、
高度に政治的なことはあまり口出ししない。
言い悪い議論もあるよ。
その代わり、裁判官の世界には、
政治はあまり介入しないでね、
という感じでやってるよね。
裁判所の中の人事は、私たちがやりますよ、
33:01
みたいな感じになってるよね。
というところまで、
今回の判決が深掘りできるんじゃないかと、
みんなあまり知らないですよ。
それを選ぶための国民審査があって、
そのために、いろんな意見を、
最高裁の人がかけるんだよ。
ちなみに、デリバリーヘルスが対象だったじゃないですか。
風営法の観点から言うと、
箱型ヘルスもダメですよね。
店舗型。
今回は、派遣型風俗店を経営する業者が訴えた。
家とかに派遣するわけでしょ。
ちょっとわからないですけど。
最高裁に聞いてみて。
最高裁の候補というのが出るよ。
若手の裁判官が出ますよ。
今回の判決はこういう意味ですけど、
そらちょっととかフォローしてくれるよ。
そうなんですか。電話してみてください。
公開生電話。
あなたらは営業仕事じゃないやろ。
復業仕事のことじゃないやろ。
ということで、りょうさん。
いよいよ仕事が最後なんじゃないか。
おはようございます。
穴徳とかでは言いましたけど、
実は私事でございますが、
出向することになりました。
社長になるらしいやん。
東吉郎っていうね。
東風屋の派遣型東風。
派遣型。
移動販売。
ちょっと違うじゃない。
の社長を務めることになりました。
頑張ってください。
6月26日の下文総会。
放送される頃にはもう社長になっております。
ということでこれまでありがとうございました。
もう出なくなるの?
一応ですね。
さすがにちょっと東風屋の社長が
新聞のことを厚く語るのは
ちょっとこう
先にお前やることあるやろうがって
言われそうなので
少し身を潜めてですね。
業務に安心しまして。
東風のスペシャリストになった頃にですね。
東風のポッドキャストしたいなと。
来週からまた新しい人が来るの?
来週は一応。
よろしく伝えていてくださいよ。
桑田さんと一発目しゃべる子は
若い子で。
いくつぐらい?
30なんてないんじゃないですか。
大丈夫ですよ。桑田さん誰でも。
桑田さん誰でも大丈夫。
ということでね。
若いやつなんで
36:03
お手上がりよろしくお願いします。
読者の皆さんそういうことです。
さよならりょうさんです今日は。
皆さんこれまでありがとうございました。
りょうさんにありがとうのメッセージがいただければ
僕も嬉しいです。
ここまで聞いていただきありがとうございます。
久保田さんや上田さんに話してもらいたいテーマや
質問などございましたら概要欄からメッセージを
お寄せください。これからも新聞読むのが楽しくなる
理解が深まる番組をやっていきます。ぜひ西日本新聞
もしくはスマホアプリの西日本新聞MEの
ご購読をお願いいたします。本日はありがとうございました。
ありがとうございました。失礼します。さよならりょうさん。
ありがとう。
36:44
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