2021-05-12 10:20

独り歩きする「量産」という言葉

最近Kindle出版をする人、それを支援する人が増えてきましたが、

ただやみくもに「量産」だけをしている人が散見されます。


ただ量産するだけでは長期的に稼ぎ続けることはできません。



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こんにちは、アポロです。
今日はですね、独り歩きする量産という言葉についてお話していきたいと思います。
コンテンツを量産するというテーマなんですけど
僕自身もですね、プラットフォームでコンテンツ販売をしていて
実際そのノウハウをですね、講座とかそういうものにして販売しているわけですけど
その講座の中で、プラットフォームでもし稼ぎたいんだったら
コンテンツはある程度量産しないとダメですよっていう話をしてるんですね。
やっぱり単価が安いので、1個ですね、例えば仮に利益が500円出るとしても
100個売っても5万円ですよ。
だから、もし例えば30万ね、稼ぎたいとかっていうんだったら
6倍ですよね、600個月に売らないと下収30万とか稼げないわけです。
なので、例えばインフォトップみたいな高単価な商品を売るプラットフォームであれば
月に数個売れるだけでも数十万という収益を得られるんですけど
KindleとかUdemyとかAudibleとか、そういうような媒体で
数十万単位の収入を得たいんであれば
1個2個コンテンツを出しただけではちょっと難しいわけですね。
Udemyであれば、メガヒットすれば1個のコンテンツでも
それぐらいの収益は得られるんですけど
Kindleではほぼ不可能だと思った方がいいです。
一般人の無名の人が書いた本がバカ売れすることっていうのはほぼないので
やっぱりですね、1冊2冊出したぐらいじゃ稼げませんよっていう話をしてるんですけど
ちょっとこの量産っていう言葉がですね、すごく一人歩きしていて
僕自身もすごく説明が良くなかったのかなとかね
責任を感じている部分もあるんですけど
確かに数を作ることは大事なんですよ
でも数を増やせばいいっていうもんじゃないんですね
そこは本当に誤解されがちなんですけど
例えば100冊書いたら月50万稼げるかっていったら
そういうわけじゃないんですね
その1冊あたりの、例えば電子書籍の場合ですね
1冊あたりのページ数が20ページしかないような本を100冊出してもですね
おそらく50万も稼げない
50万どころか減らしたら10万も稼げない可能性があります
そして大抵そういう本っていうのはすぐに売れなくなるので
もう本当に全然稼げない状態になるわけですね
ゼロみたいな
だから本当に月に数十円とか
それこそKindle Unlimitedの読み放題でも
あれって大体1ページあたりで0.5円入ってくるから
20ページの本だったら最後まで読まれても10円しか入ってこないわけですよ
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10円しか入ってこない本が仮に全部読まれたとして
もう1日1000円ですよ
100冊出して1日1000円ですよね
月あたり3万ですよ
それはもう全部読まれた想定で3万ですよ
だから本当に稼げないんですよね
Amazonの立場から考えてみてもらうと分かるんですけど
そういう本をずっとAmazonが売り続けるのかってことなんですね
僕は常にこのプラットフォームで販売するときは
プラットフォーム側の視点に立ちましょうっていう話をしてるんですけど
やっぱりみんな売りたい売りたいとか稼ぎたいっていう意識がすごい強いから
自分のことしか考えてないんですけど
お客さんとかプラットフォームの立場からしたら
当然そういう本はちょっと困るわけですよ
特にAmazonとかが仮に20ページとかの内容の薄い本をずっと売り続けていたら
やっぱりAmazonの評判にも傷がつくと思うんですね
Amazonってしょうもない電子書籍ばっか売ってるなみたいな風になったら
もうみんな利用しなくなるんで
Kindleっていうブランドとかそういうものにも傷がつくわけですよ
一昔情報商材とかってものが詐欺であふれ返ったから
情報商材イコール詐欺みたいなイメージが世間に浸透したじゃないですか
それに近いようなことが起こるわけですよね
Kindleイコールゴミコンテンツの吐き溜めみたいなね
そういうイメージが浸透してしまうともうみんな利用しなくなる
Kindleに関してはそういうちゃんとしたプロの人が出してる本もいっぱいあるんで
完全にそこまでそういうイメージが浸透するとは思わないですけど
でも一般人の書いた本は役に立たない本ばっかりだから
買わない方がいいっていう風にはなるかもしれないですね
特に最近ですねKindle出版に挑戦する人が増えてきて
本当にそういうことをしてる人が多いんですよね
その人たちの本が必ずしも質が低いとかそういう話ではないんですけど
やっぱりそういう思考でやってる人って多いんですよ
一気に15冊出しましたとかっていう形になったとしても
確かに最初の1ヶ月間ぐらいは売れるんですよ
Amazonって新規発売してから1ヶ月間ブースト期間っていうのがあるんで
優先的に検索上に表示してくれたりとかっていう優遇装置があるから
最初の1ヶ月間はそこそこ売れるんですけど
一気に売れなくなるんですね
それは実際そういう本をKindleで見てみると分かりますよ
順位を見ると分かるんですけど28万何位とかって
28万とかって多分1日に1回も読まれてないんですよねおそらく
月に本当によくて2,3回読まれてるとかね
それぐらいの順位なんですね28万位とかって
そういう本って読まれてないのとほぼ一緒なわけですよ
だからそういうプラットフォーム立場からしても
そういう本をずっと売り続けるようにするわけがないんですよね
だからやっぱり特に世界トップレベルの
トップクラスのAmazonというですね
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天才集団がいるような会社がですね
運営しているプラットフォームで
そんなものを出して欺けるわけがないんですよ
だからなんか聞いた話によるとね
あるそういう出版塾ではとにかく外注を使いまくって
本を量産しまくれみたいなことを教えてるらしいんですけど
そんなことをしても自分の評判に傷つけるだけだし
すぐに売れなくなるんですよね
外注するってことは当然コストがかかるので
そのコストをペイしないといけないんですけど
やっぱりさっきも言ったみたいに
1冊20冊20ページ30ページの本をいっぱい出してもですね
月に本当数千円とかしか稼げないことがほとんどなんですね
だからむしろペイどころか赤字になってしまう可能性が出てくるわけですよ
なので量産はねもちろん大事なんですけど
できる限り価値の高い本を量産しましょうということです
なんかそういう適当に何でもかんでも出しまくればいいやっていう
思考でやってると自分のブランドも崩れるし
一貫性が崩れるんだよね
ブランドも崩れるし評判が下がるし
っていう風になっていくわけですね
だから仮に例えば月の収益が0円の本が
100冊200冊と増えても
ゼロはいくら積み重ねてもゼロのままなんですよ
だから収益って増えないんですね
やっぱりですね僕もやってるんですけど
定期的にコンテンツの内容をアップデートする
バージョンアップするっていうことをやるとですね
最初は大したことないしょぼいコンテンツでもですね
徐々に結構ですねボリュームが出てきたりとか
価値が上がってきたりするんですね
でもほとんどの人はそれをしないんです
出版したらほったらかしみたいな
電子的にはそうだし僕もユーデミンもね
それぞれのコースに少しずつコンテンツを追加して
アップデートしてるんですけど
そういうことやると結構売れるようになってくるんですよ
だからそういう形でやっぱり自分の作品
愛着を持ってるとどんどん育てたいなっていう風になるじゃないですか
でも外注して他人が書いた本に愛着を持ってね
この本育てていこうって気持ちは多分ならないと思うんですよ
とりあえずほったらかしに
あとはもう風呂所でくれたらいいわっていう風になると思うんですけど
基本的にそういう本ってすぐに売れなくなるんで
稼げなくなるというわけですね
なんでやっぱり自分で一生懸命書く
愛情を込めて書くっていう風にすると
愛着が湧いてきてね
育てるっていう意識が出てくるので
やっぱり商品ではなくて作品っていうですね
マインドセットを持ってやってみてほしいと思います
このコンテンツビジネスのすごくいいところは
やっぱり販売した後もですね
常に内容をバージョンアップできるということですね
この育てる楽しさみたいなものが分かってくると
すごくコンテンツって売れるようになってくるんですね
なんかいやいや内容アップグレードするんじゃなくて
このコンテンツがどんどん成長していくのが楽しいみたいな意識でやっていると
自然とそういう内容バージョンアップしたりとかっていう風になりますし
そもそも内容をバージョンアップするっていう作業もすごく楽なんですよ
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例えばKindleだったら1章追加するとか
文字数にして300文字とかを追加するっていうのだったら
10分とか15分くらいあればできると思いますし
Udemyも1本動画追加するとかだったら
5分10分あれば撮れるじゃないですか
だから作業自体は楽なんですよね
そんなに大変じゃないんですよ
後からこの内容をアップデートするっていう
なので常にそういう意識を持って
Kindleで稼ぎたいんだったら
質の低い本を量産しても稼げない
やっぱりAmazonはそういうものを長期的に売り続けてくれないので
そういう風にやろうって言われたとしても
そうしないことですね
自分でコツコツと育てていくコンテンツを
そうした方が長期的に稼げるようになるので
ぜひAmazonにKindleにしろUdemyにしろ
コンテンツを出していきたいなと思っている人は
今回お話ししたような感じで
最初販売した当初はそんなに
80%できてもいいんですけど
そこから継続的に内容を充実させていく
という意識を持ってやっていってもらうと
すごく売れるコンテンツができるんじゃないかなと思います
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