00:00
こんにちは、ポロです。
今日はですね、AI時代のKindle戦略についてお話していきます。
AIで出版ができるようになってからですね、Kindleの印税収益がガクンと落ちた人は多いんじゃないかなと思います。
僕もですね、その中の一人で、ピーク時の半分以下ぐらいまで印税がガンと落ちてしまったんですけど、
これは単純にですね、Kindle本を出版する人が増えた。Kindleの出版される数が格段に増えたということですね。
AIを使えば誰でも簡単に出版できるので、それこそ一人で何百冊とかね。
僕が見た人だと何千冊っていう風に一人で出版している人もいるので、当然それだけ出ている数の、電子書籍の数が多ければ、
質の良し悪しは関係なくですね、自分の電子書籍、本が埋もれる確率は必然的に上がるわけですね。
だから今まで比較的簡単に見つけてもらえていた自分の本がですね、なかなか見てもらうことができない。
コンテンツの中身が良いか悪いかっていうのは、見つけてもらって初めて感じてもらえる価値なので、
そもそも相手の手に届かなければ全く存在していないと同じような状態になってしまうわけです。
このAI時代以前のKindle戦略、印税で稼ぐためのKindle戦略はですね、やっぱり数を増やしていく、量産していくっていうのが鉄則だったわけですね。
1冊2冊じゃなくて10冊20冊と量産していくっていうのは鉄則だったわけですけど、
今それやってうまくいくのかということですね。これだけKindleでAIを使って出版している人が多い中で、
僕たちが今更ね、1冊2冊3冊と増やしたところで、すぐに埋もれてしまうわけですね。
だからほぼほぼ意味がないというか、僕たちが量産する以上に他の人たちがAIを使って大量に書籍を出版してしまうので、
例えば今から5冊増やしたところで、ほとんど収益は増えない可能性が高いわけです。
この量産をするっていうのはやっぱりある程度時間がかかりますし、ゼロからまた本を書き上げるってなると、相当時間も労力も費やすことになってしまうので、極めて非効率的なわけですね。
例えば自分の新しい書籍を100ページの書籍を書いたとします。
100ページなのでそこそこのボリュームがあると思うんですけど、100ページの書籍を書いて出したところで簡単に埋もれてしまうし、仮にそれを読まれたとしても、わずか数十円の収益にしかならないわけですね。
だからそういうものを増やしていって、例えば2冊増えても数十円から100円程度しか入ってこない。
もちろんその有料で購入されれば別ですけど、読み放題で稼ぐっていう戦略で考えていくならば、2冊増やしてもせいぜいよくて数百円とかね、それぐらいのレベルですね。
5冊増やしても1000円とか2000円とか増える程度ではないかなと思うんですね。
03:04
これはどうしてもページ数に応じて人勢が発生するっていう仕組み上ですね、100ページそこそこの本を出したぐらいではまともな収益にならないと。
でもかつてはですね、そもそも出版している人の数が少なかったんで、自分の書籍を読んでくれる割合が多かったわけですね。
だからそういう100ページとかの本を10冊20冊出していけばですね、そこそこの収益が得られたわけですけど、
今は僕たちが出版するスピードの何倍も速いスピードでたくさんの人がAIを使ってKindle出版しているので、1冊2冊増やしたところほとんど変わらないわけですね。
であればどういう風に考えていけばいいのかっていうと、とにかく今出している既存の電子書籍をとにかくブラッシュアップしていくってことですね。
これをすることによって、例えば今出している本が200ページあるとしたらブラッシュアップして250ページとか300ページにする。
そっちの方が労力的にはちっちゃいと思うんですよ。ゼロから本を書き上げるよりも追加追加っていう感じで、
一気にガーンと50ページ追加する必要もないし、1日1ページ追加していけばいいだけの話なので、
そういう風に既存のもの、既に売れているものですね。そういったものに手小入れしていく方がいいと思うんですよ。
っていうのはやっぱりAmazonって残念ながらレビューっていうものがかなり大きなウェイトを占めていて、レビューが全くついていない本ってなかなか売れにくいんですね。
だから新作を出してもレビューがつかないから全然売れるようにならない。
でも既存の本っていうのはある程度レビューがついてるんで、比較的売りやすいわけですね。
しかも労力的なことを考えるとゼロから本を書き上げるよりも既に出している本をブラッシュアップする方が労力としては小さいわけです。
そしてそのページ数も200ページもない250ページになって300ページになってみたいな感じで増えていくんで、そっちの方が読み放題の印税収入も大きくなったりするわけです。
集客っていう点に考えてみてもですね、例えば100ページの本を新たに出したとしても100ページなので普通極めて一般的なボリュームなわけですね。
そこまで濃い話にはなりづらい。
でも既存の本で200ページの本を250とか300にしていけばですね、それなりのボリュームになるんで価値も大きくなりやすいわけですね。
そもそも見つけてもらえる確率がかなり下がったわけなんで、
集客をうまくいきたいのであればですね、やっぱりこの出会った瞬間これを確実に仕留めるというかね、っていう風に持っていかないといけないわけです。
乱れ打ちでバーっとね、とにかくいっぱい出しまくれみたいな戦略ではなくて、
初めて自分の本を読んだ人がその場ではこの人すごいなって思ってもらえる。
確実に仕留めるみたいな感じにしていかないといけないわけですね。
だから既存の本の中でとにかく特に売れてるものですね。
自分の中で最も売れてるものとか最もボリュームが大きいもの。
それをラッシュアップしていく。
06:01
そうするとその本を読んだ人がこの本すごいなって思ってくれる。
確率が高くなるわけですね。
そうするとじゃあメルマが登録してみようかなとかっていう風になりやすいんで。
ただでさえこの出会う機会確率って下がってるわけだから、
その中でより確実に制約率とかコンバージョン率を上げるんであれば、
その今既存のコンテンツの価値をどんどん高めていくっていうね。
そういう戦略になっていくわけですね。
だから今まではたくさん出していけばですね、
どれかを見つけてもらえて、どれかを読んでもらえてみたいな感じなんですけど、
ある程度数で勝負できたわけですけど、
今はそうじゃないから。
そもそもたくさん出してもその8割、9割は見てもらうことすらできないわけだから、
であればその見てもらえる残りの1割の本をとにかくブラッシュアップして価値を高めていって、
その見てもらった瞬間に確実にコンバージョンさせるっていう風に変えていった方が
集客としてもいいと思うんですよ。
だから今までの戦略とちょっと逆になっていって、
今まではとにかく新しい本をたくさんたくさん出していくっていうのが成功法だったわけですけど、
これからはやっぱり既存の売れている本を手声でしてブラッシュアップして内容を良くしていくっていう話ですね。
過去のポッドキャストのエピソードでもお話したと思うんですけど、
僕も今出している本の中で売れている本とか人気のある本とかボリュームの大きい本を手声でしていて、
一番ボリュームの大きい本は400ページを超えてるんですね。
以前エピソード収録したときは370ページって言ったと思うんですけど、
あれからまたブラッシュアップして現在410ページあるわけです。
これが500ページぐらいを目安にどんどん増やしていこうかなと思うんですけど、
500ページぐらいのボリュームがあったらかなり内容の濃い話ができるわけですね。
その本を手に取った人はその1冊だけでファンになってくれたりとかね、
っていう可能性も上がるわけだし。
なると少ない数の人により確実にコンバージョンしてもらうことができると、
そういったことが起こるわけですね。
500ページのページ数があれば印税収入でもね、
1冊あたりの読み放題の印税収入でもそこそこ入ってくるんで。
でもゼロから例えば500ページの本を書けって言われたら、
難しいというか相当大変じゃないですか。
だったら既存の本に手小売れしていく方が楽だし、
しかもレビューが結構ついてるからゼロからそういう風にレビューを集めたりとかしなくてもいいわけですね。
やればそっちの方が売れやすくなると思うので、
今までの既存のKindle出版の戦略、
とにかく量産して量産してみたいなものはもう今は厳しいと思います。
AIを使って一人で何百冊とか出してる人がいる中で、
我々が少し増やしたところでほぼ誰の目にも触れないし、
仮にそれで見つけてもらったとしても、
印税収入としてはせいぜい数十円ぐらいのものですね。
しかも新しい本なんで、
100ページもそこそこのボリュームだと思うんですけど、
でも100ページぐらいではそんなに価値を感じてもらえなかったりとかするわけだから、
であれば既に出している本を手恒例して、
09:02
もっともっと内容を濃くしていってクオリティを上げていくっていう方が、
今後のKindle出版でうまくいくんじゃないかなと思います。
なので自分の本の中から特に売れているものとかレビューがたくさんついているものとか、
ページ数が多いもの、
そういったものを重点的に手恒例していくとより売れるようになっていくし、
価値が上がればそれだけいいレビューがつきやすくなって、
さらに売れるみたいなスパイラルに入っていくので、
とにかく一冊あたりの価値を高めていくっていう風に、
シフトしていくことがこれからは大事じゃないかなと思います。