2025-09-11 09:43

AI出版の専門家にひと言言わせて

AI出版の専門家の人は、自分のやっていることが世の中の役に立つことなのかを考えてみてほしいですね。


質の低いコンテンツを生み出すと、プラットフォームの評判が落ちて最終的にそのしわ寄せが自分に来ます。



サマリー

AI出版に関する議論では、著者の個性や体験の重要性が強調され、AIに全てを任せることの問題点が指摘されています。著者が本を出版する意義やコンテンツの質を保つことの重要性が求められており、AIの利用に対する慎重な姿勢が提唱されています。

AI出版への視点
もしこれ聞いてる人の中に、AI出版の専門家の人がいたら、
ちょっとその人にはね、申し訳ないんですけども、今回はね、僕のAI出版に関して思うところをね、述べていきたいと思います。
まあ、もちろんね、ちょっと、まあ、AI出版やってる人、その専門家と名乗ってる人にはカチンと来る内容になってるかもしれないんですけども、
まあちょっとその辺をね、僕もコンテンツ販売ってものをビジネスにしてやってるので、
その中の一部に電子書籍出版とかね、そういったものも含まれているので、
まあその業界の一部を担う人間としてちょっといろいろね、言いたいことがあるので、今日はその話をさせてもらいます。
電子書籍出版にあたって、AIの力を借りること自体は僕は問題ないと思います。
別にその一部をね、何かこう手伝ってもらうとか、例えばこういうポッドキャストの音声を文字に変えてもらうとか、
それはまあ大元の発信のね、大元は自分だから、まあそれを単純にこう文字にしてもらうとかね、
綺麗にまとめてもらうみたいな感じなんで、そういう使い方はね、まあ仕方ないかなと、別にいいんじゃないかなって思いますし、
まあどういう使い方が良くないかっていうと、まあ0から10まで全部ね、AIにやらせるみたいな、
そのテーマを見つけるのもAIがやるし、構成を考えるのもAIがやるし、中身を書くのもAIがやるしみたいな、
リサーチとかも全部AIがやってみたいな、もう人間の介入するところがほとんどないみたいなね。
そのコンテンツ販売ってやっぱりその作り手の色とかね、そういうものが出るっていうのがコンテンツ販売の良さ、
だからこそ自分を選ぶ理由みたいなものがあるわけであって、AIを使ってみんな同じようなものを作るんであれば、
自分を選ぶ理由はないし、人それぞれその個性も違えば強みも違うし、向き不向きとかね、
バックグラウンドも違うわけだから、一人一人が自分という人間の体験を通してコンテンツを作るところに価値があるわけであって、
それをAIにやらせるとね、そういったものも全くコンテンツの中に出てこないっていう風になるんで、
その0から10までAIにやらせるっていうのはね、僕はちょっと賛成できないかなと思います。
なのでAIを使って出版すること自体はいいんですけど、そういう全部AIにやらせるみたいな、
もう本当大部分をAIにやらせるみたいな使い方はちょっと良くないんじゃないかなって思うわけですね。
出版の目的
で、このAI出版の専門家って名乗るってことはですね、要するにAIを使って出版しましょうっていう風に言ってるわけですね。
おそらくこういうAI出版の専門家って言われる人たちは僕が今言ったよろしくない使い方をやって、
AIで出版するってことをサポートする人たちだと思うんですよ。
メインは自分で基本的には7割8割は自分でやって、残りの2,3割をAIに手伝ってもらうっていうスタンスじゃなくて、
大半をAIにやらせて自分はちょこちょこっと一部だけいじるみたいな。
メインがAIで自分がサブみたいな、そういうものを多分サポートする人がAI出版の専門家と名乗ってると思うんです。
そもそも本を出すってことを考えてほしいんですけど、本って著者が何か伝えたいことがあるから本を出すわけですね。
それは情報発信も一緒で、伝えたいことがあるから情報発信をするわけであって、
伝えたいことがないけど出版しないといけないからテーマとかネタとかメッセージを全部AIにやらせるっていうのは本来の順序が逆になるわけですね。
だから伝えたいことがないんだったら別に出版する必要もないわけだし、
それをAIを使って出版するっていうのは手段と目的が逆転してるというかね、だと思うんです。
そもそも本って何のために書くのかっていうと、やっぱり著者がそういう伝えたいことがあってっていうのがまず大前提としてあるわけだし、
あとはその書いてのことをちゃんと考えているのかということですね。
この世の中にどれだけAIが書いた本をお金払ってでも読みたいと思う人がいるのかということです。
ゼロとは言わないですけど、大半の人はそういうものをお金払ってまで読みたいとは思ってないと思うんですよ。
要するにそのAI出版の専門家の人が作った本とかサポートした本っていうのは誰のために出版する本なんですかってことですよ。
その出版する側も何か伝えたいことがあって出版するわけではないし、
買う側も別にAIの書いた本を読みたいとも思ってないみたいな。
要するにこの世に存在意義のない、ただ単純に作り手が自分の収入を増やすためだけに生み出されたみたいなコンテンツになるってことですね。
そういうものは果たして必要なのかってことですよ。
僕たちはそういう自分の経験を通して同じような悩みを抱えている人を救うためにこうやって発信をしたり、コンテンツを作ったりってことをしてるわけだし。
でもそれが別にないんだったら、AIに聞いて直接聞けばいいだけですよ。
AIが書いた本を読むんだったら、今だったら無料で使えるから自分でAIに聞けばわかりますよね。
その人から買うっていう必要性もないわけだし、さっきも言ったみたいに誰も求めてないわけですよ。
自分にとっても別に必要じゃない本だし、会見にとっても別に読みたいとも思わない本ってことです。
質の重要性
ただでさえ、このKindleっていう業界のイメージがどんどん悪くなってきてるわけですね。
ブログかなんか、YouTubeでも紹介したかもしれないですけど、Kindle Unlimitedの読み放題の本はゴミだみたいなね。
そういうふうに世の中の人が言ってる人もたくさんいるわけですよ。
なんでそういうふうになるかというと、そういう本をいっぱい出してきたっていう過去があるからですね。
本当数年前、2,3年前とかはKindle出版がすごい盛り上がっていて、ありとあらゆる人がたくさん本を出して、
質の低い本もいっぱい出てきたわけですね。本当に十何ページとかね。
ものによっては2,3分とか5分ぐらいで読めるような薄い本ばっかり。
内容も本当にネットの記事を拾い集めて繋げただけみたいな。
そういうものをたくさん出してきたから、そのKindleっていうものに対するイメージが悪くなったわけですね。
で、そのフィールドで自分も勝負するビジネスをやるんだれば、
そのプラットフォームを健全化していくってことが大事になるわけですね。
自らそのプラットフォームを汚すようなことをしてたら、どんどんユーザーが離れていくわけですよ。
そうすると最終的に自分の売り上げも落ちてしまう。
だから僕たちの場合だと、例えばUDEMYとかね。
UDEMYの印象が悪くなったら、もうUDEMYって使っても大した勉強にならないし、質の低いコンテンツばっかりだなってなったら、
UDEMYユーザーが離れちゃうわけですよ。
結果として自分たちの商品も売れなくなっていって、どんどん稼げなくなっていくってことになるわけですけど、
多分そういう視点で見てないわけですね。
プラットフォームを健全化してクオリティが上がれば、よりそのユーザーの満足度が上がって、
新しいユーザーも増えて、市場は活性化して売り上げも伸びるっていう風になるんですけど、
多分そういう視点で考えてない。
だからそのAI出版っていうものをやればやるほど、さらにこのKindleの業界のイメージが悪くなるってことですね。
だからそういうものを果たして圧戦すべきなのかってことですよ。
AIを使ってコンテンツを作るっていうのは、基本的にはやっぱり作り手が少し手間を省くためというか、
もっとストレートに言うと、楽をするためにAIを使うわけですよ。
だからそれは完全にこっちの都合なわけですね。
AIを使ったから劇的にクオリティが上がるのかっていうと、そうじゃないわけですよね。
結局AIを使ったところで、本当に極めて一般的で最大公約数みたいな情報しか出てこないとかね。
そもそもAIを使わないとコンテンツを作れないっていう時点で、
多分もうコンテンツ販売とかでやっていくのは厳しいと思います。
自力で作れないっていう時点。
そこはやっぱりスキルを磨いて自分で作れるようになっておく必要があるし、
結局そのAIで作っても周りの人が同じようなものを作ったらすぐに埋もれていくわけだから、
稼ぎたとしてももう本当に短期間だけだと思うんですよ。
ビジネスの本質っていうものを考えたら、やっぱり価値を提供してお客さんに喜んでもらうっていうのが大前提なわけだから。
自分がやっていることは果たしてそうなっているのかってことを考えないといけないわけですね。
AIを使って作るっていう。
それは単純に作り手の勝手な都合みたいな。
楽して儲けるためだけに作るみたいなものは果たして喜ばれるのかなってことを
まず最初に考える必要があるということですね。
なので、AIを使って出版しようっていう人は一旦そういうふうに考えてみてほしいんですよ。
AIを使って何百冊とか出しても稼げないですから。
もうKindleはそういうただの量産みたいなものでは稼げないので、
ちゃんと読まれる本を一冊書く方がよっぽど稼げるんで、
AIでサクッとみたいな、そういうものが通用するような市場じゃない。
なぜならもうそもそもの本の数が多すぎて、
もうAIで出したくらいでも追いつかないくらいのレベルでどんどん増えていっているから、
ただの量産では全く稼げないっていうふうになってしまうので、
ちゃんとコンテンツを自分で作るっていうことをやってみてほしいと思います。
自分で作れるようになると作成作業が楽しくなってくるし、
AIを使って作りたいっていうのは要するに面倒くさい、やりたくないからAIに作らせるわけですね。
それが楽しいとか自分でやりたいって思うようになったら、
むしろAIにやらせたくないって思うと思うんで、
Kindleはテキスト媒体だから、それこそもう0から10まで全部AIにやらせるみたいなことも可能になるんで、
自分がそういうふうにやろうと考えているのであれば、
一旦立ち止まって、本当にそうすべきなのかってことを考えてみてほしいと思います。
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