今回は、コンテンツビジネスについて厳しい話というか、現実みたいなものをお伝えしていきたいと思います。
結構甘く考えている人も多いと思うので、決してこれで諦めてくださいという意味のメッセージではなくて、
何を意識すればいいのかということを事前に知っておくことが大事なので、
その上で、どういうところに多くの人がつまづくのかということを今回はお伝えしていきます。
コンテンツビジネスそのものはですね、誰でも簡単に気軽に始めることができます。
お金もほとんどかからないですし、商品を作るということ自体はそこまで難しくないので、
始めること自体はそんなにハードルは高くないんですけども、
体感とか肌感覚で見ると、100人中99人はうまくいかない。
99%ぐらいですかね。
失敗する、挫折するというそんな印象があります。
ネットの情報を見ると楽して簡単に稼げるみたいな発信をしている人が多いので、
そもそも甘く考えている。
ちょっとやればすぐに結果が出るというふうに誤解している人が多いから、
そういうことが起こるんじゃないかなというのも一つ要因としてあるんですけど、
なんでこのコンテンツビジネスが結果が出せないのか、うまくいかないのか、
99%の人は失敗するのかということをまずお伝えしていきます。
一つ目はですね、コンテンツを作るスピードが遅いということですね。
コンテンツって例えば1個作ったからじゃあね、バーンと大金が入ってくるとか、
そういうものではないんですよね。
小さな収入をコツコツと増やしていくみたいな印象があるので、
例えば広告を使って大きなローンチするとかでなければですね、
コンテンツを作ったところでそんなに劇的に収入がバーンと増えることはないわけですよ。
だからある程度量産していく必要があるんですけど、
例えばコンテンツ1個作るのに3ヶ月かかるとしたら、
年間4個しか作れないですよね。
10年経っても40個しか作れないわけですよ。
ちなみに僕は2020年からスタートしてますけど、
5年間でプラットフォームで売っているコンテンツだけでも150個ぐらいあるわけですね。
UDEMYが55で、オーディオブックが51で、
Kindleが35、36とかもあるんで、
150個ぐらいですね、プラットフォームだけで作ってきているわけですよ。
それぐらいのスピードで作らないと全然まとまった収入にならないとか、
そういうものがコンテンツビジネスなわけですけど、
基本的に早く作れないんですよ、みんな。
時間がものすごくかかるからうまくいかないというのがあるわけですね。
これが一つ目の理由。
二つ目の理由は量産ができないということですね。
量産そのものはAIとか使えば簡単にできるかもしれないと思うかもしれないんですけども、
作れば売れるというものではないし、
AIで作ったから稼いでいるかというわけではないというのは分かると思います。
やっぱり自分で作るからこそ価値というものが生まれるわけであって、
AIで作ったコンテンツというのは価値を感じないしね、
ただ増やすだけでは意味がないと。
ちゃんと売れるものとか価値のあるものをたくさん生み出していかないといけないわけですけど、
大抵の場合、このコンテンツビジネスをやる人はですね、
量産ができないんですよ。アイデアが出てこないから。
5個とか10個とかぐらいでもう完全にネタ切れしてしまって、
価値を増やせないというふうになるわけですね。
だからこの壁を越えられないと、当然コンテンツビジネスで稼ぎ続けるというのは難しいわけです。
さっきも言ったみたいに、10個20個というレベルじゃなくても100個とか500個とか、
それぐらい例えば作っていくぐらいのスタンスでやっていかないと、
なかなかこのビジネスだけでやっていくというのは厳しいんじゃないかなと思います。
3つ目ですね。これはマーケティングが非常に難しいし、
手間がかかるということですね。
多くの人が誤解しているのが、商品を作れば売れる、稼げると思っているんですけど、
それ以上に大事なのが情報発信活動ですね。マーケティングが重要なわけです。
自分の商品を作っても売る相手がいないとか、
全く誰も自分のことを知らないとか、信頼がたまっていないという状態だと、
プラットフォームでコンテンツを置いておいても、
誰も気づいてくれない、買ってくれないということになってしまうわけですね。
それを売れるような状態にするためには、日々自分がインターネットで活動して、
認知を広げていったりとか、信頼を積み上げていったりとか、
そういったことをするから売れるようになっていく。
自分のお客さんを集めれば、自分のお客さんたちは買ってくれるようになるので、
そうするとね、少しずつじわじわと売れるようになっていく。
ある程度プラットフォーム上で売れるようになってくれば、
あとは放置しておいても自動で売れるみたいな状態が作れるんですけど、
その自動で売れるという状態を作るまでができない人も多いと。
当然そのコンテンツを作るという作業も非常に大変なんですけど、
それと同時並行して情報発信とかマーケティングとかね、
いろんなことをやっていかないといけないとなると、
もう完全にキャパをオーバーしてしまうわけですよ。
例の場合、慣れていない人というのはコンテンツを作り始めると、
情報発信が止まってしまうので、いざコンテンツが完成しても、
既存のブログの読者とかYouTubeの視聴者みたいな人は、
自分の発信を見ていない、自分の存在を忘れてしまっているみたいなことが起こっているわけですね。
常にこの見込み客を温めておくということが大事になるので、
コンテンツを作りながら情報発信を止めずにですね、
並行してやっていく必要があるんですけど、これってかなり大変なんですね。
だから情報発信ができない。
そして情報発信ができないから利率も取れないし、
信頼もたまらないから売れないという状況になるわけです。
だからかなり高度なことをやっているというか、難易度が高い。
非常に労力もたくさんいるし、そういうことをやらないといけないわけですね。
だからコンテンツを作るスピードを速くして、
なおかつアイディアもいっぱい出していって、
情報発信も大量にする必要がある。
しかもその情報発信もなんとなく適当に発信するんじゃなくて、
ちゃんと売れるような発信にしていかないといけないということですね。
ということを考えると、
いかにこのコンテンツビジネスというものが難しいかというのがわかると思うんですよ。
だからそこを理解した上でやらないといけない。
逆に言うと、この3つをどうやったら解決できるかなということを
事前に自分で考えておけば、
挫折するとかということもなくなりますし、
結果を出しやすくなるということになるので、
これからやる人とか、もうすでにやっている人というのは、
この3つの壁、どうやって越えるのかなということを
自分で考えていくというのが大事かなと思います。
本当にみんな甘く考えてしまいがちなんですけど、
決してそんな甘いものではないと。
ただ、ちゃんとやっていれば、少しずつ結果が出てくるビジネスだと思うので、
ほとんどの人はその状態に至るまでにやめちゃうんですね。
1年も経たずに諦めるとかね、
ということをしていたらやっぱりうまくいかないので、
そういう点においても、
序盤は稼げなくて当たり前なんだくらいのスタンスで
取り組んでいくというのが大事だと思いますし、
本当にこのビジネスだけで生きていく人というのは、
かなり少数なんじゃないかなと。
みんな何か別のビジネスがあって、
それと、さまにコンテンツも売りながらみたいなことをやっている人が多いんですけど、
コンテンツだけでご飯を食べていくというのは、
それぐらい厳しいことですし、
これだけ情報があふれている中でね、
自分の商品を買ってもらうという状態を作り出すというのも、
かなり難易度が高くなっているわけです。
だからコンテンツビジネスってすごくね、
簡単そうな印象を持つかもしれないんですけど、
実は非常に難しいと。
しかもこの無形商品ですね。
物的価値がゼロのものを売っていく。
しかも無名の一般人である自分が作った商品ですね。
これを売っていくわけだから、
当然普通の有形商品、形のある商品、
どこかの有名なメーカーが作ったような商品を売るよりも、
セールスの難易度というのは高くなるわけですね。
そういったことも考えながらやっていかないと、
甘く考えればですね、
やっぱり期待と現実の落差が大きくなって、
挫折しやすくなってしまうのね。
その辺りを事前にちゃんと理解しておくっていう。
ビジネスの全体像とかね、
どういうものなんだってことをちゃんと理解してやらないと、
みんな気軽にね、
何とかが儲かるから何とか始めるみたいなのっていうのは、
そういう全体像とかっていう状況を知らないから、
甘い話に乗せられて手を出して失敗みたいなことになってしまうので、
そういう現実みたいなものもある程度知っておいたほうがいいと思います。
ただ、ちゃんとやっていればね、
成果が出るビジネスだし、
成果が出れば本当にフロー所得とかも得ることができるし、
収入の上限もなくなっていくっていう状態をね、
作り出すことができるので、
ぜひね、やる人は真剣にコミットしてやってみてほしいと思います。