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こんにちは、アポロです。
今日は、電子書籍で自伝は売れるのかというテーマについてお話していきます。
Kindle出版している人の中には、自伝的な本を書いている人も多いと思うんですけど、
自伝というのは売れるのかについて考えてみたいんですが、
一般的に普通に考えれば売れないという結論になるかと思うんですけど、
その理由として考えられるのは、
そもそも他人の人生に興味が上手いというのが一般的な理由ですよね。
それがもし芸能人とか有名人とかそういう人であればですね、
他人のプライベートなこととか、その人のおいたちとか、
そういうことに対して知りたいという人も多いと思うんですけど、
どこの誰かも分からない一般人の人生について知りたいと思う人。
さらにそれに対してお金を払ってもその情報を知りたいと思う人はいない。
いないというかほとんどいないので、売れないと言われているわけですけども、
ではこれを売れるようにするためにはどうすればいいのかということですけども、
これは一般人のプライベートな話だから売れないのかというと、
それだけではないんですね。
一般人の人生とかの本でも売れるときはあるんです。
例えば、がんに侵されてしまった人の糖尿日記みたいな人。
今まで全く世に出てきてなくて全く知名度がなかった人でも、
そういう本を出してすごく売れたりとかってあると思うんです。
だから一般人か有名人かっていう千引きだけで単純に売れる売れないが決まるわけではないということです。
結局それを売れるようにしていくためにはどういうふうにしていく必要があるのかというと、
やっぱりストーリーにするっていうのが大事だと思うんですね。
ストーリー。
単純に物語にするというよりはですね、
いろんな展開があるような話にしていくということです。
なんでそもそも他人の自伝的なものを読んでいても面白くないのかというと、
話に起伏がないからですよ。ずっと平坦なもの。
ずっとプラス、ずっとマイナス、もしくはずっとゼロとかね。
っていう状態が続く。
映画とかでもそうだと思うんですけど、
何の話の展開もない映画って多分見てても退屈だと思うんですね。
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そして大体見る前からこんな感じかなって予想していて、
その通りになったら面白くもなんともないと思うんですよ。
それは映画だけじゃなくて小説もそうだと思うんですね。
読んだけど何か何も起こらなかったみたいな小説って読んでても面白くないと思うんですよ。
だからそれを面白くするためにはやっぱりストーリーにしていかないといけないわけですよね。
ストーリーといってもですね、何だろう、昔話的な話をしろとかそういう話ではなくて、
僕はやっぱりその展開の起伏があるものがストーリーになるんじゃないかなと。
ストーリーの話は以前しましたけど、読み手の感情が動くようなもの。
だから単純に自伝でもさっき言ったみたいな当病日記とかね、
あるいは人生どん底からの逆転とかっていうものは一般人の話であってもですね、
やっぱりみんな興味深く聞くわけですよ。
すごく言い方悪いですけど、他人の不幸話ってね、やっぱりみんな好きな人が多いので、
そういう人生ボロボロになったりとかね、
あるいはすごく辛い体験をした人の話っていうのは聞きたいなって読みたいな、
興味深く読んでくれるってことがあるわけです。
中には自分は壮絶な体験とかってないよって思う人もいるのかもしれないんですけど、
それはどういう風に語るか、どういう順番で語るかっていうところである程度、
この話に起伏をつけることってできると思うんですね。
例えば前振りをするみたいな感じで。
こういう風になるだろうなと思わせておいて、そこで鈍然返しを起こすとか。
っていうのができるようになると、その話に欲望が生まれたりするわけです。
滑らない話っていう番組ありますけど、
芸人さんがしゃべり始めるときに最初に軽い前振りを入れてるんです、あれって。
こうじゃないですかみたいな風に言ってから話を始める。
あれはそういう前振りをして、そこにそういう風にだとまず思わせておくんですね。
そこで、そうじゃないっていう展開。
鈍然返しみたいなものがあって、だからそのギャップが面白いみたいな風になるわけですね。
その前振りが入らないと振り幅が小さくなっちゃうわけです。
前振りを入れることによって振り幅が大きくなる。
このギャップが面白いっていうことになるわけなんで。
単純に自分の物語、ストーリーに起伏がないんであれば、
そういう前振りを入れるとか話す順番によって、
そういう展開をちょっとわかりやすくするというか、そういうこともできるので、
そういうことでいかにこの話の抑揚をつける、起伏をつけるのかっていうのが、
自伝を書く上ですごく注意すべきことかなと。
単純に事実を羅列するだけだと、やっぱり読んでる側も面白くないし、
でもそこにいろんな見せ場があったりとかギャップがあったりすると、
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読んでいて楽しいんですよね。
どんな人であってもやっぱり少なからずそういう体験ってあったと思うんですよ。
常にいい状態だった人はいないと思うので、
自分が大変だったという時期の話をどういうふうに演出するのかっていうことがすごく重要になってくるわけです。
結局このギャップっていうところが面白かったりするわけなので、
そのギャップをいかに見せるのか。
それは自分の語り方とかね、語る順番とか、見せ方ですね。
そういうところである程度コントロールできるので、
そういうふう一つ入れるだけでも普通の自伝、何の変哲もない、
ただ自分のおいたちを語ってるだけの自伝っていうのも面白い読み物に変わるわけです。
人間の人生っていうのが一つのストーリーだったり小説だったりするわけなので、
そんなにつまんない人生とかつまんない物語ばっかりなわけがないんですよ、絶対。
みんなそれぞれ違う物語を持ってるわけなので、
それをどう語っていくのかっていうところが書き手の腕の見せ所というか腕にかかってるわけです。
だから単純にそこに学び要素を入れたりとか、
そういう付加価値をプラスアッファーするっていうのもすごく大事なんですけど、
やっぱりただの日記みたいな感じですよね。
事実を時系列で羅列するだけっていうのでは、
それではやっぱり面白くない、売れないと思うんですけど、
そこを物語にしていく、ストーリーにしていく、
いろんな展開を持たせて、この起伏を激しくして、
そこのギャップを大きくする、振り幅を大きくすることによって、
ひとつの読み物に変わるわけです。
リアル版の小説みたいな、フィクション、ノンフィクションの小説みたいな感じです。
っていうものができると思うので、
それを作っていけば、辞典でも読んでいて面白いとかってなるし、
あとはタイトルも思わず読みたくなるような、
そういうちょっとキャッチなタイトルつけるとか、
っていうふうにしていくと、辞典でも読まれるようになると思って、
もし自分にある程度商品価値があって、知名度があって、
そこそこ人気があって、っていうふうにやれば、
取り留めもない日常をただ綴っているだけでも、
十分需要はあると思うんですけど、そうじゃない人もやっぱり、
ただそれを綴っているだけでは、全然読んでいて楽しくないし、
っていうふうになるので、そこがいかに面白く見せるのかってことを
意識しながら書いていくっていうのが、
電子書籍で辞典を販売する場合の一つのコツと言えるんじゃないかなと思います。
結局、ああいうものは読み物としていかに面白くするのかっていうのが重要になってくるわけですね。
みんな情報を欲しくてそういうものを読むわけじゃないんです。
一つの読み物として楽しみたいから、そういう辞典的なものを読むわけですよね。
本当に勉強したいんだったら、そういうちゃんとした本を読むはず。
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それを買わない、あえてそういう物語みたいなものを読むってことは、
そこにある展開とか、そういうものを楽しみたいっていうエンターテイメント性を求めてるわけですね。
このPodcastとかもそうですよ。
ただ淡々と情報だけを発信していても、聞いてる側は面白くないと思うんですよ。
そこにいろんな鈍電返しがある。
僕も意図してやってるわけじゃないですけど、一般的にはこう言われてますけども、
実はそうじゃないんですよねみたいな、途中で鈍電返しがあったりするわけですよ。
そうすると聞いてる人はどうせこういうテーマについて話しますって言ったら、
どうせこういうようなこと言うんだろうなと思ってる中で、
急に展開がガラッと変わるから、なんだなんだみたいな感じになって聞いてくれるというわけです。
そういうふうにどういうふうに話を持っていくのか。
前振りを一つ入れるか入れないかっていうだけで、
やっぱり聞いてる側とか読んでる側っていうのは印象が大きく変わる。
そこに一つのエンターテイメント性っていうものが生まれるので、
ただの辞伝であっても面白い読み物に変わるということですね。
ぜひやってみてください。