2025-11-28 09:25

ネットにはびこる違和感

先日SNSで見かけた投稿で違和感を感じたことがあったので、そのことについて話します。


アピールポイントを間違えてしまうとマーケティングになりません。


「見込み客にとって重要な情報なのか?」を考えて発信するように意識しましょう。

サマリー

このエピソードでは、SNS上での治療系ビジネスの売上報告に対する違和感について考察されています。特に、クライアントの満足度よりも売上にフォーカスする発信が多い現状について問題提起がされており、実際のビジネスにおいて何が重要なのかを見つめ直す必要があると述べられています。

SNSの投稿の違和感
先日SNSを見ていたときに、とある投稿が目に入ってきたんですけども、その投稿はですね、どういう投稿だったかというと、
ちょっとはっきりと覚えてないんですけど、まあそのカウンセリング系かセラピスト系か、まあいわゆるその施術をして、
まあ何か治療するみたいな感じの、個人でおそらくビジネスをやっている人の投稿だと思うんですけども、
そこに何が書かれていたかというと、起業して何年経ちましたがようやく月勝1000万だったかな、突破しましたみたいな、
まあそういう投稿だったんですよね。こういう投稿とか発信ってネット上でよく見かけると思うんですよ。
まあ決して珍しくはないと思うんですけど、この投稿に対して何かこう違和感とかって感じないですか?
もう一度おさらいすると、発信者は何かこう治療するタイプのビジネスをやっている人で、投稿の内容は月勝1000万突破しましたみたいな、
まあ金額はちょっとはっきりと覚えてないですけど、まあいわゆるその売上報告みたいなね、
まあ起業何年経ってようやくみたいな、まあそういう投稿だったわけですね。
で、僕はこれに対してすごく何かこう違和感を感じたんですよ。
例えばですね、これインターネットの世界だと決して珍しくないですけども、
まあその実世界に置き換えてみるというか、で考えてみてほしいんですよ。
まあそういう治療系のビジネスっていうのは、要するにお医者さんみたいなものなわけですね。
で、お医者さんとかが、例えば私の病院で売上1億円達成しましたみたいなことって言いますかって話ですよね。
別に病院じゃなくても、まあ他のそういうね、まあ実店舗構えているようなお店で、
まあそのビジネス系とかじゃなくてですね、で売上いくら突破しましたとかね、
多分言わないと思うんですよ。まあ普通のビジネスでも言ってるところってないと思うんですね、そういうオフラインで。
なんかうちの会社が売上何万何億突破しましたとかって、
まあその辺の商店とかでもいいし、まあそういうお医者さん、会社さんとかでもいいし、
まあそういう、まあ何ですか、まあその辺にあるようなお店でもそうだと思うんですよ。
うちの店が売上いくら突破したかとかっていうのは、はっきり言ってお客さんにとってはどうでもいいわけであって、
むしろなんかちょっとそれに対してええって思ったりとかね、する人も出てくると思うんですよ。
その代々的にね、うちのお店売上何千万突破しましたみたいなね、
ふうな例えば看板とかが出てきたら、え、なんか何この店って、多分なると思うんですよ。
それはまあお客さんにはあんまり関係ないことだし、
まあ私たちの払ったお金でね、そういう売上を作ってるんでしょうみたいな、
ふうにまあ思われてしまったり、まあすると思うんですよ。
で特にそういういわゆる治療系のね、まあビジネスやってる人、
まあ全てでそうだと思うんですけど、もちろん自分たちの売上もね、大事だとは思うんですよ。
大事なんですけど、一番大事なのはやっぱりそのクライアントですよね。
クライアントがちゃんと満足してるのかとか、結果が出てるのかってところが一番大事だと思うんですよ。
自分が何億稼いでも誰一人幸せになってないとかね、
であればそれって本当に意味あるのっていうふうにね、考えないと、
やっぱりそういうビジネスがインターネット上では多いと思うんですよ。
全てが全てそうだとは言わないですし、本当に真面目に誠実にやっていて、
クライアントのためにね、自分のことを全て捧げて、成果を出すために一生懸命頑張っている人も当然たくさんいますけど、
そうじゃない人たちもそれと同じくらいたくさんいるわけですよね。
自分たちの利益のためにそういうお客さんを食い物にして、
全く成果を出させるつもりがないとかね、
マーケティングの視点
そもそも成果を出させられないような状態なのに高額で何か商品を売りつけるみたいな、
相手のことを考えていないみたいな不誠実なビジネスをやっている人もネット上には多々いるわけです。
だからその売り上げがいくら稼いでいるかとかってね、
自分にとっては大事なのかもしれないけど、お客さんからしたらどうでもいいわけですよ。
この人、じゃあ月収1000万突破したけど、
私全然この人の施術を受けて、セッションを受けて全然良くなってないんだけどってなったら、
私たちの払ったお金であなた月収1000万いったんでしょって思われてしまったりする可能性もあるので、
もちろん売り上げを公表するのは別にダメではないし、
そこを一つの目標にするっていうのは当たり前なことで、
ビジネスをやっていく上において大事なことではあるんですけども、
ちょっと本質を見誤っているんじゃないかなって僕はそういう投稿を見たときに思ったんですよね。
やっぱりオンラインだとあんまり違和感がないというかね、
そんなに日常的に比較的よく見かける投稿なんで、月収いくら達成とかって。
でもリアルビジネスというかね、オフラインの世界でいうとそういうところってほぼないと思うんですよ。
うちのお店が月収何千万突破しましたみたいなことを言っているところって。
お客さんにとってはどうでもいいことですか、それって別に。
じゃなくてちゃんと自分が求める商品を提供してよってところがお客さんが大事なので、
その辺のズレとかもね、やっぱり出てくると思うんですよ。
100ポイズってビジネス系のものに従事していて、
自分の実績がその一つのPR材料になるとかであれば100ポイズって言うのはありかなと思いますけど、
でもそれの場合だったとしても、
自分が稼いでいて、でも全然誰も幸せになってない、誰も結果出ていない、誰も満足していないってね、
なるんだったらそれはやっぱり僕は問題だと思うんで、
やっぱりそういうものっていうのはね、今後どんどん減っていくとは思うんですけども、
やっぱりまだ未だにあるんだなっていう風に感じますし、
やっぱりこのお客さんの目線に立つということがすごく大事だと思うんですよ。
だからそういったことも考えてやっていかないと、
ちょっとそういう発信をしてしまうことが若干その辺のズレがあるんじゃないかなっていう風に僕は感じました。
だからやっぱりそういうね、特に売上とかがあんまり関係しないジャンルなわけじゃないですか、
その、なんていうんですかね、施術系のビジネスをやっている人っていうのは。
それがじゃあうちの病院は売上1億あるから来てくださいとかっていうものじゃなくて、
うちの病院はこれだけお客さんが良くなっているからっていう方が意味があるわけですね。
何億円稼いでいる病院だけど誰も治療して良くなってないとかだったらそれはやっぱり問題だと思うんですよ。
だからそのアピールポイントが違うというかね、っていう風に思うんですね。
集客したいんだったら、私のお客さん、私のクライアントはこういう風なね、
私のこのサービスを利用してこんだけ良くなりましたっていうところを出していった方が集客には繋がる。
この人にお願いしたらこんな風になれるんだっていう風に思ってもらえるから、
集客にはなると思うんですけど、それがそのアピールするポイントがちょっとずれているみたいなね、
感じになっているんじゃないかなっていう風に思います。
SNSっていうのはね、いわゆるモルじゃないけど、自分を大きく見せるためにっていうところで承認欲求だったりとか、
そういう虚栄心みたいなものがあるんで、それでどうしてもそういったことを言いたくなるっていうのはあるのかもしれないですけど、
捉え方によってはね、僕みたいな見方をする人もいるだろうし、
本当にそれ本質を辿ってみると、その情報ってお客さんにとって果たして必要なのかとか意味のある情報なのかっていうことを考えると、
そういうものを出すよりはお客様の声とかを紹介した方がよっぽど効果があると思うんですね。
だからその点のずれというか、マーケティングっていうことを考えると何を伝えるべきなのかっていうところもちゃんと見極めていかないと、
全然集客につながらないとか意味のない発信になってしまったりとかっていうのがあるんで、
別にたまにそういうことを言うのはいいんですけど、そこはちょっと若干ずれてるんじゃないかなっていうふうに思ったんですね、
オフラインとの比較において。
なのでついついやってしまいがちかもしれないですけど、あんまりその情報ってお客さんにとって重要じゃないよっていうものであれば、
あえて言う必要はないんじゃないかなっていうふうに思います。
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