00:00
毎週月曜日のこの時間は、松尾潔氏のBrush Upです。 松尾さん、今日はどんなテーマでしょうか。
今日、これからお話しさせていただくことは、 時代に鈴木哲夫さんがおっしゃっていたことと、
根底に流れるのは一緒で、今の観点に対する不信感の一つになっている。 政治と金ということですかね。
そういうことですね。その話になっちゃうんですが、 僕は今日、歌詞を書いたり、本を書いたりという言葉に携わる仕事をやってますので、
言葉について考えてみたい。政治と言葉について考えてみたいなと思ってるんですが、
この数日、いろんな方々が、メディアの方、一般の方々、いろんなところでメッセージを発してることなんですが、
言葉の言い換えというのが過ぎるなということです。
どういうことかと言いますと、わかりやすく言いますと、
我々が平たく裏金とか、キックバックって言ってるような、
しかもその言い方で、この一月ぐらい定着してたはずのものを、
自民党が何食わぬ顔して、カンプキンって言い換えてみたり、
実態としては中抜きに他ならないものを、リュウホとかリュウホキンと言ってみたりとか、
え?って耳を疑うような、
たとえとして申し上げますけども、表情ひとつ変えずに言葉変えてるなっていうのがあって、
そうですね。
言えば言うほど、そのことを隠したいんだな、
取得したいんだなっていう意図もよくわかるんですが、
とはいえそういうのは、この問題に少なからず意識を持ってる人たちだけが気づくことで、
世の中の皆さんで、いろんなご事情が終わりで、
久しぶりに政治のニュース見たよなんて人とかもいらっしゃるかと思うんですが、
決していいことではないとは思いますが、
たとえばNHKのニュースを見てみますと、
自民党の議員の方が、
カンプキンとか流布方式とかって言ってる言葉を、そのまま使ったりしてるんですよね。
これちょっと、今言葉一生懸命選んでますけども、申し上げます。
飽き切れますね。
その批評精神の無さなんて言うと、ちょっと大げさに聞こえるかもしれませんが、
03:05
あまりにこれは公正さを欠いてるんじゃないかなって、僕なんか思っちゃうんですよね。
ただこれさっきも申し上げましたように、
特にテレビの場合は、
見る人に対してトピックをイメージで伝えるっていう機能が高いですよね。
それはアナウンサーとかキャスターの方の表情を一つ撮ってみてもそうなんですが、
やっぱり神妙なお顔で低いトーンでお話しされるとそれはシリアスな話だと思うし、
そのあたりっていうのは本当にお二方に向かって釈迦にせっぽいになっちゃうんですけど、
そういう神妙な感じで、僕に言わせるとすり替えられた言葉っていうのを使われると、
それがオフィシャルのものであるかのように信じちゃうよっていう事態が発生してる。
それ僕大変危惧しております。
で、これたまたまですけど、昨日の朝日新聞、朝日新聞でお読みになってる方わかるかと思いますが、
折々の言葉というのが、長官の朝日新聞っていうタイトルの下のところに毎日連載されてますね。
大阪大学の元総長でいらした和志田清一さんという哲学者の方が、
そのとき気になる、もしくは時代になったことがピックアップされてご紹介されてるんですが、
ドイツに在住の作家で田畑陽子さんという高名な方いらっしゃいますが、
感性は思考なしにはありえないのに、考えないことが感じることだと思っている人がたくさんいるっていうふうにおっしゃってました。
これは田畑さんのエッセイ集の中からの引用なんですが、
和志田清一先生曰く、思考もまたセンスや鮮度が問われる、
周囲の微細な変化を感知するアンテナのようなということで、
まさにその微細な変化、微細な言葉の置き換え、こういったものを感じるためには、
やはり普段からただ感じるっていう名のもとに思考を停止させるのではなく、
言うなれば思考をずっとアイドリングしておくという、考えることをやめないっていうことが求められると思います。
もちろんストレスフルな現代社会において、考えることをスイッチオフするっていう瞬間もあっても良いとは思うんですけれども、
社会、とりわけ政治のことに関しては、特に言葉に敏感になりすぎて困ることはないんじゃないかなと、
06:04
今回の裏金の言葉の置き換えの一件について僕は思いましたね。
その考えないで感じるというのは、ブルースリーのDon't think, feelという言葉を吐き違えて理解してるような感じですかね。
そうなんですよね。これはさっきまさにおっしゃった言葉っていうのは、
アップルの一時キャッチフレーズにも使われてましたね。コンピュータメーカーのアップル。
特に男の子のマッチョな気分なんかともよくフィットしている言葉で、
お前考えすぎだよ。感じるように動けばいいんだよみたいなことを言われると、考えるのがダサいみたいな。
僕もちょっと若い時にそういう風に、それこそそういう風に感じてしまっている時があったんですけど、
いやいや、きちんと考える人が一番クールですと言わせると。
いやほんとそうですね。
そこをね、常時オフにしている人っていうのを見かける時もあるし、
むしろなんかそれを誇りにして俺は感じる前に生きてきたみたいなことをおっしゃる方。
ちょっとロックアーティストっぽい格好良さがあることを否定しませんけれども、
もう一度繰り返しますけども、社会ですとか取り分け、政治、こういったものに対しての公平さ、公正さ、
僕が繰り返してきているフェアとは何かってことを考える時には、その前提としてのシンクという行為を日常化することが大前提ですね。
僕ちょっとそのことをここで改めて申し上げたいなと思って今日はお伺いいただきました。
またそのカンプ金っていうのも、くしくも確定申告がスタートした時期ね。
このタイミングでね。
先払いした税金、払いすぎた税金を必要経費などの差し引いて戻ってきたお金っていうのがいわゆるカンプ金じゃないですか。
ほんとですよ。
いわば脱税行為にも当たるようなね、政治活動に使われてないんだったら、
そのお金はちゃんと税金払わなきゃいけないよってお金に対してカンプ金ってふざけんなっていうね。
我々がもともと知っているカンプ金っていう言葉の意味合いと違いますよねこれ。
意味が変わってきちゃいますね。
まあそういうのも支持率にきちんと現れてるのかな。
やっぱり国民が本当に怒ってくるなっていうのはね。
優秀なコピーライターが策に溺れてしまった感じも今回ちょっとありますけどもね。
政治は言葉っていうのを僕も持ってますから、大いに言語能力を発揮していただきたいものですが、
こういったものに対してはちょっと僕らやっぱり義々を唱えていいんじゃないかなと思いますね。
さて松本さん、8時40分過ぎのキャッチアップではどんなお話を。
はい。今日お誕生日を迎えられる方。
09:00
今日朝田中さん、水木さんの番組でも取り上げられてましたけれども、
在地和夫さんお誕生日でいらっしゃいますので、福岡の英雄と言ってもいいかもしれません。
在地さんのお誕生日みんなでお祝いしましょう。
はい楽しみにしてます。
ガールズパンチ×少女隊の×ラジオ隊。
×少女隊の春野木稲と青井梨奈です。
RKBラジオでお送りしているガールズパンチ×少女隊の×ラジオ隊は、
ポッドキャストでもお楽しみいただけます。
ラジコ、スポティファイ、アップルポッドキャスト、
アマゾンミュージック、ユーチューブミュージックで×ラジオ隊と検索してフォローお願いします。