テーマの紹介
皆さんこんにちは、保育士の白石あすなです。
今回は、少しいつもと違うテイストでお話ししていきたいと思います。
テーマはですね、誰かの悪は誰かの善かもしれない
というのと、もう誰からでも好かれることは難しいというお話をしていきたいと思います。
少しね、過去の私のネガティブな出来事もお話ししていきたいと思うので
今そういったお話が難しいという方は、こちらでそっと閉じていただけると幸いです。
このチャンネルは、保育士歴15年以上であり、地平スペクトラム賞の4歳の男の子と
やんちゃな2歳の男の子を育てている私が、保育士と母親の両方の目線で見た子育てのことや
自分らしい生き方を模索する中で学んだことなどについてお話をしています。
何か一つでも参考になることがあれば嬉しいです。
はい、過去の出来事はですね、私が保育士2年目の時になります。
その時はですね、20歳くらい上の私がですね、
私が20歳離れた大先輩とペアになって、担任をすることになったんですね。
1年目は本当に実習生にちょっと毛が生えたぐらいの動きしかできなかった自分がいたんですよね。
周りにすっごい助けてもらっていて、だから2年目は自分もね、戦力になれるように
一人でもクラス運営できるように頑張ろうって意気込んでいたんですね。
それで先輩に指導計画とか決案というものがあるんですけど、
それの下書きを書いてチェックお願いしますって言ったりとか、
クラスどうやって進めましょうかみたいな感じで話し合ったりとかね、していたんですよね。
それで自分なりに頑張っていたんですけども、でも先輩からも結構指導をいただくというか、
ここがいけなかったかもねーとか、こうした方が良かったかもねーって、
最初はなんか、あ、そっかそっか、ここを直した方がいいんだなっていうことで受け止めていたんですけども、
だんだんそれが厳しくなってたんですよね。
自分もね、至らない、2年目だし至らない部分もあって、
自分が悪いんだとか、自分がもっと頑張らなきゃいけないんだって思って、
先輩の話を聞いてたんですけども、
だんだんね、子供がご飯食べてる前で反省会をさせられていったりとか、
私が悔し泣きというか悲し泣きをするまで詰められるようになっていったんですよね。
でも私は自分が悪いと思ってるからそれを全部受けてたんですよ。
そうすると心がね、だんだんね、追いつかなくなってしまって、
夜眠れなくなってしまったりとか、
もう食べること好きなんですけど、食べてても、
食べれるけど味がなんかしないなーみたいな、
なんかもう作業になってたんですよね、食べるのも。
で、2ヶ月いかないうちに、5キロはね、体重落ちましたね、2ヶ月ぐらいで。
ですね、40キロ台前半になってしまって、
本当にね、ガリガリになっちゃったんですよ。
その当時の私にとってはね。
で、今思えば完全にね、心が病んでて、鬱状態だったんじゃないかなって状況だったんですよ。
でも、仕事真面目に行ってたんですよね。
休むっていう発想にもならなかったし、
誰かに相談するとか、
誰かが声かけてくれるっていうわけでもなかったんですよね。
すっごくつらかったんですよ。
でも突然ある日、急に担任のね、
組み合わせがね、シャッフルされたんですよ。
で、それで私とその、
あのー、先輩は離れることになったんですよね。
でも説明とかは特に私にはされなくて、
でもやっぱね、一緒に組んでた先輩、
ちょっとね、ケチョンケチョン先輩って言おうと思うんですけど、
私のことケチョンケチョン言うので。
そのケチョンケチョン先輩はですね、ものすごく怒っていて、
上司にね、噛みついてましたね。
で、今思えばあれが救い、救いというか、私にとっての救済だったんだなって思いますね。
なんですけども、その期間で、
悩みすぎたのか、その後婦人科系の病気でね、倒れちゃうんですよ。
だから、散々な1年だったんですよね。
本当にいろんなことがありました。
で、その先輩とは、私が勤める縁は分縁があるので、
人の見方の多様性
物理的に離れたんですね、縁をバラバラになって。
で、その後、すごい大変な年から何年か経った時に、
当時の上司と他の同僚っていうんですかね、
と一緒に食事をした時に、
そのケチョンケチョン先輩の話になったんですよ。
やっぱその先輩は色が濃くって、
個性豊かで、仕事はできるんですけど、声が大きい先輩だったんですよね。
すると、その当時の上司がですね、
あのケチョンケチョン先輩がね、
白石ちゃんのことをね、泣かすって言ってたんだよねって。
事務室でそうやって言ってたんだよって言うので、私に言ったんですよ。
そんなこと聞きたくないよ、不幸のデリバリーやめてくれと思って。
そこからね、まさまさその人のことが苦手になって、
その人と一緒の縁になるなら、私は仕事を辞めますっていうぐらいに言っているんですよね。
でも、違う先輩が言ったんですよ。
私はあの人がいなかったら仕事を辞めてたんだよねって、
すごく救われた時期があったんだよって言われたんですよね。
私にとってはもう信じられないですよね。
もう怖い、嫌な存在でしかなかった先輩が、
ケチョンケチョン先輩が、
その違う人にとっては救いの人だったんですよね。
その時はそれが受け止めきれなくて、
もうなんか話流してたんですけど、
今に思えば、
人はいろんな面があって当たり前だし、
誰にどう移るかとか、
その人にとっての良い面悪い面というか、
その人の状況とか、
本人の状況とか、
いろんなことで変わるんだなって思ったんですよね。
私と組んだ時のケチョンケチョン先輩は本当に悪意があったと思うんですけど、
でも他の人にとっては、
とても救いの存在だったっていうのを知ることができたんですよね。
私自身もきっと、
誰かから見れば頼りなく見えることもあるだろうし、
でも逆に保護者対応とか、
子供との関わり方すごく素敵だなとか、
見習いたいですって言ってもらえたこともあったんですよ。
だからそういった感じで見てもらえることもあるし、
人の見え方って本当に人によって違うんですよね。
だからこそ私は、
全員に好かれようとしなくていいのかなって。
自分と合わない人に好かれようと努力したりとか、
無理に歩調を合わせる必要もないのかなって思ったんですよね。
今はだいぶ強くなったので、精神も。
いろいろ経験値も上がってるんで、そう思えるようになりました。
そんな過去の辛い経験があったからこそ、
ケチョンケチョン先輩がいたからこそ、
私は反面教師にその方をさせていただいて、
保護者の対応とか、
同僚とか先輩との関わり方とか、
いろいろ気をくわるというか、
いろんな目を見よって思えるようになったんですよね。
だから一人一人の背景とか、家庭環境とか状況とか、
その人の性格とかを丁寧に観察して関わっていこうって
心がけられるようになったんですね。
だから今となっては、
まあちょっとね、嫌な存在。
今はもう会いたくないぐらい思ってしまうんですけれども、
感謝はあるっていうケチョンケチョン先輩とのお話でした。
ちょっとね、今回のお話ちょっとお求め?
おもため?だったかもしれないんですけれども、
シングルフォーカスになりすぎず、
その人のいろんな面も見れるような視点も持つといいのかなって思いました。
最後まで聞いてくださりありがとうございました。
この配信は後々メンバーシップの方に入れようと思いますので、
ご了承いただければと思います。
もはや少しでも笑顔で過ごせますように。
白石あすなでした。
ではまた。