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みなさん、こんにちは。マスコットチャンネル始めていきます。 今日のテーマは、アウラがあるかどうかということについて話をしていきたいと思います。
これは昨日の話と少し続いているんですけども、昨日、クリエイティブな作品というのは、01の構想の部分と1から100の作業の部分という2つに大きく考えると分かれるんじゃないかなということを
僕は話しました。なので、AIがこの作業1から100の部分をすごく簡略化、すごく楽に使えるようになったとしても、
01の構想の部分は今のところAIではなかなか難しいので、そこの部分が人間が考えるところであり、なおかつそもそもこの構想の01の部分というのはクリエイティブな
作品を作る上でとても大切な部分だと思うので、なので、実際AIは結局道具でしかないから、別に人間が01の部分を考えているので、クリエイティブな作品を作っているんじゃないかという話をしました。
ということを昨日話したんですけれども、実際、比重の上では構想という部分が大事だというふうに思うんですが、この作業の部分も確かに大事なことはいっぱいあるなということを思って、
昨日のことと相反することに少しなってしまうんですが、そういう部分もあるよねという話をちょっとお伝えしたい、話したいなというふうに思っていました。
今日のテーマに戻るんですが、アウラがあるかどうかという話なんですが、アウラというのはオーラと近い言葉です。オーラというのは雰囲気というような感じでイメージしていただければいいんですが、
もともとオーラというのはイギリシア語で、息や風のそよぎというのを意味します。
ウォルター・ベンヤミンという方が、複製技術時代の芸術作品という、アートを好きな方は結構読んでいるのかなというような本があるんですが、
その中でアウラのことを話していて、その中で言っているのは、芸術作品が今ここに結びつきながら一回的に減少する際の特有の輝きを意味しているというふうに言っています。
そういった意味の方が近いので、今回はアウラという使い方をしますが、そういうものがあるかどうかというのは作る上でとても大事なんじゃないかな、作業の部分ですね。
全然変わってくるんじゃないかなということを思っています。なぜこれを感じたかというと、僕は家具をデザインするんですが、家具を作る方の学校にも通っていました。
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それはデザインを学んだ時に、デマークで留学していたんですが、そこで家具のデザインを学びました。
その際にデザインをしながら製作もするということ、作るということもしていました。
そこで友人が、日本の技術ってすごい謎的な言葉を教えてくれたので、ということと、有名なデマークの家具デザイナーの方というのは結構多くの方が、
もともと技術、作る方を学んで、それからデザイナーになった方が多くいたので、やっぱり作るということを知った上でデザインしたいなということを思ったので、日本でもそういった学校で通っていました。
その時に僕は、いろんな作品、僕はというか、その中で授業をやるんですよね。座学もやったりとか、あと実技ももちろんやるんですが、
それで課題があって作ったりするんですよね。その時作ったのは、いろんなものを作ったんですが、
引き出しとかっていう、引き出しを作ったりしました。その際にですね、僕はもう1週間くらいで、
家具職人ってやばいなというか、全然違うなというふうに思ったんですよ。
というのはもう本当に、ミリの世界なんですが、1ミリ違くてもちょっとダメっていうふうな感じにはなってしまう、隙間ができてしまったりとか、
いうのがあったりとかして、本当に細かいものが、この細かい世界なんですよね。
そういった技術的な部分もあるんですけども、こういった課題とかをやった時に、本当に上手な、それこそ今も家具職人になっているような
ユイジンの作品を見ると、もう自分が作ったものとは全然違うものに見えるんですよ。
それがまさに、今日話したかったこのアウラがあるようなもので、その中オーラ的なものが、纏っているものが全然違くて、
本当に一番適する言葉がアウラかなと思っているので使っているんですけども、
そういった雰囲気的な部分が、全く同じ素材で同じ道具を使っているのにも関わらず違うものができていました。
これは本当に、口で説明すると結構チープな感じになってしまうんですけども、
本当に違うものだなというのは感じて、だからやっぱりこの作るということで、
初戦というか、AIは道具だという話もしたんですけども、そういった今の話はすみません、フィジカルの話ですね。
実際の現実の世界でのこういった同じ道具を使っても、全く違う、作る人によって違うものがもちろんできるし、
同じような手順を作っても全く違うものができるという話をしたかったので、そういうふうな話をしているんですけども、
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これはフィジカルな場合なんですが、AIなどのデジタルではどうなるかというのは僕もわからないんですが、
むしろそれっていうのは難しい。アウラというものは関係なくなってしまう可能性が大きいなとは思っているんですけども。
なので、そういったものもあるので、こういった1から100の作業という部分で関しても、実際は同じ道具を使っても、その構想の部分が同じだとしても、
違うものができることっていうのがあるよねという話をちょっとしたかったので、わかりにくかったかもしれないんですけども、そういった話を今日はしました。
はい、今日も最後まで聞いてくださりありがとうございます。それでは皆さん、スロスロスロース!