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2022-12-29 11:01

宮崎駿作品から考える敵のいない世界

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マスコットチャンネル始めていきます。今日のテーマは、宮崎駿作品から考える敵のいない世界ということについて話をしていきたいと思います。
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今日のテーマ、宮崎駿作品から考える敵のいない世界ということについて話をしていきたいと思います。
僕が中学生の時に、千と千尋の神隠しが映画でやっていて、それを僕は映画館で見に行きました。
それこそ中学生の時だったので、その時は何も、何もというか、いろんな感じたことはあるんですけども、
今日のテーマにしているような敵のいない世界ということは意識していなかったです。
ただ、その後、春の極城だとか、ポネとか見て、宮崎駿さんの作品って、千と千尋の神隠し以降、敵らしい敵っていなくなったなというふうに思うんですよね。
というのも、皆さんジブリ作品で、宮崎駿さんの作品なのでほとんどの方がご存知だと思うんですけども、
例えば千と千尋の神隠しだったら、一番最初の敵としてはヨババが敵だと思うんですよね。
ヨババが博を支配というか、魔法を使える代わりに、いろいろ魔法を博にかけてというのがあったりして、悪者、しかも怖いしみたいなことがありましたね。
その後にゼニーバが出てきて、ゼニーバと対立していたからこそ、博に対してそういうふうなことをやっていたと。
じゃあゼニーバって悪というか敵だったのかというと、実際千尋が会いに行ったらめちゃくちゃいいおばあちゃんだったという。
要はゼニーバは別に悪い人じゃないじゃないですか。
じゃあヨババは悪かった人かというと、最終的には別にお父さんお母さんを見つければ人間に戻して、現実の世界に戻れるよということを教えてという風になって、
最終的に別にヨババはめちゃくちゃ敵というか、敵じゃないですよね。
といった感じでヨババもゼニーバも敵らしく、最初は敵っぽい人はいたんですけども、でも結局敵じゃなかったんですよね。
で次の春の極城もアレチノ魔女が最初敵として出てきて、でも最終的にアレチノ魔女って仲間になってますよね、おばあちゃんとして仲間になってて。
でそれでじゃあ他にも戦争の話は絡んでいるので、なんですけども。
でじゃあ春の先生、魔女の方が敵かといえば、別に実際は敵っぽくはなってましたけど最終的にこんな馬鹿げた戦争はやめましょうって言って。
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まあ敵じゃないんですよね、だから結局。だから敵らしい敵っていうのはもうそこで春の極城でもいないです。
で崖の上のポニョって、まあお父さん敵なのかなっていうか、もう敵じゃないよねっていう。
だから結局敵みたいな人全く出てきてないですね。
で次の風立ちぬはまあ戦争の話なので、まあそれは敵どこっていう話じゃないですよね。
で考えると、もうその千と千尋の神隠しからはもう敵らしい敵っていうのはいなくなったと思うんですよね。
でじゃあなんでそういう風になったのか。
まあその前のもののけ姫だったら、それぞれの正義があるっていうのはあるにしても、正義でもないか。
まあやっぱり敵はいますよね。
だからでも千と千尋からは敵らしい敵になくなって、でこれって結構なんかすごいことだと思うんですよ。
一般的に考えるとアニメとか漫画とかドラマとか映画とかって、基本的にこう主人公がいて敵がいて、
でその敵に敵を倒すために仲間とか仲間たちができてきて、で最終的に敵を倒してみんな幸せになりましたおしまいみたいなストーリーだと思うんですよ、王道としては。
でもその王道ってやっぱりわかりやすさもあるし、なんか共感というか敵を倒すんだっていう、
何ですかね、敵が悪いことをしていてその悪いことに対して見てるこっち側も何であんな悪いことをするんだ、
なんか懲らしめてやるじゃないけど、敵を倒して平和な世界にしたいよねって思う思いがあるから、
共感というわけじゃないですか、応援というような形でアニメとか映画とかそういったものを見てると思うんですよ。
だけど千と千尋の神隠し以降の宮崎駿さんの作品って敵らしい敵がいないから、ある種ストーリーとしてはちょっとわかりにくいですよね。
一般的なそういう流れとは違うものになっているので。
でもじゃあなんでそういうものを描いているのかなっていうのを考えていくと、
なんかこうドキュメンタリー番組で宮崎駿さんが出ているのを見たときに、
確か息子さんが撮った映画の特輯なのかな、なんかそれで話してたのが、
なんか直接的にその物事を言うっていうことは絶対しないみたいな話をしてたんですよ。
例えば単純に言えば戦争の話とかだったら、戦争はするべきじゃないっていうことをキャラクターに言わせることはしないんですよね。
っていうことをおっしゃっていて、確かそのようなことを言っていて、
それって多分考えさせる、考える余白みたいなものを割と奪っちゃってるからなんじゃないかなって思うんですよね。
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割と宮崎駿さんの作品の僕は面白いなって思う部分って、
なんか考える余白があって、それぞれの回答というか答えがみんな違くてもいいっていうことを許容しているような作品だと思うんですよ。
なんかその千と千尋の神隠し以降は、やっぱり敵らしい敵がいないがゆえに、
そういった余白の部分、いろんな人の考え方を自分で考えてみましょうっていうところが割と広がったというか、
よりそういうところを考える余白みたいなのが広がって、それぞれが考えてみて欲しいっていうメッセージのような気がしていて。
なおかつもう一つあるのが、そもそもそういう敵なんですかね。
二項対立のように味方と敵みたいなのがあるっていう世界自体がもうなんかうんざりしたっていうか、
そんなことを考えなくていいっていうか、そういうほど世界って単純じゃないよみたいなことを言いたいのかなっていう気もしていて。
なんかやっぱりこの二項対立って分かりやすいし、それこそ見てるこっちもなんかこの人が味方でこの人が敵でっていう方が分かりやすいから見やすいんですよ。
だけどなんかそういうものじゃないっていうか、現実はなんかもっと複雑だと思うんですよね。
まあ味方だと思ってた人が実は敵だったというか、それも私がなんというかこうもっと複雑な、
単純に味方でも味方のなんかいろんな立場というか感情があったりだとか、敵だとしたら敵でも敵の感情みたいなのがいろいろあるみたいな。
もっと多分複雑、なんか世界ってもっと複雑だよっていうことを言ってるような気がしていて。
だからあるでしょ、分かりにくいんですけども、でもそこに余白があるからこそなんかそれぞれの人の考え方とかが想像力が膨らむというか、
そういう部分を持たせている作品なんじゃないかなという気がしました。
まあこれはあくまで僕の憶測ではあるんですけども。
でも僕自身もやっぱりもうなんていうんですかね、もう味方、敵とかなんかその敵がいるから、
こう嫌だからその敵をどうにかこうやっつけたいとかどうこうっていうのは現実の世界でももう全然思わないんですよね。
っていうのはもうまあそもそもこうメタワースとかに魅力が感じているのは、なんか今よりも世界が拡張されて、
なんか今よりも世界が広くなるっていうことによって、もうなんかそういう敵対関係っていうかなんかこう批判とか、
こうなんですかね、敵みたいなのを作って、こう言い合ってお互いにこう言い悪いだろっていうような世界にもう生んだりしてるっていうか。
なんかもうそんなことを、だってそれぞれのやっぱ正義みたいなのがあるから、もうなんていうんですかね、それはもう説得もできないし、
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どんだけ話したって平行線というか絶対こう仲直りというか一緒に仲良くなるってことはもうないんだったら、別にそれはそのままでいいじゃんって思うんですよね。
で、そこでこうやって今でもこう、なんかこう世の中でそうやっていざこざというか、なんかそう言ってちっちゃな争いからそういうものがあるっていうのは、なんか世界が狭いからなという気もするんですよね。
なんか小さなコミュニティの中でそうやって争ってたりすると、争ったらえ?っていうか小さなコミュニティの中でもなんかそこで目立つ人とか、
考え方が違う人がいると、そこで反対したくなるというか。だからこそそもそも世界広ければ、もうなんかそういう人に干渉せずに済むし、
なんかそういう世界になればいいなっていうふうに思うし、なんかそういうふうな世界になるんじゃないかなっていうのも思います。
なので、なんかもう敵とか味方、味方はいたほうがいいですけど、敵とかっていう考え方自体がもうなんか、
もう敵とかって古いっていうか、もう敵とかどうこうなんて考えなくていいじゃんって、なんかそれよりももっと自分が楽しいこととか、なんかやりたいこととかやって、
なんかそういった楽しい時間を過ごした方がいいんじゃないかなっていう気がしていて、なんかよりこの宮崎駿さんの作品はなんかそういうことを
何か言ってるっていうか訴えかけてるんじゃないかなって僕自身はなんか考えました。
なのでちょっと今日はそういった話をしてみました。
あなたにとって今日話したことが、何らか役に立ったりだとか役に立たなくても、なんかそういう考え方もあるのねっていうふうに思っていただけたら嬉しいです。
今日は宮崎駿作品から考える、敵のいない世界ということについて話をしていきました。
聞いてくださりありがとうございます。失礼します。
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