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2025-06-01 12:12

心が満ちる「欲」との付き合い方①〜欲はどこから生まれる?

「あれが欲しい、こうなりたい」その強い欲求は、一体どこから湧いてくるのでしょうか?この回では、私たちを突き動かす欲のルーツを深掘りし、自分自身を理解する第一歩を踏み出します。欲の正体を知ることで、心の平穏への道が開きます。
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サマリー

このエピソードでは、欲のコントロールについて考察し、欲が人間の生き方に与える影響を探ります。特に「我ただ樽を知る」の教えを通じて、欲のバランスの重要性やそれに伴う心の反応について深く掘り下げています。

欲との向き合い方
皆さんおはようございます。小松でございます。
新しい1週間が始まろうとしておりますが、皆さんいかがお過ごしでしょうかね。
今日からシリーズで何度かに分けてお話したいなという話題が出てきたので、
今日はここで喋りながら整理していくという感じなんですけども、やっていきたいなと思います。
その話題というのが、実はプレミアムの方ではちょっと喋り始めたんですけども、
人生を豊かにするというか立て直すというか、そのための欲のコントロールをどうしていくかみたいな、
そんな話をしていきたいなというふうに思うんですね。
そもそもなんですけど、皆さん欲ってどんなふうに接しておられますでしょうかね。
これは本当に煩悩とか仏教的な考えというか、修行も含めてですけど、
すごく昔からかなり人間にとって深い関わりがあるというか、切っても切り離せないというか、
そういう領域のことだと思うんですけども、それによって人は惑うことがあったり大変になることもあるし、
それによって助けられることもあったりするから、一概に良し悪しはつけられないとは思うんですけど、
僕自身ね、本当に欲まみれというわけではないんですけど、
普段ですね、ちょっと調子が悪いな、あれダメだなって言った時に、
後で思い返してみると、メタ認知してみると、欲の影響が結構強かったところがあるなというふうに思うんですね。
でも欲って悪いことじゃないですよね。決して悪いことばかりじゃなくて、
人が生きていくこの生命体を持って生きていくってすごく大変なことなわけで、
それを生きていくためのエネルギーとか判断基準というか、そういうことで欲というのは時として助けてくれる感じはすることもあるんですよね。
そのコントロールが一生できないから、人は一生修行っていう感じしますよね。
欲をコントロールしたからこれ良かったとかそういうんじゃなくて、
それによっていつもつかず離れずで考え続けなきゃならないっていうことですよね。
ある域まで修行をしてそれでうまくいったっていうことは逆にトラップなわけですよね。
そんなふうに手放しでここまで達成したから終わりというわけじゃなくて、
そこから手放したところでまた別の欲とか生きるための何かが発生するわけで、
だから切っても切り離せない状況っていうのが欲の中で存在しているわけなんですよね。
そういうのもどうしようもなく、でも時に助けてくれることもあるみたいな。
これ何なんでしょうね。やっぱりすごくお金とかいろんなこととつながっているとは思うんですけど、
とにかくなかなか厄介だなということでもちょっとこれ今日終わりそうな気がするんですけど。
皆さんどんなふうにお考えでいらっしゃいますでしょうかね。
それでちょっと欲をそもそも考えるときに、いろいろ考えてみるときに、
我ただ樽を知るの教え
僕が一番大事にしているというか、気になる言葉っていうのがあってですね。
これ我ただ樽を知るっていう言葉、これご存知でしょうかね。
我ただ樽を知るっていうね。
これ京都の両安寺っていうお寺がございますけれども、
その両安寺に行く前にですね、手を洗うところにです。
手を洗うというかですね、手は洗わないんだけど、
長寿鉢っていうのがあって、その真ん中に口っていう字が書いてあるんですよね。
口が。その口のところが深くなっているから、そこに水が溜まったりとかして、
ちょっとした窪みになっているんですね。
その口っていうのがすごく大事で、口の上が我っていう字をちょっと思い出してほしいんですけども、
我っていうのは口の上に五って書いて我ですよね。
ただっていう字があって、これ左の辺が口ですよね。ただね。
樽っていう字は足っていう字だから、これ足ですよね。
足だから口の下に足っぽいやつね。
知るっていう字も右側が空いてるでしょ、口がね。
なので、ちょうど口を中心にして上下左右に辺の漢字の断片が散りばめられているようなバランスのデザインなんですね。
これを見ていくと、やっぱり我ただ樽を知る。
欲がなさすぎても張りすぎても危ないと。すごくバランスの問題だなっていうことですね。
これ善の言葉なんですけども、やっぱり今あるもので満たされる心の教えですよね。
欲っていうのは価不足によるリスク。多くてもダメだし、少なくてもダメ。
でもそれがちょうど良い状態の欲っていうのがある程度自分の中でコントロールできたらですね、
すごく欲に振り回されづらくなってきますよね。
あとで、それによって満足したりとか、ちょっと物足らないなっていうところがあると思うんだけど、
その満足不満足っていうのがありますよね。欲がまず気持ち的にあって、そこで心の反応がある場合ですね、
満足感と不足感っていうのがあると思うんだけど、これも欲が増えても減っても、減りすぎても増えすぎてもダメっていうことなので、
これも必要な感情だと思うんですよ。だから要はバランスがめちゃくちゃ大事になってるんじゃないかなっていうのがちょっと仮説なんですよね。
欲の影響と体重増加
そこの仮説を置いたところで、どんなふうに対処していくかっていうのをですね、ちょっといくつか事例を挙げてですね、お伝えしていきたいなと思うんですけど、
これをね、僕の配信って音楽とか風景とかですね、日頃の感覚的な話がいつも多いんですけども、
それと比べてちょっと昨日は哲学的というか宗教的というかですね、そういうことがめちゃくちゃ出てくるような気がしてます。
なんでそんなふうに最近思ったかというとですね、ちょっと体重がね、ちょっとね、2,3キロ増えちゃったんですよね。
普通はね、ちょっとあんまり体重の数値を伝えても、ちょっとね、あんまりどうしようもないんですけども、普段の標準体重よりも3キロから5キロぐらいね、5キロもないかな、4キロぐらい太っちゃったんですよね。
で、それがもう何ヶ月かな、2ヶ月ぐらい、なんかね、たまりにたまって、そういう体重増加になったんですね。
まあね、3キロとか5キロってまあそれほど多くはないっていう人もいるかもしれないけど、僕は結構ね、500グラム増えるだけでも結構わかっちゃうんですよ。
うわ、これ食べたなとか、これちょっとやばいなみたいな感じが放置しててですね、普段は体重計に乗るんですけど、最近全然乗ってないっていうところがあるんで、
まあそういう意識をしていないところで、ただ欲求に負けて食べるわ、飲むわみたいな感じにしてるとですね、結果的に体重増えたっていう。
去年、今年入ってからかな、割と会社が良くて、食べてもそんなに太らないんですよね。割と皆さんもそういう方いらっしゃるかもしれないけど、割と食べても平気なんですよ。
それがですね、食べて、ちょっと食べたかなと思って、次の日もちょっと食べて、ちょっと食べたかなっていう習慣ですよね。
それをね、やってると腐のふくり効果になっちゃって、まあ3キロぐらい太っちゃったわけなんですね。
久しぶりにですね、これちょっとやばいなとか、見て見ぬふりはもうダメだなと思って、それで体重計に乗ったんですよ。
するとね、すごい状態で、まあ大体これぐらいかなっていう予想の数字がですね、大幅に変動しちゃって、60のみたいな感じね。
そこまではちょっと言わないですけど、まあまあすごくね、えーって思っちゃったんですね。
それからですね、うわ、これはもう自分の日常生活の中で見て見ぬふりをすると、もうほんとダメだなと思って、ちょっと自覚しちゃったんですね。
で、その背景でどうしてそこまで食べたかというと、やっぱ欲があったっていうね。
欲って、もちろん食べたいって欲ですよ。甘いものが好きとか、あとはね、ちょっとたくさん食べたいって欲があるし。
僕もね、結構ね、そんな欲があるんですよね。で、それを正直に、自分に正直にね、やっちゃうとですね、えーっていう感じになってしまったんですね。
で、その欲って、まあ人によって傾向はあるかもしれないけど、ほぼほぼその多かろうが少なかろうがそれぞれあると思うんですけど、割とね、一定してると思うんですよね。
その都度その都度の変動はあるけれども、大きく見るとそんなに変動がないのかなっていうところがあるので、そういうふうに思っていくとですね、僕の場合結構ね、ちょっと変動があったなと思いましたね。
つまりもうちょっと食べようかなっていうような習慣、ちょっと食べようかなっていう状態のモードが習慣的にこうちょっと生まれちゃってですね、その状態が不の習慣としてですね、保ってしまって食後に何かちょっと食べるとか、夜の食後の食べるところってすごいなんか影響を与えちゃいますよね。
そんなことがあったので、結果的に体重が増えたというね。そこには何があったかなっていうところをね、ちょっと次の回で喋ってみたいと思うんですけど、欲はね、一定ではあるんだけど、何かの用品でそこが変動しちゃうということですよね。
そんな感じでちょっと欲のコントロールの仕方の初っ端の話をね、今日はお伝えしました。欲ってそもそも何なのか、そして欲の背景には何がありそうなのかっていうことをね、伝えておきましょうということでした。ということで今日もここまで聞いていただきましてありがとうございました。それでは今日もおとのよい一日をお過ごしください。
12:12

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