1. 小松正史『耳の保養』
  2. 【選曲】職場のBGMが合わない..
2025-04-10 09:49

【選曲】職場のBGMが合わないと脳の疲労度が増大し、生産性が落ちる?

職場のBGMが合わないと、脳の疲労度が増大し、生産性が低下します。自分に合わない音楽を聴くと、ポジティブな感情が減少し、精神的・認知的な疲労感が強まります。また、仕事のペースが遅くなったり、職場への不満が増えたりすることも。従業員のニーズに応じたBGMの選び方が重要ですね。
---
stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。
https://stand.fm/channels/627e0afcfd1be6fc466131c8

サマリー

職場のBGMが適切でないと、脳の疲労度が増加し、生産性が低下することがアメリカのオファイン予習大学の研究で明らかになります。この影響は職場の雰囲気や同僚との関係性にも及ぶため、音楽の選び方に注意が必要です。

職場のBGMと脳の疲労
おはようございます。作曲家で大学教員の小松正史でございます。
今日はですね、職場のBGMが合わないと脳の疲労度が増大して、生産性が落ちると判明という、そんな最新研究の、そんなお話をしてみたいなと思います。
これね、一応ネット上の話だったんですけども、アメリカのオファイン予習大学の最新研究なんですけどね。
職場のBGMが合わないと感じている人は、認知的な疲労度が高まって、収支力が低下して、仕事のパフォーマンスが下がるというね、そんな感じで紹介されています。
これ、2025年の学術史のジャーナルオブアップライドサイコロジーに記載されているということなんですけど、かいつまんで伝えるとですね、
BGMが合わないと仕事の生産性が低下していくということになってきてですね、生産性が低下するだけじゃなくて、ポジティブな感情が減少して、精神的あるいは認知的な疲労感がですね、すごく高くなってくるというね、そういう状態なんですね。
これ怖いですよね。音楽が知らず知らずのうちにですね、耳に入ってきて、それを脳がですね、察知して、自分たちの我々の意識はそれほど強く感じてはいないはずなんだけれども、脳がですね、察知して、生理的にこれ、ちょっと拒むという状態なんですね。それによってですね、さらに怖い結果がね、この研究結果では出ております。
音楽が自分で合っていないとですね、仕事のペースが遅くなるだけじゃなくて、職場への不満を同僚に話したりとか、備品をこっそり持ち出したりするっていう、あり得なくないですかね。これね、会社にとってマイナスの行動が増えているって、研究もこれどうなんでしょうね。怖いですよ。
備品をこっそり、音楽が嫌なだけで何か持って帰るみたいなね、くすねるってあり得ないですよね、これね。さらにですね、一方で同僚を自発的に助けるようなプラスの行動も減少していたというね、音楽の選び方一つで、職場の雰囲気とか生産性、そしてこうね、コミュニティまで変わっちゃうっていう。
大げさなのかもしれないけれども、これ個人差多分あると思うんですよね。あまり音楽を聴いていたりとか、音の刺激があっても、それほど大きく影響しないっていう人もいるだろうし、僕とかですね、あとこのチャンネルを聴いていただいている方はね、音とか感覚にすごく敏感な方が多いので、もうそれだけでウッていう風になっちゃうというか、そういうことがね、怖いですけど出てるわけなんですよね。
その対策としては、音が実際に鳴ってるっていう状況を減らすっていうことですよね。どんな理由で鳴ってるかわからないんだけど、そこでちょっと止めてくれとか、別の曲にしてほしいとか、そんな風に言えたらいいんでしょうけど、これもね、日本人っぽいところがあって、同僚とかね、そういうのが家族もそうだけど、この曲かけるってかけたらですね、付き合うしかないっていうところあるじゃないですかね。
僕は嫌いだからって、僕はあんまり言わないんですよね。あ、そっかそっか、寛容に音を鳴らしてみたら、自分は嫌なんだけどな、これみたいなね、言いづらいのがあるので、そこもあって関係性をね、良好な状態に保つために寛容になっちゃうとですね、逆によくなくなるというかね、そういうちょっと裏返しみたいな状況になってくるのもあるんじゃないかなっていう。
そういう状態ですよね。で、この研究の方法なんですけど、オンライン上で166人のフルタイム労働者を対象に実験を行ったっていう、そういうことがありますね。
なので、現場に行ってですね、ヒアリングっていうのが研究ではありますけれども、実際にその対象者に直接話を聞いて、割と対面的に話をすると、もっと違う結果が出ていたかもしれないですよね。
これオンラインなので、ただ打ち込むだけとかね、今って実験とかね、社会調査の場合に、それ用のですね、仕事をするっていうような、そういう応募とか申し込みみたいなのを仕事としてやるっていう、そういうオンライン上の社会調査ってあるんですけど、これね、あまりね、正確じゃないと僕思うんですよ。
やっぱり現場に行って、僕は病院とかですね、博物館とか美術館とか鉄道とか、その現場に行って現場の人の声を直接聞く、ユーザーの声とかクライアントの声っていうのを、社会調査みたいにね、量的というよりも質的に、定性的って言いますけどね、質的なもの。
それをですね、聞いていくっていうことをやると、もうちょっとね、背景がわかってくるんじゃないかなっていう、そんな感じですよね。
話かありますけど、よくストレス、適正のストレス評価というか、その調査ってありますよね。年1回、職場とかで健康診断のプラスでついてるけど、あれもね、なんか普通に丸をつけたりとか、5段階とか7段階でつけていくやつなんだけど、これもね、なかなか真実出ないなっていうふうに僕は思いますよね。
なので、これが正しいかどうかっていうよりも、その傾向があるっていうことは言えるんじゃないかなっていうふうに思ったりしますね。先ほどはオンライン上の166人の調査をしたっていうところなんだけど、このさっきのね、備品をこっそり持ち出すみたいな話はですね、もうちょっと質的なものですね。
実際に音楽が流れている職場、例えば医療空間とか、医療機関とか小売店とか食堂などで働く68人を対象に3週間にわたる日記調査が行われたっていう。これもどんなふうに日記調査を行ったのかってね、これ自己申告的なのかヒアリング的なのか、多分自己申告ですよね。
音楽の重要性と公共空間
これもなかなかね、人がいない状態で書くと適当なことになるのでどうかなと思うんですけど、参加者は毎日3回音楽の印象とか気分とか集中状態とか職場での行動などを報告したということなんですね。
さっきのですね、あのペースが遅くなるとか不満を同僚に話すとかこっそり持ち出すとかね、会社にとってマイナスの行動というね、これ会社の経営者にとってはこれすごく死活問題じゃないですか。
音楽ひとつでね、あの従業員が変わったりとか、下手したら離職することもあったりもするかもしれないですからね。そうそうもう会社のここが不満なんだ。じゃあ君もかみたいな。あなたもそうなんだ。じゃあ一緒にやめちゃえみたいなことにもなりかねないから、音楽ってねすごく怖いですよね。
音楽でね、戦争に加担するっていうようなね、そういうあの文化っていうのもありますし、そうじゃなくて、気持ちを穏やかにするようなマインドフルーネスみたいな音楽の使い方もあるし、もう使い方ひとつでね、本当に心理的にあっちも行ったりこっちも行ったりというね、怖いところが音楽にあるんじゃないかなということになってきますよね。
この結果から言えるのはですね、自分がその公的空間で音楽を鳴らす場合にですね、もうちょっと考える必要があるんじゃないかなということですよね。
自分で好きなようにプライベート空間で流すっていうよりもですね、この音楽を流したらそこにいる人たちはどんな気持ちになるんだろう。どんな影響をするんだろう。若い人かそしてお年を召した人なのか。
男女比もあるでしょうし、音の好みとかね、自分との関係性もあったりしますよね。そういうところからね、ちょっと音楽を流すっていうのは少なからず大きな影響を及ぼすっていうのが、まあこれ怖いというか、そういう自覚を持って音楽を作っている。
特に僕みたいにBGMとか環境音楽を作っている人っていうのはそんな自覚あるんでしょうかねっていうとこはちょっと問いかけたいですよね。いやもう適当に職業的に量産して、例えば1分で3万円だから10分したら30万の仕事だよっていうふうに割り切るのか。
それともその場所に行ってですよ。何度もフィールドワークして、その場所のコンテクストをピックアップして、周りの人にそこを利用している人に話を聞いてですね、それで曲を作るとではえらい違いますからね。そのあたりの重要性はね、僕はやっぱり社会活動として、僕は音楽を通して伝えていきたいし、実際にその音楽はこういうもんだっていうのをね、一応サンプル的には、
出したいなというふうなところで僕ライフワークしているので、今後また医療空間からの依頼もちょっとちょこちょこ出始めてきているので、そんなふうに職場のBGMっていう、職場のみならず公共空間のBGMってすごく大切なんだなっていうことをね、改めて考えるようなそんな感じをね、皆さんに今日はお伝えさせていただきました。それでは今日も音の良い一日をお過ごしください。
09:49

コメント

スクロール