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2024-09-14 10:03

【音環境】五感を刺激するオフィスデザイン:音響環境が変える働き方革命

オフィス環境における音の重要性が注目されています。適切な音環境デザインは、従業員の生産性向上、ストレス軽減、創造性促進など、職場のQOL向上に大きく貢献します。BGMの活用、自然音の導入、音響ゾーニングなど、様々な手法が研究されています。サウンドスケープの観点からオフィスデザインを見直すことで、快適で効率的な職場環境を実現できる可能性があります。音響心理学の知見を活かし、五感に訴えかける空間づくりが、これからのオフィス設計のトレンドになるかもしれません。
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みなさん、こんにちは。お疲れ様です。小松でございます。
今日はですね、オフィス空間の音環境の現状と改善について、そんな感じでお伝えしていきたいなと思います。
普段仕事で、会社で部屋を使っている方とか、その方にどんなふうに、普段たくさんいる中の時間的にオフィス空間どうしたらいいかなっていうのを、音の観点から話してみたいなと思っております。
えっとですね、僕は普段は自宅で作業をするのと、大学の研究室で作業をするので、ほぼ二つの仕事場で活動をしているっていう感じですね。
で、その大学の研究室の話をちょっとさせてもらうとですね、今から4,5年前に引っ越ししたんですよ。
聖火大学の中で、学部を変更というか、所属を変えるということもあったので、もともとの建物ね、結構古い建物だったんですけど、そこからちょっとね、10年前ぐらいにできたような建物に、引っ越しをして活動するというか仕事をするということをしました。
で、その結果ですね、僕は前の方が良かったなっていうか、前の研究室の方がめちゃ良かったんですよ。で、これ構造的に言うとですね、かなり頑丈な作りの昔の建物だったし、結構ね広いんですよね、すごく広い空間で作られている状態だったので、あまり周りの音が入ってこない状態。
それで遠慮なくね、もう本当に個室空間で活動していたっていうのがあったんですね。なのでね、今回5年前に、5年前じゃないな、3年前だ、正確に言うと3年前に、新しい建物に行ったんですけど、そこはですね、もともとの研究室より3分の1ぐらいの小さなところで、しかも壁が薄くて、新しいのに壁が薄いってどういうことやろうって感じでした。
それで音がですね、周りの音が聞こえる。もちろん壁も薄いっていうこともあるんですけど、ゾーニングがですね、総合研究室っていう大きな研究室があって、そこに個別の小部屋みたいな研究室がちょっと側面というかですね、周りに配置されているような、そういう作り方なんですよ。
すると、周りの音が聞こえるんですよ、結構。周りの人の声とかですね、相談している声とか、なんとなく人がいるなとかね、そういう感じで常に周りに人がいると、自分が集中してやれる環境ではなくなったっていうか、全てがオープン空間みたいな感じですかね。
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倒しめてもですね、微妙に周りの声の響きが聞こえてくるから、ちょっとなんか落ち着かないなっていうような感じで、没入したりとか、物を考えたりするっていうことにはほぼほぼ使ってないですね。
学生の相談する部屋でしょ。仕事の打ち合わせとかね、そういう何かミーティングをする部屋として使っている状態なんですよ。
家、自宅の寝室兼仕事部屋兼ピアノの練習部屋みたいなのが6畳ぐらい、めちゃ狭いんですけどあるんですが、そこはですね、周りの音、家族の音はもちろん聞こえるし、最近は隣がマンション工事をやっているので、すごい気が狂うぐらいうるさい状態。
もうじき完成するから、あと数ヶ月の辛抱なんですけど、そこでやっている状態で、とはいえ夜とか朝なんかは音がしないので、没頭して物を考えたり試作したりするところでは、ずっと住んでいる場所ではあるので、ありがたく使っているわけなんですけど、
音環境によってオフィス空間ではないですが、ものすごく作業効率が変わってくるわけですよ。音ってすごい人に影響を与えますよね。
耳を開いている状態なので、閉じられない構造の中でどうしたら作業ができるんだろうという、それは僕の専門の音響心理学の専門の分野の研究になりますけど、なかなか音があるときとないときとでは作業状態が違うということなんですよね。
これをオフィス空間で考えていくとですね、多くの方が集団の中の一人のデスクとしてオフィスを使っておられると思うんですよ。
そうしたときにね、周りの人の声とか電話を取るとかね、最近電話は少ないのかもしれないですけど、いろいろな作業音が聞こえてくるわけですよね。そういうときにどんな風に音を考えたらいいかということなんですよね。
最近だとですね、オフィス空間のQOLをすごく質を高くして雇用を促すというか、利息を抑えていくというようなそういう傾向もあるみたいなので、なるべく互換に近い状態の空間をですね、コーディネートしていくということが非常に重要とは言われているんですよね。
ゾーニングを変えたりとか、視覚的な目に見えるものの改良、そういうのはしてるんですけど、音ってなかなか最後まで扱っていただけない領域なんですよ。
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そんな中でどうしていったらいいかということなんですけど、今最新の技術だとですね、いろいろノイズキャンセリングとか会話の音とかですね、そういうものをなるべく目立たさない、あるいはプライバシー、プライベートの話っていうのはなかなかしゃべりづらいところがあるので、そういうことをしゃべるときにはちょっと個室に行ってやるとかですね。
個室の確保が難しい場合はですね、キャンセリング、ノイキャンみたいなもの、マスキングですね、音楽とか自然音みたいなものをスピーカーから流して、それである程度の空間を保たせていくっていうことをしてはいる状態なんですよ。
ただですね、オフィス空間に人工的な音をずっと再生し続けていくとですね、すごく違和感とか疲れるとか、そういうのを感じたりするっていうのがやっぱり大きな問題になってるんですよね。
かといって小さな音に音の再生、その環境のオフィス空間の場を良くするための音を入れたとしても、小さな音だとあんまり気づかれない。そして大きな音だと結構クレームが来るってすごい難しいさじ加減じゃないですか、音ってね。
なのでそれはですね、まだ答えは出づらいところがあるんですけど、試行錯誤をしながら長い目で、今音の改良をしてますよっていうのを社内に伝えながら改良し続けていくっていうことが大事なんじゃないかなっていうふうに思います。
何もしないのが一番良くないですからね。投資と同じで、やっぱり投資するためには最初の種の金というか種金みたいなもので資金として作って投資の部分に入れていかなくちゃならないじゃないですか。
それと一緒で中長期の状態で音を改良していくというか、そのために今はいろいろな技術とか機材が開発されつつあるので、そんなふうにやっていく。僕もその音響系の会社があるんですけども、その会社さんとですね、いろいろコラボレーションで研究をこれからいろいろやっていくっていうことで準備をしているところがあるんですけれども、
そんなふうに世の中はだいぶオフィス空間のQOLを良くするために、音環境の分野からもですね、ちょっとやってみてほしいみたいな、そんな傾向が出てきている感じではありますね。
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それだけオフィスってね、コロナ後ですよ。コロナの前はやっぱりそこまで考えてはなかったんだけども、コロナの後にやっぱりオフィス空間をより良くしていくためのQOLをね、考えていくっていうのをいろいろな観点から改良をしたりしているので、まだまだこれ始まったばかりのところですけど、
本当に音に悩まされているサラリーマンの方とかね、仕事している方が多いと思うので、またそのあたりで良い技術とかアイディアが分かち合えたらいいかなと思って、そんな感じの活動もしているということで、仕事の場所の音環境をちょっと気にしていただいて、改良を考えていただいてもいいんじゃないかなということで、今日はお話をさせていただきました。
ということで、今日もありがとうございました。
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