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2024-06-28 09:56

教える喜びと学ぶ喜び〜教育と話し方を同時に磨く

大学教員の経験を通じ、教育の力、予期せぬ出来事への対処法、学生との交流、自己成長、そして話し続けることで進化できることを具体例で紹介します。
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みなさん、おはようございます。大学教員で作曲家の小松正史です。この放送では音や音楽についての話題を一日一つずつお伝えしております。
今日はですね、人前で話すことは進化し続けることができるっていうようなそんな話をしたいと思います。
僕はですね、大学教員になって今年で23年目なんですけど、これね本当に感じるんですけど、一日一日手を抜かずに学生の前で喋ったりしているとですね、これずっとね、進化し続けるんだなっていうふうに思うんですよ。
これ本当ね、毎日コツとしてはね、もう人にね、人前で喋る時に手を抜かないというか、もうこれ一期一会しか出会えないんだなと思いながら喋ったりしてるんですね。
そしてね、自分の少なからず辿ってきた経験とか知恵みたいなものがありますからね、それを伝えるっていうことをなるべく体感的にずっと覚えてもらいたいなというような気持ちで伝えたりしてるんですけど、
するとね、なんかね、やっぱりあの福利の効果っていうんですか、もうずっと続けることによって、やっぱりそこで得られるものっていうのがどんどん出てきまして、それで結局、まあ本当に今日もね、さっき大学で実習で喋ってきたんですけど、本当に進化してるなっていうか、
これ自分で進化してるってすごくね、申し訳ないですけど、おこがましいかもしれないですけど、やっぱり自分が感じるってこと全てですからね、しかもそれを毎回体感できるというか実感できるっていうのは、やっぱなんか相当こう変化をしてることなのかなっていうふうな気がするんですよね。
ただ、これ最初に2001年の4月なんですけど、大学の教団の前でですね、あのに立って、それで学生に対して喋ったとき、これ覚えてますよ、本当に。もうね、どれほど緊張したか、そして何を喋ってるかさっぱりわからないっていうか、もう人前で喋るって言ったら、まあ普通の授業とかゼミの中でね、あの大学生のときに喋るとか、まあ学会で喋るとかね、
決まりきった原稿を作って、まあそれで10分とかね15分ぐらいも練習して練習して、内容を決めて喋るっていうのがあるので、そんなことはやってたんですけど、全て自分であの授業を組み立てて、そして何を喋ろうかっていうのも全てこう自分の責任と裁量で決まっていきますよね。
それを人前で喋るっていうことをやったときに、まあ本当になんか芯がないというか、ホワホワした感じというかね、伝えたいことは理論とか知識はあるんだけど、まあそれだけではもう全然授業にならないじゃないですか。やっぱり人の何かの金銭に触れる程度ぐらいまでいかないと、まあ学生すごく厳しいですからね。
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もういい話、楽しい話、ために自分にとってねプラスになる話は聞こうって思いますけど、まあなんか難しいな、自分の世界とはちょっと違うな、別にこれ価値がないなと思った瞬間に人の話聞かないですからね、もうそれが手に取るようにわかるんですよね。
特にね、大学の授業っていうのはまあいい授業とかね、興味あるなし、もう全て取っちゃいますから、ただそこにいるっていうのがやっぱ全てというか、もうすごく興味のある喋り方というかね、内容もそうだしそうじゃない場合も人が目の前にいるわけですからね。
まあそういう人たちに対してどういうふうに自分が心をまず開いていくかっていうのは、これかなり難しいことですけどね。ただただですね、言えることは手を抜かずにもう失敗は100%あってもいいっていうことで、バカ図ですね。
質より量っていうか、質を上げたとしても、それってあまり意味をなさないと僕は思うんですよね。質っていうのは、上げるためにすごく力と時間がかかりますし、それで質がその時悪かったとしたらもう全然努力がそこで水の泡になっちゃいますから、すごくそこに頼るよりもですね、量をこなしていく。
まるでね、この毎日音声配信、僕はもうこれ3年ちょっとやってますけど、毎日毎日これ失敗だなと思って、すいません、やってることも多いです。ただ量をこなしていくと、これ知らない間にね、なんかね、喋れるようになってきてるんですよね。
これもね、あの先ほどの大学で23年教員やってきて思うこととすごく近いですよね。で、どちらにしてもですね、この音声配信にしても、授業にしても、予期せぬ出来事が起こるわけなんですよね。
学生からね、思わぬ質問がポロッと出てきて、自分が考えもしない話とか話題を振ってくるわけですよね。で、そこで止まっちゃうわけです。あ、そこから来たか、右斜め上からやってきたかみたいな。そしたらね、どうしようかなと思う時、よくありました。
で、立ち往生する時もあるし、次の授業でちょっとね、話すので、ちょっと待っててねっていう時もあると思うし。そんなことも多々あるし、未だにそれはね、実はあるわけなんですけどね。いや、やばいなーみたいなね、もう出まかせで喋るってわけいかないですからね。
そんなことをね、もう本当に修羅場をくぐってきて、それでずっとやってきたわけなんですけど、僕の授業の場合、最後にコメントカード、コメントシートのところに感想をね、授業の内容を書いていただくっていうことを結構やってるんですよね。そこでやっぱね、学生からのフィードバック、すっごいね、重要なんですよね。
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よかったよとか、ここわからないとか、ここ問題じゃないとかね、結構シビアに学生言ってくるので、まあこれ素直で僕いいと思うんですけどね。そういうふうに言ってきてですね、僕は全部目を通して、直せるものはどんどん直していこうかなっていう、そんな気持ちでやってきました。
あとはですね、ちょうど昨日ぐらいだったかな。なんか先生のこの1年生なんですけど、実習やってて、すごく授業が、もう実習面白すぎて、毎週水曜日になるのが、もう本当にもう眠れないぐらい、もう待ち遠しんですみたいな、そんなふうに言ってくれたね、男の子がおられましたけど、めちゃくちゃ嬉しかったですね。
いや、お世辞で言える言葉じゃないなと思って、そういうのはね。そこまで待ってくれてる人もいるんだなと思って、これがあのしんどい部分もね、やっぱり人前でしゃべるときはありますけど、やっぱりこの大きなモチベーションになってくることがあるんですね。
結局それによってですね、やっぱり自己成長っていうのがあるっていうのはすごく間違いなく感じますね。これ教員だけじゃなくって、皆さんが日々それぞれの持ち場で生活工夫されてると思うんですよ。
それをですね、いろんなことがあったとしても、そこでやっぱり自分なりに考えて立て直して、持続力を持って潜り抜けていらっしゃるわけで、そういうときにやっぱりこうしんどいなっていう時期めちゃくちゃあると思うんですね。
1ヶ月、2ヶ月、長い時だと1年とかね、2年とか時にしてあると思うんですけど、そこはですね、最終的には反らさずにずっとやっていくことによってですね、やっぱり思ったときにバーンと爆上げというか、自分の能力才能がすごくバーンと上がるときっていうのがね、僕は何度もありましたね。
これ本当に今、大学教員やって23年ですけど、慣れることは慣れるんですけどね、人前で喋るのは慣れるんだけど、でもでも毎日新しい発見があるし、そこでずっとこう反らさずにね、やってると常にこう上がってきたなっていう瞬間があったりするんですよね。
それで結局のところ、同じ作業ですよ。結局人前で喋る、自分の持っている専門知識を人前で伝えたりとか共感を得たりとかするっていうのは共通なんだけども、ずっとやり続けていられるっていうところがね、やっぱ日々日々違うっていうのが面白いですね。
人も違うし、自分のコンディションも違うし、喋ってる内容も違いますから。そういうところを重ねていくことによって、やっぱりできたな、またやりたいなっていうふうに思わせてくれるっていうのが、僕は大学、いろんな仕事があります。大学のね、もう様々な仕事があるんだけど、やっぱり最後は人前で、特に学生の前で自分なりのことを喋ってですね。
それで少しでもね、なんかこう人生のプラスになればいいかな。今そこは気づかなくても、卒業した後、あるいは10年後でもいいと思うんですよ。そこで何か感じてくれたらいいかなと思って喋っていく。その連続性っていうのがあって、結局それを振り返ってみますとですね。
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喋り続けることによって、これずっと成長し続けられているんだなというふうなところを強く実感しましたので、今日はそんなお話をしてみました。これは皆さんの生活の中でも何か続けられていること、それが結果的に自分を成長させるし、周りの人もね、そのなりふりを見て、何か感じるところ、共感されるところっていうのがあるんじゃないかなと思ってね。そんな感じで今日はお話をしてみました。
ここまで今日もお聞きいただきましてありがとうございます。今日もそしたら音の良い1日をお過ごしください。
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