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2024-08-08 09:58

人生の積み上げの実感を得るには手書きノートが最強

人生の積み上げをしていくには、日々のコツコツと重ねてきた活動の記録が大きなチカラになります。私が大学時代から今に至るまでに行ってきた実践内容を話しました。
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みなさん、こんにちは。作曲家で大学教員の小松正史です。
自分の喋りで噛んでしまいましたけれども、暑い中お過ごし、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
今日はですね、人生の積み上げの手応えは、毎日の手書きのメモ、手書きのノート作ったらいいよっていう、そんなお話をしてみたいなというふうに思います。
このお話をしようかなと思ったのはですね、毎日忙しい中でもね、様々な自分の積み上げとか、ボイシーもスタンドFMもですし、
本を書いたりとか作曲したりとかね、いろいろな創作活動をね、一つ一つの細切れの時間の中でやってるんですけれども、
そういう作業が好きな人と嫌いな人っていますよね。
波があって、作るときは作る、作らないときはさっぱり1ヶ月くらいやらないっていう人もいますし、
僕の場合はですね、忙しい中でもちょっとずつそうしたものをね、入れていくクリエイティブをね、5分でも10分でもできたらいいかなと思ってね、やってるという。
これは皆さんもせめぎ合いですよね。
普段の忙しい中で仕事、そしてね、家事、諸々の生活のすべきことをしながら、
そしてその間にご自分の趣味とか音楽活動、あるいは何か文章を書かれるとか、趣味の話もあるかもしれないですよね。
そんな感じでバランスをとっておられるんだと思うんですけれども、
僕はなんでそういうコツコツが好きなのかなっていうのをちょっと考えてみるというか、
自分の人生の中でですね、ちょっと考えてみたんですよ。
するとですね、大学2年生くらいの時をファッと思い出してですね、
その時に僕はあまり最初から研究しようとか、大学で何かこう活動しようって全然思わなくてですね、
僕は農学部に行ってたんですけどね。
そこでは普通に学んで、公務員にでもなればいいかなと思って過ごしていたんですね。
大学2年生の時にちょっと不思議な先生というか、人生を変える先生に出会いましてですね、
それで自分の普段の活動の中で研究っていうのがめちゃくちゃやりたいなというか、
それこそが生きがいだというふうに思い始めたんですね。
そこでですね、藤沢和先生っていうんですけども、
テーマ的にはですね、景色、景観、身の回りの風景っていうのが、
目で見た風景がですね、人生のすごく大事なですね、生きる糧というか、エキスになるんだよみたいな、
そういう研究、景観工学っていう分野なんですけどね。
そういうことを専門にされておられましてですね、
普段の日常的な生活空間の中でその良さ、美しさ、そのあたりを目で見た風景からエッセンスを手繰り寄せて、
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それを地域の計画に持っていったらいいんじゃないかなっていう、
そういう事例をフィールドワーク的に積み上げてこられた素晴らしい先生なんですけどね。
僕もですね、地元が宮津の天の橋立とか稲町の船屋を見たとかね、そういうところがあったので、
自分の家の近くの風景が、人に喋るとですね、
すごいね、日本産系の天の橋立を毎日高校の時に自転車で走ってたの?みたいなね、
そういう簡単な話というかそういう気持ちをいつも受けることがね、感想を受けることが多いんですけどね。
本人は分からないですよね、なぜ良いかみたいな。
それをですね、藤澤先生の下でひも解いていくとですね、やっぱり風景、素晴らしいことが分かったんですね。
これ簡単に言うと、写真を撮ってそれを色々分析していったり、文献と付き合わせていったりとか、
時には画像処理のね、当時はめちゃくちゃ高かった。今はすごく安くでできますけれども、
そういう機会を使ってコツコツとですね、美しいものを数値化していくっていうような、
そういう研究をずっとしてたんですね。
その時にやっぱね、なんか自分ですごく気持ちいいなと思ったのは、
1日ちょっとでも作業、手を動かすことを勧めていくとですね、それがすごいなんかね、満足感になるんですよ。
昨日なかった映像のデータが今はこうあるよとかね、1つ2つ増えた別の風景から見ると、写真から見ると新しい数値が分かってきたとか、
そういうことがですね、すごいどんどん出てきたり、でそれに関連する文献もですね、
ちょこちょこちょこちょここう、慕めていったりとか読んでいったりするっていうところがすっごく気持ちよかったりとか、
なんかね、何とも言えない充実感があるんですよ。
その充実感がですね、どんな形で手応えになるかというと、ノートですよ。ノートに書くっていうね。
当時はね、スマホとかPCも発達してなかったので、自分で研究ノートっていうのを買ってですね、買ってというか普通の国用のノートですよね、A4番の。
それで日付を左の上に書いて、それで今日やったこととかデータを1つのノートに書き留めていったんですよね。
そうすると毎日毎日やるとですね、ページが増えるんですよ、当然だから。
で、それでどんどんやっていくと、やっぱりあの前やった研究の分析とか、データやっぱり見る、参照する必要が出てきますよね。
で、それをね、見ていくとですね、すごくやっぱりそこからね、1たす1が2じゃなくて、1たす1が3とか5ぐらいの形で研究の内容がフィードバックされたり、深まったり深ぼったりね。
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立体的になってくるんですよ。で、そのなんか立体的になったような感触っていうのがものすごく快感で、いやこれはもうほんと毎日やろうっていう風になったんですよね。
で、コツコツやっぱりね、やっていっていきました。
で、当時もですね、大学で4年間で理系だったので、結構ね、すごい忙しいんですよね、研究したり。教職課程も取ってましたからね。教職って大体夕方とか夜ぐらいに授業がバーっとあるんですけど、やっぱ忙しいんですよね。
その中でもやってきたっていうことがあって、研究を半ば趣味としてやっていましたけれども、できないときも確かにある。
でもノートにそれをちょっとでも書いてですね、有機的に見ていくというか集積していって、そのデータとかね、気づいたことを一つのノートにまとめていってるわけなんですよね。
それを見ると、やっぱりやってきたっていう奇跡っていうか足跡というか道筋がね、見えてくるわけなんですよね。
これってすごくないですか?
今はね、コンピューター上のWordとかExcelとかね、あるいはGoogleのスプレッドシートとか、そういうもので結構データを集約して、つまりデジタルデータで手に触れないけれども、コンピューターとかそのあたりにですね、入れていくというか、集積回路の中にデータを入れるみたいなことがあって、手で触らない状態の記録媒体がどんどん出てきておりますけどね。
それだとなんか手応えがないというか、実感が湧かないんですよね。
やっぱりこの大学時代に不思議とノートを使って研究を進めていったっていうのがあるんだけれども、まさにそれがコツコツしててめちゃくちゃ楽しいというか、すごく手応えになったっていうのがあったので、
それってやっぱり今の積み上げの習慣とか癖につながっているんじゃないかなというふうに思いました。
で、これ大事なのがA4番の紙に書くんじゃなくて、一つのノートにまとめるっていうことですよ。
そうすると自然と参照するじゃないですか。リファレンスするっていうかね。
なのでそういうふうに一つのトピックに一冊ノートを作るみたいな、そんな感じにしていくとね、それが全部自分で得られた財産というか、本当自分でしかない、他の人がね、これ変な話、盗むことのできない財産ですよね。
そういうのが溜まってくることっていうのがやっぱり積み上げの面白さなんじゃないかなというふうに思います。
この音声配信もね、やっぱりずっとやってるとタイトルとか、今でこそね、ちょっとAI使って文章化してますけれども、それがずっと残っていくわけですよね。
そのやっぱり手応えが記録されたものに対して感じる手応えがめちゃくちゃあるので、やっぱりそういう意味ではね、こうした配信にしても何にしても記録をして、
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特に文字媒体で手書きでノートを書いてですね、それでやっていくっていうことをすれば、すごく人生自由実するんじゃないかなというふうに思いました。
ということでこんな話をですね、皆さんの普段の生活の中でそれぞれ活動されてると思うんですよね。
自分の得意とするところとか何か続けたいこと、それをただ何も書くとか記録するんじゃなくて、してない方は記録をしていくっていうことをね、
特に手書きで記録をお勧めしますよということで、今日はですね、路上から多少ね、換気音が入りましたけど、ちょっと喋ってみました。
ということで今日もここまで聞いていただきありがとうございました。
それでは今日も良い音の一日をお過ごしください。
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