1. 小松正史『耳の保養』
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2024-12-12 06:36

【仮説設定】いい質問と悪い質問の境界線

良い質問と悪い質問の境界線は、単なる反応か、自分の頭で考えるかの違いだと思います。反応の質問は絶やすそうに見えて持続性がありません。逆に長い質問だと考え続けると言う部分においてスタミナを必要とします。後者の方を進めていくことが重要でしょう。
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皆さん、こんにちは。小松正史です。今日はですね、あのハッシュタグのいい質問って何?っていうね、そんな話をしたいなと思います。
この放送では、人の心を動かす音や音楽の正体を音楽心理学の切り口から深掘って、リスナーの日々の生活に彩りを提供していきます。
ということで、いい質問って何?という、これも大学でですね、いい質問できた人は、卒論とか卒業政策でバンバンできるっていうことなんですけども、これはですね、何かというと、
自分の頭で考えて、それで相手に質問を問いかけるっていうか、全部丸投げしない質問っていうところが、まずは一つの一番基本的なラインかなっていうふうに思うんですね。
これね、もうほんとよくあるんですけどね、もうティーチャーはティーチングマシンじゃないよっていうふうにちょっと言いたいんですけどね。
もう一つ一つね、聞いてくる学生や他の方が何人かいるんですね。一つ一つ聞いてきて、あ、それって今ってね、別にあのネットとかね、チャットGPTに問いかけたら出るようなことですよね。
そういうんじゃなくて、自分の頭ではここまで考えたんだと。で、そこから先のここがわからないよなっていうような、そういう境界線があるような、そんな感じの質問だとですね、
あ、そしたらそこまでわかってるんだったら、そういうふうに次はどう考えていこうかなっていうのをね、こちらも提示できたりするので、
そういうふうに自分の道筋がですね、ある程度わかっていくような、そんな感じの質問っていうのがめっちゃ大事なのかなというふうに思うんですね。
ただね、質問これあの、あの僕思うんですけども、その人の質問することによって、その人のまあ、なんていうかな、レベルと言い方は変ですけども、
頭の動かしている状態っていうのが僕わかっちゃうというか、これは他の教員でもね、ある程度言えると思うんですけど、質問を投げかけるそのクオリティでその人の性質がわかってしまうというところがありますね。
例えば僕のあの、えっと、授業でですね、コメントカードを書くっていう、そういうあの、えっとプロジェクトと言いますか課題があるんですね。
まあ授業1時間あったら1時間の中でなんかこう思うこととか自分が感じたことっていうのをね、パーンとこう書くっていうようなことがね、まあ感想分程度なところがあるとは思うんですけども、
まあそれでですね、たまにめっちゃ鋭い質問投げかけてくる人がいるんですよ。ギクッてするようなね。
僕は授業でね、やっててここちょっと足らないとこかなとかね、ちょっとごまかしていこうかなっていうところもやっぱり人間だからあるじゃないですか。
そこをね、見事についてくる質問っていうのがあって、これね、ギクッとしますね。そうした場合ですね、次の日というか次のあの授業の時にやっぱりフィードバックしますね。
こういうふうに、こういうふうに考えるんだよっていうような、すいません僕あの浅はかな考え方でした。ごめんなさいみたいな感じでね、いう時があるんですけど、そういうふうにあの、こっちがギクッとさせる質問っていうのがね、やっぱりいいというか本質的な質問なのかなというふうには思いますね。
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ただ、それの質問もですね、やっぱり限度があって、やっぱりこうあの数じゃなくて、質だと思うんですよね。たまにそういう質問をきて、そして深掘りしていくっていうような、そういう感じがとても大事だと思うし、とにかくね、質問するその設定がめちゃ大変というか、作るのね、難しいなというふうに思いますね。
なので、来年からの授業のコメントカードはですね、質問とにかく書けっていうふうなとこをしてもいいんじゃないかなと思うんですね。別にあの感想文とかそこはまあ自分が共感したっていうこれ反応に過ぎないじゃないですか。反応ね、あるものを見た、あるものを感じた、聞いた、捉えた、そして自分はこういうふうに思うっていうね、そういうふうにこう、その場その場の都度都度の反応だと思うんですね。
これの典型的なのがチャットですよね。LINEのチャット、そしてFacebookもろもろチャットがありますけど、それってね、何かに対して会話みたいに打ち返すっていうところがあって、まあこれ便利って言ったら便利なんだけども、それ結構ね、自分が深掘りしていく、そしてね、深く熟考していくね、熟に考えるね、熟して考えるを熟考って言いますけど、そこまでなかなか至らないっていうような癖が出てくるんですよね。
とりあえず自分でしたためる。したためてじっくり1時間とか半日とか1日とかね、長かったら1週間かかってもいいと思うんですよ。やっぱ考え続けるっていうことがとても大切だと思うんですね。ただ、考え続けるって体力もいるし精神力もいるんですよね。
もう考えてて結論が出ないように2者卓一でやろうみたいな感じになるとやっぱりね、深掘りできないですね。やっぱそこまでのスタミナって人はいりますから。それと同じくね、質問力もそうなんですよね。すぐに質問なんて出てこないんですよ、はっきり言ってね。
もうパッとね質問出てきた質問ね、おそらくだけどネットで解決する問題が多いと思います。そうじゃなくて、やっぱりよく考えて投げかけるそういう質問、それってね、やっぱり出るんですよね。あの短絡的とか反応だけではない質問のあり方っていうのがあるので、そこを実は質問をね、作る場合に設定する場合にとても大切かなっていうね、反応として質問してるのか。
そうじゃなくて、自分の頭で考えて質問を投げかけていくのか。で、その質問も一方的な質問じゃなくて、その質問する相手にもやっぱりある種プラスをね、与えていくというか、やっぱりギブしていくような質問っていうのが僕はいいんじゃないかなっていう、そこまでできる人ってもう本当にこうね、尊敬、リスペクトしますけれども、ただ質問じゃなくて、この人にとっていいギフトがあるんじゃないかなと思ってね、僕もそっちの方向の質問をね、やっぱりね。
僕もそっちの方向の質問、質問プラスアルファっていうやつ、そこまでいけたらめちゃいいかなと思ってね、今日はそんな感じでね、質問のクオリティみたいな話をね、してみましたということで、まとめますと、いい質問っていうのはやっぱりこう、相手にとってプラスになったりとか、あとは反応じゃない質問のあり方っていうのをね、考えていく。
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それは何なのかっていうのは、あまりたくさんチャットしすぎると見つからないのかもしれないですよという、そんなお話でございました。
今日ここまでお聞きいただきましてありがとうございます。それでは今日も良き音の一日をお過ごしください。
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