良い質問の重要性
おはようございます。モロトメ ジョーです。今日もチャレンジしてますか?
今朝も散歩をしながら収録しています。時間は5時6分です。
今日はとてもよく晴れていますね。
朝、ここまで綺麗に晴れたのは久しぶりかもしれませんが、はい、やはり晴れていると気持ちの良いものだなとは思います。
水曜日ということで、週の真ん中になりました。少し疲れが出てくる頃かもしれませんが、
今日も元気に過ごしていきましょうということで、
今日のお話に入っていきますけれども、まず昨日の放送では、待つこと、あるいは忍耐力、みたいなどちらかというと、
僕たちの内面に関わるような習慣についてお話をしてみました。
今日は逆にというか、内面ではなくて外側に目を向けて、その中でもコミュニケーションという話ですね。
コミュニケーションというのは他人との会話、そのあたりに特に目を向けてと、会話に関わるような習慣を取り上げてみようかと思います。
では皆さんは普段、誰かと話をするときにどれぐらい相手に質問をしていますかというのが今日のお話です。
質問、その質問はどんな問いかけになっているでしょうか。
今日のテーマは質問の力、特に人間関係をより良くするような、人間関係をより深めていくような良い質問をする習慣、そんな内容です。
さらに話を進めていくと、コミュニケーションというのは、よく言葉のキャッチボールみたいな例えをされますよね。
自分が話すこと、これがボールを投げることという例えになりますけれども、その自分が話すことも大事なんですけれども、相手の話をしっかり受け止める、これがボールをキャッチするということですよね。
そして相手が受け取りやすく、さらに会話が続くようにボールを投げ返すと、つまり問いかけをするということが大事なんじゃないのというようなことで、コミュニケーションは言葉のキャッチボールだというような話になるわけです。
ではということなんですけれども、良い質問というのは単に相手から情報を引き出すためだけのものではないですよねと。
良い質問というのは、まず相手に対してあなたの話に、というかあなた自身に関心がありますよと、あるいはあなたのことをもっと知りたいですよというような興味・関心とか、もう少し言うと敬意ですよね。相手に対する敬意を払うみたいな意思表示になるわけです。
もう一回繰り返しますけれども、良い質問というのは相手に対する関心とか敬意にあたるものでもありますよねと。
そして表面的な会話、そこから一歩踏み込んで相手の考えとか感情、そうですね価値観みたいな内面に触れる、そんな良いきっかけになるのが良い質問ということでもあるでしょう。
その質問によってお互いの理解が深まりやすくなるので、共感が生まれたりもするわけです。
面白いことにということですが、良い質問が相手自身に、相手にとって新たな気づきとか考えの、頭の整理みたいなことにつながることもありますよねと。
結果として信頼関係が生まれて、より強い人間関係、深い人間関係を築くことにもつながるみたいな一面もあるのかなと思います。
経験ありますよねという話なんですが、人からされた質問に答えているうちに、自分の頭の中が整理されたみたいな経験ありませんかと。
そういう質問をしてくれる相手ってありがたかったりするじゃないですかということなんです。
なのでそういった質問を自分が相手にすることだってできるはずだと、良い質問を自分が相手にすることだってできるはずだという話をしています。
では逆に質問をほとんどしなかったりとか、あるいは事実を確認するような質問ばかり、まるで相手を攻め立てで尋問している、そんな質問ばかりをしていると会話が一向的になりますよね。
すると誤解が生まれたり、心の距離が縮まらないと、そんなことにもなりかねないと思うんですがどうでしょうか。
質問のテクニック
ではその良い質問というのは一体どんなものなのか、これを考えてみたわけですけれども、いくつか法則というか質問の仕方みたいなものがあるよなと思ったわけです。
これをちょっと話してみると、一つ目はオープンクエスチョンと言われているものですよね。
はいとか、いいえで終わってしまうような二者卓一の閉じられた質問ということではなくて、例えばどう思いますかとか、どんな経験をしましたかとか、その時どう感じましたかみたいに、
相手が自由に考えて自由に自分の言葉で答えられるような開かれた質問のことをオープンクエスチョンというわけです。これは良い質問につながりやすいのかなと思います。
それから二つ目なんですけれども、本物の好奇心を持つことというのもあるのかなと。
今お話ししたオープンクエスチョンというのはテクニックの話なんですけれども、そのテクニックだけで質問するのではなくて、自分の心からこの人のこの部分をもっと知りたい、そんな純粋な興味関心がなければテクニックに溺れることになりませんかということですよね。
さらに三つ目なんですけれども、相手を中心にした質問ができているかということもあるんじゃないでしょうか。自分の聞きたいことだけを聞くということではなくて、相手の感情とか考え方、価値観みたいな相手の内面を引き出すような質問を心がけましょうということです。
これは言い換えると、相手が聞いてほしいであろうことを聞くということですよね。自分が聞きたいことではなくて、相手が聞いてほしいなと思っていそうなことを聞けるかどうかみたいな話です。
さらに四つ目ですけれども、なぜとかどのようにというような質問を効果的に使うみたいなこともあるのかなと思っています。
物事の事実というのはつまり何ということですが、それは何みたいな話を聞くだけではなくて、その背景とか方法みたいなもの、つまりどのようにということを聞く。
そして理由とか思い、これはつまりなぜということなんですけれども、そういったどのようにとかなぜを質問することで、より深く相手のことを理解できるのかなと思います。
逆に何ばかり聞いていると深まらないということなので繰り返しですが、なぜとかどのようにというような問いを使っていきましょうよ。
質問をする習慣
ということです。もちろんということですが、タイミングですよね。質問のタイミングという意味では相手に対する配慮も大切でしょうと。
その場の雰囲気とか相手の状況を見て質問の内容を考える。そういった自分の中の感じ方も必要ですよねと。
というわけで良い質問の仕方みたいな話をいくつかお話ししてみたんですが、これを聞いてなんだか難しそうだなというような感じがした人もいるのかなと思います。
確かに相手のプライベートに踏み込みすぎてしまったら失礼かなと思うこともありますし、自分の話ばかりしちゃったらそんなふうに感じることもあるかもしれない。
そしてそもそも何を聞けばいいかわからないと、そんな理由で僕たちは案外質問すること自体をためらってしまうことがありますよねと思うんですが。
僕は思うんですがあなたはどうでしょうか。でも大丈夫だというのが今日のここからのお話でして。
問いかけ質問というのも他の習慣と同じように意識して繰り返し練習することで必ず上達していく能力なんだと僕は思っていますよと。
今日はこの後、問いかけ上手になるための具体的な習慣を紹介してみようということですね。
まず習慣の一つ目としてはまず聞く習慣です。これはもう基本中の基本なんですけれどもとても大切ですよねと。
相手の話を途中で遮ったり自分の考えをぶち込んだりというようなことをしないで、まずは最後まで相手の話を注意深く聞くということです。
そして相手が何を伝えたいのかを理解しようと努力をする、その話の内容に関連した質問をするようにしようと。
そうすると的外れな質問をしてしまったりとか、会話の流れを止めてしまうような質問、これを減らすことができるんじゃないでしょうか。
というのが一つ目の習慣、まず聞く習慣です。
次の二つ目の習慣はオープンクエスチョン習慣ですね。これはさっきもお話をしました。
オープンクエスチョンというのは会話を広げたり深めたりするのに役立つんですよねと。
そのオープンクエスチョンの型を自分の中にストックしておくといいんじゃないかということです。
例えば、もう少しそれについて詳しく教えてもらえますかというのもオープンクエスチョンですよね。もう少し詳しく。
あとは、その時どんなことを感じましたかみたいなこともオープンです。
あとはどう思われますか。何々についてどう思われますかというのもオープンですよねと。
なので、いざという時に質問がオープンクエスチョンがスムーズに出てくるように用意しておくといいんじゃないかということです。
どんどん行きますが、三つ目の習慣は相手への興味のアンテナを立てる習慣。
質問の重要性を理解する
つまり、日常誰かとの会話の中で相手の話に出てきたキーワードみたいなものに注目をして、そのキーワードについてそれってどういうことだろうと。
自分の中で興味を持つとか、なぜそう思ったのかなとか、自分の心の中でもっと知りたいと。
そういうアンテナを立てる練習をするということですよね。
他人に興味が薄いとそのアンテナというのは低いものでして、お恥ずかしい話ですが、僕自身もどちらかというと他人に対するアンテナは低い方だと思います。
だからこそこれを意識してやる必要があるということですが、相手に興味関心を持つ練習をしようよということですね。
その上でアンテナ反応したことについては素直に質問として口に出してみるということです。
今おっしゃっていた〇〇についてもう少し詳しく聞いてもいいですかみたいな質問ができるといいのかなと思います。
では習慣の4つ目。これはつなぎ質問習慣ですね。つなぎ質問。
どういうことかなんですけれども、相手が自分の質問に答えてくれた後すぐに別の話題に移してしまうのではなくて、その答えに対してさらに踏み込んだつなぎの質問を上げかけていこうということですね。
繰り返しですが、一回相手が答えてくれたからまた別の話題に移るということじゃなくて、
同じ話題のままさらに踏み込んでいくということです。
例えばそれはなぜですかと聞いてみたり、例えば具体的にどんなことがありましたかと言ってみたり。
他にもありますよね。例えばその結果どうなりましたかというような質問もできるのかなと思います。
そうやってつなぎの質問をすることができると、会話のキャッチボールができるようになりますので、より深い関係というか、より深い相手に対する理解ができるのかなと思いますが、どうでしょう。
では最後、5つ目の習慣ですけれども、沈黙は金なり習慣です。沈黙は金みたいな話がありますよね。
どういうことなのか。自分が質問をした後、相手が答えを考えるという段階で少し間ができることはありますよね。
この間ができたときにその沈黙を恐れてしまって、すぐこちらから別の質問を投げかけてしまったり、自分が何か話し始めたりしてしまうということが往々にしてあると思うんですが、それをやめようという習慣です。
相手が自分の考えをまとめている時間ですとか、言葉にするための大切な沈黙、これを大事にしよう、尊重しようということです。
なので、ゆったりと相手の回答を待つ、そういった姿勢も良い質問のうちなのかなということで話をしてみました。
良い質問を実践する
というわけで、今5つの習慣、話をしてみたんですが、それらの習慣、いきなり完璧にこなせる必要はありませんし、いきなりこなせることもありませんよねと。
だから練習しようという話でもあるんですが、まずは家族とか親しいお友達とか、リラックスできる相手との話、会話の中で1つでも意識して試してみるといいのかなと思います。
あるいは自分の周りにいる、この人は聞き上手だなとか質問が上手だなと感じる人がいれば、その人を観察してどんな質問、問いかけをしているのかを参考にしてみるというのもいいですよね。
大切なのは良い質問をしてみようという意識を持つこと、そこから始めるということだと思います。
良い質問ができると相手への関心とか思いやりを示すこともできますし、ある意味でそれって言葉のプレゼントみたいなことでもあるのかなと。
プレゼントをすれば誰でも嬉しい、相手は嬉しいわけなので、良い質問というプレゼントができるといいのかなということも思っています。
そうですね、良いプレゼントができれば相手との関係性をより深めることもできて、良い習慣になるんじゃないでしょうかと。
さらに相手に対して良い質問をすることができると、めぐりめぐって自分自身の視野を広げるとか学びになるということにもつながるんじゃないかと思います。
というわけで、今日は他人に良い質問をする習慣という話をしてみましたが、どうでしたでしょうか。
あなたが今日誰かとの会話の中で一つだけでいいので、いつもと違う問いかけをしてみるとしたらどんな問いかけをしますでしょうか。
ぜひ考えて実行してみていただけると、僕としてはお話をした甲斐があったなと思いますし嬉しいです。
今日も最後までお聞きいただきありがとうございました。
明日もまたあなたの毎日をちょっとでも良くする習慣のヒントをお届けできればと思っています。
それではこの後も良いチャレンジを。また明日。