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みなさん、おはようございます。小松でございます。
今日はですね、最近ちょっと忙しいと言いながら、音楽のプロジェクトね、楽譜作りなんですけど、また再開をしまして、かなり手応えを持って、生きる力になるんじゃないかな、みたいな、そういうものづくりとかアウトプットの面白さについて、今日は話してみたいなと思います。
それで、楽譜、みなさんね、音楽をよく演奏されたりとか、聴かれる方は、このボイシーな番組を聴いておられる方、いらっしゃると思うんですけども、楽譜の存在っていうのはね、やっぱりすごく不思議なものというか、目に見えない音の波動とかね、音の状態っていうのを目に見える形で、
届けたりとか、演奏をする設計図みたいなものですよね。そういうのがね、やっぱりすごく目に見えないものを作っているがゆえにすごく大事なんだなというか、手応えあるんだなっていうね、そんな印象があるんですね。
そもそもですね、僕、曲を作る時に、まず楽譜を作らないというか、作成しないんですよね。全部ね、頭の中で思ったというか、浮かび上がってきたメロディーとか、音の響きみたいなのがあるんですけど、それをピアノとかね、僕は鍵盤楽器をよく使って演奏したり表現したりするので、
そこで自分なりに弾きながら、この音がいいとか、このメロディーがいいなとか、このメロディー何回も弾いてたらどうなるんだろうとかね、ずっと実験的に曲を紡ぎ出すっていうことが結構あるんですね。
それで何度か何度かとか、何度も何度も弾いたり反数したり、また展開考えたりして、早い曲だったら1日2日でできる曲もありますし、ちょっと複雑でもう少し長い期間必要とかね、そういう場合だったら1ヶ月ぐらいですかね。
1日2日から1ヶ月の間で曲っていうのが定着していくんですよ。その時にほとんどほぼどうだろう、もう100%にほぼ近いですね。楽譜作らずに僕は曲を作ります。
それで頭の中で何回も何回も弾いている曲を記憶しますよね。同じものを何度も何度も演奏しているとね。その演奏している経験というか記憶をどんどんどんどん広げていってというか繋げていって、気が付けば1曲が出てきているというか完成しているという感じで、
これいわば手癖で曲ができて、それで何度も弾いているうちに記憶して、それで楽譜なしで頭の中と指先とかすぐに直結している状態で曲っていうのが生まれるっていうかできてるんですね。
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それがですね、初めて曲作った時はですね、1998年か9年ぐらいかな。その時に曲を突然出てきたメロディーが頭の中で出てきたんですけど、自分の故郷とか原風景とかそのあたりをイメージというかして、
ぼーっとしている時にいきなりハッて曲が生まれたっていうのがThe Sceneっていう最初に作った、生まれた、作ったというかね、引き上げてきたというか出会ったというか、作ったという感じじゃないんですよね。そこにあったみたいな感じの曲なんですね。
それがThe Sceneという、ずっとライブとかで弾いている曲なんですよ。その曲、全然僕楽譜作ってなかったんですけど、これ2年ぐらい前かな、2年か1年ぐらい前なんですけど、The Sceneっていう曲も実は楽譜にして実際に世に出ているような感じなんですね。
最近ちょっと大学のお仕事がかなり忙しくなっちゃって、楽譜化計画プロジェクトっていうのをずっと地道にやってたんですけど、ちょっと中断してしまって、しかもこのボイシーでね、たびたびちょっと愚痴のように最近は喋っておりますけれども、
音楽作る時間すらなかなかないとか、もう本当に全然弾けないとかっていう状態が続くという、これかなりストレスになるわけなんですよね。それで結局曲ができない、演奏する労力がなかなか湧いてこないっていう状態がかなりありまして、
すごくスランプというか音楽活動がかなり危ぶまれるようなことが、この半年間とか1年ぐらいあったんですけれども、今もそれはずっと続いている状態ではあるんですよ、実は。
つなわたりというかね、表現ってやっぱりそういうところがあって、逆に今まで本当手放しでずっとすごく楽しくできてたっていうのは本当に奇跡だと思うんですけども、それに加えてね、やっぱり人というのは普段の生活もそうだし、仕事もそうだしね、音楽以外の元々の生活っていうのがあるわけですけれども、
そのあたりがかなり忙しかったりもある特定のことにすごく気を取られてしまって、なかなか音楽まで手を向けることは難しいなっていうところの状態なんですけど、でもそうは言ってられないなと思って、
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年度末、年度初めのかなり忙しい状態の時にあえて突っ込むようにして曲をですね、今までの曲を楽譜化するっていうことで今進みつつあるんですね。
で、端鉄メロディーという京都端午鉄道のための曲をいくつか作ったんですけども、その4曲ありましてね、主題曲のようなものが、その1曲目の海鉄っていうのをね、ちょっとたどたどしく弾き始めて、それを楽譜にしていってっていうような、そういう作業をしてたんですよ。
で、するとですね、意外と早く楽譜ができたというか、端鉄メロディーの海鉄、かなり皆さんによく親しみを込めて聴いていただいている曲ですけれども、3日か4日ぐらい、1週間かかんなかったかなという感じで作れました。
で、今日収録しているのが4月9日なんですけど、今日はですね、霧鉄音楽譜にしまして、この曲も結構ね、アーティキュレーションというか、呼吸がすごく難しい曲なんですけれども、何とかスーッと出てきてというかね、これ自分の頭の中の状態を楽譜にするわけですから、
弾きながら楽譜化していくっていう状態なんですけど、結構早くできて、なんと3時間で根幹のところというかね、構造のところができたので、これ奇跡だなと思っていて、ちょっと大満足なんですけどね。
それで、はじめの話にね、また戻りますと、なんかそのモヤモヤしてる心がなんかすごく落ち着かないとか、何かこう圧迫感があるかっていう時にですね、僕がやるのはピアノを弾いて音を出すとか、あと楽譜作るってそういう効果がめちゃくちゃあるんですよね。
頭の中のモヤモヤしたというか、頭の中にはある楽譜の譜面の譜面と言いますけどね、それを形にして、PCのソフトなんですけど、それに入力していって、和音を入れていって、弾き直して、これはどうなのかなっていうのを実際にまた音をね、確かめて形にしていって。
そしてね、アーティキュレーション、例えばスラーとか強弱機の記号とかね、入れていくと本当形になっていくわけなんですけど、するとね、なんか本当に開放される感じがするんですね。今目の前にあのPCがあって、霧鉄の譜面見てるんですけど、綺麗なんですよね。
すごく美しい曲ってね、フズラにしても綺麗なんですよ、すごく。そういうのを眺めていると、目に見えないモヤモヤしたものが形になる、視覚として見えてくるっていうね、これめちゃくちゃ楽しいことですし、特に音楽という目に見えないものを形にしていくっていうのはすごく大事で。
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文字でもいいし、絵でもいいし、写真でもいいと思うんですけど、そういうのをね、皆さんもね、何か回路として持っておくとね、目に見えないモヤモヤしたものを目に見える形でね、定着していくっていうようなそういうものをやっていくのはすごく心をリフレッシュしたり開放するんじゃないかっていうことでね、今日は譜面を作っておりましょうということでね。
完成をどうぞお楽しみくださいというそんな感じの配信でございました。
今日ここまでお聞きいただきましてありがとうございました。また良い音の一日をお過ごしください。