1. 小松正史『耳の保養』
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2024-06-01 09:51

近年の j-pop に共通する音楽 要素について

近年の j-pop に共通する音楽 要素がある程度 分かりました。 リズム メロディ ハーモニーの 切り口からいくつかの 典型例をお話ししてみました。
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みなさん、おはようございます。作曲家で大学教員の小松正史です。今日はですね、
j-pop の最近の事情、最近のね、j-pop の特徴みたいなものをちょっとまとめてみたので、そんなお話をしてみたいなって思います。
この話を伝える前提なんですけども、最近ですね、NHK の朝一っていう番組がありまして、
それで、火事がはかどる、あるいはやる気スイッチをオンにする曲の特徴、特に j-pop っていうオーダーがあったんですね。
それで普段ね、正直あまり j-pop 聞くことが少ないんですけど、この際ですね、100曲とかどうでしょう、150曲ぐらいちょっともう
集中的に聴いてみたんですね。するとね、結構ね、似たような曲というか、共通して言えそうだなっていうことがね、いくつかあがったので、それをちょっとシェアしてみたいなと思って、今日はそんなお話をさせていただきます。
まずですね、曲を分析する場合にですね、分析の方法みたいなものがあるんですね。これ何かというと、この音楽の3要素って言われるものがあって、これリズムでしょ、
メロディでしょ、ハーモニーっていうね、この3つっていうのはどこかで皆さん聞いたことあると思うんですね。
で、リズムっていうのは時間律動っていうことなので、1小節の中に4つ四分音符があったらタンタンタンタンですよね。
で、1小節の中に8分音符があったらタンタンタンタンタンタンって感じで16個あるっていうような、この時間的な構造の変化と言いますかね、このパターンみたいなものが時間、つまりリズムのあり方っていうふうに感じていただけたらいいと思います。
そして、メロディーは分かりますよね。もう一番こう、歌詞とともにですね、水平的に音の高さが変化するっていうような、そのメロディーですよね。
で、ハーモニーっていうのが和音って言って、音が2つ以上同時に鳴ってる場合にこれ和音って言うんですけれども、和音がね、メジャーとかマイナーって言葉聞いたことあると思うんですけど、
メジャーは明るめの和音ですね。蝶々とか言われてますけど。で、あとはタンチョっていうのはマイナーコードっていうちょっと悲しげな音の成り立ちみたいなものがあってですね、そういう音が同時になってる状態をハーモニーっていうわけなんですけど、その組み合わせが共通してるかとか、時代によって違うとかね、結構あると思うんですね。
そんなふうに3つの要素から分けていこうかなっていうふうに思います。またここでね、ちょっと細かい話になっちゃうんですけど、メロディーってどんなふうに分析したらいいか分かりますかね。これこのメロディーっていうのは2つの要素があるっていうふうに僕は考えてます。
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1つは、これさっきのリズムと同じような話なんだけども、どんな時間構造があるのかっていうことで、ここを見ていくっていうところがありますね。例えば、さっき言ったような1つの小節の中に4つの四分音符があったら、タンタンタンタンだし、途中でちょっと音が後というかそのリズムが早く、早いと言うんですかね。
前のめりになって存在している場合はですね、これシンコペーションって言うんですけど、タンタンタタンタンタタンタンみたいなね、分かりますかね。そういうふうにメロディーなんだけども時間構造を持っているっていうことなんですね。これが1つの要素です。
あと、メロディーの要素で2つ目っていうのが音程とか音の高さの変化なんですね。これね、すごくピアノを使えばわかるんですけれども、2つ以上の音が連なったときに、その2つの音が近いというか、狭いのか、中ぐらいなのか、広いのかっていうような、そういう捉え方がありますよね。
狭かったり、中ぐらいだったり、広がったりという。これ1オクターブだと、例えばドが低いところがあったらド、ドみたいな感じになると、これもう超薬してて1オクターブ高いっていうことになりますよね。まあそういうとこ結構ね、広い音域使ってるなとかっていうふうになるし、あとはドがあったらですね、ミがありますね、ド、ド、ちょっとごめんなさい、ちょっとだいぶ僕は音痴だよね。
ド、ミだったらまあ、そんなに広がってないっていうことがね、多分お分かりになると思うんですね。まあそんなふうにメロディを分析する場合はですね、音の高さとリズム感を分析するというか、同じ要素ではないんですけども側面でね、分析していくとわかりやすいのかなっていうふうに思いますね。
それでよく最近の事情を見ていくとですね、はじめにハーモニーから言っちゃいましょうかね。ハーモニーって和音なんですけれども、結構短調が多いんですよね。暗めの和音がはじめからあるっていうような、そんな楽曲がとても多いんですよね。すごく暗めで始まってるというか、それがもう特徴だと思います。
コードはもう暗めがめちゃくちゃ多い。あれこれ暗いなっていうね。まあただその同じコード進行でもですね、途中転調っていって音が変わったりとか、あと和音の変化ね、マイナーからメジャーに変わるっていう時もあるので、ずっとマイナーって曲は意外と少ないんですね。途中で明るくなってまた暗くなるっていうパターンが多いんですけど、とにかく出始めがですね、始まりがマイナーコードがめちゃくちゃ多いなっていう印象がありますね。
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あとはメロディですね。先ほど調約してるとかっていうふうに言いましたけれども、これって旋律と言いますか旋奏と言うんですかね。音の組み合わせっていうのが結構、特徴的なものが結構使われています。例えばペンタトニックという5音でやっていくっていうそういうものもありますし、あとジャズで言うね、ブルーノートって言うね、ペンタトニックという5音でやっていくっていうそういうものもありますし、あとジャズで言うね、ブルーノートっていうね、ペンタトニックという5音でやっていくっていうそういうものもありますし、あとジャズで言うね、ブルーノートっていうね、ペンタトニックという5音でやっていくっていうそういうものもありますし、あとジャズで言うね、ブルーノートっていうね、ペンタ
耳のフラットを入れながらやっていくというね、これまたいずれちょっとピアノ使ってやったほうがいいですけどね、そういうふうに独特の特徴を成しているようなメロディをちょっと入れていく、スパイスみたいなもんでしょうかね。全部それで同じような旋奏を使うと飽きてくるんだけど、ちょこっと入れているものが多いかなっていうふうに思いますね。
あとはですね、時間構造をもうちょっと広くとると、Aメロ、Bメロ、そしてサビっていうパターンがね、よく言われてるんですね。Aメロは一つの最初のパターンね、そしてそこから場面変わってBメロになって、最後盛り上がりのところをサビね、サビっていう言葉聞いたことあると思うんですけどね。そんなふうになってくるところがあると思うんですね。
ただその使い方っていうのが、よく考えるとですね、だんだん盛り上がってサビに行くっていうことが、今までの曲ね、割と昔からの曲はそれがあるんだけど、最近はですね、いきなりAメロから盛り上がってるんですよね。すっごく盛り上がってます。
Aメロになるとちょっと静かになって、サビになるとAメロとは違う展開で盛り上がるっていうね、盛り上がりが2つあるっていうような、そんな曲の作り方っていうのが結構あると思うんですね。そんなふうに少しですね、ちょっとだけですけどひも解いてみるとですね、割と今までの曲よりも2020年代ぐらいかな。
すごくね、耳に引っかかる作り方をすごくしてるなっていうふうに思うので、これをね、ちょっとシェアしてみたいなと思って今日話してみたんですけどね。これあの、ごめんなさい今日、ピアノ使った方がいいよねこれ。またまたちょっとピアノ使ってどんなものかをね、実演しながらやっていきたいなと思いますけれども。
とにかく耳にキャッチーな、残る曲っていうのが最近のJ-POPのね、作り方の典型かなっていうふうな感じで、今日は朝一の連続性としてJ-POPの現代のね、特徴みたいなものをね、お話しさせていただきました。
そんなふうに色々調べてみるとですね、やっぱり一つ一つの曲はすごく特徴がめちゃくちゃ違うんだけど、これを5曲、10曲、20曲ぐらい聴いていくとですね、やっぱ普遍的なものがあるんだなっていうような、そういう傾向があるのでね。
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これめちゃくちゃ今日も表面的なことばっかりしか喋ってないんですけど、ちょっとまた機会を改めてですね、コード進行はどんな風になってるんだとかね、あと全体的な構造を見ていくと、転調っていうのがすごく多いんですけど、その転調の仕方とかね。
これもう楽曲分析みたいな話になりますけど、やっぱすごく特徴があるなっていうふうに思ったりしてしまうので、そんなふうなところをまたこの番組でお伝えしていきたいなというふうに思っております。それでは今日も良い音の一日をお過ごしください。
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