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2025-04-29 14:39

【新定義!】クリエイティブ再考④〜大学業界で多用・乱用されるこの言葉!

クリエイティブという言葉は、大学業界でも多用されている。これってかなり危ないことでは?何が原因でそうなったのかを分析してみました。
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サマリー

大学業界におけるクリエイティビティの乱用について議論し、過去の大学進学率の変化や新設大学の増加がもたらした影響を紹介しています。また、クリエイティビティの本質を理解することの重要性を強調し、受験生への誤解を避ける必要性を指摘しています。大学業界における「クリエイティブ」という言葉の使用が、しばしば適切でない方法で行われていることが指摘されています。リスナーは、真のクリエイティブ性とは自己の内面を探求し、他者と共有することにあると理解することが求められています。

大学の歴史と進化
おはようございます。小松正史です。 今日は大学とクリエイティビティみたいな話をね、あの続けていこうかなというふうに思います。
これね、3回までにクリエイティビティの話ね、何かっていうのをお伝えしたんですけども、ちょっと話の流れでですね、大学とクリエイティビティみたいなそんなところで、実際その中の人なので、どういう意味合いなのかみたいな、そういう話をね、ちょっとしていこうかなというふうに思っております。
それで、もともと大学っていうのはですね、一部の人しか入れなかったような時代が長いこと続きましたよね。
特に僕の父親の世代ですけども、今、80の後半に迫っては来てるんですけど、ちょっと大学ね、父親は大学行った方なんですけど、その頃ですね、大学進学率すごく少ない。
昭和のですね、30年代の後半ぐらいですよね、そのあたり30年代、6、7、8年ぐらいでしょうかね、すごく少ないです。もう本当に20%あるかないかぐらいな状態だったんですけど、今はですね、もうほとんど50%を超える、60%はいってないんですけど、50の4、5ぐらいですよね、今ね、あの大学に入らないと就職ができないというふうに思うんですけども、
大学に入らないと就職が難しいというかね、なかなか大学、大卒を企業が求めてしまっているという風潮があるので、そういうことにニーズを合わせるということもあるでしょうし、あとですね、僕は大学時代、これ1990年代なんですけど、そこの中頃ぐらいからですね、新設大学がめちゃくちゃね、もうタケノコが生えるかのようにね、
タケノコ生えないですけどね、120周、120年で入れ替えみたいな感じで今年は生えないですけどね、話が、すいません、錯綜しましたけれども、そんな感じで大学がめちゃくちゃ増えたんですよね。なんとですね、今大学、日本の大学800超えてるんですよね。800ってやばくないですかね。
で、その最初のね、今日というかクリエイティビティの話をするきっかけのね、ファクンドさんの話を第一回目でしたんですけど、アルゼンチンなんですよね。そこで大学の数いくらって聞いたらですね、4つしかないって言うんですよ。えー、これ国立大学4つみたいな。
で、日本だとね、800だから、もうすごいですよね。200倍の数があるわけです。4つって、ムエノスアイレスにね、彼住んでるから、ムエノスアイレスで4つって聞いたら、いや、アルゼンチンで4つだよって。これですよ、もうめちゃくちゃ作りまくったんですよね。
将来ね、倒産するだか潰れるかってことは分かりきってんのに予測で、作った文科省は何してんだって感じだけど、それなんですよね。そこがクリエイティビティとすごく近い話なのかもしれないですね。
つまりクリエイティビティって、最初のね、糸井さんの話をね、ちょっと思い返してみると、クリエイティビティやってる人、現場の人、かなり能力、才能のある人がクリエイティビティをやって、そこから先どうするかって話だったんだけども、
今は本当に一般の方がですね、そういう大学に来ていただけるような状況で、しかもこれもね、皆さんご存知ですけど、かなり危ないんでしょうね、大学。潰れる可能性があるっていう、かなりやばい職種なので、今は。
そうした時に、受験生が来ない大学があるわけですよね。はっきり言うと、割と偏差値の低い方から、あるいは女子大、女子短期大学、そして女子大、そして一般の人気がないところ。人気がないっていうのは様々な意味で人気がないと。
偏差値が低いというのもあるし、魅力のある学部がないからっていうのもあるだろうし、そもそも18歳人口が減っているっていうのもあると思うんですけど、複合的な要因だからそれは簡単には言えないんですけれども、そういうこともあって、とにかく受験者数が減っている状態なわけですよね。
そういう時に、お客さんと言います、あえて受験生。お客さんに来ていただくためには、ポエムしかないわけですよ。ストーリーとかポエム。ポエムするしかないっていうことで、そこのポエムの具体的なやり方としてはクリエイティブなんですよね。
クリエイティブできるよっていうのが、もともと一部の人しかやらなかったというか対象にしなかったはずが、そこで一般というか大衆の方々にもクリエイティブを重ね合わせて、それで何でもできるよみたいなね、そういう感じで使われていくっていうのもものすごく大きな一つの誤解の原因なのかなと思うんですね。
だから別に何かこう、ものづくりよくわかんないけどやってみようかなっていう学生さん、それはもう本当にいいと思うんですよ、そういう立ち位置で。でもそこのお客さんをですね、どんどん受け入れるような感じの広告を結構出すわけですよね。
ためシニアの皆さんの家の近くの大学の、あんまりパッとしない大学って言ったら悪いですけど、広告を見ていくと本当にホームページでも、なんかポエムですよね、共に一緒に共生していこうとかね、未来の社会を新たな視点で変えていこうとか、もう具体的なもの一切ない状態で作ってるね、
強制に創造するということで、競争っていう言葉が最近ね、大学の学部で出てきてですね、社会競争学部みたいな、これ競争ってね、戦う競争じゃないんですよ、共に作る競争みたいなね、この競うっていうのもクリエイティブな話だと思うんですけど、いや本当わかんないんだよね、っていう感じなんですよね。
だからね、大学でそういうことを使われてるってことに僕はすごく怪しいなと思ってて、それは結局何かというと、人口源な割に大学の数が多いから、そこでポエムしなくちゃならない、慣れの果てでクリエイティブ使ってるっていうことですよね。
クリエイティビティの本質
本質からは離れたところで、なんかそれで何が悪いかと言うとやっぱりね、誤解を生じさせるんですよね、受験生の方とか入った学生さんとか。
そもそも大学の教員って狭いね、深く狭い領域でいるはずなんだけど、妙になんかね、間口広げて何でもやれみたいなことをね、要請されがちなところがあるわけですよね。
そうしていくと、やっぱりねじれが出てくるわけですよね。このねじれがね、一筋縄でいかないんですよ、素直じゃないんですよね。
素直じゃないものはいずれ淘汰されるから、まあまあそれはいいんだけど、なんかね、ちょっといててそういうのがね、ちょっといたたまれないなって思うんですよね。
そういう状況から考えると、いいふうに都合の良い言葉でクリエイティブが使われてしまってるっていうのが、大学業界の中で結構あってですね。
本来はもう言ったようにね、そういうふうに何でも何となく、何ていうかな、いざないの言葉で使うんじゃなくて、僕の使いたいのはですね、やっぱり日頃の自分の生活の中に落とし込んでいってですね、
まあ自分リスペクトというかね、自分のその自己肯定感をね、自分で高めるんですよ。別にそれは人が高めたりとか、商売で高めて、そういう商材を買うとかじゃないんですけども、そうじゃなくて、
自分でそれを従めるというかね、ちょっとずつの改良をね、コツコツコツコツ改良していくっていうのがすごく大事だと思うので、そういうところに使っていっていいんじゃないか。別にクリエイティブって言葉は使わなくてもいいと思います。
でもそれが難しいんですよね。日本語でね、クリエイティブっていう言葉を色々検索してるんですけどね、いい訳がないんですよね。
新しいとか奇抜なとかっていうことをね、前からちょっと今回使ってますけど、そういうふうにしていってしまうとですね、やっぱ違うんですよね。外面的な評価っていうのがあるので、
これね、結構都合の良いか悪いか分からない言葉というか、そんな感じでですね、大学の中にいても何か首をひねるような感じの授業の名前とかですね、説明文とか広告みたいなものがあるというか、
なんかね、大学の広告とマンソンの広告、すごい近いなと思うんですけど、どうでしょう。本当ポエムポエムしていますよね、マンソンの広告。京都でもね、マンソンできたらですね、ことのいにしを静かに佇むね、なんとかかんとかみたいな意味のわからん抽象的な言葉でどんどん文章売ってるみたいなね、AIが作ったのかみたいな文章になっちゃってしまいますけどね、適当なプロンプトでね。
そう考えていくと、やっぱり整理しなくちゃならない。ものを僕も作ってるので、毎日曲がりなりにもこうしてね、コンテンツというか出してる中で思うのは、そこは本当に適当に言葉を使うというよりも、やっぱりちゃんと定義して使っていく。
誤解を生じることによってね、被害とまではいかないんだけど、影響される方が結構いるというか、なんかここにいればなんかクリエイティブにしてくれるんだとかね、自分から何かをするっていうよりも、いろんなアプリをね、好きなアプリだけをチョイスして選択するみたいな感じで、そこをインストールして準備しておけばいいんじゃないみたいなね、いやいや違うよと。
その取ってきたアプリを使って自分で動かして、自分でその自分のエキスをちゃんと入れてね、それで作っていくこと自体がクリエイティブの最初なんじゃないですかっていうことをね、いや言わないとダメな時代になったというかね、いや僕はこんなこと言う人じゃなかったんだけど、あまりにもね、最近その変貌が激しいので、大学にいたりとか周辺見てるとね、
あとあの周辺のみならず、職種を見てると、まあこれ就職関係の話になりますけど、クリエイティブ職って書いてあるんですよね。よく見るとゲーム制作とか音楽制作とかウェブデザインとかっていうふうなことが書いてあって、別にそのクリエイティブって言わなくてもいいんじゃないかみたいなね、都合がいいんでしょうけど、なんかね横文字にして違和感があるんだよね。
まあそういうことで本来は別にクリエイティブって言わなくてもですね、自分の納得したところで生活している中でそれが発揮できればいいんじゃないかっていうか、それを分かち合う人も、僕たまたまこうしてね、配信してるからね、不特定者数の人に聞いていただいているという、まあありがたい意味でそういうところはありますけど、
家族ぐらいで別にいいんじゃないっていうことですよね。家族でもなくてもいいと思う。一人でまずは自分で自分を納得させていくという軸があることによって、まあ一般、世間一般的に言われているクリエイティブ、しかもそれ自分軸としてのクリエイティブですよ。そこが充実していくんじゃないかなというふうに思うので、
録音の目的
これをね、実はこの録音というかね、あの今回しゃべっているのはある程度ネタだし、これ決まった感じに伝えているというよりも、これね、ちょっとAIに読み込ませてですね、自分の言っていることをちょっと要約してですね、今教科書を作っているんですよね。もしかもデジタルクリエイターのためのみたいなね、そういう教科書を作っているんですけど、ちょっとね、
最初の定義のところしっかりしたいなと思ったので、まあすいませんという感じで、今日で4回目ですかね、しゃべってみましたということですね。いや僕もこうしてね、何を対象に僕しゃべっているか、毎日高音声でね、
リスナーさんね、皆さんいつも聞いてくださっている方にも伝えてるんだけど、でもやっぱり自分の言葉というかね、それを整理して何が一番自分で大事にしているのか、どんなことを無意識的なね、意識と無意識の間に僕は本質の何かが見えていると思うんで、まあそこをね、探しながらしゃべっているというね。
はい、だから広がって欲しいとか、なんかそういう感じの配信ではないっていうことですよね。
そのあたりあの多分ね、毎日聞いていただいている方はお分かりになると思うんですけど、でもね、おかげさまでね、ちゃんとそのあたりがですね、あの整理されているので、また整理したものをですね、
えっと、しっかり皆さんのお手元へ届けたいなと思いますので、出来上がり次第ね、またお伝えさせてください。ということでね、クリエイティブな話、今日で一応ね、4回で区切りがついたようなので、一つここでまとめてね、いかさせていただきました。今日も聞いていただきましてありがとうございました。
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