1. 小松正史『耳の保養』
  2. 電話対応が苦手なのは僕だけ?..
2024-09-12 08:28

電話対応が苦手なのは僕だけ?の話。

電話はかける側の都合によって、相手の思考や貴重な時間を奪う可能性もあります。そうしたことを防ぐには、自衛するしかありません。小松と電話との関係性について話をしてみました。
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みなさん、こんにちは。作曲家で大学教員の小松正史です。
今日は、電話対応が苦手なのは僕だけかなという、そんなお話をしてみたいなと思います。
本題に入る前に、一つお知らせでございます。
小松の40枚目のアルバムが、ついに完成いたします。もうじきです。
漢方音楽2という、美容と健康のためのピアノ音楽をですね、今回かなり時間をかけて作りました。
今までのやり方と、ちょっと違う音の響きがあるという感じがしますので、
もしご興味ございましたら、こちらのチャプターにリンクを貼っておきますので、どうぞ聞いてみてほしいなと思います。
それでは、本題へと移りましょう。
電話対応。これね、僕は普段、電話ね、携帯電話持ってないんですね。
これ持ってないっていうよりも、あえて持たないって言ったほうがいいんでしょうかね。
携帯ね、今時、皆さんほとんど持っていると思います。携帯。学生もだし、小学校、中学校の人も持ったりしてますよね。
僕はですね、1995年ぐらいにね、携帯電話が出始めた頃に、大学院生だったのかな、だったんですけども、
周りがだんだん持ち始めている中で、僕はもう持たない状態にしてというか、初めは持つこともなかったんですけど、
そのうちですね、ほとんどの人が携帯電話を持つ中で、僕は持たない状態になってですね、今も実は持ってないんですね。
僕はなんで持ってないかっていう話なんですけど、これね、苦手なんですよね。
2つ苦手なところがあって、1つは突然にね、電話っていうのはかかってきますよね。
もう人の都合関係なくやってきて、それで優先順位をね、一番マックスで取っていくというか、めちゃくちゃ暴力的だなって僕は思うんですけど、
そういう状態で僕って結構ね、1つのことをずっとやっているときにですね、何か中断されるともうそこで動けなくなったり、
曲とかね、文章とか書いたりしているときに何かなったらそこで止まっちゃうんですよね。
これよく言われることですけど、止まったその思考をですね、元々の作業に戻すときに結構時間がかかるというか、
15分ぐらいかかるっていうような、そんな実験結果もあるようなんですね。
15分ですよ。たった一度の中断で元通りのモチベーションとか集中力とかになるのにまたかかるっていう、これめちゃくちゃコスパタイパー悪いんじゃないですか。
しかもですね、思ってたこととかこれいい発想があるよって言ったときにかかったりね、中断されるとそこでゼロから積み上げどころかですね、発想がなくなっちゃう。
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発想がどっかに消え失せるってこれめちゃくちゃ資源がなくなっちゃうっていうことで大きな問題だと思うんですけど、そこで僕はもう携帯持たないというか。
とはいえね、家で作業してると家関連の連絡がかかってきたりとか、大学にいるとですね、大学には固定電話があるのでそこでかかってきたりとか、
そういうところで結構えって感じがするんですけど、やっぱりね、そういう道具があるから人ってコミュニケーションをしようという気持ちにもなるだろうし、
自分としては便利だなと思ったら使うんでしょうけど、僕はもうネガティブな部分が結構多いから電話は苦手というかギクッとするんですよね。音が鳴ったらギクッあれって思っちゃうんですね。
周りの人に言うとですね、小松は昔から持ってないから、それが自分の文脈としてというか、成り立つようなことをしてるからそれっていいんだけど、もっと必要な仕事もあるからそんなんね、仕事によっては持たされちゃうよっていうふうに言われることがあるんですね。
営業とか外の仕事とか、電話対応とかね、そういうところで持つのが当たり前っていうふうな職場とかプロジェクトってめちゃくちゃ多いですよね。ただ僕はやっぱりね、頑固として電話持たないっていうふうに僕はしていきたいと思うし、非同期と同期って言葉ありますけど、電話って同期メディアですよね。
非同期メディアとしたら、SNSとかLINEとかですね、DiscordとかTwitterとか、こういうネット使ったものは非同期的なコミュニケーションだと思うんですけど、そっちの方が僕すごく多いですよね。
同期的にやるっていうのは本当にね、よっぽど何かやりとり、複雑なやりとり。電話よりも直接会ってやりとりっていうふうに僕はやりますね。かなり人のニュアンスとか空気感とかっていうのを本当に大事にしたいっていう人なので、よっぽど何かのコミュニケーションが必要な場合はそういうふうにやりとりしています。
対面して5分でも10分でもやりとりするっていうことが割と自分としてはあるので、そこまでの力量と言いますかね、エネルギーをかけてやるときはやっぱりやるっていうことをしてますね。
電話って中途半端なんですよね。もうかけた人の都合に合わせて振り回されるっていうね、すごく僕は嫌いだっていう感じですね。嫌いだって言ってしまったんですけど。それに最近、企業としてもカスタマーズサポートセンターか何かで電話対応どんどん減ってますよね。
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AIのチャットをはじめとして、コミュニケーションは非同期的なもの、あとは機械で任せるっていうね、これ極めてコストが良いというか健全だと僕は思いますね。なのでそういうふうに生のやりとりとかですね、そういうのってやっぱり時間と自分の発想力を削ぎ落とすっていうことで、電話対応を僕は極力なくす方向にしてるというか、滅多なことに電話しないですね。
たまに家族に連絡するときが、iPad上のLINEの電話を使うぐらいですね。それぐらいかなという、そういうところでね。それはもう小松がちゃんとそういう環境にあるから、小松ができるんだろうって言われちゃいますけど、でもやっぱりそれはね、そういう風にスタイル作っていかなくちゃね、と思うんですけどね。
いや、僕これは今日はかなり反論をきそうなしゃべりになってますけど、苦手なものはできるだけやっぱりちゃんと距離を持つっていうことが大事だし、道具があるからね、生地できるっていうことは、僕はもうそれはやっぱり道具がなかったらしなかったわけですからね。
道具のせいにしたらダメだと思うけど、僕は道具のせいにしようかなと。道具のせいっていうのはね、やっぱり取捨選択するのも自分自身だし、身の回りに便利になっている道具がある部分ですね。やっぱりそこに対して全部委ねるとか、癒着するとかっていう風にするとね、やっぱり自分の大事な人生をね、時間をなくなってしまうことになるので。
そんな感じで、自分とメディアの向き合い方みたいな、今日お話をさせてもらったんですけど、考えた方がいいんじゃないかなというね、自分にとって心地よいやりやすいやり方っていうのを、やっぱりこうね、自分本位で考えていくっていうことが、今のね、複雑な世の中を生き抜くためには必要かなと思って、今日そんなお話をしてみました。
ここまでお聞きいただきましてありがとうございました。
それでは、今日も良い音の一日をお過ごしください。
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