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2024-06-18 09:59

忙しさを楽しむ秘訣〜振り子のように日々の波に乗る喜び

振り子の振り幅こそが、人や組織や表現の幅になります。様々な経験をすることで、成長し続けていきます。振り子のように行ったり来たりすることで、新しい視点やアイデアが得られるのです。
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サマリー

彼女は、忙しさを楽しんでいくという、振り子のように生きる術について考えています。

振り子の振れ幅
みなさん、おはようございます。作曲家で大学教員の小松正史です。この放送では、音や音楽に関わる話を1日1つずつお伝えしております。
今日はですね、忙しさを楽しんでいこうっていう、そんな話をね、してみます。振り子のように生きるね、あの術っていうのをちょっと考えてみたいと思うんですけれども、
みなさんも含めてね、日々いろんなことありますよね。忙しすぎるとか、いろいろなタスクが押し寄せてくるっていうね。
僕もね、本当ね、今年は特に山がね、ものすごく多いんですよね。なんでここまで同時にいろいろなことが来るのかっていう感じで、もうね、振り幅、この振り子がね、どんどんこうイメージできますかね。
振り子の幅がね、ものすごく広いんですよね。これ本当にもうね、もうどこ行くんだろうっていうような状況なんですけども、それでもね、なんとか生きていけるっていう、これはどういうことかなっていうのをちょっとね、言葉というか言語化してみようかなというふうに思うんですね。
おそらくですけども、振り子って、断片断片、短い時間で見ると、ものすごく早く動いてる状態って目が回ってるっていう感じしますよね。
例えばこう、振り子がブルンブルンってこう、左右にこう振ってる状態を、例えば2秒とか3秒ぐらいの短期目線だとすごく早く感じられると思うんですよね。忙しすぎるみたいな。
それがちょっと中期とか、ちょっと10秒ぐらいこれをイメージしてみましょうか。すると、早いんだけど10秒経った時にですね、あ、この振り幅っていうのがものすごく安定しながら動いているなっていうイメージになりますよね。
もう瞬間瞬間の動きは早すぎるんだけど、全部を見ると、割と長い目ですの振り子の振れ幅を見ると、割と安定感があるっていうような、逆に一つ一つのところに留まってしまうとですね、これもうまさに何も動けないっていう状態ですよね。
振り子がだんだんだんだん小さくなるというか、振動が小さくなって、それで止まりますよね。止まった状態っていうのは、実は何もできないとか、もうこれでアップアップして、これでもう予定終了みたいな感じで動けないっていうね、すごく危ない状況だと思うんですけどね。
そうじゃなくて、常に動いてるっていうことが、とりあえず生きていける大事な状況かなということで、ちょっと振り子をメタファーにしてみて、ちょっと喋ってみたんですけどね。
バランスとか中央を取るっていうこともあるんだけど、僕の場合、もう本当に分かんないしっちゃかめっちゃかになってるんだけど、とはいえ思うと、振り幅があることによって何とか生きていけるのかなっていうふうな感じなんですね。
振り子のイメージ
純粋にそれって、かなり抽象的な話は今してますけど、例えば、来るもの拒まず、去るもの追わずって感じですよ。朝起きたときに、今日も晴れてるなとか、晴れてるとどんな太陽の見え方するんだろうとか、どんな光とか空の状況なんだろうっていうのを思うので、上を見上げるわけですよね。
本当に広いな、今日雰囲気いいなとか思うし。雨の日なんかは、雨でものすごく大雨で降ってる状態。上を見るとすごくドヨンとした重たい雲があるんだけど、それを下の視点で見ていくと、土があって雨水が動いてるっていうか、こんなに雨が降っていて、草木が吸収してるな、水分を吸収してるなみたいな。
そんな感じで、土を見たりするっていうこと、僕結構あるんですけども、そんな風に出たところ勝負っていうか、出たところ勝負みたいな感じで、何か計算して動くっていうよりも、来るものに対して身体が純粋に反応していくっていうような、そんな感じで世の中受け止めてしまってるのかなっていうふうに思うんですね。
これ、僕の日常の具体的な例で言うと、普段大学で教育したり教えたり、あとは、なかなか最近時間がないですけど、作曲したりとか、大学のジムみたいなことも本当によくやってますね。
それで、その間に家事やるでしょ。そして、大きな授業のコーディネートもやったりとか、あと、本当に幅広すぎる状態で、目の前のやってきたものを、ただ反応してと言いますか、打ち返すっていうことがすごく多いんですよね。
コマツを捕まえるの、めちゃくちゃ大変って言われてて、本当に物理的に捕まらないんですけども。それで、自分自身は倒れそうにはなりながら、何とかこなせているんですね。
これ、先ほどの話に戻るんですけども、自分のタスク、仕事の種類があまりにも多いんですよね。多いので、一つ一つがすごくヘビーだったり、いろいろ面倒くさかったりするんですけども、全体を見ると、多様なので、そこで幅が広く捉えることができるのかなと思うんですね。
それこそが、先ほど言った振り子の振り幅が大きいっていうことですよね。掃除はするわ、人と話すわ、物を作るわ、そして細かい事務的な計算はするわ、みたいな。
これ、1日のうちで本当にそれがたくさんあるというか、今日は作曲するぞっていう日ないんですよね。もう10個ぐらいやってるかもしれないっていうような、そんな感じでね。これ、僕はいろいろやってるからどうやっていいんじゃなくて、皆さんもこれって日々されてることじゃないですか。
いろいろな仕事を日々思い返してみると、やっておられるのかなって思うんですけど、そうすることによって、振り子が行ったり来たりしていくというような振れ幅があるっていうことなんですね。この振れ幅があるっていうことはどういう利点があるかなっていうことを考えると、新しい視点とか、自分ではひらめきもしなかったアイディアっていうのが、そこで得ることができるんじゃないかなと思うんですね。
やっぱり一所に同じ作業をすると、ずっと1時間、3時間、5時間同じ作業をしてると、自分自身も飽きてくるし、新しい視点とかアイディアってそこで浮かびづらいと思うんですね。そういう場合に常日頃から外に出るとか、違うタスクをぶん投げていくとかね。
そんなふうに、今ある固まったものをちょっと違うことで切り替えることによって、それぞれの仕事がうまくこなすことができたりとか、飽きなかったりとか、疲れも少しは減ってくるのかなっていうふうな感じがするんですね。
振れ幅の利点
そういう経験って、僕はたまたま音楽とか大学とか専門的な研究とかっていうことになってますけれども、皆さんもそういうことを、こんだけこうやってるんだなとか、ちょっと飽きたなとか、しんどいなっていったときは、たぶん同じことをずっとされてるんじゃないかなと思うんですね。
これ僕が反省点なんですけど、一つのことをずっとこだまってやり続けてしまっていると、好きな音楽とか作曲の場合はまた違いますよ。でも面倒くさい仕事をずっとやっていると、またそれが世界のすべてを構成してしまっている、覆い囲まれているみたいなそういうネガティブな状況って僕になっちゃうので、常に風通しの良い状態にしたいんですよ。
飽きたと次やるみたいな。そんな違うところの視点を持ってきて、そして仕事をどんどん回すというか、切り替えて新たな気分で別のことをやっちゃうみたいなことをすごくやってるんですよ。
その結果、結果的に1日経てば十数時間仕事をしたなとかなったりとか、そういうところはありますけど、意外とピンピンしてるっていうのは、やっぱり何か切り替えることを自分で生理的にやってるのかなというふうに思いますので、そんなふうなところを皆さんの生活の中でまた活かしていただければというふうに思います。
ちなみになんですけど、このボイシーとかスタンドFMとかでもこう喋ってるじゃないですか。これが僕にとってはやっぱり開放感のある振り子の振れ幅をすごく広げてくれる行為なのかなと思いますね。
今日も疲れたなと思っても、このコンデンサーマイクで今日喋ってますけど、やっぱりいいんですよ。すごく開放感があって、心がオープンになっていくっていうのがあるんですね。
喋り始めるときはそうじゃないんだけど、だいたい10分くらい喋ると、自分のモヤモヤしたことが解消されたとか、そのあたりは自分のできないこと、悩みとかネガティブな部分も皆さん生きてるとお互いそういうことを遭遇するじゃないですか。
そこを同じ地平で生きてるっていうことを共有したところで、いいものがお互い生み出されていくんじゃないかなと思って配信続けておりますし、そんなふうに聞いていただけてる方も少なくなくいらっしゃるんじゃないでしょうかね。
同じ場所じゃなくても、同じ時間じゃなくても、そうしたエッセンスを伝え合うということに感謝をしたいなと思っております。ということで、今日は振り子によって多忙さを解消していこうみたいな、そんなお話をさせていただきました。
今日ここまでお聞きいただきましてありがとうございました。それでは、今日もおとのよい一日をお過ごしください。
09:59

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