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2025-07-12 09:24

【環境音】今夏はとりわけ生物の音がしない危険な状況について語りました。

近年は地球温暖化や諸々の影響で生物の音に異変が出てきています。セミ・バッタ・カエルなど虫の声が激減している感覚って、ないですか?
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サマリー

このエピソードでは、京都をテーマに、生物の音の減少が示す環境の異変について議論されています。セミやカエルの声が非常に少なくなっており、その背後には地球温暖化や農薬の影響が懸念されています。

京都の音環境の現状
おはようございます、小松でございます。おかげさまでですね、コロナの状況もだいぶ治ってきて、もうちょっとね、あと1週間ぐらいやっぱり声、治るのね、かかるかなと思うんですけど、お聞き苦しいところご了承ください。
今ね、あの東の東院通りのあの三沢山公園というところに来ております。
はい、あのここね、桜の木がすごくあのたくさんあったんですけど、えっとね、15年ぐらい前になりますけど、あの自転車の駐輪場ね、あのここで作るということで、そこで多分3分の1ぐらいあの桜を切ったんですよね、それでまあ結構反対運動とかもあったみたいですけど、
まあ今は何とか収まって、まあこれ地下がね、あの駐輪場なんですね、その上にあの公園があって、それでまあ京都市ってほとんど公園がないんですよね、で街中の公園ってすごく貴重で、まあここはですね、割とあの親御さん、子供さんとか結構来てて、あのお隣がね高倉小学校なので、
まあすごくね、あの児童学区なんですよね、だからすごくあの遊具もあったりとかして、穏やかなところでね、収録をしております。
で、それで今日の話題はですね、まあ最近の京都の音環境というか、まあ京都のみならず日本に全国につながるところあると思うんですけど、ちょっとね、
異変というか、まあ気になったことがあったんで、ちょっと喋ってみようかなと思うんですけど、あの7月の今ね、今日撮ってるのが12日なんですけどね、あのセミの声ってどうですかね、例年になくね、まあ聞こえてないと思うんですよね、でまあもう肌感覚なんだけど、今ね、時間的には17時の14時6分だから、まあ6時、夕方6時なんですよ。
で、この時期に、まあセミがずっと鳴って鳴いてるんですよね、もう多分ね6月の終わりぐらいから例年鳴いてて、10年前ぐらいの話かもしれないけど、今はもうかなりこう、クマゼミも含めて結構ザバザバ鳴いてる頃なんですけど、全然聞こえないんですよね、めちゃくちゃ聞こえてこない。
カイムですよ、本当に。あの日中ちょっとね、あの大きな大鳥なんかは鳴いてますけど、もうね夕方になると全然聞こえてこないっていうのがこれ、どうなんでしょうね、まさしくこう、あの環境の異変っていうのをね、あのこういう生物のあの生態系から出るね、あの音響生態からすごくそこはもうね、感じ取られるところですけど、音がしないんですよ。
で、あのタンゴの方でもね、聞くと音がしない、ほとんどね聞こえてこないっていうことで、まあアブラゼミなんかはね、割と都市の中ではあの、えっと、まあ熱にも強かったりね、排気ガスにも強かったりするので、割と強くね、鳴いてる感じですね、シャバシャバシャバシャバっていうのがクマゼミなんですけど、それすらも鳴かないっていうのはすごくね、ちょっと怖いなっていうふうに思うんですよね。
で、あのちょっと僕のいる大学なんかは、北の方の割と自然の多いところなので、まあクマゼミじゃなくてね、割とこうニーニーゼミとかね、その辺りのちょっとこう繊細なセミがよく鳴くんですけど、それも鳴かないんですよね。
これ単語の方名もそうみたいで、鳴かないんですよ全然。まあおそらくもうこれ、もう原因わかってますよね。あの地球温暖化で、まあほんと劣悪な、まあね、酷暑が続いたために、まあセミの環境ね、セミが生育する環境もかなり朽ち果てていってるというか、まあ育たないというかね、あのそういう状況だと思うんですよ。
で、これってセミのみならず、まあ典型的な日本の昆虫の鯉としては、カエルですね。カエルも、あの前はうるさいぐらいにカエルが鳴いてたっていうね、そういう印象があったり、実際そうだったんですけれども、もうこの3年とか5年ぐらい前、特に今年がすごくびっくりなんですけど、あのカエルの鯉がね、すっごく弱いんですよね。
聞こえるんだけど、数が少ない、すっごく少ない状態で鳴いてて、まあこれまたね、あの大学の方ね、査協区の方なんかは、まだまだ田んぼがね、残っているところなんですけど、鳴いてない、すごくね、小さい声でというか、あの個体、鳴いてる個体数が極めて少ないので、まあこれもね、まあ様々な要因ですよね。
まあ地気温暖化のみならず、農薬とかかなり化学物質とかね、がどんどん使われてきてしまって、それでカエルの声も聞こえなくなってきつつあるということがね、すごく異変だと思うんですね。
さらに言うと、あのギリギリシとかね、あのありますよね、この時期ぐらいになると、夜になるとね、あのね、ギーギーとかスイッチョンとかっていう、その虫の声っていうのが、これも聞こえないんですよ。単語でもそれ聞こえないって言ってて、もうこれね、もう6月、7月、8月、9月ぐらいになると、もう本当に前世紀ですけど、それも鳴かないんですよね。
静寂なんですよ。あの生物の声がすごく少ない。まあ人間の声は相変わらずしてるんだけど、生物の声がね、していないっていうのはね、あの気がつけばそういうふうに認識、皆さんもされると思うんですけど、割とあの音に敏感なね、分析してるとね、ほんと少ないとかないっていうのが異常なんですよね。
昆虫でもそのコオロギ系のね、あれは羽をあのこう、あのすり合わせて音を出してるタイプですよね。あの、えっと、そういうスズムシなんかもそういう感じですよね。スズムシも本当に聞かないですよね。あの飼ってる人は別だけど、まあそんなふうに、あの昆虫の声がね、聞こえないっていう状況がね、ちょっと異常だなっていう、静寂?
うん、少しこう、違和感のある静寂ですよね。静寂って本来は、まああの人間にとって悪くないんですよね。人工空間の中で、まあ内燃器官のディーゼル音とかね、エンジン音とか、まあスピーカーから過剰に出ている音とかね、そういうのは、まあありすぎると、やっぱり人にとってストレスかかりますから、それが少なくなって静寂を感じるっていうのはもちろんいいんだけど、あの元々ね、我々がいるこう生態系の中で、生物の音がね、
なくなっていってるっていうのは、まあ何か印象というかね、大きなメッセージを与えてるんじゃないでしょうかね。でね、あの鳥の声はね、それほど変化がないんですよ。今チュンチュンチュンチュンって鳴いてるけど、これは何だろう、あんまり僕あの鳥の声、詳しくないんだけど、
警告と危機感
日踊りか何かでしょうかね。そんな声は聞こえたり、目の前にね、あの鳩はね、うろうろしてるんですよね。鳩は相変わらずうろうろしてて、鳩のね、生態なんかね、都会は餌あげるんですよね、観光客の人とかが。それでね、変にこう、居座るっていうところがあると思うんですけど、そういう音はあんまり減らないね。
ブブブブとかククククとかで喉を鳴らしている音、今聞こえてくるんですけど、なんかね、ちょっと怖いというか、どうなんでしょうね、異変がね。静寂感があるというか、これ京都次第だけの話じゃないと思うんですけど、皆さんのね、環境ではどうでしょうかね。
そういうのをちょっと聞きながら、まあ普段そこまであまり意識をされない方もいらっしゃると思うんだけど、あれ、例年になく生物の音がもう聞こえなくなったっていうのは、これ大きな変化ですよね。
あのアメリカのね、あの科学者のレイチェル・カーソンっていう方がね、あの今からね、70年60年前に、沈黙の春っていうエッセイを書きましたけれども、これあの農薬によって、春に生まれてくるような生物の声が聞こえなくなるっていう、まあそこについての警告をね、警鐘を鳴らしているようなエッセイなんですけど、それなんかもやっぱ農薬の原因ということでね、
あの普段春になったら虫の声が聞こえるっていうのがあるんだけど、それは聞こえてこない。まあそれと近い状態にね、あの日本、とりあえず日本だけって今言っていますけど、僕が住む中での京都市の生物の音っていうのがそんな風にね、感じられてしまうという。
これちょっと危ないんじゃないかなというね、今日はそんなあの生態系の静寂な危険なお話をしてみました。
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