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2025-05-12 11:28

#915 春の朝、鳥たちはなぜ大合唱するのか?

2025.5.12配信。

こんばんわ♪ちょぼ先生です。

今日は、鳥のさえずりの時間帯についてお話しました。

それではまた。


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サマリー

春の朝に鳥たちが大合唱する理由について、愛鳥週間を背景に考察しています。特に、ドーンコーラスと呼ばれるこの現象が、繁殖期におけるオスのアピールや縄張り主張に深く関係していることが説明されています。

愛鳥週間と春の鳥の声
はい、みなさんこんばんは。こんにちは。元公立高校理科教諭のちょぼ先生です。ちょぼっとサイエンスのお時間となりました。ちょぼっとサイエンスでは、皆さんにちょこっと、ちょぼっとサイエンスに触れていただいて、科学的思考力を身につけて理系頭になっていこうということを目的に配信しておりますということで、先週のですね、金曜日に配信したんですが、旧ソ連が開発した近世探査機が数十年ぶりの旅を経てですね、
地球へ帰ってきてしまって、大気圏突入して、もしかしたら日本に落ちてきちゃうんじゃない?みたいなお話をしたと思うんですが、それの配信した2日半後ぐらいですかね、大気圏突入して地球に落下したらしいですね。
落ちたのがインド洋ということで、海洋に落下したということで、本当に落ちてきたということで、ちょっとびっくりしたんですけども、本当に陸地に落ちていなくてよかったということで、まだ回収はできていないみたいなんですけども、位置を確定指示してですね、その機器を回収するという作業に入っているということなんですけどもね、ということでね、本当に落ちてきたと思ったんですけどもね、皆さんはどう思いましたかね?
ほんまにニュースになってないんですけど、ロシアとしては隠したい過去かもしれませんからですね、近世一帯の日本に帰ってきて、陸地に落ちたらね、命の危険があるからですね、隠したいみたいなね、そういった科学技術かもしれませんけども、ということで、
今日のお話はですね、皆さん今ね、何週間か知ってますか?これね、かなり前からですね、私配信してるんですけども、5月10日から5月16日は愛鳥週間ということで、世界的にですね、愛鳥をめでようとかね、この愛鳥、野鳥をですね、大切にしようという1週間なんですね。
これね、5月ね、今日は12日ですから、愛鳥週間、ただ中なんですけども、今日はですね、愛鳥週間にちなんでですね、鳥のお話をしたいんですが、どんなお話かというとですね、春になりますと、今ね、盛んにウグイスも鳴いておりますよね、メジイロ、ホウジロ、キジバといろんな鳥がですね、盛んにですね、鳴いております。
この鳥の鳴き声を聞いてね、春の訪れということで、春が来たなと思うんですけども、ある法則性に気づきませんかね、春の朝、朝に鳥たちは大合唱してないかなというふうに思いません?
今日のお話はですね、鳥の中の春の朝になぜ鳥は鳴くのか、鳥はなぜ春の朝に鳴くのかというお話をしたいと思います。
鳥が大合唱する、春だけに特別に訪れる自然のコンサートということで、春に鳴いて大合唱することをですね、ドーンコーラスというふうに言うんですね。
この大合唱は鳥たちの恋の季節と非常に深く関係しているんですけども、なぜ春の朝にだけこんなに賑やかに鳴くのかということなんですけども、このドーンコーラスは鳥のラブソングなんですね。
春に鳴く法華経のように、鳥によって決まったパターンで鳴くことを冴えずりと言うんですけども、これは主にオスが出す声なんですけども、鳴き声なんですけども、先ほども言ったように繁殖シーズンなんですね。
繁殖シーズンなので、ここにいるよみたいなね。ここにいるからドーン、もうデートしないみたいな感じでですね、異性パートナーにアピールするために冴えずりコーラスをしているわけなんですね。
同種のライバルに対して、ここは俺の縄張りだというふうに縄張りを主張する声でもあるということで、恋の季節なので、異性にパートナーにアピールする。さらにはここは俺の縄張りだよということで、縄張り、ここの場所は縄張りだよというふうに他の鳥に知らしめるために、コーラスを鳴いているわけなんですね。
でもね、なんでこんなに大声でめちゃくちゃ聞こえるじゃないですか。家の中にいても法華経で目覚めたりとか、生地畑のデーデイポッポで目覚めたことがあるというふうに経験したことがたくさんあると思いますよ、皆さんね。
なんでこんな浅っ腹から泣くねん、しかもなんでこんな大声なん、みたいなことだと思うんですけども。これですね、鳥類学者の冗談医ラター氏によるとですね、声が大きいほど強いオスだとアピールできるというもので、俺こそ最強なパートナーだというふうに叫んでいるようにするので、声が大きくなる。
声が大きいオスほどパートナーと都合になれる基礎を残せるということはですね、声が大きく出せる遺伝子が残るから、声が大きい鳥がまた生まれてね、声が大きいコーラスがしっかり歌える、もう本当に大きな声でさえずりできる遺伝子が残るから、それがね、繁殖にも有利なので声が大きくなっていったんじゃないかというふうに言われているわけなんですね。
で、これね、なんで朝に鳴くのかということなんですよ。夕方に鳴く鳥もいるっちゃいますけども、基本的にさえずり、繁殖のアピールをするのは朝が多いんですよね。なんでこれ朝が多いかというとですね、朝は音が遠くまで届きやすい時間帯なんですね。
なんでかっていうと気温が低く風が弱いので、声がねクリアに響き渡ることができるので、なので朝を選んでさえずりをしていると。なのでちゃんとわかってるんですよね。やっぱりね、風が少ない朝がね、気温も一番低いですから、そうすると遠くに響き渡りますので、朝を好んで大合唱、ドーンコーラスをしているということなんですね。
朝に大声で歌えば、より多くのメスにアピールできるので、朝を選んで鳴いていると。朝のドーンコーラスはですね、恋の季節の換気してるし、より声が響き渡りやすいから、だから朝を選んで鳴いていると。
そっちの方がアピールできるということで、朝を選んで鳴いているということなんですね。鳥たちの朝活は超規則的なんですね。ドーンコーラスはどの鳥も一斉に鳴き始めるのと言われたらそうではなくて、鳥の種類によって鳴く時間が異なるんですね。
自然環境のバロメーター
アメリカの研究の例なんですけども、アメリカムシクイだと、日の出の45分前から、日の出前から鳴くと。つぐみ系の鳥だと、日の出の30分前からということですね。
この体内時計がありますし、太陽コンパスもありますし、日の出の体の位置の関係を見ながら、規則正しく鳥の種類によって鳴く時間を分けているということなんですね。まるで目覚まし時計のようにですね、正確に時間を測っているというふうに考えられていて、中にはですね、この時間帯だけに歌う特別な朝専用ソングを持つ鳥もいるということで、
素晴らしい体内時計と、ちゃんと計算されたコーラスの自然のコンサートなんですね。たくさんの鳥がね、ムグイスだけだったらいいけど、いろんなね、メジロンもいるし、ホウジロンも、キチバトンもいるしね、いろんな鳥がいますよね。
なんでこの鳥が一斉に鳴いているのに、なぜか同種の声だけを聞き分けられることができるんだと。ムグイスだったら、ムグイスの方法機器を聞きたいけども、メジロンとかホウジロンも鳴いてるし、聞き取りづらいな、ツバメも鳴いてるしな、なんか聞き取りづらいとか思いません?でもね、そうじゃないんですよね。
実はですね、人間でいう方言のようなものがあるらしいんですね。同じ種類の鳥でも地域によって鳴き声のパターンが微妙に違うということなんですね。鳥たちはこの違いを聞き分けて、あ、この声は、この声はうちの仲間だということを認識してですね、ちょっとね、個性があるというかですね、そういった方言を聞き分けて、自分の同種の鳥だけを聞き分けて、あ、襲おるやん、みたいな感じでパートナーを探したりとかですね。
そういった都合になるように聞き分けているという、素晴らしいですよね。でもね、ドーンコーラスを楽しみたいと、今盛り鳴いておりますから、10種類ぐらい聞き分けることができると立派なバードウォッチャーとして認められるということですから、コーラス楽しみたいですよね。
おすすめの楽しみ方をですね、先ほどの鳥類学者の冗談いらたしがね、進めておるんですけども、コーヒーや紅茶を持ってベランダでゆっくりしてみたらどうかとかですね、スマホで録音して、後でどんな鳥がいたのかを調べてみるとかですね、この声はどの鳥?というふうに家族や友人とクイズ形式で楽しむということで、全部ね、鳥の名前がわからなくてもOKということで、自然の音楽を楽しむ気持ちで聞いてみてくださいと。
確かにそうですよね。鳥なんか聞いてると安らぎません?今この時期ね、テント張ってね、キャンプすると最高ですよ。朝ね、鳥の声で目覚めることができるんで、普段は言ってほしいかもしれないけど、自然の中で溶け込んでね、キャンプとかするとですね、鳥の鳴き声ってやっぱりええなっていうふうに思いますからね。
だからそういった楽しみ方もいいよということでね。このドンコーラス、自然のコンサートですけども、自然のバロメーターとして科学者たちも注目しているらしいんですね。
どの鳥がどのくらい鳴いているかで環境の変化がわかるということで、例えばですね、ある種類の鳥が減っていたら、その地域の生態系に異変が起きている可能性があるということで、
ウグイス鳴いとったけど、今年は全然鳴いてないなってなると、ウグイスなんかあったんかなとかね、自然環境変わっちゃったのかな、エサが少なくなったのかなと。植物がエサとなると植物とか昆虫が少なくなったんじゃないかっていうふうにして、
ドンコーラスの強弱によって、自然の生態系を考える、査定するバロメーターにもなっているということで、たまに自然の声に耳を傾けて、声のセンサーを聞き分けながら、自然環境を考えるということも、このドンコーラスのいいところだということが言えるわけなんですね。
ということで、今盛んに鳴いております。愛鳥習慣の真っ盛りですから、ぜひ早起きしてみて、普段は聞かない自然の音を耳にすましてみて、鳥の声を聞いてみたらいかがでしょうかということで、今日はこの辺にしたいと思います。それではみなさん、さよなら。バイバイ。
11:28

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