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2025-12-28 13:17

【情報の濾過器】99%を捨て、1%を刺す。現場の空気を変える振る舞い

プレゼンも対面も、情報は捨ててこそ輝く。膨大な観察から抽出した「一滴」の言葉で、場を動かす情報の取り方・動かし方。

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サマリー

このエピソードでは、情報処理におけるインプットからアウトプットまでのプロセスや、相談を通じて得られる経験が語られています。特に、心理的安全性を持った環境の重要性が強調され、効果的な対話を進めるために、人々の話をより良く引き出すことが述べられています。また、情報の濾過器としての役割を果たすためには、効率的なコミュニケーションが重要であり、聞き手の姿勢についても議論されています。話を聞く時間とその後の要約の仕方が、効果的なアウトプットに繋がることも強調されています。

情報処理のプロセス
はい、お疲れ様です。小松でございます。今日もですね、ちょっとインプット、スループット、アウトプットみたいな話を、相談、人の話を聞いたりとかして、まとめるっていうような、そういう場面ですね。面談でもいいし、対談しながら、プレゼンテーションしながら、こうやっていくっていう時にも使うし、
あとは何だろう、コメントをね、いろんなテレビとかメディアに出まくってるので、そういう時にするっていう時に、どんな頭の使い方をしていくのかっていうような、ちょっと応用編みたいな話。
前回はね、表現とか、特定の自分の中心、基本は自分一人のアウトプットの話をしましたけど、今日はね、対人というか、人を巻き込んだ上でのね、情報の処理、処理というかね、対応の仕方みたいな、そんな話をしてみたいなというふうに思っています。
前回のおさらいなんですけれども、情報をね、頭の中で反数というかね、処理する場合は、インプット、スループット、アウトプットっていうのがあってですね、多くの人がそれが正三角形だというふうに思うんですね。
ただ僕は逆三角形でしてる。つまり、インプットはたくさんの情報とかそのあたりをできるだけ浴びまくると。そしてスループットはややそれは少なめなんだけれども、割と時間をかけるというか、何度も何度もその機会を作るっていうことですよね、頭の中で。
そしてアウトプットは一瞬でやるっていうような、その一点集中みたいなことをね、やるってことを少し僕は伝えました。で、今日はこれを例えばなんですけど、僕ね相談めちゃくちゃ受けるというか、これ職業的に学生相談やるわけですよね。
例えば、給学、退学、副学、そしてゼミでの自分のやりたいこととかね、研究を何にしようかなとかね、そういう相談っていうのをね、さっきね、実は今年の2025年見てたんですけれども、すさまじく多いですね。月で言うとどうだろう、50本ぐらいやってるかな月。だから年間で言うと600人ぐらいの話聞いてるんですよ。
そんなに人数的には多い少ないあるけれどね、これもう精神科医と同じぐらいの分量、いやそれ以上やってるなというふうに思うんですけど、まあ500回ぐらいやってるわけなんですよね。で、そこでもう本当にこれはもうね、経験的に進化ってきたような話ではあるんですけども、とにかく僕ね、聞き上手なんですよね。これもう本当に僕と直接話した方はわかると思うんだけど、聞くんですよね、人の話。
で、一番これ言っとくけど難しいのがね、最初なんですよ。インプットの仕方、つまり人の話を聞くっていうのがいかに難しいかっていうことなんですよね。で、僕はこれを本能的にやっちゃってる。本能ではないけど、まあ工夫してますよ、努力して。それやってるのはですね、人が安心して喋って、どんどん喋ってくださるような環境を僕は作ってますね。
やりすぎるともう魂持ってかれるので、まあそこは止めますけど、まあ知り合いでもなんでもですね、僕は喋らないけど、相談されるときはとにかく長くなっちゃうんですよね。30分だとか言いながらも気がついたら2時間とかね、まあ90分とかね、そういうふうにして、まあ人が安心して喋っちゃうんですよね。
で、なんでそれをやってしまうのかっていうところなんですけど、やっぱりね、いろんな後でね、アドバイスするなり何かまとめるなりってした場合に、やっぱり情報量多い方がいいんですよ、人の話って。で、いろんな症状とかね、お悩みがあった場合でも、やっぱり情報が限りがあるけれども、まあ多ければ多いほどいいわけじゃないですか。
で、そこの部分でやっぱり最初のインプットやっぱりたくさんやっぱり話を聞いたりとか、情報を集めますよね。で、これがね対談とか相談もそうなんだけど、人が安心して喋れる環境づくりっていうのが、まあこれめちゃくちゃ難しくって、まあこれ種明かしするとね、やっぱり心理的安全性じゃないですかね。
心理的安全性の構築
受け止めるんですよね。そう、否定もせずに受け止める。これ、まあ別にね、傾聴する人って誰でもやってんだけど、とにかくそこを概念じゃなくて、そういうふうに実際に動いてるというか運用できてるっていうのが、まあこれありがたくね、奇跡だと思うんですけれども、そういうところがね、あると思うんですよね。
で、そこはね、聞く、そして聞いてる時にね、頭の中ですごくスループってやってるんですよ。つまり人の話って断片的だったりね、あっち飛んだり、こっち飛んだりってするじゃないですか。まあそれを、何て言うのかな、統合したりまとめたりとか、自分なりに考えを乗せたりとか、時にはどうだろう、同じこと何遍も言ってて飽きるけどね、人が同じこと喋るからね。
そこが関連づけて一つの意味として、まあなんていうか、まとめるというか、重要度を高めていくとかね、同じこと何遍も言っていくことは何度も言いたいわけだから、その人にとっては重要度高いわけじゃないですか。まあそれをやって、そして形にしていくっていうことをね、形というのは自分なりに頭の中でね、まとめていくわけですよ。
まあAIがね、それ今やってるからわかると思うんですけど、AIの良さってやっぱり、いろんな案件、A案、B案、C案とかね、そういう事項をですね、神の命みたいな感じ、神の視点によってインテグレーションするわけですよ、AIって。統合していくわけじゃないですか。そこの能力ってすさまじいものがあるんだけれども、僕はね、それをね、やっぱり人の話を聞きながら、聞いてながらそこを自分なりに反する。
自分なりに反するして、かたどっていくっていうことをしてるんですね。だから聞いてる状況はね、わかんない、わかんないというかね、適当に左から右へ聞くっていう場合もあるけれども、まあそこそこのちょっとね、重要案件、学生の相談、面談してる時、そして人前で実際に対談とかね、そうしてる時の頭の使い方っていうのはもう本当にね、聞きながら統合してるというか。
スループッとしてるっていう感じですね。反するしてるっていう。そこをやってて、しかも心理的安心して、この人だったらまあ変なこと言わないなとかね、ちょっと安心して喋れるなみたいな、そういう感覚に相手様がなっていただけるっていう、そこなんですよね。
まあこれってね、なんかね、ノウハウとかあるけど無理。ノウハウ使ってもこれ無理だもん。無理なんですよね。これ何がね、こういうふうになっていけるかって言ったらね、もう一つしかね、これね、これあんまり言いたくないんだけど、一つしかこれないですよね。やり方。これね、数なんですよね。僕は今までどうだろう。
多分ね、聖火大学24年いるけど、そうだな。10万回はしてるんじゃないですかね、それね。最低でも10万回ですよね。だから1年で言ったらだいたい5000回はやってるわけだから。
月で500回とか言ってるからね。10万回やってようやくわかるみたいなところがあるので、これはちょっと経験しか、僕はね、なんかその慶長の会とかね、そういうのね、ワークショップ受けたことないですからね。今までのところがあったりするということと、割と昔から人の話聞くのが好きというか、だって喋ってるとね、僕は喋らないで相手様が喋るとですね、いろんなことを教えてくれるじゃないですか。
すごくありがたいことで、こんなこともあるんだ、あんなこともあるんだみたいな形で、すごくね、なんかその時間が愛おしいというかね、まあ体力があった場合はどんどん聞け、もっと聞きたいなあっていうようなところがあったり、あとね、僕は祖母の話をよく聞いたり、母の話をよく聞いたりしてることがあったんですけど、
そんなふうにね、なんか、そうそう、人の話聞くのがすごく好きというか、そういう家族の中の役割ですかね、そんなふうなことをやっていたので、今ね、こうしてペラペラペラペラの音声配信で喋ってるけれども、普段は喋らないんですよね、あんまりね。
そんなふうなことをしてます。だからね、特性としてはある程度経験積んだらそれできるんじゃないですかっていうことなんですよね。
で、そこをやっていきながら、インプットの人様から話を聞くっていう情報の量を増やしていくっていうことですね。30分でもいいですよ。15分でもいいので、そういうふうにやっていてですね。
そしてそこにカップリングするプットが入ってると。で、そこから話ばっかり聞くわけでも限界というか、そこで終わらないですからね、相談。なんかアドバイスしたりとか、なんかそこでちょっと一言二言言うわけじゃないですか。
そこが僕アウトプットだって思うんですけど、それどうするかというと、一言でまとめるんですよ。たくさん言わない。君の言ってることよくわかった。じゃあこんなふうにしたらいいんじゃないっていうのを、まあ15秒ぐらい喋るかな。
だからね、学生の相談で受けるとしたら、学生が10喋ったら1も喋らないですよね。多くて0.5ぐらいで話を止めますね。だって聞いてくれるってことが一番大事ですもん。
ただね、喋る時のタイミングとか喋る内容は、たくさん編集とかスループットしてないと、そういうことにはならないんですよ。刺さる話には絶対ならないので、それをどう言うかっていうのは、やっぱり聞いてないとわからないと思いますね。
そんなふうにしてですね、とにかく聞いてる時に情報量めちゃくちゃ集めてですね、そして頭の中でそれを統合して構造化してですね、そしてある時になったらずっと喋ってもらうわけにはいかないから、パパッと喋って切り上げるんですよ。
さっきの最初の話みたいに2時間も3時間もっていうのもあるよ。それは友達とか家族とかそういう時なんかはそうするんだけど、次の人が面倒待ってたりとかお仕事とか計画がありますから、そういうところで長いこと聞くわけにはいかないですからね。
そういう時にはちゃんと切り上げるっていうことはやっぱり礼儀ですからね、人にとっても自分にとってもね。エネルギー使って次のことができなくなったら最悪じゃないですか。だから締める時は分かったとかね、帰る用意をするとかね、よしここで終わろうとかね、よしわかったパーンとか手を叩いたりする時あるんだけど、
それはね、長くなるに決まってます人って本当間違いなくね。小松と喋ると長いこと喋るよみんな本当ね、なんでかしらんけどね、っていうのをやっぱり止めるっていうのも大事なことじゃないですかね。空気がよのんできたからちょっと窓を開けようとかね、もうやめましょうって言わないですよ、別の言葉で言うんですけども。
そんな風にしてですね、終わる時にはシュパッと終わるっていうような、どうですかこれもね逆三角形じゃないですか。喋りを聞く時間をとにかくね、30分になったら28分ぐらい人の話聞きますね。
そして1分ぐらいかな2分ぐらいでパパッと、だいたいこうでしょって感じでまとめて終わるっていうことなんですよね。これ誰のやり方かは多分ね、鋭い方は分かると思うんだけどね。
結果的にその方もやっぱりそれと同じじゃないですかね、本当にね。そういう感じの使い方ね、どうなったかここでは言えませんけど、分かるよね、分かる人にはね。
情報の取り方と実践
そうなんですよ、じゃあ別のとこなんかしようかなみたいな感じで終わるので。そんな感じの使い方、だから情報の自分なりに取ることもですね、相談とか面談とかね、人との対談とか、そういう公の場でちょっと司会的にやる場合の頭の使い方っていうのも似てるのでね。
そんな感じで皆さんも参考にしていただければいいかなということで、今回はですね、情報の取り方をね、現場の事例をもとにお伝えいたしました。
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