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音声業界の海外市場が見えてくる番組 ポッドキャストアンバサダー

「文字と音声を考える」シリーズの最終回はゲスト回

「Voicyパーソナリティーの勝手にみらい会議」第6弾(後半)

ゲスト:NewsPicksの野村高文さん

配信番組:NewsPicksニュースレター

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音声業界の海外市場が見えてくる番組、PODCAST AMBASSADOR。この番組では、自称オーディオジャーナリストであるあらいりなが、音声を通じて、音声業界の気になるニュースや注目の動きをお伝えします。
音声配信者やポッドキャスターが知っておきたい情報、音声配信が気になっている企業に役立つ視点を、業界目線とリスナー目線でお届けしていきます。
さて、今回は前回の放送、ボイシーパーソナリティの勝手に未来会議第6弾でお迎えした、ニュースピックス音声事業プロデューサーの野村貴文さんをお迎えしたゲスト回、後半をお届けしたいと思います。
今回はですね、7月からお送りしてきました、文字と音声を考えるシリーズの大取り、最終回を飾るゲストとして、編集者から見る音声メディアについてお話を伺ったインタビューの回です。
今回の後半ではですね、この番組初のお便りをもとに音声で情報をわかりやすく伝える方法、音声メディアと文字メディアそれぞれの特性や読み手や聞き手の違いについて野村さんにお伺いいたしました。
それでは早速ボイシーパーソナリティの勝手に未来会議第6弾、後半をお楽しみください。
ちょっとですね早速お便りをいただいてますので、そこからお伺いしたいと思います。
音声配信をされているアッキーさんという方です。野村さんの番組いつも楽しく拝聴しています。野村さんの音声を拝聴していると、相手にとってわかりやすく論理的に話されていると感じます。
相手にとって何か伝えるときは話し方で何か意識されていることもあるのでしょうか。編集やコンサルの経験が話し方に影響しているのでしょうか。教えてください。とのことです。
はい。ありがとうございます。すごいわかりやすいんですよね。野村さんの放送って。論理的に話すコツですよね。
これはですね、あるんですよコツが。あるんですよって言ってもらえるんですけど、えっと、秘訣はですね、話す順番にありまして、現在、過去、未来の順番で話すっていうのがポイントなんですよ。
現在、過去、未来の順番で話す。
で、これはちょっと、現在、過去、未来っていうのは一つの秘訣なんですけど、えっと、それをもうちょっとビジネス的なことで言う、ビジネス的なその何でしょうかね、応用して言うと、今起きていること、それからそれまでの経緯、そして今後の見通しっていう順番で話すのがポイントなんですね。
で、これ何が言いたいかっていうと、最初に、まあ現在の話、今起きていることの話、これ何かっていうと、ここで一番大事なポイントはこれですっていうふうに、メッセージを最初にこう伝えてしまうっていうのが結構ポイントなんですよね。
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結論から話せみたいなことをよく言いますけど、私は今のことから話すっていうのが結構いいかなと思っていて、何が伝えたいのかっていうときに、私はこれが伝えたいですっていうのを最初に言うのがいいんじゃないかなと思ってるんですね。
で、その後に、じゃあそれが一体何なのかっていう背景情報、経緯とか背景情報っていうのをその後に説明していくと。
そうすると、過去を振り返っていくと現在に戻ってくるじゃないですか。
で、現在に戻ってきて、じゃあ今後こういうふうに見通しがありますとか、もしくは仕事の相談だったら、ということがあるんですけど、今後どうしましょうか、私はこう考えてるんですけどどうですか、みたいなふうに上司とか取引先の人に伝えることができるというところで、
多くの人は何かを説明しようとすると、過去から未来に一直線に時間が走っちゃうんですよ。
時系列で話したくなるっていうのはわかりますね、確かに。
そう、で、それだと別にいいんですけど、過去の経緯を話してるときに相手はその話がどこに着地するのかなかなかわからずに、ちょっとこれどういうつもりで聞いたらいいんだろうっていうふうに若干迷子になっちゃうんですよね。
はいはいはい。
コンサル用語で言うとそういうのはso whatって言うんですけど、要するにで、なに。
で、なにっていうことですね。
で、なにがないと情報っていうのはなかなか相手に伝わらないというか、むしろその受け手の側が受け取ってくれないんですよね。
だからそので、なにっていうso whatっていうのを最初に伝えて、その詳しい背景と、じゃあ今後こうしていったらいいですよっていうことをその後に付け加えるっていう流れでしゃべると、かなりそれだけで変わりますね。
現在、過去、未来の順番で話すっていうその文章なんですけど、これはアッキーさんの質問にもあった、編集とかコンサルでやっていた技術を音声にも応用してるっていうような感じなのか。
めっちゃしてますね。
まず編集の技術っていうのは何かっていうと、編集の技術ってどういう技術かっていっぱいいろんな要素があるんですけど、そのうちの一つの大きいところに構成力っていうのがあるんですよ。
構成、ストラクチャーの構成ですね。
直す方じゃなくてストラクチャーの方。
構成能力って何かっていうと、要はどういう順番で情報を並べていけば一番読者がスムーズに受け取ってくれるのかっていうのを考える能力なんですよ。
例えばそれって数千字の雑誌記事も書籍も考えることは同じで、要は最初の書き出し、最初の話題は何、その次どういうふうに展開していって、最後何で落とせば読者の方々はなんか面白いもの読んだなっていうふうに感じてくれるかっていうことなんですよね。
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結構その典型的な作り方が、最初は自治的な話題とか、皆さんが今多分興味を持っているであろう話題から始めるっていうのが典型的な作り方なんですよ。
共感しやすいですもんね。
共感しやすいですよね。
そうそう。だからまあまあ本当今この点で言うと、ちょっとごめんなさい収録時点ずれてるかもしれないですけど、オリンピックでメダルラッシュが起きてますねっていう話題。
これも誰もがああそうだなってなるじゃないですか。
オリンピックでメダルラッシュが起きてますね。いやすごいですよね、なんかこんだけメダルが続いてるみたいなテキトーですけど。
じゃあちょっとどうですか、せっかくなんで日本代表がこれまでどういうふうなオリンピックのメダルの経過をたどってきたか振り返ってみましょう。
最初に日本がオリンピックに出場したのは1800何年でみたいな、なんかそんなような展開につなげていきますよね。
ごめんなさい、今ちょっとさらっとテキトーにっておっしゃったんですけど、そのメダルを振り返ってみましょう。
聞いてるだけで、ラジオ番組とかテレビ番組聞いてる雰囲気になりましたね。
そうですか。でもね、それはやっぱり、どうぞ。
確かにその大きな構成力って言ったところを取られたところなんだろうなと思うんですけど、それ耳から聞いてて、今まで聞いててわかりやすかった。
テレビでも同じようなパターンで聞いてたし、雑誌でもそうだったなって思うと、そのパターンを音声で言われてもですね、確かに耳から情報が入ってきやすいなっていうのはすごく今思いました。
結構だから、おそらくその書籍とか雑誌の作り方と音声の作り方は結構能力的に似通った部分があるっていうことだと思うんですよね。
で、一方でその新聞とか、もうちょっとスポットで話をするもの、短い情報が固まってるものっていうのは、ちょっと音声とは別の能力になってくるというところがあるってことですね。
で、もう一個コンサルの経験が話し方に影響してるんでしょうかっていうふうに書いていただいてますけど、これもやっぱり自分としては結構影響を受けていまして、
それは先ほどちょっと申し上げた、そうわっとが何かっていうところなんですよね。
コンサルがやっぱり一番上司から詰められるのは、詰められるって言っちゃいますけど、若手コンサルって必死に指摘されるところですね。
ちょっとマイルドに言うとね。若手コンサルって必死でリサーチをするんですよ。市場の調査であるとか、
例えば何かビジネスを新しく立ち上げたいというときは、類似する事例がないかとかですね。
あとは関係者にヒアリングをかけて、今この企業の課題がどこにあるのかみたいな話をリサーチするんですよね。
つまり生の情報っていうのがいっぱいまず手に入る状態にあるんですよ。
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ただそれをそのまま刺身みたいにかじょ掛けに並べて、はいよろしくみたいな感じで出しても、
それっていうのは生産物にならないんですよね。
やっぱりそのいろんな単なる情報というか、ファクトというんですかね。
それが集まって、要は何なのかっていうことを言わなきゃいけないんですよ。
そこでやっぱり音声で情報を伝えるときも、まずは経緯を説明していって、
要は何なのかっていうところをちゃんと言うっていうことは結構そこで身につけまして。
これ今お伺いしてて、音声業界とかでよく言うストーリーテリングっていうのにすごくつながるなと思ったんですね。
ストーリーテリングってね、ビジネス上とかでも結構よく今出てくる方々だと思うんですけれども、
何か情報を伝えるときに一番相手に伝わりやすい方法で話を組み立てましょう。
先ほどの構成力しかり、話の現在、過去、未来っていうその順番しかりもそうなんですけど、
その相手に一番届く話の作り方、それがコンサルでもそういうような経験にもつながっていますし、
編集でもそうだし、音声でもそうだしって結局情報を伝えるって、
要は人間から人間に何か情報を伝えるって、どんな昔から2000年前からずっと言ったことなんで、
キリストだってそうだろうし、仏教だってそうだろうし、そこで使ってた技術って今どんなビジネスでも、
どんな媒体、文字だろうが音声だろうがつながってるんだなっていうふうに今ちょっと話を伺ってつながったんですけども、
今までの経験を音声に使ってらっしゃるっていう話を野村さんからしていただいたんですけども、
逆に文字だったら文字に適している情報と音声で適している情報っていうのもあるんじゃないかなと思ってまして、
ニュースピックスニュースレターのポッドキャストを例にとると、
これデイリーブリーフィングっていう文字のニュースと連動して音声の発信されているっていうところだと思うんですけども、
番組の建前としては、文字では書いてあるけど音声では言わないこととか、音声だからこそ付け加えることとか、
そういうのって文字と音声で情報の取り扱いの違い方ってあるんですか?
ありますね。これ傾向なんですけど、文字の方がよりファクトを厳密に書いていくというか、
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数字を出したりとか固有名詞を出したりとか、その背景っていうのが一体どうであってっていうのをより正確に書いていくことが求められるんですよ。
情報密度が高いとでも言うんですかね。
少なくとも、例えば2000字の文章の中でも、かなりのファクトっていうのがそこに詰められていて、
たった50文字か100文字書くだけでも、ちゃんと調べて書いてるっていうようなのが文字なんですよ。
でも文字ってやっぱりそういう伝達に向いてるんですよね。
最近だとちょっと薄いような記事もネット上で散見されますけど、情報量少ねえなみたいな記事もあったりするんですけど、
本から見るとちょっとダメだなみたいな。
ありますあります。これ書いてる人自身が分かってないなとか、雰囲気で書いてるなみたいなのもあったりする。
それはちょっと本論から外れますけど、あるんですけど、ただ原則としては文字って結構情報量が多い、
厚い情報量、密度が濃いメディアなんですよ。
なんでより書き手としても厳密さが求められると。
音声もそういうふうにまず適当に喋ったってはいけないんですけど、
ただ紙のテキストのままそれを全部読み原稿に落とそうとしちゃうと、
逆に情報過多になってしまって、人間の処理能力を超えちゃうんですよ。
確かにそうですよね。
それはやっぱりかなり頭がいい人じゃないと、全部消化できないっていうふうになってしまうので、
ちょっと本当に濃すぎる酒みたいな感じになっちゃうんですよね。
だからそうすると若干水割りをする必要があって、
音声の場合はちょっとそこを丸めてもいいから、
流れでちゃんと理解してもらうように作らなきゃいけないっていうところがあります。
面白いですね。濃い酒を水割りにする役割が音声に変える編集者的な役割みたいな。
そうですね。水割りをするのか、音声をテキストにするときはもう一回上流してアルコール素数を高めるっていう、
その作業が必要で、
これは別にどっちがコンテンツとして良い悪いではないんですね。
もうメディアの特性の問題。
だから別に、だからといってテキストが優れてるっていうつもりは冒頭ないし、
音声を適当に作ってるっていうつもりも冒頭ないんですね。
さらに言うならば、これは受け手の側も一番自分に向いているメディアっていうのがありまして、
テキストを読んで一番理解できる人もいれば、
逆に耳で聞いたりとか、動画で見た方が分かる、記憶に定着するっていう人もいるんですよ。
ちなみにどちらのタイプですか?
私実は聞くタイプなんですよ。テキストの編集者なんだけど。
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だから文字ももちろん読むんですけど、自分の記憶により定着するのは聞いた話なんですね。
これはなんかどうも、両方いるみたいです。視覚優位の人と聴覚優位の人が。
人によってどっちが好きかっていうのもあるし、どっちが向いてるかっていうのもあるんですね。
そうなんですよね。
だからそれで言うと、ある程度音声で大まかに全体像を掴んで、
さらにそのディテールを知りたかったら、そこからテキストで掘っていくみたいなことが受け手としてはできるようになるので。
作り手としてはまずその濃度の違いっていう、求められる適切な濃度の違いっていうのがあると。
受け手としてもそういった特性っていうのを理解した上で、
自分は一体どっちのメディアの方が向いてるんだろうなっていう風に試してみるといいと思うんですよね。
例えば、私ちょっと本読むのが苦手ですっていう方いらっしゃるとするじゃないですか。
結構最近いると思うんですよね、そういう方。
それでまあちょっとその自分は勉強ができないみたいな感じで自己嫌悪に陥ってる方がいるかもしれないんですけど、
ひょっとしたら同じ情報、同じような情報を耳で聞いたり、誰かがその抗議している動画を見たりしたら理解できるかもしれないですよね。
だから全然本が読めないことが悪いんじゃなくて、テキストの情報っていうのがその方は多分慣れてなくて、
だったら第一歩としてはこういうその音声情報、動画情報から入っても全然いいと思うんですよ。
ということは今まで本を出している方とか、今後はじゃあ相手にもっと届けようと思った時に、
じゃあ動画だったりとか、それこそ音声にまで進出をしていくっていうような流れが来るんじゃないかという風にちょっと思ってきちゃいますね。
野村さん、こういう未来ってどういう風に見られていらっしゃいますか?
そうですね、ちょっとそこはどうですかね、迷うところで、全部器用にできれば幅は広がるだろうなって感じはするんですよね。
例えば書籍の編集者であっても、音声とか動画での発信方法を体得しているっていうことだったら、
多分それはツールとしてはかなり有効だと思います。
逆に喋りが上手いんだけど、テキストを書いてもすごい密度の濃いものが書けるっていう人も、
それはそれでかなりいいんじゃないかと思うんですけど、ただ一方で大事なのは、
まずそもそも特定の領域において、ちゃんとその密度の濃いコンテンツが作れるかっていうのが大事だなと思っていて、
中途半端にその横に広げるよりも、このテキストは私にしか作れないとか、
この音声コンテンツは私にしか作れないっていうものをまず得た方が、
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そこから横に広げていった方がいいんじゃないかなという感じがしますね。
野村さんはテキストとしてのプロが、元々のご経験が長くて、
そこから音声というところに少し行き始められていると、会社の中では思うんですけど、
どんどんここから力をもっと入れて、習得したい音声のスキルとかっていうのがあったりしますか?
音声のスキルですか?
音声コンテンツを作るために、もっとこういうところを伸ばしていきたいなとか、
こういうスキルを伸ばせば、もっといい番組が作れるんじゃないかなというふうに思っていらっしゃるところってあったりしますか?
それは私が出役でっていうことですかね?しゃべり手としてっていう感じですか?
しゃべり手としてでもそうなんですけど、私って考えると、
私個人は今からどんどんちょっと勉強したいなと、伸ばしていきたいなと思う音声配信周りのスキルとしたら、
例えば編集のスキルなんですね。
はいはいはい。
しゃべりもそうなんですけども、その技術的なところっていうところ、
それこそアプリでも一つあれば全部簡単に作れるっていう筋があって、
それを使って私は今配信をしてるんですけれども、
ここからどんどん、例えば違うタイプのコンテンツ、
ラジオドラマ的なコンテンツを作ろうと思った時には、
交換音を入れて、どこに入れるのかとか、そういった技術的なところも必要になるなと思っていて、
個人的にはその技術スキルっていうのを今後伸ばしていきたいなというふうに思ってるんですね。
野村さんの場合はどういう、例えばもっと他に磨きをかけたいスキルというのがあったりするのかなと思いまして。
そうですね。なんか多分スキルというよりも、自分の引き出しを増やし続けるっていうのは大事だなと思ってまして、
要は例えば私が聞き手をやるとするじゃないですか、
その相手の話をどれだけ興味深いものにできるかっていうのは、
結構やっぱその聞き手のリテラシーに影響するところが大きいんですよね。
この方が言ってる話っていうのは、こんだけ面白いんだよっていうことを、
ちゃんとリスナーの方々に伝えられるかどうかだと思っていて、
そうするとやっぱり自分の社会に対する着眼点、社会に対する見方とかですね、
あとはそもそもの知識量とか、そういったポイントが大きくなってくるというところだと思うんですよね。
で、あとそのテクニック的なところで言うと、
多分私の場合の課題は、もうちょっと適当に話したほうがいい。
適当に話したほうがいい。
適当に話したほうがいいと思います。
バランな会話帳といった感じですか?
そうですね。例えばなんですけど、別に寝ながら私の話を聞いて、
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明日の朝忘れていても全然問題ないぐらいの話。
雑談系?
そうですね。なんか言ってるようで何も言っていないっていう話を、
割と多少はできるんですけど、もっと多分できるようにしたほうがいいかなと思っていて、
その強弱で、ただ本気の時はちゃんと密度の方で話をするっていう、
そこかなと思ってますね。
いやー、面白い。
でも雑談って難しかったりするんですよね。
どこに向かって言っていいかわからないという。
しかも、天気の話とか、そういうボイン用な雑談ってあるじゃないですか。
でもそれって逆に、それだとむしろ音声コンテンツとしては年で切られちゃうんですよね。
なんか別にずっと聞いてたいんだけど、ただ別に記憶に残らなくてもいいっていうレベルの雑談って、
超高度だと思っていて。
それですね。やりたいのは。
すごい。高度な雑談を目指すと。
高度な雑談を、はい。
面白いですね。
本当にいろんな音声コンテンツたくさんあるんですけれども、
最後にですね、またお便り、メッセージ、先ほどのアッキーさんからもう一つ質問をいただいておりまして、
それで最後にしようかなと思うんですが、
もう一ついただいたアッキーさんからのご質問。
野村さんはプロ式たたみ人ラジオや、みんなのメンタールーム、ニュースピックス、ニュースレターなど数多くの番組で音声配信をされていますが、
音声配信で今後やりたいことや目標などがありましたら教えていただきたいですというふうにいただきました。
はい、目標ですね。今後やりたいこと、目標。
すいません、ちょっとここ折っ込んじゃいました。
これも私最後お伺いしたいなと思ってたんですけれども。
そうですね、ちょっと若干歯切れが悪くなってもいいや。
それで言うと、まず私のアイデンティティが何かっていうと、
芸人さんほど別に話が上手くないというか、別に人を話術で笑わせることができるタイプでもないですし、
作家さんほど別に深い思想が思っているわけではないんですけど、
ただ自分のプロフェッショナリティがどこにあるかというと、
編集者であることなんですよね。
で、それって何かっていうと、面白い方々を発見して、
もしくはもうすでに出られている方々の別の一面っていうのを発見して、
その方の一番魅力的な部分を受け手側の方が分かってくれるように伝えるっていう仕事なんですよね。
それをテキストでもやってきましたし、音声でも自分が聞き手の時はやっているという感じでして、
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それで言うと、音声としてもそういう役割、私の主張を皆さんが聞いてくれっていうわけではなくて、
こんなに面白い方がいらっしゃるよっていうことを伝えていくっていう仕事だなと思ってます。
なのでそれに今後も携わり続けるんだろうなと思ってまして、
それで言うと、やっぱり今後やっていきたいのは、
ご縁があって、自分が関わったコンテンツに関しては高い確率で世の中にちゃんと受け入れられると、
なんかまた面白いものが出てきたなってなっていって、
その結果、今まで知らなかったけどこんな面白い人がいるんだっていうことを、
それで何らか世の中が変わっていくっていうところ。
なんかそれを自分としては理想像にしているという状態ですかね。
いろんな方を紹介して、そこで世界が変わっていくと、
ちょっと黒子みたいな立場のイメージかなと思ったんですけども。
そうですね、手段として自分がモデレーターをやったりとか、
あと一人で語ったりっていうことはやるんですけど、
ただ多分本当の意味では黒子というか、
むしろ誰かに輝いてもらうためにいるという立場だと思うんですよね。
なんでそれをやっていくというのが今後というか、今までも割と一貫してるんですけど。
今後もそのプロフェッショナルを詰めていくと。
そうですね。
音声で言うと、例えばインタビューとか、
インタビュー間の番組とかそういったところも考えていらっしゃったりするんですか。
全然そうですね。
チャンスがあればというか、あとはもしくは自分でやるとしたら、
適切なフォーマットが見つかったらいいんじゃないかなと思ってますね。
面白いですね。
本当に最初から編集者っていうプロの方にお招きして、
いろんな音声のことをお話し伺ったんですけれども、
それこそ最初から、分かりやすく音声で伝えるポイントもお話しいただきましたし、
こういうふうに、どういうふうに音声と文字の違いというのを適切に分かりつつ、
相手に届けるかっていうようなところもいろいろお話しいただきまして、
お便りいただきましたアッキーさんも、私もですね、リスナーの皆さんも、
これは寝ては聞けない雑談だけど、
今日の話はちょっと記憶にとどめていただくタイプかもしれないですね。
記憶にしっかりとどめてもらう、すごく濃いゲスト回だったなというふうに思います。
本当にありがとうございました野村さん。
27:01
ありがとうございました。
今回は、Voicy Personality 勝手にミライケーキ会議第6弾ということで、
ニュースピックスニュースレターのパーソナリティでもあり、
音声事業プロデューサーの野村貴久文さんをお迎えして、
音声と文字を考えるシリーズの取りを飾っていただきました。
はい、それでは本当にありがとうございました。
ありがとうございました。
さて、今回の放送いかがでしたでしょうか。
文字のプロが見る文字メディアと音声メディアそれぞれの特性や情報を取る側、
聞き手や読み手によっても相性があるという話もとっても興味深かったんですよね。
最後は野村さんが目指す理想像も語っていただきました。
私も音声配信周りでどんどんつけていきたいスキル、挑戦することいろいろまだまだあるんですが、
今後もいろんな視点で音声業界を深掘りしていきたいと思います。
最後に、今回番組内でもご紹介した野村さんが担当されている番組、
ニュースピックスニュースレターは毎日平日の朝8時から9時頃に配信をされています。
私も毎朝のお供として楽しみに聞いている一本です。
今回のエピソードの概要欄にもリンクを貼っておりますので、ぜひお聞きください。
今回の放送が役に立った、面白かったという方は、
ぜひApple PodcastやSpotifyからのフォローやレビューも嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
Podcastアンバサダーのあらいりながお送りしました。
それでは次回のエピソードで。
28:43

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