2024-04-08 56:58

#1 積ん読は積むこと自体が目的なのかもしれない

積ん読を解消したいという目的で集まったふたりの男たち。私たちは積ん読の無限ループから抜け出すために、アウトプットのサイクルを決めてインプットしていくことに決めた。果たして二人は積ん読を解消することができるのか?

 

<今回アウトプットしたコンテンツたち>

  • 暇と退屈の倫理学 / 國分 功一郎
  • オウンドメディア進化論 / 平山高敏
  • 人的資本経営時代の持続可能な働き方 / 民岡良
  • バルセロナ原則3.0から考える、PR活動の適切な評価指標とは?(PRスキル研究会)
  • Data Driven PR 旗揚げイベント
     
アウトプット企画の始まり
クボケイタ
今お昼中ですか?
ウラタコウジ
今お昼休憩に入りました。
あ、ほんとですか。
クボケイタ
ゆるっとやりましょうか。これはあれですよね。
スペースでやりたいよねっていうよりは、積ん読解消したいよねが始まりなんですよね。
ウラタコウジ
そうそうそうですね。
クボケイタ
ウラタ君がつぶやいてて、3連休でたくさん本読んだけど、また新しい本6冊買っちゃった。
無限ループしんどいみたいな。
それに対して、じゃあ一緒に積ん読解消するんだったら、アウトプット決めちゃった方が良くないみたいな提案をして。
ウラタコウジ
クボさんから提案してもらって。
クボケイタ
だったら公開しちゃおうよみたいな。
ウラタコウジ
いいですよね。
クボケイタ
そう。それちょっとノリで始めてみた企画です。
で、このタイトルをなるべくプランプに決めようってDMでやり取りしてて、
僕がチャットGPTにタイトルは30個だと思って。
AIで決めたんだよね。
2人ごと学びは緩くていいねみたいな。
なかなかタイトル出てこないよね。
なので全体的にノリで決まってった企画なので、
続くかどうかもわからず、まずちょっとやってみようみたいな感じでやってみましたと。
なんで、ルールとしては一応コンテンツにフォーカスしてアウトプットしてみようよと。
だから読んだ本とか、本に限らず、例えば映像系とかイベント、体験できるコンテンツはOKという感じで、
今週だったり、この1週間でそれぞれが学んだものとか、インプットしたコンテンツをシェアし合って、
それでちょっと新しい、自分それ見たことなかった、読んだことなかった、見たこと知れたらラッキーだよねみたいな感じと、
自分自身もそれによって背中を押されて。
ウラタコウジ
読まないかんと。
クボケイタ
でもさ、結局新しいものを聞いて、よりつんどく増えるっていう可能性もある。
ウラタコウジ
これはそのループが怖くて。
クボケイタ
それが一番怖いけどね。
それはそれでいいんじゃないか。
ウラタコウジ
つんどくって結果的に本を読むことを目的にするんじゃなくて、つんどくを目的にしてる場合もあるんじゃないかって。
僕はこの1週間の学びで察知を得ましたよ。
クボケイタ
つんどく自体が目的?
ウラタコウジ
つんどく自体が目的になってるんじゃないかっていう。
クボケイタ
それ面白いなあ、確かに。
積ん読の目的
クボケイタ
つんどくは増えるものという前提のもとを、アウトプットすること自体は多分意味があるんで、やってみようっていうことね。
ウラタコウジ
そう、つむことにも意味があるけど、アウトプットにも意味があると思うんで。
クボケイタ
そうだね、つむことにもアウトプットにも意味があると。
それでやっていきましょう。
せっかくなんでシェアしたもの、リンクあるやつはすでに投稿していくと後で終えるなと思ったんで、
適宜シェアしていきましょうかと。
あとはこの件僕も話したいって人がいたら、せっかくスペースでやってるんで、
挙手してもらったらゲストとしてあげてもかけてもいいなと。
にしましょうか、コンセプト的には。
どうです?今週というかこの1週間。
いろいろイベントめっちゃありましたね、今週は。
ウラタコウジ
2月の末から確かにイベント続きみたいな感じで。
クボケイタ
結構僕イベント続きだったね。
そうですよね。
その辺のシェアとプラス本を僕はしようかなと思ってて。
何から話す?
浦田くんも結構。
ウラタコウジ
僕のイベント、自分がやったイベントと、
あと昨日はニッテレの大野さんのイベントをしてきていろいろ学びをやりつつ。
本は2冊ぐらいですかね。
クボケイタ
シェアしてたもん、つぶやきで。
あ、してましたしてました。
せっかくなら浦田くんがやってくれてたデータドリブンPRの話からします。
ウラタコウジ
そうですね、共通のインプットということで。
クボケイタ
祝也くんも聞いてるし。
データドリブンPR旗揚げ会、2月29日かな。
2月29日の夜から。
どんな会でした、この会は。
ウラタコウジ
この会はですね、もともとコンセプトを考えるところから結構、
今まで座学中心のイベントとか、お勉強会ですみたいなのが結構あったと思うんですけど、
参加者一人一人が自発的に、こんなことやったらいいんじゃねえかみたいなことを
喋りつつ、それに相乗効果で、いいねいいねみたいな感じで。
勉強会っていうよりはブレスト会みたいな感じを理想的な姿としてイメージしてて。
クボケイタ
あ、もともとそうだったんだ。
ウラタコウジ
そうなんですよ。
先生が登場して説明して、参加者がたくさん学びになりましたっていうのを一つの在り方として。
結構市場にあふれてるというか、そういう機会はあると思うんですけど、
自分が当事者となって、それこそイマーシブルじゃないですけど、
こんなことやりましたって言って、それが賞賛されたり評価されるみたいな機会って、
言ってしまえば大学のゼミみたいな、
ああいうの大人になったら結構なくないかみたいな問題意識とか課題意識が若干あって、
どうせやるんだったら、とりあえずお作法もわからないけどとりあえず勉強してますってよりは、
とりあえずお作法もわからないけど、いろいろやってみましたって人たちと集まるコミュニティを作ろうぜっていうのを、
今聞いてもらってる祝也君と、データドリブのきっかけに。
今まで本とかにもあんまりなってないし、そこらへんが解明されてる分野でもないから、
クボケイタ
これは完全に狙いどこだよねみたいな感じで、始めようっていうことに至った感じですね。
データドリブンPR旗揚げ会の話
クボケイタ
そうだよね。
なんか、ノートとかでの発信もあって、
コミュニティもね、スラックのコミュニティというかグループもあるよね。
ウラタコウジ
はい、立ち上げて、まだ全然アクティブではないんですけど、
これから多分、もうちょっと多分参加者の一人一人の出場とかがもう少し解像度が高まってて、
それなりの安全性もないといけない分野だなと思うんで、
ちょっと安全性を担保しながら、積極的に学びをシェアし合う場になればいいなっていうような構想は持ってます。
クボケイタ
そうだよね。僕も参加者として、参加してみての感想としては、
LTみたいな感じで数人が発表するっていうのは全然ありつも、
人数的にも、小人数だったおかげか、
理論が双方向性があって、それぞれがちゃんと考えを持ってる人が集まってたなっていうか、
だから、聞いて終わりじゃない場に自然となってたのが良かった。
狙ってどうなったかというか、
結果的に多分テーマ的にもある意味、
もしかしたらちょっとニッチかもしれないコミュニティに集まってる人だからこそ、
ウラタコウジ
割とちゃんとそこに対してアウトプットを仕込んでる方が集まったのかなって思った感じだったね。
そうですね。
なんかメンバー、基本的にはスラックで呼びかけて、
クボケイタ
Xで誰でも参加って呼びかけたらもっと人数も集まっただろうしっていうのがあるんですけど、
ウラタコウジ
濃いユーザーというか、データドリブンPRを自分自ら実践する気概のあるメンバーが集まるみたいな感じだったんで、
割と狙い通りというか、めちゃくちゃ考えのある人たちが集まってくださったんで、
今後もそのスタンスで、もしリアルでやる場合でもオンラインでやる場合でもやっていきたいなと思って。
僕自身は主催者でもあり参加者でもある側面があって、めちゃくちゃ刺激になる話がいっぱい出てきたなと思って。
特にツールをうまく使いながら、データをうまく取得しながら、それをどう活用するのかの一つの方法性がいろいろ教えてもらえたなと思って。
実際に僕も実践し始めて。
クボケイタ
あ、もうしてるんだ。
確かに。
開示できない内容が結構あると言ってたけど、すぐにやりたくなるような内容だったよね。
具体的なツールを使った話?
ウラタコウジ
事例があったんで。
実際僕はHubSpotを自分で登録してみて、
クボケイタ
簡単なところで言うと、GmailとAPI連携ができるみたいなのが、普通にHubSpot側でたくさんあるプラットフォームになってるんで。
ウラタコウジ
早速Gmailと連携してみて、Gmailに来たやつを、来たメールをそのまま攻撃リストに登録するとか。
息をするようにデータを取得する仕組みって作れるなって思ったんで。
勉強会の中で、「入力するの大変じゃないですか?」みたいな話がちょくちょく出てたじゃないですか。
確かに、この箱に入れようっていうフローを組もうとすると、
箱に入れるという作業が発生して、それが多くなって、次第に入れなくなって終わるみたいなのがよくあると思うんですけど、
ボタン一つで登録できるんだったらそんな苦じゃない。
むしろボタン一つでリストが溜まってるほうが気持ちいいとか楽しいとか、
クボケイタ
そういう感じにもっと慣れるなっていう学びがあって、
自分でできる範囲でトライしていこうかなっていう気持ちはすごく前向きになりました。
村田さんが言ってたんだけど、データドリブンには3つのデータドリブンがあって、
ウラタコウジ
データ収集、データ活用、データ分析。
クボケイタ
その3つに分けて整理しようみたいな話があったと思うんだけど、
データ収集のところをまさに自動化していくっていうことができると、
そこからつまずいっちゃうと、結局データ溜まんないとか。
ウラタコウジ
そうなんですよね。
クボケイタ
付属人化しちゃうみたいなのがあるじゃないですか。
ウラタコウジ
この頭に全部入れとけばいいや、みたいな感じになりがちなところをいかに頭に入れないかというか。
クボケイタ
結局、フェールスフォースにデータ溜められないみたいな話と同じつまずきになっちゃうという意味がないので、
そこをどう自動化するかっていうのはめちゃくちゃ重要なポイントだなって思うね。
ウラタコウジ
そうなんですよね。
データドリブンっていう一言を言って。
可視化するっていうところに意識が向いちゃうこともあると思うんですけど、
可視化する前の収集ができてないんじゃないっていうのは結構あったり。
この間の会を持ってても、収集のところでアンプトークの祝也くんがこうやってやってますよっていう話を見て、
みんな目からウロコみたいになってて、ここだよなみたいな。
一丁目一番ちはここなんだよなっていうのは思いながら。
どうすれば超自動化で効率よく必要な情報が溜まっていく感じになるのかっていうのはすごく。
ここはみんなの英知を集めて、標準装備としてやっていきたいところなんですよね。
クボケイタ
確かにな。標準装備決めちゃうじゃないけど、みんな前提がどんどん上がっていくみたいなの面白いかもね。
そう。
ウラタコウジ
ここに参加してる人たちは前提条件がだいぶ上がっていくイメージ。
みんな第一段階クリアしてるよねみたいになって、次はそれをどうやって活用したら効率いいんだっけみたいなところに議論が移っていくと、レベルが上がるというか。
クボケイタ
確かにな。
ウラタコウジ
最終的にそこまでいくと、それをどういうふうに経営層にプレゼンすると刺さるような情報として見せられるかねみたいな。
だんだん議論のレベルが上がってくるんですよね。それが欲しいなと思って。
クボケイタ
確かにそうかも。
つんどくの意味と存在意義
クボケイタ
今みたいな実際にアレキデスでやってみましたみたいなシェアとかが次できるかもしれないし、スラック上でシェアしていけるといいなって。
次まだ決まってないよね?
そうですね。日程はまだ決めてなくて、その前にまずはスラックのコミュニティを固めていくっていうのをやらんとなって思ってはいますね。
いい回答ありがとうございます。宿約もありがとうございます。
その前、実は前立に別のイベントも出てて。
ウラタコウジ
そうですね。バルセロナ原則の話がありましたよね。
クボケイタ
PR協会のスキル研究会っていうのがあって、バルセロナ原則3.0から考えるPR活動の適切な評価指標とはっていうテーマで、
インテグレットさんのオフィスでやったんだけど、
PR業、いわゆるPRエジェンシー、それこそ村田くんもいたいろんな会社とか、
共同PRさんとかサンリーサイザーアップさんとか、いろんな会社が参加してるPR業部会ってのがあるんだけど、
そこの若手向けの企画があってですね、そこのイベントの漢字を僕は今やっていて、そこの人の企画としてやったやつなんだけど、
ウラタコウジ
漢字なんですか?
クボケイタ
そこの企画をやってて、毎回いろんなテーマでやってるんですよ。
それこそ危機管理広報をテーマにエレックスさんを呼んでやってもらったりとか、
あとはそれこそ大沢PRさんとうちのPRテーブルでHR、PR採用広報の領域の取り組みとか。
前回がせっかくなのにリアルでやろうということで、ワークショップ形式でやるんだったら何がいいかなってことで、
その評価指標とかを議論しろみたいな感じで、ちょうどインテグラスさんがそういうテーマ取り組んでたので呼んでやりました。
これもすごい面白くて、
バルセロナ原則って国際機関が中心な世界のPR業界標準の効果測定ガイドラインみたいなのがあるじゃない。
それがアップデートされて今バルセロナ原則さんというのになってるんだけど、
これってちゃんと読んだことある?
ウラタコウジ
バルセロナ原則は読んだことありますよ。
クボケイタ
英語だよね全部ね。
ウラタコウジ
僕英語の原文までは読んでない。
クボケイタ
それ何か翻訳化されたものを見たって感じ?
ウラタコウジ
そうですね。
クボケイタ
それの解説もあって、
2010年の当初から広告判断はコミュニケーション価値を測定するものはないって明確に宣言してて中には。
だったら実際の活動においてコミュニケーションのゴールどこに置くべきなの?みたいなところが今回のテーマだった。
バルセロナ原則自体も何個だったかな。
7つぐらいの項目になってて、本当にいろいろあるんだよね。
広告判断の話もあれば、測定と評価はアウトプット、アウトカムに加え潜在的なインパクトを明らかにすべきであるとか、
コミュニケーションの測定と評価は成立さと透明性に基づくべきであるとか、
割といろんな定義がされていて、
これDeepLとChatGPTに予約して整理したものとか、そういうののアウトプットをしてもらったような学びがありつつ、
そこのプラスで参加者でみんなでワークショップをやったのが、
例えばその中でコミュニケーションのゴールってそれぞれ何を目指してるとか、どんなKPIを置いてるっていうのをみんなでアウトプットし合ったみたいな内容になった。
それは結構答えが一つじゃないっていう前提のもとを付箋を張っていって、
その中で経験年数ごとにグループ作るってすごいのよ。
20年以上やってる人たちのグループと3年未満ぐらいのグループみたいなのがあって、
ウラタコウジ
全然出てくる内容が違うんだよね。
なるほど。
クボケイタ
すごい短期的なセッションのものから、やっぱり経験年数が長い人とかPR会社の代表の人とかだと、
やっぱりちょっと視点が経営視点でアウトプットが出てくる。
結構ここにおいてのテーマでワークショップっていうのはPR業だけじゃなくて、
それと企業の広報に携わっている人たちに呼んでもまた次回やりたいなっていうふうに思いましたね。
ウラタコウジ
なるほど。
具体的にどうなんですかね。
20年選手の人たちからすると、
世の中がこうなって経営がこうなってみたいなことを、こういうアクションを通じて達成するのであるみたいな。
そっち系に修練されていくんですか。
クボケイタ
そうね。だから結局、やっぱり露出スコアとかのその先にあるところとか、
企業価値をどう図るかとか、株価がどうこうとか、そういう議論になってたね。
ウラタコウジ
へー。
クボケイタ
インテグレートさんが言ってたのが、結局そのKPIの話でいうと、
例えば単一施策の効果測定で全体感が見えにくいから、
戦略レイヤーと施策レイヤーで分けてKGI、KPIを管理した方がいいよねって話が出て。
ウラタコウジ
うんうん。
クボケイタ
つまりその戦略を決めてった、ビジョンに基づいた戦略があって、
その戦略のKGI、KPIがありつつも、それぞれの施策ごとにもKGI、KPIを置くべきだみたいな。
はい。
っていう整理の仕方とかを具体的に話をしてくれたりしてたのは結構面白かったなと思って。
裏田君とかって割とそういうのって、自分がやるときとかも支援するときとかもそうかもしれないけど、
はい。
この辺でフレームとかってどういうふうに作ってるの?
過去に学んだこととかやってるのかってオリジナルのもので考えたりする?
ウラタコウジ
そうですね。最近はでもOKRとかのキーワードがよく出てくるようになり始めましたね。
クボケイタ
はいはいはい。OKRで決めていく感じ?
ウラタコウジ
はい。でもそれこそ戦略レイヤーとアクションレイヤーじゃないですけど、
いくつか議論するところが分かれてて、
O1に対してKRがあって、それが1個から9個まであるみたいな。
クボケイタ
そんな感じをし始めている。支援側でもそうだし、自社でもそんな感じになり始めてるなと思いますね。
議論する相手って結構経営者と議論してる?
ウラタコウジ
いや、支援のときは経営者が多くて、自社はもう自分たちの部の中って感じですよね。
そうだよね。これってなんだろう、これっていうバチッとした答えがあるのかね、この議論に。
そんなにないんじゃないかなっていう気はしますけどね。
それこそ別の学びのところに接続していくんですけど、
今僕が、まだこれ読み切ってないんですけど読んでる本で、
国文広一郎さんの「暇と退屈の倫理学」っていう本を今読んでるんですけど。
クボケイタ
それちょっとシェアしてってくれちゃった。
ウラタコウジ
「暇と退屈の倫理学」っていう本を、まだ全然冒頭10分の1ぐらいしか読んでないんですけど、
結構10分の1まで読んだ中、すでに禁言にあふれてるというか。
クボケイタ
オードリーの若林さんとかが好きとかいうのを聞いたことがあって。
ウラタコウジ
すごい面白いんですけど、これも結局この本で言ってるのは、
人は目的を達成することを与えられると、やる気を失うみたいなことをすごく最初の冒頭では書いてるんですよ。
要は、例えばギャンブルにハマっちゃう人は、
毎日決まった額をお金がもらえるっていうのと、ギャンブルを楽しめるっていう2つの選択肢が与えられたら、
ギャンブルのほうを選ぶと。
もし一定の金額を、毎日お金をもらえるっていうことをされ続けると、
たぶん生きる記録を失うっていうことを書いてあって。
要はギャンブルしてる人はギャンブルをするということ、
そのスリル感とかハラハラ感みたいなところにやりがいとかを感じているものであって、
決してお金が欲しいってわけじゃないと。
結構いろんなことに通定するんじゃないかなって思ってて。
クボケイタ
確かに。つんどくの話もそれにつながるのかな。
ウラタコウジ
そうそうそうそう。冒頭に僕が言ったのはそれにつながるんですよ。
議論の価値と達成感
ウラタコウジ
つんどくする人って本から知識を得たいっていうところもありつつも、
本をコレクションするとか集めるとか、
今こういうテーマで自分は興味があるんだってことを再確認するためのツールとして、
クボケイタ
つんどくっていう手法があるんじゃないかなっていう。
ウラタコウジ
そういう視点でいくとPRとかもKPIを設定しましょうとか、
どういうKPIがいいかっていう議論を延々し続けてるんですけど、
議論するということを実は求めていて、
結果は別にそんな求めてない場合もあるんじゃないかなっていうのはちょっと。
クボケイタ
あーなるほどねー。議論することを求めてる。
ウラタコウジ
答えのないことに答えを求め続けるっていうことをやってないと、
自分たちの仕事してるって感覚が含まれないと。
仕事のための仕事って言ったらちょっと身も蓋もない感じになっちゃいますけど、
結構そういう側面はあるんじゃないかなと思います。
クボケイタ
確かになー。
まあでも、ワークショップとかって謎の達成感あるけど、
なんか答えを求めてなくても達成感生まれる時あるもんね。
答えがなくても出なくても。
ウラタコウジ
なんか結果もそうなんですけど、プロセスのところにも価値はあって、
広報、もっと言っちゃうとKPIの話もそうですけど、広報活動とかも、
本来のビジネスの活動とかもプロセスに生まれてる価値。
PR活動と広報活動におけるプロセスの重要性
ウラタコウジ
働き手の視点ですけど。
インカムゲインで毎日お金もらえますっていう選択肢があって、
それを好む人もいると思うんですけど、
そんなんじゃ人生、生きてる意味ないっていう人もたぶんいると思ってて。
昔の哲学とか倫理学とかをやってる人たちの話をすごくたくさん引き合いに出してるんですけど、
クボケイタ
みんなそれを知ってる人が多いんだろうなっていう気がすごくしました。
こういう本面白いね。
ウラタコウジ
面白いですよ、めちゃくちゃ。
これを読もうと思ったきっかけも、
本屋さんでたまたま見つけたから買っただけなんですけど、
もともと興味はあって、こういう分野に。
それこそ先週かな、一昨日ぐらいかな、
たまたまNHKの教育テレビで見てたニューシーっていう番組があって、
クボケイタ
カタカナのニューに。
ウラタコウジ
それも哲学の話をしてて、
すごいんですよ、海外の哲学の。
哲学っていうか高度人材みたいな人たちが入る学校だと、
人間とは何か答えなさいっていう一文だけ書いてあって、
それ与えられた時間は6時間なんですよ。
クボケイタ
6時間。
ウラタコウジ
6時間与えられて、人間とは何かを論じなさいっていう入学試験があって、
クボケイタ
それを議事体験でクイズ番組の松丸くんと、
ウラタコウジ
あとAKBだかSKEだか影山裕香さんがトライしてて、
クボケイタ
松丸くんが、トータル15点中で松丸くん0.5点になったんですよ。
ウラタコウジ
ガチのフランスの教授みたいな人がそれを採点して、0.5点ですと。
何が松丸くん問題だったかっていうと、
人間とは何かっていうことに対して、
私は〇〇性と〇〇性と〇〇性だと思うみたいなことを最初に結論付けて、
で、なぜならばっていう論法で、
クボケイタ
論文的な言い方だよね。
哲学のアプローチ
ウラタコウジ
数学の答えを解くような言い方をしてたんですけど、
哲学はそのアプローチじゃないと。哲学の思考は、
問いから始めるんだみたいなことを、教授がすごく言ってて。
対象の産業で良質な問いを立てて、
それを裏付ける理論と反証みたいなことを繰り返して結論付ける。
それが哲学のやり方だみたいなことを説明してて。
影山さんも一部、問いから始めるっていう点で言うと、
始めてたんですけど、途中の反証の要素がちょっと薄かったりとか、
哲学者Aはこう言ってるし、Bはこう言ってる。
だからこうやるっていう結論で言ってたんですけど、
反証がないから点数が下がる。3.5点しかもらってなくて。
これを15点中15点満点で答えてくるフランスの学生、
クボケイタ
すごいね。
いろんな試験を紹介してる番組ってことなの?
ウラタコウジ
そうそう。世界中の英語のテストみたいなやつ。
クボケイタ
そういう感じらしくて結構面白いなと思って。
PRも社会の問いというか、問い立てだもんね。
ウラタコウジ
そうなんですよね。
クボケイタ
問いから始まって、
極論、それに対してのいろんなプロセスを検証してるだけという考え方もあるよね。
ウラタコウジ
そう。そうなんじゃない。
僕この日本大学の倫理学と入試でやってた人間とは何かが通じるところがあるなと思って。
クボケイタ
確かにな。
オンドメディアの立ち上げ
クボケイタ
これちょっと読んでみよう。ツンドクになるかもしれないけど。
でもあれ、とはいえみたいなところ、
それこそいろんなPR試験の裏択もしてると思うんだけどさ、
哲学だけだと当然決められないというかさ、
結果だったり振り返り求められるわけじゃん。
哲学を知った上で論理的に組み立てていくみたいなやり方をしてるの?
それともそうじゃないところで着地させられる感じの?
ウラタコウジ
そうですね。拙速に答えを求めすぎないように周りに検証してるみたいなのがあるかもしれないですね。
クボケイタ
最初からそこの合意取っとく?
ウラタコウジ
そうそうそうそう。
クボケイタ
それ大事だよね。支援する上でね。
ウラタコウジ
支援するもそうだし、自社もそうですけど、
クボケイタ
やっぱり結果とか答えとか、正解を求めすぎてるというか。
ウラタコウジ
正解は今日ないんですと前提で入ってから始めれば、
別にそんなに自分たちの首が締まるところに追い込まれていかないんですけど、
その領域展開を十分にできてない人たちは、
クボケイタ
わりと周りから正解の圧を求められて苦しむ機会が多いんじゃないかなって気がしますよね。
結構こういう哲学系最近読んでる感じ?
ウラタコウジ
哲学系は昔からそんな嫌いじゃなくて、
ビジネス書で手元空いてるなーって時は、哲学っぽい本を買いがちではあります。
クボケイタ
わりと本屋行って気になったの買っていくみたいな感じなの?買い方としては。
ウラタコウジ
Amazonの本屋も一緒ですね。バーッと見て、気になったやつをとりあえずカートに入れて。
逆に久保さんはどういう買い方をします?
クボケイタ
僕は2パターンかな。
1つは、最近だとやっぱりHR領域、人事系の領域に向けたTPRとかを結構やってるから、
人的資本系とか、やっぱりHR系の学ぶべきもの、
分野に特化した最新観とかは全部読むみたいなのが1つと、
あとは結構その一緒に仕事する人とかイベントで一緒に出る人とか、
本出してるパターンってめっちゃあるから、
そういう人の本も必ず買って読むとか、
関係するところから派生していくっていうのが一番多いパターンで、
あとはシンプルに好きなのはエッセイとか、
ノンフィクション系とかも意外と好きなんで、
経営者本とかも結構好きだったりするから、
経営者の事情点とか、あとは一応タレントのエッセイとか、
そういうのもちょっと息抜きに読むみたいな感じのパターンが多いかな。
なるほど。
だから、直近だと、それこそ人的資本系とか、
面白かったのはあれか、オンドメディア進化論って読んだ?
ウラタコウジ
キリンの…
クボケイタ
キリンの平山さんがオンドメディアを立ち上げた本で。
読んでないですね、まだ。
これすごく面白かったね。
いわゆるコンテンツマーケティングの手法を書いてる本もたくさんある中で、
割とこの本はテイクホルダーを巻き込むPRみたいな視点から、
オンドメディアのことが整理されてて、
PRパフォーマンスとしてもすごく勉強になるところだったのと、
コンテンツの評価みたいなポイントに関しても触れられてて、
社内と社会っていう二つの視点について結構明確に語られてるんだよね。
はいはいはい。
なので、単純にこういう内容がいいですよだけじゃなくて、
それをどういうふうに評価していくかっていうところに関しても結構整理されているのと、
それこそサイボーズ式についても紹介される。
本当ですか?
そうそう。オンドの歴史を語る上で欠かせない存在としてっていうので、
コカ・コーラパークとか、
ショータイムズとか、2012年か。
ウラタコウジ
そうですね、2012年です。
クボケイタ
ここがやっぱりポイントとしてあったと。
サイボーズ式はやっぱり何がすごいかって、
それこそ実写の商品を紹介したりっていうマーケティング目的じゃなくて、
ウラタコウジ
コーポレートコミュニケーションとしてのオンドメディアっていうのを確立した存在みたいなことを書かれてて、
クボケイタ
その中、社会向けた、たぶん働き方とかチームで働くとかっていうテーマをもとに、
いろんな人にインタビューしたりコメント出してるから、
実写のことだけを語ってる媒体じゃないじゃないですか。
そこのコーポレートコミュニケーションとしてのオンドメディアっていうものの代表作だよねって話があって、
確かになって思ったんで。
サイボーズ式やっぱすごいよね。
オウンドメディアの挑戦
ウラタコウジ
サイボーズ式はでも、創刊した人が僕の入社した一番最初の上司だったんですけど。
クボケイタ
ああ、そうだよね。
ウラタコウジ
はい。
いろいろ聞いたのは、今でこそ2012年から立ち上げて働き方の代名詞というか、
商品を紹介しないものみたいな感じのポジションを確立してるんですけど、
最初はわりとそうでもなかったらしくて、
クボケイタ
トライアンドエラーをめちゃくちゃ繰り返してたらしいです。
じゃあオンドメディアとしての立ち位置は明確に発色あったわけじゃないんだ。
ウラタコウジ
そう。テストマーケティングの実験場だったんですよ。
クボケイタ
なるほどね。
ウラタコウジ
こういうテーマでやったら世の中からどういう反応があるだろうかみたいなことをいろいろ試して、
社長の青野さんが一週間コーディネートをやってみたとか、
昔のミドルメディアっぽい感じのこともトライしてたんですけど、
その中でたまたま働き方について紹介したら、
めちゃくちゃインプも出たし、効果の実感があったらしくて、
ここ振れワンワンだなみたいな感じで、
そこからそっちの枝にどんどん振り切っていくと、
世の中の反響もあるし。
こういう考え方、こういうコンセプトって世の中的に受け入れられるんだっけみたいなことを
トライする場所みたいな感じに位置づけられてましたね。
クボケイタ
2012年から2020年ぐらいまでの立ち上げから成長のタイミングは。
反応を見ながら変えていくっていうのはすごい効率的というか、
ラボって感じだし、双方向性があっていいよね。
ウラタコウジ
僕が他につんどくしてる失敗の科学っていう本も今後ろにあるんですけど、
読んでないんですけど、内容を見るにトライして失敗してそこから学ぶみたいなことの
いろんなユースケースが出てるみたいな話なんで楽しみにしてるんですけど、
結局なんか、うんうん考えてどうすればいいんだっけとか、
何かをして何かをしないほうがいいんだっけとか、
頭で考えることの時間も大事なんですけど、
クボケイタ
それよりもとりあえずやってみればいいんじゃないみたいな。
ウラタコウジ
ところは、それをうまくいってる企業とか個人と、
それができずに悩んで終わっちゃう企業、個人との配慮は結構開いてる感じがしますよね。
クボケイタ
そうだね。何かやるときっていうスタンスとしてはすごく大事だなって。
一方でオンルメディアってまずやってみようって続かないケースもめちゃくちゃあるから、
結局、割とでも多いのはやっぱり、本にも書いてあるけど、
短期的なKPI多いすぎて、結局負け目的だけだと効果出なくてやめちゃうとかパターンとか、
あとやっぱりリソース問題だよね。
運営できる編集の存在がいないことで続けられなくなっていく。
結局事業の方に癖の高いから、売り上げの方。
っていうのでできなくなるみたいなパターンは結構、最近に限らずというか、
オンルメディアブームが出てからすごいあったなっていう感じだよね。
でも続かないの、みんな考えすぎなんじゃないですかね。
ウラタコウジ
どういうコンテンツを出せばいいかみたいなプロセスをすごいガーッと考えてスケジュール組んで、
やるからたぶん続かないんじゃないかなってなんとなく思いますけど、
とりあえず思いつくままにそれこそ書いてみるみたいなところから始めた場合は、
クボケイタ
カードルがぐんと下がって、今よりもちょっと続きやすくなるんじゃないかなって気はしますけどね。
オンルメディアとかも関わったりすることってある?
ウラタコウジ
今のサイバースティックはほぼ関わってなくて、たまに壁打ちのミーティングが組まれるぐらいの距離感なんですけど。
あとはクライアントのやつもそんなにないですね。
クボケイタ
昔、前のPR会社時代に北欧オウンドメディアみたいなやつが入ったりしてましたけど。
ウラタコウジ
クラシックコムじゃなくて?
クボケイタ
じゃないですね。自動車系のメーカーがやってたやつがあって。
なるほどね。確かにオウンドメディアっていうのを広く捉えたときに、
ノートとかも当然そうだし、僕らが今やってるタレントブックっていうのがオウンドメディア的に捉えられるんだけど、
相談として多いのは、どういうコンテンツを出したらいいかわからない、コンテンツを続けられない、
それをどう振り返ったらいいかわからないみたいなケースが多いので、
そこを一緒に整理してあげるところから入るパターンが多い。
それこそPESOみたいな整理で言うと、
クライアントとアームとソーシャルメディアとオウンドメディアになったときに、
オウンドメディア一つの自分たちでコントロールできる媒体として、
今せっかく使えるものだから使った方がいいよねと。
でもそれだけだとやっぱり届かないから、
PESOの上で整理をし、届けていきましょうっていうのがセオリーなんだろうなって思ってはいて。
そうなったときにやっぱり大乗談の目的によって、
結構オウンドメディアってどういう内容を発信するかが決まってくるから、
戦略の種類とフレームワーク
クボケイタ
割と全体の戦略を決めなきゃいけないところから始まることが多いかな。
とりあえず始めていくみたいなケースは、
とりあえず続けるとやっぱりだいたい終わっちゃうケースはすごく大きく。
ウラタコウジ
PRテーブルさんとか向こうですけど、
ちゃんと予算の枠組みを作ってやるっていう戦略を組んでやらないといけないっていうものもたくさんあるなって思いつく。
クボケイタ
ボトムアップ型とトップダウン型のそれぞれあるかなって気が結構しますよね。
ウラタコウジ
戦略を組んでどういう感じでやっていくのかっていう枠組み、フレームワークをカチッと決めて続かせるパターンも当然ある。
たぶんメルカリのメルカンとかはそういう戦略をちゃんと組み込んでやってる傾向が強いんじゃないかなって気はしたりとか。
クボケイタ
ボトムアップ型って例えばどういうイメージ?
ウラタコウジ
それこそ例明記の細胞組織とかはボトムアップ型なんですよ。
とりあえずやってみようみたいな感じで、結果としてすごい積み上がってたものがあるみたいな。
この話、僕が昨日参加した日テレの大野さんの会員で、若干それに近しいような話が出てきて。
テレビの番組の作り方と新聞の記事の作り方の違いってどこだと思いますかっていう話が出てたんですよ。
面白い整理の仕方だなと思ったのは、新聞は割と理想の核あるべき未来みたいなところから、大冗談から情報を書いていくことが多いと。
テレビは割とお茶の間で見てる主婦が笑って、それを女子会で、ママとの会でネタとして喋れるかというところから、
クボケイタ
何を取り上げるかが決まるみたいな話をちょっとしてて。
割とテレビ的なアプローチだと、どういうふうに発信すると世の中で広がっていくのかみたいな。
ウラタコウジ
それをボトムアップ型と言うのかちょっとわからないですけど。
クボケイタ
あーなるほどね。話題を提供して即起点になるみたいなイメージかな。
そうそうそうそう。
なんか主張強すぎるオンドメディアって、
嫌われる。
ウラタコウジ
でも平山さんの本でも言ってたのは、編集者だったり、ちゃんと考え方が表に出たほうがいいっていう話が書いてある。
クボケイタ
結局そこが不在だと。
主張が見えないと、結局ブレちゃう。
ウラタコウジ
それは何だろうかみたいなね。それはありますよね。
だけど多分そういう双方向性というか、余白があるほうがいいんだろうね、そこに対して。
クボケイタ
オンラインとかウェブの世界って格あるべきっていう理想論から入るパターンと、
オンラインとオフラインのPR施策の違い
ウラタコウジ
ボトムアップの中間にいますよね。
クボケイタ
僕が勝手にそう思っちゃってるだけかもしれないですけど。
まあどっちでも触れるんじゃないかな。
ウラタコウジ
どっちでも触れますよね。
クボケイタ
書かれるから全部。
ウラタコウジ
結構バランス感求められる気がします。
オンドメディアで擦り物じゃなくてオンラインで見れるっていう前提にあるとすると。
クボケイタ
そうだね。確かに。
結構浦田くんはPR会社時代にオフラインイベントとかPRイベント結構やってたじゃないですか。
ウラタコウジ
そうですね。多かったです。
クボケイタ
そういうのとかってその場でが大事って感じだもんね、やっぱり。
そこから広がっていくその場というか何だろうな。
オンドメディアというよりは割とイベントっていう一つのゴールがあって作っていく感じだもんね。
ウラタコウジ
プロセスのゴールもありつつ何かの始まりの号令でもあり、
クボケイタ
仕事のプロセス的には一つの結果みたいな感じでしたね。イベント系は。
またウェブの施策とはまたちょっと考え方も変わってくるよな。
そうですね。
主軸としてはどっちが好き?浦田くん的にオフラインとウェブのPR施策とか。
ウラタコウジ
どうなんですかね。
でもオフラインの施策って、それこそ暇と退屈の倫理学じゃないですけど、
イベントをやることを半分ぐらい目的としてる部分はどうしてもある気がしてて。
わかりやすく言うと、大企業がPRイベントをやる場合は、
クボケイタ
イベントでやって目覚ますテレビに取り上げられましたって社内報告しやすいとか。
ウラタコウジ
そういう力学が働く部分はありますよね。
あれやったのこれって言えるとか。
クボケイタ
ちゃんと絵を作るっていうのがね、大事なこと。
そうそうそうそう。
ウラタコウジ
自分のポートフォリオに悔いを打つじゃないですけど、
そういうために大掛かりのイベント、小規模もそうなんですけど、
クボケイタ
機能してる部分は少なからずあるなと思うんで。
それ自体がクリティカルにマーケティングの課題を解決してるっていうところは、どうなんだろうって思うことはあります。
データドリブンPRの実現
クボケイタ
だからさっきのKPAの話じゃないけど、施策単位だけで見ても結局見えないこともあるんだけど、
今やっていくっていうことの積み重ねでどうなっていくのかが大事なんだろうな。
結局検証の繰り返しなんだろうな。
ウラタコウジ
そうだと思います。
クボケイタ
あとは、クライアントの課題解決はお客様に喜んでもらうことだけではないっていう。
ウラタコウジ
クライアントの課題はもしかしたらお客様のことなんてどうでもいいって思ってる人も、
世界中を見渡せばそれなりにいる属性だと思うんで。
これも身も蓋もないこと言ってますけど。
クボケイタ
結構最初のほうから身も蓋もないことは言ってるよ。
ウラタコウジ
そもそもやりたいことだけなんじゃないかみたいな。
メタ認知的にそういうものであるよねってことを認識しないで、
クボケイタ
錯覚したまま何事にも取り掛かるのが良くないって結構思うんで。
前提を疑っていくっていうのは大事だよな。
ウラタコウジ
そうなんですよね。
別学的な発想かもしれないですけどね。
割と僕は前提疑いおじさんみたいになってるんで。
クボケイタ
いやなんかもうPR業界の応援研馬みたいになってるんですよ。
ウラタコウジ
なんかそれすごい言われるんですけど、どうなんですかね。
それはメリットはあるんですかね。
クボケイタ
いやなんかそういうポジショニングトロードしてるのかなと。
前提疑ったことで結局そういう発想になるのかなって今ちょっとふに落ちた。
ウラタコウジ
あーなるほどなるほど。
クボケイタ
うん。確かにでも何だろうな。
それって権威とか関係ないじゃん。
これまでの、今こうだよねって当たり前を単純に受け入れるだったら簡単だけど、
それだけじゃないよねってところに入るほうが面白いしね。
そういうほうが新しいこと生まれるだろうし。
誰が言ってるかとかを壮大なものとして扱われすぎる嫌いがあると思ってて、
ウラタコウジ
もっとフラットに出てきたアウトプットに対していいのか悪いのかって冷静に、
クボケイタ
自分なりの物差しで判断しててもいいんじゃないかなって思うんですよ。
いやめっちゃいいと思うよ。
だから結構そういうアウトプットをなんかしてほしいな。
この回でも本読んだ上で野田くんのアウトプットが聞けるのはめっちゃ楽しいなって今思った。
ウラタコウジ
ありがとうございます。疑いました。
クボケイタ
疑いから入るっていうね。
もう時間が1時間ぐらいもうちょっと経つけど、あと何かあった?この週のインプットとかに。
ウラタコウジ
この週のインプット、そうですね。
結構本を読んだりすると、この領域の知識自分にはないんだなとか、
こういう本はすごいスラスラ読めるけど、こういう本は読みにくいなってあるじゃないですか。
クボケイタ
それを感じたこの1週間でしたね。
さっきのデータドリブンPRの話じゃないけど、ちょうどこの週読んだ本で、
データドリブン人事の話がちょうど出てきた本があって、
それこそ人的資本経営のテーマの本なんだけど、
人的資本経営時代の持続可能な働き方っていう本で、
HRテクノロジーコンソーシアムっていう協会とかあるんだけど、
そういうとこに理事とかやってる田明岡亮さんっていう方の本なんだね。
スキルとジョブの可視化サービスみたいなのを提供してる会社の代表の方なんだけど、
その方の本、人的資本を俺も追いかけたときに、
2年くらい前からその方の本とか読んだりしてて、
今回は最新刊なんだけど、
そこが人事が直面してる課題の話の中で、
球体前とした業務プロセスからの脱却っていうのが出ていて、
ウラタコウジ
データドリブン人事の実現についても語られてるんですね。
クボケイタ
重要なのはプロセスを回すだけじゃなくて、
蓄積されたデータを活用して意思決定のベースにすることだと。
人事の方が結構HRテック的に進んでたじゃん。
かなり前から言われてるじゃん。
ウラタコウジ
そうですね。
クボケイタ
結構進んでる部分があるだろうから、
これデータドリブンPRにも多分転用できる部分もあるかもなっていうのを読んでて思った。
ウラタコウジ
でも結構そういうの多いですよね。
データドリブン経営とかデータドリブンマーケティングとか、
データドリブン人事とか、
この2010年代からこの10年間かけて、
クボケイタ
めちゃくちゃ多分試行を繰り返されてる気がするんですよね。
ウラタコウジ
この領域は。
クボケイタ
100%検証されてる領域なんだよね、すでに。
ウラタコウジ
そうですよね。
クボケイタ
PRがだから全然遅いんだろうね、追い付いてるか。
ウラタコウジ
いや、そう思います。
クボケイタ
だから立ち上げたってことだと思うんだけど。
ウラタコウジ
ともすれば、我々はそういうデータとかにあんまり影響を受けないものであるぐらいの感じで構えてる人も多いと思うんで、
クボケイタ
僕はその前提を疑いたいなと思いますね。
ウラタコウジ
そうだよね、確かに。
クボケイタ
それこそね、書籍化し、本田総洋って話も言ったけど、
そもそもないのがおかしいもんな。
HRこんなに出てんのにっていうね。
ウラタコウジ
そうなんですよね。
関係人口が少ないっていうのもあるんでしょうけど。
クボケイタ
そうだね、関係人口が少ないからな。
ウラタコウジ
営業とマーケティングと人事っていうところでいくとすごいやっぱりありますけど、
広報はずっと昔からある概念ではありつつも、光を当てられなかった期間も長かったというか。
そうだね。
クボケイタ
この辺はどう転用していけるかって、なんか面白いな。
哲学の領域の思考もあればね、別分野の話を深えるよねみたいなのもあれば、
結構幅広く学んでいくのも面白いですね。
ウラタコウジ
そうですね。
クボケイタ
興味持った。
ウラタコウジ
これ以外だと、大体ジャンル的にはコンセプトメイキングとか近くに考えてると思うと、
クボケイタ
あとは広報系の本も読んだりとか、あとマーケティングの本もですね。
最近やっと経営の難しいやつを読もうと思ってて、
ウラタコウジ
一番やばい、まだ全然手につけたやつが、
クボケイタ
早稲田のビジネススクールでやってる入山先生が書いてる、
ウラタコウジ
世界標準の経営理論っていう本があって、
これは六方全書を超える読者なんで、僕はビビりながら本棚に置いてる。
クボケイタ
分厚い本って、つんどくが目的してるときあるよね。
本当にすごいですよね。その印刷の威力というか。
本棚に置いて満足しちゃうときあるよね。
一週間でどれだけアップデートしていくかわからないけど、整理になりましたね。
ウラタコウジ
そうですね。いい感じだと思います。
ゆるく続ける
クボケイタ
読んだことと今の仕事とかとうまく掛け合わせて、
ウラタコウジ
やっぱり抽象化して、本って具体のまま受け取るというよりは抽象化して自分の中に入れて、
それをどういう日常の仕事に活かせるのかとかを。
クボケイタ
そうそう。繋ぎ合わせた感じになっていくから面白いなと思った。半数するよりも。
ウラタコウジ
そうですね。そうですね。
クボケイタ
ゆるく続けていきましょうかね。
ウラタコウジ
はい。ありがとうございます。
クボケイタ
ただの二人事だと思ってね。もし聞いたら触れてもらえればと思います。
ウラタコウジ
今週最後3分ぐらいで終わりますか。
クボケイタ
イベント周りだったりは今月は結構あるんですか。
ウラタコウジ
イベントはそうですね。すでにあるのは一軒あるぐらいですね。
クボケイタ
あんまり僕はカッチアップしてるんじゃないかもしれない。
PR系とかも集まり、年末はすごく多かったよね。年末年始すごいあって。
2月末もすごい重なってたんだよね。いろんなイベントあって。
ウラタコウジ
そうですよね。そういう気はしました。
クボケイタ
みんなそこに集中して決めたのかわかんないけど。
年度末ですね。3月は。忙しくなると思うんですけど。
浦田君は週3、サイボーズさん?週3、4?
実質今週4ぐらいですね。
ウラタコウジ
実質っていうか、1日7時間勤務っていうだけです。
クボケイタ
はいはい。出社もしてもしなくてもいいみたいな感じですね。
そうです。
ウラタコウジ
僕もじゃあ、もうそろそろ1時になりましたね。
クボケイタ
じゃあ終わりましょうか。
ウラタコウジ
はい。ありがとうございます。これ一応録音してるんで。
クボケイタ
何かしらで活用できるかわかんないけど。
ウラタコウジ
ありがとうございます。
クボケイタ
はい、ではでは。ありがとうございました。
ウラタコウジ
はい、じゃあまた。
クボケイタ
またまた。お疲れ様でーす。
56:58

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