2024-08-03 1:04:31

第81回:【新型インサイト「自分時間」 vs 社会】しごおわでは一日が終われない若者たちに刺す企業コミュニケーション

今回の内容は、各種調査から明らかになる「自分時間を死守したい」という新たなインサイト(=生活者のホンネ)について。会社も恋人も自分時間の「敵」になる時代の気分に、企業はどのようにメッセージしていけばよいのかを考察します。 ■LINEオープンチャット 参加するとマーケティングが学べるラジオコミュニティ。ラジオを聞いた感想や質問なども募集しています。 ⁠⁠⁠⁠https://line.me/ti/g2/3fbjmyPGiq8IlZxQLv_5TmOx84gPu6xQYAIByA 関連記事: 【自分時間 vs 社会という敵】しごおわでは一日が終われない若者たちに刺す企業コミュニケーション - アトリエライフ通信 (hoi-poi.net)

サマリー

マーケターの真夜中ラジオでは、最近気になるトピックが取り上げられています。アラフォーマーケター2人がそれぞれのマーケティングや広告について掘り下げています。今回の話題は新型インサイト「自分時間」vs社会です。若者たちの自分時間への重要性がポイントとなっています。若者たちは職場にあまり期待をせず、自分の時間を大切にしたいというインサイトが生まれています。企業は自社の魅力を示すために、自分時間を提供する職場環境や仕事中の自分時間を増やすツールを考えることが重要です。若者たちの自分時間を取り戻すための新しい広告戦略や、広告デザインによる自分時間の重要性の伝え方に注目しています。世界的なトレンドや地下鉄の広告枠を活用したクリエイティブの事例を通じて、媒体の活用方法についても考察されています。

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みなさん、こんばんは。あした使える聴くネタ帳、マーケターの真夜中ラジオの時間です。
この番組は、アラフォーマーケター2人が最近気になるトピックを取り上げ、それぞれのマーケ間で掘り下げていきます。
最近話題の1人マーケターをはじめ、情報や知見が少ない中で内手を模索する、みなさんのヒントになる視点をお届けしていきます。
スタートアップの思いが伝わるマーケティングを実現する、株式会社エールコネクト代表の宮本です。よろしくお願いします。
同じ島でコピーライターをやってます、じんぼうです。よろしくお願いします。
お願いします。さて、今日のテーマは新型インサイト、自分時間vs社会。
自分時間へのこだわりの現象
しごおわでは一日が終わらない若者たちに刺す企業コミュニケーションですが、このテーマを取り上げた理由は何なんでしょう。
まあね、なんか新社みたいな感じでね。インサイトね。
何の話やねんって思ったかと思います。そうですね。
インサイトはあれですね、消費者の本音みたいな、マーケティング用語のインサイトですね。
インサイトはすごい大事って言われてて、マーケティングを考える時にあらゆるマーケティングのことを色々考える思考の起点となるのが生活者インサイトなんですよね。
消費者が本当は何を求めてんのっていうところですよね。
インサイトは生活者自身も明確には意識できてないというか、言語ができてなくて、グルインとかでパッパ出てくるような話ではないから、
そこを色んなヒントを元に行動とか何かを元に掴んでいくっていうのがマーケティングの核だと言われているっていうことですよね。
ここを掴むのがめちゃくちゃ大事なんですっていうことで、
例えば最近この前10年ぐらいで言うと、SNSとかスマホが出てきて全盛みたいな時だったので、
インサイトの軸となったのって盛りとか場合ね。
よく見られたいとか、あとは共感推しみたいな、誰かに応援したいとか応援している自分を見せたいとか、
みたいな感じの行動にまつわるインサイトが多かったと思うんですけど、
ちょっとそれも一段落してきて、全然なくなっているわけではないんだけども、
ちょっとモードが変わってきたかなっていう感じがしていて、
それの入れ替わりに、最近新しく出てきているトレンドとして、
まだあんまり言われてないから、僕の仮説ではありますが、
自分時間へのこだわりっていうのがすごい顕著に出てきている感じがするんですよね。
なるほど。
これ割とちょっと前の盛り場合とか共感推しみたいな外向きの感情モードに比べて、
自分時間ってどっちかというと内向きなんですよね。
引きこもり?凄もり系の感じで、結構ぶり返してきているなと思っていて、
多分一定反動っていうのもあるだろうし、
あとは環境面もあって、ネットフリックスみたいなサブスク系がクソ充実してきたとか、
リモートワークで必ずしも出社しなくてもよくなったみたいな、
そういうところの環境面もあって、
その相乗効果でガッときたんだろうなと思うんですけど、
急に外向きから内向きに変わったかなという感じがありますね。
インスタでバエたりするのとか、
SNSでバエている人とか見て、自分の休日を落ち込んだりとかするから、
そんな他人の命ばっかり気にして生きていくのもめんどくさいってなるのもわかるからね。
内向きへのぶり返しってあると思うね。
10年くらいやったら飽きるわな。
そうね。
全員がパリピじゃないからな。
そうね。
過去の内向き外向きの心理サイクル
バエない漏らないBリアルみたいなルールも出てきてるけど、
そういうことじゃないだろうと思う人もいっぱいいると思っていて、
だからそもそも発信しなくていいんじゃないみたいな話もあると思うという感じです。
ちょっと俯瞰で考えてみると、内向き外向き内向きっていうのが、
日本ではわりと周期的に繰り返されているなっていう感じがあるので、
周期的にも必然かなという感じもします。
最初の外向きはバブル以降、黄雲、阪神、淡路、大震災までの1980年から1995年くらいまでですね。
ここがわりと外向きの時代ですね。
恋と狂乱の時代って感じですね。
そっか、俺らが小学校の時は恋と狂乱の時代だったわけだ。
そう、そこのベイビーが我々だったわけですね。
なるほど。
トレンディードラマブームとか広告でもね、シンデレラエクスプレス、クリスマスエクスプレスとか、
わりと恋愛にモードが高まっているのが90年までで、
その後バブルは弾けたが、ちょっとサメやらぬところも一定ありましたが、
その目を指したのが95年の震災と大震災でしたっていう感じですね。
その後どうなったかというと、エヴァンゲリオンと心理学ブームがありましたっていう感じで、
95年から我々の思春期の真ん中ですね。
2010年まで、社会人の早々期ぐらいかな、までは打ち向きの時代になりました。
この時のキーワードはまさに自分探しの時代っていう感じだったと思いますね。
なので、サッカー、元日本代表の中田氏もさ、ちょうどこの頃ね、自分探しを始めたじゃないですか。
そういう時期か。
まだ見つかってないような気がしてるんですけど。
そうなのか。最近聞かないね。
そうですよね。この辺り自分探し、村上春樹とかも自分探しの役になったからみたいな感じがあるというところですね。
その後2011年に東日本大震災が起こる。
SNSとスマホが対等してきたっていうところで、一気にモードが変わって、
割とさっき話したつながり共感倍の時代ですね。外向きにパッとシフトします。
その後、コロナがあって再び打ち向きに戻って、その時の今のキーワードは多分自分時間だと思うんですっていう話なんです。
なるほど。
っていう感じですね。
だいたい10年から15年周期で、内向き外向き内向き外向きっていう心理サイクルを日本は繰り返していて、っていう感じです。
ただ、完全に切り替わったっていうんじゃなくて、今挨拶の時代。
広告で言うとね、アテンションインターレスとサーチアクションの時代、
アイドマ、アテンションインターレスとデマンドメモリーアクションの時代が昔あって、
4マスの時代。
そっからGoogleとか出てきて、サーチが生まれてみたいな話があったっていうのが、
マーケティングの基本的なモデルなんですけど、
でも挨拶の時代でもアイドマも同時に動いてて、
例えば田舎のお父ちゃんとかはアイドマで動いてるし、
僕たちも挨拶やることもあればアイドマもやってるってことで、
やっぱり同時並行でやってるので、
過去の価値観は捨て去られるものでなくて、
もちろん場合も意識するし、推したいし、盛りたいし、
だけどそれが第一番ではなくなってきてるなっていうのが多分今だと思うんですよね。
だからそこの過去の価値観も包含しながら、
だからもちろん自分探しだってまだ残ってるし、
恋と競争は僕たちにはないような気もするけどみたいな。
年齢的なものもあるかもしれないけどね、それはね。
そう、そうだね。
そんな感じで、
新しいトレンドが過去のものを上に生まれてきてると思っていて、
自分時間インサイトのマーケティング活用
今回は自分時間へのこだわりみたいなインサイトなんだけど、
割と太い鉱脈、マーケティング的な意味でも太い鉱脈なのかなと思ってるので、
ちょっとそこを取り上げてデータとかも踏まえて考えてみて、
マーケティングにどう使っていけばいいのかなみたいなところを考えてみたいと思ってます。
っていう感じで、本編は別に撮りしてますので、
見合わせは収録で聞いていただいてますが、
どんな点で明日使える企業ネタになりそうですか?
そうですね。
おっしゃる通り確かに自分時間ってあるよな、
どんどん増えていく。
自分時間に対する興味関心とか、
それを欲しいと思う気持ちってどんどん増えていってるなと思ったので、
そう考えるときに自分のやってるサービスとかはどうなんだろう。
この自分時間インサイトの視点から見たときに、
どうかっていうのを考えるのにはいい機会だなと思いましたね。
だからそういう意味でサービスを伸ばしていく上で、
自分時間というものがどんどん大切になっていくとするならば、
その自分時間の中のサービスとして入り込めれば伸びるわけじゃないですか。
例えばさっきのNetflixのサブスクとかっていうのは、
自分時間の中に入っているからどんどんサービスを伸ばしていると。
逆に自分時間に入らないサービス、その敵となるようなサービスっていうのは、
どんどんタイムシェアというか、
消費者が自分に使ってくれる時間を減らされる可能性があるので、
それにどう対応したらいいのかっていうのを、
この自分時間感覚で考えると結構いろんなアイディアが出てくるかもなと思いましたね。
なんか考えるときに1個を照らし合わせるフィルターみたいなものを持っておくと、
多分どこでも使えるような気がするんですよね。
なんか結構僕も食系のサービスやってるんですけど、
同じことをやっててもそれが自分時間に入るか入らないかで全然違う気持ちになるなと思って。
例えば料理が好きな人にとって、素敵な料理を作るっていうのは自分時間じゃないですか。
自分としてやりたいことだから。
でも料理が嫌いな人にとって料理を作るっていうのはやらされてる時間だからできるだけ減らしたい。
自分時間に入ってない時間だと思って。
その辺も同じ料理をするというものも自分時間というインサイトを通すと見え方が変わるので、
そういう観点でユーザ調査だったりとかユーザの話を聞くことをときに見ていくと、
なんか新しい発見がある気がしますね。
そうですね。同じことでも解釈によって随分その位置づけが変わりますもんね。
そう、変わる。
広告コミュニケーションも、実は普段やってた嫌だなと思ってた。
要は自分時間が侵害されてると思ってたことが、
そうか、やり方とか捉え方によっては自分時間じゃんっていう気づきを与えるだけで、
なんかいいよね。
毎日の捨ててた30分が一気に30分に変わるとかって、
これ割と大きな転換だと思うので、
そのいいじゃんって思ったことと同時に多分記憶されるし、
実行にも写される可能性が高いと思うんですよね。
確かに。
まさに本編で紹介したホロ酔いのコピーとかっていうのは、
別にホロ酔いって自分時間に入りやすかったんだろうけど、
別にそのことを多くの消費者が別に気づいてなかったけれども、
自分時間のパートナーなんですよ、ホロ酔いは。
っていうのを伝えることによって一気にブランド価値を上げてると思うんだよな。
その辺、すごい上手いコピーだね。
あとあれでホロ酔いおかわりしやすくなったよね。
なるほど。自分時間だもんつって。
そう、自分時間だ。
今日はとことん楽しものだっていうのを肯定してるじゃないですか。
確かにね。
だからホロ酔い的に言うと、やっぱり一人のLTVが上がるんじゃない?
月の消費本数が増えるんじゃない?
そっか。
まあね、アルコール度数も低いから、少々本数増やしても酔っ払うスピードも遅いだろうから。
スピード遅いしね、たぶん翌朝残らないね、そんなに。
残らないね。
ホロ酔いだったらね。
確かにね。
そう考えると、この軸でコピーとか試作を考えれないかなと一言考えてもいいだろうね。
いいよね。
自分時間の重要性と家族関係の変化
たぶん今って割と星とか映えとか森とか、そっち系をまず考えるじゃないですか。
基本的にはね、今年をヒントにするとか。
そこにプラスオンで、たぶん次半歩先ここだからっていうので、フィルター1個足してみるのがいいと思うんですよね。
確かに。こういうのはね、他の他社がそこのポジションを取る前に取ったほうが絶対いいですからね。
絶対いいですよね。
あともう業界で取っちゃう。ホロ酔いは飲料で行かれたけど、BtoBとかで自分時間訴求とかってのも今回アイデア出しましたけど、
その業界で一番自分時間確保ブランドとしてカテゴリー取るみたいなのは割と面白いと思いますね。
確かに。
自分時間の家とかもいいよね。
でもいいね。なんとなくすごい趣味に凝った家なんだろうなとか思うもんね。
思うもんね。ネットフリックスだけどめちゃくちゃいい音で見れるとは。
ありそう。
わかんないけど。楽しそうですよね。
それでは本編ぜひ聞いてみてください。本編は約44分あります。
途中で聞けなくなった時のためにもここでポッドキャストをフォローしておくと便利です。
それでは行ってみましょう。
さて、しんぼさんの今週のピックアップ。テーマはこちら。
新型インサイト。自分時間vs社会。
志望はでは1日が終わらない若者たちに指す企業コミュニケーションです。
では早速話を聞いてみましょう。
冒頭でもお話した通り、最近の新しいインサイトとして自分時間を支守したい。
何年でも守りたいみたいな。それを妨害するものはすべて敵であるみたいな。
そういう本音というかモードが割と強くなってきているなと。
その足音を感じる感じがして。
最近ではテレビCMでも割とそれをテーマにしたようなの真ん中の表現が出てきたりしているので。
ちょっとフライングゲット気味にそれを紹介したいなというところですね。
まずは箱報道が30年ぶりに調査を行った。
30年ぶりにやったことに多分意味があるんだろうね。今やらないといけないだろうなと思ったんでしょうね。
なるほど。箱報道って毎年毎年生活実態調査だっけ?色々やってたりするけど。
この調査は30年ぶりなんだね。
そうね。多分放置していて、もう一回やろうと思ったんだけど。
なるほど。
やることに意味があると思ったんだろうね。
30年も経ってるから、すごい明確に差が出ていて。
何が一番大きいかというと、家族との距離感がすごく近くなっている。絆がすごい強まっているっていうのがあって。
特に大きく変化したのは、男性とお母さん、母親の関係性ですね。
へー、そうなんだ。
関係性っていうのは共通の趣味を持つっていうことなんですけど。
30年前は20%の男性が持ってますだったのが、30年後の2024年は倍増して41%が持ってますって言ってると。
めちゃくちゃ増えてるんですね。
絶対値で見ると女性の方が多くて、もともと30年前41%だったのが、今は60%っていうことなんですけど。
変化の触れ幅としてはすごく大きくて、特にだから母親との絆が大きくなっているってことですね。
そうなんだ。今の若い子は母親と同じ趣味を持ってるんだね。
そうみたい。
どういう趣味なんやろ。同じアニメが好きとかそういうことなのかな。
多分そういうことなんだと思いますね。
会話をするときの共通のネタが多いのと、あと多分LINEとかSNSとかで、
やっぱり会って話す前にいろいろ情報交換もするんだろうから、会ったときに会うことがイベントになってるみたいなこともあると思うんですよね。
だから盛り上がるみたいなところですね。
確かにこれは自分が若者だったときとはちょっと変わってる感じがするな。
変わってますよね。
この表に参考って書いてて、父親とっていうのがあんまり伸びてないみたいな。
そうなんだ。
これは悲しいところですね。
父親と仲良くはなってないんだ。
33%か41%か7%8%ぐらい増えてるぐらいな。
じゃあ圧倒的に母親との関係が男の子でも良くなってるんだね。
そうだね。これはちょっとなんだろうね。
多分日常的にLINEをいっぱいするのが母親と子供だったりするのかもしれないね。
ちょっとここは深掘れてないですが。
そういう感じ。
恋人よりも友達を重視する傾向
お父さん常に悲しいよね。
確かに。
でも自分が若い頃とかって、母親と仲良くするのってちょっと世の中的に恥ずかしいというか。
友達とかに言えないし、例えば母親と一緒に歩いてるのとかもちょっと見られたくないみたいな感覚があったけど。
そういう無駄な虚勢というか強がりみたいなところが最近は別にいいんじゃね?みたいな感じになってるから。
そうすると母親とのコミュニケーションが増えたりとか、共通の趣味を持つ人が増えたりするのかなという風にはちょっと思ったりするかな。
そうだね。なんか妙な他人の目を意識しすぎるようなところがなくなったりとか、バイアスがなくなったりとかそういうのはあるかもね。
なんかそんな気がするな。
あともう一個ドッキリな要因があると思うんだけど、それはまた別の視点で見てみるとちょっとヒントになるかなと思って。
異性の恋人よりも同性の友達を重視する傾向が強くなる。
そうなんだ。
下にちょっとグラフ出てるんですけど、デートする相手の有無。
30年前はいるが54%だったのが、今はいるが32%で大きくいってます。
その下、今一番欲しいものランキングでは恋人は5位から10位に転落していると。
そうなんだ。
30年前、94年の欲しいものって、お金は今も一番なんだけど、その2番目が月運とか3番目が能力とかだったのがすごい下がってて、それらは。
2024年に2番目は時間28%。3番目が自由24%。これほぼ一緒じゃんみたいな。
一緒だね。
安定した暮らしが4番目で22%。
これもあれだよね。自由があって時間があってお金があって生活を長く暮らし続けたいってことだから、ほぼ同じこと言ってるんだよねみたいな。
そうなんだ。
風に読み取れますと。
全然違ってるね。94年と2024年で欲しいものがね。
欲しいものが全然違ってるし、全部同じこと言ってるじゃんってその一つの強い文明が生まれている感じがあってすごく面白いんだよね。
確かにそうなんだね。
ここで遠ざけられている恋人っていう構図が見えてくる。
確かに恋人とか恋人以外の関係が深くなるとその人に時間を取られるから、時間と自由と安定した暮らしが欲しいんだったら一人の方がいいよね。
そうなんだよね。
それはそうだよな。自分の時間とか自由とかは当然恋人ができると失われるって言ったらあれだけど、一緒にいるのが楽しいってのはあるけれども、自分の時間はちょっと減っちゃうよな。
減っちゃうよね。
だからね、恋愛の対象があるとは言われてますが、その理由が恋愛に夢を抱かなきゃいけなくなったみたいな願望水準の低下っていうのはもちろんあると思うんですけど、それよりも何よりもやっぱり恋人が自分時間の敵になってるっていうことだと思うんですよ。
自分時間と恋愛の関係
そうか。なるほどね。
だからここはね、難しい問題ですよね。
なるほど。
自分時間というのは日増しにどんどん充実していくじゃないですか。サービスクールのサービスはどんどん充実していくし、コンテンツはどんどん増えていくし。
たしかに。たまっていく一方だからね。ストック型やからね。
そうそう。
もうその一方面別に人間が急に魅力的にならないからね。
そうだね。これはでもどうなんだろう。有識自体な気もするけどね。
有識自体ですよね。だからさっきの母親との関係性っていうところに話を戻すと、このように人間は人間とのつながりというのは大事だと思うんですね。
ただそれが割と自分時間の敵になる恋人ではなく、自分時間は確保しながらでも関係性を感じられるとかっていう意味。
あとは自分時間のデータ、見たコンテンツを共有できるみたいなところで言うと、そういう意味も含めて一番守りたいものを自分時間というものに幸せの高いものに流れているというところも言えるんじゃないかなと見ながら思いましたね。
なるほど。これは少子化進むよね。
進むよね。
結婚それはしないし子供も作らないよね。結婚も子供を作るのもどちらも自分の時間と自由と安定した暮らしと一番のお金も全部使うからね。
使いますよね。安定した暮らしって確かにね。しかも自由時間で言うと20年間は捨てるみたいな話になるもんね。
いやーそうですか。なるほど。
ここってさ、構造的な問題なのでこうすればいいみたいなのがあんまり浮かびそうにないよね。
そうだね。ネットフリックス禁止とかね。アマプラ禁止とかね。
そういう小学生のテレビ禁止みたいな感じで若者はコンテンツ見ちゃダメみたいにしない限りなかなかこれは解けないっていうか無理よな。
無理やね。
なんか僕ちょっと前この自分時間での意識する前はさっき言った願望水準の低下だと思ったんですよ。恋愛をどうしてもしたいっていう気持ちが減ってて。
っていうことかなと思って。例えば昔で言うと80年代後半ぐらいからトレンディドラマがブームになって。
割とこうラブロマンスを直接的に描く物語が増えたんだけど90年ちょい経つとちょっとひねりたがったような。
もうラブロマンスストレートはいいわみたいな感じで未成年とかね。人間失格とかね。
まあそっち系の野島的な。なるほど。
やっぱりストレートに描きにくくなったのがあってその後あれだな携帯が出たらすれ違いもできなくなっていた感じで。
どんどんやっぱりラブロマンス切なさみたいなものを描けなくなってきたっていうのがあり。
でそこでやっぱりストレートなラブロマンスを見た人はストレートな恋をするだろうし。
やっぱりひねくれたものを見たらストレートには恋をしないだろうしみたいなところもあるんだろうなぁと思ってたんですよね。
確かにそうね最近のドラマあんまりねラブロマンスないもんね。
なんかこうこの2人付き合ってんのかなと思うけど結局付き合わないとかなんかこう仲良しで終わるみたいなのが多い気がするね。
そうだよね。あとあの逃げ恥とかで言うともうちょっと意味わかんないよね。ラブロマンスをストレートに描きたくないからつってまずは契約から始めましょうとかさっぱり意味がわからない。
どれだけ普通の恋愛を描きたくないんだっていう感じだもんなぁ。
そうあと君の名はみたいな話で言うと時賭けと転校生を2つの映画の2大映画のギミックを無理やりごったりにしてやるとかそれぐらいしないとすれ違いって描けないのかよみたいな話とか。
作り手のエゴだと思うんだよね。同じもの作りたくないっていうのが視聴者にとっては別にね、若いうちはやっぱりストレートなやつ見たいじゃんみたいなのもあると思うんだけどみたいな。
それもどうなんだろうね実際若い人は。韓国映画とかすごいストレートだと思うんだよね。昔の日本のドラマみたいな。
そういうのが好きな人はそういうの見てるんだろうけどなぁ。
そっちが人気行ってあるのは多分そこなんだろうね。他に今その要素がないからこの成分欲しい人がめっちゃ行ってんだろうね。
あーそうだろうね。確かに。
まあそんな感じ。
なるほど。興味深い。
あともう一個データがあって、これ以前エンディングで話したことがあるんですけど、Z世代の職場選びの基準としてアンケートを取ってて、
若者の職場に対する期待
その時話したのは一般的には最近のZ世代っていうのは社会貢献重視とか理念強化が高いとかって言われますよねっていうことで、
データを見てみると確かにZ世代は高いんだけども、でも絶対値で見るとそれが別にZ世代単体で見た時に重視しているわけではなくて、
やはり休み有給が取りやすいとか、給与が多いとか、そういうところが他世代と同じように重視をしている。割合が少ないだけでみたいなところで、
ただ一個言えるのは全体的に数値が低いですと。Z世代は職場に対する期待っていうところで。
何が言えるかというと、職場自体にあんまり期待をしていないっていうことが言えますと。
というのが僕の読み解きで、これは何かっていうと、それも今回の話のインサイトに多分紐づいていて、
自分自身の邪魔をしないでくれってことだと思うんだよね。評価とか残業とかどうでもいいから、
アフターファイブを邪魔しなければ何でもいいわっていう話だと思う。人間関係とかどうでもいいわっていうことだと思う。
そもそも職場にそこまで期待をしないんだと。昇進するとか成長するとか、そういう期待をたくさんかけることはせずに、
とりあえずそれなりの給料をもらって、くじこじで帰らせてくれて、自分の時間を確保してくれるぐらいでいいんですと。
だって十分アフターファイブで自己実現できちゃうんだからさ。
ってことだね。別にすごいお金がかかる趣味とか時間とかでも、そういうのも少ないもんね。
昔は高級被害者乗りたいとかさ、だからお金が必要とかだけど、最近の若い人の趣味って別にサウナ行ったりとかね、お金がかからないもんね。
そうなんだよね。じゃあサウナ行きます、相手と話しますとかで、その会話を充実させるためにはっていう意味でも、
ドラマとかそういうコンテンツに一定触れておかないといけないっていうのがあって、お金のかからない唯一の趣味で充実させるにはやっぱり自分時間確保が必要みたいな、そういうループがあると思うんだよね。
なるほどね。
こういうデータから見てもそういうことなんでしょうと。
なるほど。タイパーとかって言葉もね、時間が足らないから必要とされることかもね。
そうですよね。何に時間が足りないのって言ったら、多分コンテンツを消費する時間なんだろうね。
ってことはね、結局YouTubeとかNetflix見てる時間で忙しくなってるって、なんかね、暇つぶしのためにやってたはずなのに、いつの間にかそれによって忙しくなってるっていう本末転倒な気はするが。
そうですね。
あるし、俺もね、よくスマホどれぐらい時間見てたかとか見たらびっくりするもんね。
そう。
1日2時間とかスマホ見てたって出るわけよ。
2時間ね。
自分時間の重要性
そんなに2時間見てたんやみたいな。
はいはいはい。
思ったりはする。
うん。スラックとか入れたらそれぐらい言ってるかもね。
積み重ねでね、全部そういうことなんだと思うけど、まあ確かに暇で暇でしょうがないなって思ったことは最近ないよね。
ないよね。
いいことなのか悪いことなのかわからないか。
そうだね。もう時代の変化だからどうしようもないよね。
どうしようもないね。
ただ一つこういう自分時間を守りたいっていうインサイトが生まれてきているのは多分明白だと思うので、
じゃあマーケティングにおいてもこの新しく生まれてきたインサイトを軸にいろいろ考えた方がいいだろうっていうことだと思うんですよね。
確かにそうだね。
だからちょっとコミュニケーションでどういう風にすればいいのかっていうのをちょっと考えてみたんですけど、
例えば会社と個人で言うとさっきの話のように、自分時間の時間の奪い合いですね。
そこの闘争が労働者と雇用者で起きていると思うので、そこ大事だなと思うんですね。
で、最近割と求人広告とか中途採用市場みたいなのが盛り上がっている中で、
各社はやっぱり自社の魅力を言語化するみたいなことはすごい難しいというか苦労していると思うんですよね。
その時に一番強い柱となり得るのは実はここで自分時間。
例えばフルリモート、通勤がありませんという会社で、さらに残業もほぼないですという会社であれば、
それがある会社と比べると毎日2時間自分時間が増えるわけじゃないですか、働く人は。
通勤で2時間かもしれないし、残業入れたら3時間かもわからないけど。
残業考えたら2時間で収まらないかもしれないよね。
全然収まらないよね。
普通に通勤に1時間、残業2時間ぐらいとかすると1日3時間ぐらい自分時間取れると考えるとそれは魅力的かもね。
そうだね。そこって割と訴求点になると思ってて、
例えば1日2時間の自分時間付きの仕事、会社であるよってことをアピールもできるし、
1日2時間ってさ、福利構成とかいろいろ今付けたがってるけど、どんな福利構成よりいいじゃないですか。
1日2時間の自分時間が付きます。
そうだね、毎日のことだからね。
毎日のことだからね。
逆にだってこの2時間でさ、例えばお金を稼ぎたいんだったらこの2時間で副業すれば結構稼げるからね。
そうですよね。ありですよね。
確かに。いやでも多いよね。俺も求人でフルリモートの求人集めたリストをメールマガで解いたりとかさ、
するから、そんなにフルリモートの会社がいいんだなと思ったりするけどね。逆に。
そうだね。フルリモートっていうと、まあそれスペックなんだけど、
ベネフィットに聞かれると自分時間が2時間ないし3時間増えるってことで、そういった方がいいよなと思うんですよね。
確かにね。そうだね。
あとはそれが毎日増えるってことですね。
はいはいはいはい。それはでかいよね。
でかいよね。
自分時間を提供する職場環境
確かにそう言われた方がいいね。
フルリモートは逆に転職で考えると、社内のコミュニケーションが取れなくて仲良くなれないんじゃないかとかそういうことを考えちゃうけど、
デメリットも考えちゃうけど、でも1日2時間の自分時間には何のデメリットもないもんね。
そうだよね。
それは欲しい。
2時間ってでかいからね。
でかいね。
映画1本毎日見れたりとか、どんな趣味でも2時間ありゃ大体堪能できるじゃないですか。
全然できるよ。車高ダンスだいぶ上手になると思うよ1日2時間やったら。
踊り狂えますよね2時間前は。
これはだいぶ上手くなると思うよ。
あとはその平日にある程度自分でやりたいことを消化していくことで、休日がそっちをしなくてよくなるんだよね。
だから全く別の時間に費やせるし、せこせこやんなきゃいけないじゃなくて何もしない時間に当てられるみたいなこともあると思うので、
そういう意味でも自分時間を平日に確保できるっていうのはめちゃくちゃ大きなベネフィットなので、
そこを軸にやるっていうのは1個ありかなと思ったのと、
あとはそこのメッセージをより明確に宣言化させるための方法として、
企業のメッセージとか意思って言っても伝わらないので、
どっちかというと本気で思っていることを示すにはそれを精度にする方がいいんですよね。
何とか何とか精度をとっていますみたいな。
そのキャッチなネーミングをつけることで、
この会社本気なんだなとかユニークなんだなっていうのが一瞬で伝わるっていうことがあるので、
それをやったらいいんじゃないかなと思いますね。
例えば朝2時間前倒し勤務を認めますみたいなところで言うと、
リモートだったら普通に通勤とか考えると別に8時とか7時半から働いてもあんまり変わらないじゃないですかこれまでと。
だからそこから始業します。
で、2時間早く終わります。
なので16時ぐらいに上がりますっていうのが、
それをそれで勤務形態としては認めます。
講話時間、コミュニケーションのためにだからここだけは社員みんなで働きましょうねみたいな。
決めればいい話なので。
っていうことにすると、
社員によって朝寝坊したい人は別ですけど、
なるほど、毎日午後4時から自分の時間を持てるんだって思ったら、
人生変わりますよね。
確かにね。
平日昼間から美容院行けるもんね。
行けますよね。
それがいいかあれか。
でも俺が独立して一個のメリットが、
ミーティングとか入れてなかったら別にいつ美容院行こうが、映画見に行こうが、サムナに行こうが、
別に誰にも文句言われないってこの自由めっちゃいいなって思ってるから、
別にね、普通に社員でもこれ16時までだったら実現できるもんね。
できますよね。
なんかすごく夢があると思うんですよね。
フルタイムで働いてる社員にとっては、
毎日16時から街に解放されるんだって思うと、
なんかね、すごくいいと思うんで。
見せ方だけで会社に的には同じ労働力を提供してもらってるんだけど、
社員はすごく人生が変わるぐらいの転換があるので、
いいよなって思うのと、
この制度をすることで、
例えば採用コンテンツって社員の1日とか、
コンテンツ化とか記事化するんだけど、
その16時以降どう使ってるのみたいなことを記事化すると、
めちゃくちゃいいじゃないですか。
会社の特徴もわかるし、
あとは社員の横顔とか職場の雰囲気とかも全部そこに込められるので、
めちゃくちゃ会社を魅力的にアピールする手段にもなると思うんですよね。
なるほどね。
これはあれだね。
お子さんがいる方とかで、
16時とかだと普通だったら短時間勤務になっちゃうけど、
朝の時間を使うことで、
16時上がりでそれはあと子供を迎えに行ったりするけれども、
短時間勤務にならずフルタイムで働けますとかっていう、
働き方もあるだろうね。
多様性も丸っと包含できるみたいなところもありますね。
自分時間っていうところに軸を置いて、
わりと新しい打ち出し方なりコミュニケーションができるかなっていうところですね。
あとは自分時間っていうのは、
アフターファイブ、仕事終わりだけではないと思っていて、
仕事の中でも実は自分時間って必要だと思うんですよね。
ただめちゃくちゃ忙殺されてると取れないし、
僕も取れた試しはないが取りたいなと思ってました。
それはどんな時間かというと、
本来の自分の仕事をもっと良くするために、
何か調べるとか勉強するとか、
もっと効率の良い方法を探すための時間とかね。
そういうことですね。
計算とか勉強でもいいけどね、
研究的なものとかもするし、
そういう時間も必要だと思うので、
そういう意味では、
最近テレビCMとかも多くなってきている、
サース系のビジネスツールとかも、
そっち系の自分時間文脈、
仕事中の自分時間文脈みたいなところで、
エベメンヒット訴求をするのもありかなと思っていて。
例えば、僕最近使っているAIライティングツールとかで言うと、
割と大幅に作業的な時間をカットできるので、
数時間とか10時間単位でカットできるので、
その空いた時間でめちゃくちゃクレイジーなことができますよね。
で、割と訴求しやすいと思うんですよね。
なので、そっち系のビジネス仕事終わりの時間、
自分時間だけではなく、
仕事中の自分時間も増やすツールだよっていうことで訴求するっていうのも、
自分時間の重要性
B2B系だとありかなと思っていますね。
僕タクシーの広告で見たのかな、
インタビューで聞いたのか覚えてないですけど、
タクシーのメリットは、
自分の時間ができることだっていうのを聞いたことありますね。
電車移動だと乗り換えがあったりとかあるけれども、
タクシーに乗っている時間は別に、
行き先をつけたら勝手に行き先まで行ってくれるので、
自分の時間を作るためにもタクシーがいいなあっていうのを聞いたことがあるなあ。
でも運転手さんめっちゃ話しかけてくるじゃないですか。
それは運転手さんによるしやな。
運転手さんに、自分時間なんでって。
そういうタクシーにしたらいいんじゃない?
自分時間タクシーって言って、タクシーの運転手は話しかけませんっていう。
広告も出しませんっていう。
いろんなタクシー広告出てきて、自分の時間を取ってこようとするからさ。
タクシー広告出さないで自分時間にしてくれるんやったら、
50円ぐらい払ってもいいけどなって思う。
そうなんだ。見えんかったらいいだけじゃないの。
いやいや、音も出るしさ。やっぱりついつい目の前で動画が動いてると見てしまうから。
動いてるものに動物反応しちゃうもんね。
そうそう、見ちゃう見ちゃう。
最近広告のクリエイティブでも、これを多分念頭に置いてるんだなっていうのが出たんですよね。
あらゆる商品の中で一番本命かな?ホロ酔いの新CMなんですけど。
ホロ酔いって昔から自分時間で癒されるみたいな感じの動画だったんですよね。
アルコールドッスンも少ないからね。
ブギーバックとかを彗星とやっててアニメーションに見せるとか、
完全に自分時間をまったり過ごすみたいな、癒されてるみたいなクリエイティブとかが去年やっててみたいな感じだったんだけど、
今年は同じ自分時間でも割とアクシティブに積極的に楽しむ。
で、ホロ酔いをプシュッと開けた瞬間、これが自分時間の始まりの合図なんだみたいな、そういう世界を描いていて、
スローガンが夢中が始まるっていうスローガンで、
西野奈々瀬がちょっとあれなんだよね、好きな、他趣味な女性で、ちょっとだからマニアックでオタク気質で、
推しがいっぱいあって好きな物語がいっぱいある女の子で。
なるほど、確かにホロ酔い飲みながら本を読んだりゲームをしたりしてるもんね。
ゲームをしたりしてるね。
なるほど。
1個目、上に置いてるポスターのボディコピとかすごい良いと思うんだけど、
4号は仕事終わり、コツじゃないってば、このままじゃ今日終われたくない?みたいな。
もう好きな事しかしませんです。私の時間を取り戻すのだ。夢中が始まるホロ酔い。
っていうことなんだけど、すっげえ良いなと思って。
確かに。
4号は終わんねえよみたいな。
これは良いね。
今日終われなくない?素晴らしいですよね。
ホロ酔いの広告戦略
良いね。すっごい若者の心を捉えそうな感じやね。
そう。
もう1個、下の青いビジュアルも良いよね。
良い子な私はもうおしまい。明日で良いなら明日やる。楽しめる。
楽しめる時楽しまな。
楽しめる時楽しまな。
メールも見ません。よろしくです。夢中が始まるホロ酔い。みたいな感じで。
何が良いかなって思ったかというと、これまではやっぱり仕事は大事なんであるみたいなことがあったと思うんですね。
なんだけど、この広告の世界で言うと、仕事は大事かもしれないが、プライベートも同じように大事だよってことなんだよね。
そうだねえ。
だからその自分時間を本気で楽しむこと、それを土日だけじゃなくて平日も本気で楽しみ続けることを前行って知るってことだと思うんですよ。
だからそれを代弁していてめちゃくちゃ良いなと思ったんですよね。
確かに。
この広告見たら残業するのとかアホらしくなるよね。
家帰ってホロ酔い飲もうみたいな。
このライフスタイル良いじゃん。残業あるんだったら転職しようかなとか思うぐらい、結構素敵な世界を描いてるなあ。
え?残業ですか?みたいな。
明日で良いなら明日やるんですよ。楽しめる時楽しまな。
メールも見ませんよろしくですってこのコピーもなかなかリアリティがあっていいね。
いいよね。最近割とこういうモードではあるよね。クソ即劣派ですけど。
ロールはそんなにスタンプだけ押してみたいな感じにすることが多くて、そういうモードにはなってるんじゃないかなと思う。
なるほどね。インサイトフルで良い広告だね。
コピーが強いのも僕個人的には好きだし、多分こっち系のインサイト付いた広告はこれからすごい増えてくると思うので、要チェックだと思いますね。
なるほどね。増えてきそう。確かにこっちだよなあ。
ちょっとそれで良いのか?として思うのもあるが、でもこっちだよなあっていう感じはしちゃうなあ。
そうだね。昔話した猛烈からビューティフルへっていうのを試行したじゃないですか日本人が。ようやく40年経ってきたかなって思うんですよね。
猛烈からビューティフルかわかんないけどまったりぐらいの感じだったんだけど、なんか猛烈一変とでもないよねみたいな感じはあるかも。
って思いながら昨日DNAのナンバーさんの動画を見たら、いやもう死ぬほどやらないとダメでしょみたいな話をしてたけどさ。
そうか。世代かなあと思ったけどね。
二極化っていうかね、それも多様性なんだろうね。もう一気に20代の頃に残業しまくって成長に賭けるんだって人もいれば、そうじゃない、いやもう自分時間大事なんだって別に。
昔はいやいや仕事で成果を上げて成長して、例えばまあ昇進していくとかがいいんじゃないっていう世の中だったけども別に。
世の中全体として別にそれはあなたの価値観ですよねってなっていってるわけだよなあ。
そうだよね。大きく社会の価値観が動いているなあと思って。
で、やっぱりこれって大きな文化的な土壌によって影響されてるから、世代によってやっぱりそこの係数が大きく変わると思うんですよね。
だからスマホネイティブとそうじゃない人たちとかでずいぶんギャップがあると思うので、やっぱりZ世代が注目されるのもそこだと思うんだよね。
やっぱり土壌が違うからやっぱりギャップがでかいと思ってて。
一言で今の世代間ギャップっていうのは何かというと、だいたいにあるイコール時間間隔のギャップっていうのが必要になる。
僕らの世代もそうだし、旧世代もそうだけど、昔で言うと自分時間になっても見る番組すらテレビ局に主導されていた世代ですよね。
ビデオとかはあったんですよね。だけど今の人って24時間自分時間は全て自分が編成できるんだよね。編成権が全て自分にありみたいな。
世界中のコンテンツから今自分が一番見たいコンテンツを選べますみたいな人たちなので、欲張りボディーなわけですよ。
なるほどね。自分でね、あらゆるコンテンツの中から好きなやつ選べるし、選んだコンテンツ尽きないもんね。
尽きないからね。
すごい量あるもんね。
世代間ギャップと自分時間
だから世界観が全然違うので摩擦が起きて当然だと思うし、最近よくあるテルハラ、アルハラとか、なんとかハラっていっぱいあるけど、
基本的には全て自分時間を度速で侵害してくるという上世代への行為に対して、新しい世代がビビってる。
意味わかんないんだけどみたいな感じで思ってる。ただ単に驚いているとか、それに対して敬語してるみたいな、そういうところが一定あるだろうと思うんですよね。
急に電話かけてくるとか、僕もありえないと最近思い始めてますが、今の子はたぶんすげーびっくりするんだと思うんだよね。なんで?って感じで。
昔は電話とか、仕事だったらするしかかってもくるし、そういうもんでしょって思ったけど、どんどんそうじゃなくなってきてるもんね。
社内事情が一番わかってない人に客家の電話を取らせるとか、本来は矛盾も離れがちよね。
確かにね。だってどっちみち上司に渡すわけやもんね。
だからただ単に電話交換士として新卒社員やってるとかっていうのはどうなんだって、今は思うけど当時はそういうもんだからなって思ってやってたけどね。
昔新卒がセキスイハウスの電話取って、先輩になんとかさん、セクシーハウスからお電話ですって言ってきて、わからんか、セキスイはわかるよって思ったけど、でもそんなもんだよね。
めっちゃ面白いね、それね。
うん、かわいいよね。
確かにね。
時間間隔全然違う。タイパーとか言ってるけど、なんかあれらしいんですよね。女性の方が時間効率めっちゃ敏感らしくて、ちょっと意外だったけどね。
倍速視聴するのも男性の倍程度、女性の方がやる割合が高いみたいな。
そうなんだ、へー。
あとはそのコンテンツが面白いかどうかを事前にめっちゃ確認するんだって、女性の方が。
なんかそういう、ちょっと意外だけどね。そうなんだーって思ったりとか。
確かにタイパータイパーっていうのは男性より女性が多い感覚はなんとなくあるな。
なんなんだろうね。
でもうちの小学生の子供でさえ忙しい忙しいってなってるもんね。
ゆゆ式自体なの。宮本家どうよそれ。家族会議したことないの。
何をやる時間が、スマホを見る時間がないとか漫画を見る時間がなくて忙しいみたいなそういう感じだから。
別に言ったわけじゃないけど、しょうがないよね。あらゆるコンテンツがあって、延々と終わらないからさ。
だって今塾に行かせてる理由は、ネットフリップとかyoutube見させとくよりはいいかなっていうのが一番大きいからな。
中学受験でどうかとかっていうのではなく、ほっといたらずっとyoutube見てるでしょ?スマホやってるでしょ?っていうのを何とかしたいから一番やもんな。
矛盾してるな。塾とかタイパー悪いんだけどとか言わないの?
それはそういうもんなんだよっていう。タイパーとは関係なく、それも行くもんだからっていう風にしたら、しょうがないなみたいな。
なるんだ。
そこはまだ子供だからね。さすがにそれ以上は言ってこないけど。
最近思うのは、タイパータイパー言いますけど、パフォーマンス上げてそれをどうしたいの?って思いますね。
そうなのよ。そうなのよ。ネットフリックス見る時間が2時間から4時間になったところで、24見るスピードが倍になるだけでさ、別に何のもええことないんちゃうかと思うけど、それはおじさんの感覚なのかな?
大きく分かれると思って、こういう環境をうまく使って天才になる人もいるじゃないですか。割と若いうちからめちゃくちゃ才能があるアーティストとか、将棋の世界でもそうだけど、いると思ってて。
それってそういうタイパーをうまく使った人だと思っていて、そうじゃなければただの消費だと思うんですね。
そうだね。ダラダラネットフリックス見てたからといって何も成長しないと思うからね。
そうですよね。だから同じ見ても、たぶんこういうものをゆくゆく作りたいとか、そういう感性になりたいからこれを見るんだって思ったらぶどまりがあると思うんですよね。一個一個の主張に。
そうじゃなければ本当に単なる全部タイパーしか忘れていないので、まず目的ありきでタイパーになるものも考えてみた方がいいのかなというのは、おじさんが唯一言えることかなと思って。
そう思うけれどもなかなかそんなことじゃないんだよって言われるんだろうな。若者にはなぁ。
そうね。じゃあ戦争だね。世代間ギャップ戦争だね。
世代間ギャップか。なるほど。困った困った。
皆さんは今回の話を聞いてどんなことを考えましたか?
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さて今週の明日使える聞くネタ帳マーケターの真夜中ラジオもそろそろ締めのお時間となります。
インディビジュアリズムの世界的なトレンド
今回紹介した自分時間というインサイトなんですけど、
これは日本国内だけじゃなくて割と世界的にも進んでいると思われていて、
というのもサブスクールで自分時間めっちゃ充実、無限に充実してますとかって世界トレンドなんで、
こういう風潮は世界ではインディビジュアリズムみたいな、個人主義化みたいなキーワードで割と進んでるみたいなんですよね。
今年のカンヌも割とそういうのが共感されたみたいなんですね。
個人主義なんで自分勝手みたいな意味かなって思うかもしれないんですが、
そうではなくてどっちかというと一人一人のお金がけなくても幸せになれる時代なんで、
やさやかな個人の時間とか尊厳存在とか良さとか、
それはお互い認め合っていこうよって話なんですよね。
お互い認め合うことで自分たちも認められやすくもなるしみたいな感じで、
お互いを尊重して居心地よい世界にしようぜみたいな、
そんな意味でのインディビジュアリズムというところの価値観が割と強まってきてるらしいんですよね。
なんか上手いなと思ったのが、カンヌの最近できた、2年前に創設されたB2Bクリエイティブ部門ができて、
去年グランピッドに通ったのがスペインの地下鉄の広告枠の広告。
広告枠の広告だからB2B。
枠の広告なのね。
そうそう。地下鉄で広告やったら聞くでって言葉を訴求するってことだね。
面白いなと思ったのが、フォロワー27人のインスタグラマーで、100歳のおばちゃんなんだよね。
そのおばちゃんが撮った写真を載せててみたいな感じのクリエイティブをやってて、
彼女をその地下鉄の広告枠によって有名にしたんですよ。
それってもうファクトじゃん。事実だから。
地下鉄の広告枠、聞くやんっていう話になるわけですよ。
そういうことか。
それは上手いね。フォロワー27人が地下鉄の広告枠をやることで、
すごいフォロワー数とかになると、それだけのインパクトが地下鉄広告にもありますよと言えるわけだね。
そう。
そうなんですよ。
地下鉄広告枠のクリエイティブ活用
ここで、個人主義どこで聞いてるのって言ったら、フォロワーめっちゃ少ない1人のおばあちゃん。
確かにね。ある意味で言うと誰にも見向きもされてないというか、
別に有名でもなくテレビで出るわけでもない一般の人ってこともね。
こういう人の表現とか存在を、いいよねみたいな感じの共感を集めて、
一人一人知らないかったけど面白いねみたいな、そういう共感を集めていくみたいなところが、
クリエイティブの機動力になったと思うんですよね。
なるほどね。
まあ確かに最初は何も話題にならないかもしれないけど、話題になるとちょっとね、
他の人は知らない人だから、あれ知ってる?とかって話にはしたくなるね。
したくなるよね。
僕、1回新宿のアルタビジョン買ったことあって。
ケントですって広告ですか?
違う違う違う違う。
なんかあの、アイドルの人の、なんか地下アイドルの人が、
前トライバルミディハウスで働いてる時になんか、
地下アイドルのマーケティングみたいなのを考えるみたいな、
そういう講義みたいなのがあって、その時に地下アイドルの人が来てたわけですよ。
部屋で踊ったりしてくれて、でその後なんか飲み会に行って、
でこの地下アイドルのこの子が誕生日だから、
誕生日でなんか面白いことしようぜみたいな飲み会のノリになって、
じゃあアルタビジョン買おうって言って、
アルタビジョン15万買ってその子の動画を流すみたいな、
そういう企画をやったことがあるので、
10年前に僕は同じような、全然有名じゃない地下アイドルを、
広告に出すとかやったなぁと思い出しました。
それ単なる推し消費ちゃうか?
そういうことかもしれん。そういうことかもしれん。
単なる推し消費かもしれん。
そうね。一応地下アイドルだもんね。100歳ではなかったもんな。
そうね。でもね、こういう例のように、
これはだからBtoBメディア枠を売る広告だけど、
媒体はね、もっとこういうのやった方がいいと思うんだよね。
確かにね。OHだからこそだもんね、これね。
そう。で媒体が売れない売れないとかね、
で投げ組んだったら、その効果的な使い方ってやつを
示せりゃ浅いよって思うんだけど、
何かね、慣れてる営業の立場から見て、
やっぱり大体資料って浅いんだよね。
流通数とか、一応数字は書いてあるけど、
で?って感じがするんだよね。
まあそうだね。
これをこう使いましょう。ここにこういう文脈があるから
こう使いましょうとか、そういう一歩踏み込んだ提案がないと、
なかなかね、単純なPV比較だ優位比較だでは売りづらいし、
そうだね。
媒体の提案力の重要性
っていう感じがする。
本来はすごく企画力がいるよね、このOHとか屋外広告ってね。
そうなんだよね。
企画力があった時には、
例えばNetflixの黒い山の螺旋走らせるとか、
ああいうのとかもすごく話題になったし、
結局OHの本来の価値、本来かどうかわからないけど価値って、
そこに掲示されていることでそれを何PV見られるかじゃなくて、
そこに掲示されているということが話題になりニュースになり、
SNSで拡散されるということが、
価値を生むはずなんだよね。
売れないのであれば自分から模範を示していくっていうこと?
新しい型を作っていくことっていうのが大事になると思うんですよね。
これだって海外の事例だから真似しようと思ったらね、
日本の東急電鉄でも西武電鉄でもやろうと思ったらできるよね、すぐね。
できますよね。
なんかやってほしいなと思いますよね。
僕ちょっと考えたのが、東急電鉄とかでやったらいいと思うんだけど、
渋谷の街開発するじゃないですか。
だから街の開発をね、新聞広告って前面だけじゃないんで、
割と僕一段広告とか突き出し雑報広告とか広告が好きなんですけど、
一段ってあれですよ、縦3センチ横38センチのめっちゃ横長の枠があって、
新聞ってだいたいだから記事が15段で構成されてるんですよね。
で、前面広告が15段広告といって、
よくある出版広告は下の5段を使ってるので、3分の1を使ってるので5段広告で、
だから15センチぐらいですよ、縦がね。
確かにね、本の紹介してるとこあるね、一番下にね。
そうそうそうそう。
あの辺よく見ると思うんだけど、一段ってのもできて、
それはもう本当に一番下の3センチの記事、一段落文のスペースを使い、
でも横幅は前面使えるので38センチ。
だからめっちゃ横長の、シネマスコープよりだいぶ横長。
そうだね、だいぶ横長だね。
だからいろんな、遊べるんだよね。別にコラムにしてもいいし、
イラストとか可愛いと思うんだけど、
東急、渋谷駅、渋谷の街の開発を月一とかで徐々に進行してる感じを時系列で見せていくとかね。
少しずつイラストで発展している、工事が進んでる感じを見せていきながら、
1年半ぐらい経てば割と進むと思うから、15ヶ月、15段分のクリエイティブが揃ったら、
それを全面広告にして全部縦に積んで見せるとかね。
そうすると積み重ねの力とか見せれるとか、何かビジュアルインパクトあるかなとか思ったりするので、
東急なのか、新聞社自体が神戸新聞、三宮の街の発展を追ってますみたいな感じで見せて、
枠をこうやって使うんだよみたいな感じで模範を提示してもいいしと思うんだけど、
そんな感じで単に巡行っていうか、そういうちょっと枠を使った遊び方。
メディアメッセージであるじゃないけど、枠自体の使い方でメッセージを強化するみたいなやり方とかって、
全然あると思うし、それを提案すべきなのは、多分代理店じゃなくて媒体社だと思うので、
そういうことをやっていったらいいんじゃないかなとかって思ってますね。
確かに。こういうのやっていかないと、どんどん先細りになっていくもんね。
うん。恐れますけどね。
やっぱメディアって出向する人が接触してないと、どんどんリアリティがなくなって、
出しても見ないだろうっていう見られる感がどうしても薄くなるから、
交通広告がやっぱり今残ってるのって普通に人が歩いてるからだと思うんだよね、外をね。
ただ新聞とかラジオとか雑誌がすっげえ売りにくいので、宣伝文の人が読んでないからね。
まあね、そうだよな。
なんかね、空港とか新幹線の駅の広告とかって、地元の有料企業の広告とか出して、
地元の有料企業の社長が必ずそこを通るから、別にそれが見られることによってその広告は価値を生んでるというか、
ここにうちの会社の広告があるのはいいことだみたいなので意思決定されるから、
そうね。
そういうやっぱ見られるかどうか大事よね。
大事ですよね。
だから広告効果ではなくて、どっちかというとかまし合いになってるよね。社長同士のかまし合いみたいな。
あるね。
新聞広告もね、効果じゃないもんね。
ドヤみたいな。
名刺交換みたいな感じのやり方になってる感じはあるけどね。
確かにね。
でもね、残るものだしね。何がしか神しかないクリエイティブの出し方を工夫できると新聞広告に対してのイメージも変わるよね。
そうですね。
明日使える聞くネタ帳マーケターの真夜中ラジオではマーケティングに役立つ情報を毎週配信していきます。
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ではまた来週の土曜日、ポッドキャストでお会いしましょう。さよなら。
さよなら。
01:04:31

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