一般的な発想法やフレームワークと別に、自分オリジナルの考具をストックすることで「あの人らしいアイデア」が生まれる基盤ができます。個性や独自性というものは気合いやパフォーマンス、旅先の自分探しでは辿り着けず、自分ならではの思考をコツコツと積み重ねていく先に自然と立ち現れてくるもの。
私の場合、一番の考具は「捉えなおし」というアプローチ。平日毎朝のモーニングルーティンとして行っているのが「マーケの捉えなおし」です。最新のマーケニュースから気づきある事例を1つピックアップし、手法論として140文字にまとめておく。毎月24件ほど、2年半で700超の気づきが蓄積されていく。
これはマーケトレンドのキャッチアップと同時に、端的な整理・言語化のトレーニングにもなります。書いたものは2週間毎朝読み返しながら、さらに毎月一度、noteに見出しをつけながらまとめていくことで手続き記憶として脳に定着させる。その中で共通する傾向があれば、それを一括りにして「名前をつけて保存」することで自分ならではの発想のひきだしを1つ増やせる。ポッドキャストで話す内容はだいたいこのようにして作っているのですが、改めてその作り方とアウトプット例をご紹介します。
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サマリー
このエピソードでは、自分だけの「発想のひきだし」を構築するための具体的な方法論として、「積み上げ型モーニングルーティン」が紹介されています。一般的な発想法やフレームワークだけでは他者との差別化が難しいため、自分ならではの思考ツールをストックすることの重要性が説かれます。筆者は自身の「捉えなおし」というアプローチを例に挙げ、毎朝のルーティンとしてマーケティングニュースから気づきを抽出し、140字で言語化して蓄積していくプロセスを詳述します。この蓄積された気づきを定期的に見返し、共通の傾向に名前をつけて保存することで、再現性のある独自の「発想のひきだし」が形成されるとのことです。 さらに、過去の放送から厳選された5つの「発想のひきだし」となるマーケティング戦略が紹介されます。具体的には、「パーツの切り出し」による認知の再活性化、「シーン限定訴求」による利用機会の拡大、「物性しずる」を掻き立てることで商品の魅力を再発見させるアプローチ、そして「青春の1ページに残すブランド戦略」といった、長期的な視点でのブランド構築法が解説されます。これらの戦略は、単なる事例紹介に留まらず、リスナーが自身の思考や仕事に応用できる具体的なヒントを提供しています。 後半では、最新AIツールであるClaude Codeの活用法についても触れられています。Claude Codeを「エンジニア一人雇うようなイメージ」と捉え、その能力を最大限に引き出すための設定方法や、他のAIツールとの連携による効率化について議論されています。AI時代においても、独自の視点やディレクション能力といった人間ならではの価値が重要であると結論づけ、リスナーに自身の「発想のひきだし」を構築し、AIを使いこなすことで、変化の激しい時代を乗り越えていくことを推奨しています。