子育てにおける柔軟さ
みなさんこんにちは、森川まりえです。今日はね、「部分でベスト」よりも、「全体でベター」を目指そうという話をしてみたいと思います。
もしかしたら聞いたこともある方もいらっしゃるかなと思うんですけど、このフレーズはね、かれこれ10年前ぐらいに、たぶんネット、なんかのネット記事で出会ったんですよね。
部分でベストを目指すんじゃなくて、全体でベターを目指そうということです。ちょっと実際のね、細かい表現は違ったかもしれないんだけど、そんなことが書いてありました。
私が読んだのは子育ての文脈ですね。当時ね、娘が1歳2歳ぐらいで、私は育休明け復帰したばかりで、もがいてたわけですよ。
で、そんな時に出会ったんですよ。どういうことかっていうと、例えばその育児の場面で言えば、子供がね、なかなかこう離乳食食べてくれないとかね。
まあもうちょっと大きい子でも、野菜やっぱり食べてほしいとか思うわけじゃないですか、親としては。バランスよくいろんなもの食べてほしい。でも食べてくれない。
でもなんとか食べさせようと思って、あれこれこう工夫して、手を返しながら、なんかごまかしてみたりしてね、食べさせようとする。でも食べてくれない。イライラするみたいなのってありますよね。
私はでも最近はさすがにね、諦めましたけどね。今ね、下の子は7歳、あ6歳だけど、なんか米ばっか食べてますね。野菜とか全然食べない。
まあそれはね、最近諦めてるけど、まあなかなかね、最初から諦められるわけじゃないし、こうついついさ、ご飯絶対ちゃんと食べさせるんだとか思っちゃうとか。
あるいは生活習慣とかね、早寝早起きを心がけたい、させたいじゃないですか。だけど、特にこうやって働いて友働きだったりすると、お迎えも遅くなって、当然ご飯お風呂全部遅くなってとか、ってなると夜寝るのも遅くなっちゃう。
で、そうするとイライラするし、子供もイライラするし、寝不足でね、わけわかんなくなったりするし、とかありますよね。
そう。でも、それって、今私がお話しした状況って、部分部分部分部分でベストを目指そうとした結果、全体が、うーん、まあ、ワースって言ったらいいんだけど、あんまりね、良くない状況になっちゃってるんじゃないかなっていうことなんですよね。
ご飯を一生懸命食べさせようとするあまりに、なんか本来食事ってもっと楽しくて肉やかでもいい。本来なのかわかんないけど。まあ、でもね、楽しく食べたい。だけど、イライラ、ついイライラしちゃうとかね。
で、もうその延長で、なんかお風呂でもイライラしてるとかね。例えばね。
で、夜寝かせようと思って。寝かせること自体は大事だけど、早く寝かせることにもう神経使いすぎてヘロヘロになっちゃうとか言ったら、ある意味本末転倒じゃないですか。
だからそうやって、部分部分部分、一つ一つ取り上げてベストを目指していけたらもちろんいいんだけれども、現実そんなうまくいかないから、その部分部分部分。
ね、ご飯とか生活習慣とか、何もっと大きくなってきたらさ、例えば宿題とかね、宿題をやらせるとかさ、いろんな習い事させたいとかさ、ゲームはあんまりさせないで、YouTubeも見せないでとか、地域玩具で遊ぶとかって。
部分部分部分を全部ベストを目指そうと思ったら無理じゃないですか。だからそこはちょっと緩めましょうと。
別にご飯はね、なんだその暇のうちの息子みたいに米ばっか食べてても、とりあえず良しとしましょうと。一生米しか食べないわけじゃないしみたいなね。
どこを妥協点とするかは、人によってね、こだわりポイントとかも違うと思うし、その子供の性質とか、あるいはその親のね、
持ってる性格とかによってももちろん違うから、それは臨機応変にだと思うんだけど、でもその考え方として、
まあとりあえずね、例えば米ばっか食べててもまあいいじゃないかと元気なんだからと。そこでカリカリイライラするんじゃなくて、そこはまあいいよねって流して、
それよりも全体で、何ていうのかな、
だからまあイライラしないでね、楽しくにこやかに子供と触れ合える方がいいよねとか、なんか一生懸命部分部分部分でベストを目指してギスギス
しているよりも、和やかに日々が穏やかに過ごせる方がいいよねって、そういう文脈でのことなんですよ。
仕事における全体の流れ
部分でベストよりも全体でベターを目指そうということ。でこれね、結構その十数年前に私がこのフレーズに出会ってから、
折に触れてちょっと思い出すようにしているフレーズですね。まあ子育ての場面じゃなくても仕事とかもそうだと思うんですよ。
なんか一つ一つ細かいところを全部こだわろうと思ったらこだわれるし、だけど全部こだわってたら例えば仕事進まないとかっていうこともあると思うし、
そんな細かいところ誰も気にしてないみたいなこともあると思うし、だからまあここはとりあえず手抜いて、だけど全体がスムーズに流れる方がいいよねとか多分ありますよね。
なので結構いろんな場面でこの考え方って応用できるんじゃないかなと思っていて、今日はちょっとね紹介させていただきました。
今もね、私も結構意識してますね。部分でベストよりも全体でベターを目指すっていうこと。
まあとはいえね、意識しているとはいっても、ついつい特にたい子供とかね、こうやらせたくなってイライラしちゃうこともあるんですけど、
まあそんなね、自分自身が思い出す意味も含めて今日はちょっとこんなお話を収録してみました。
もしね、何か皆さんにも参考になっていたらすごく嬉しく思います。では最後まで聞いていただきありがとうございます。