2025-05-01 10:36

八段審査1日め


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みなさん、こんばんは。今日は、剣道八段の審査会場に行ってまいりました。
初めての体験だったんですけれども、午後からの第一試合を拝見してきたんですけれどもね、
仲間がだいぶ出ておりましたので、気をつけて見てたんですが、わからないぐらい埋もれてしまって、
どんぐりの背比べと申しましょうか、そういう中でひと際、光り輝く方がいらっしゃいまして、
それが女性だったんですよ。他にもいろいろ女性の方がいらしたんですけどね、
もう見てられないような立ち会いの方もいらっしゃったんですね。
その中で、男性も女性も含めた中で、午後からの第5コートの方でしたけれども、素晴らしい立ち会いでした。
多分一時審査は合格されていると確信しましたね。
今日は夫と一緒に行っておりましてね、夫は剣道のことは全くわからないので、
素人の夫に一緒に見てもらいながら感想を聞いたんですね。
そうしましたら、物の見事に近年変更がされたところをまずは指摘されましてね。
変更されたというか、規則がコロナによっていろいろ変更に次ぐ変更があったんですけれども、
そのせいで力間の技が出にくくなったんですね。力間でなかなか技が出にくいような審判規定になったんですけれども、
そのせいもあるんですけれどもね、私たちは慣れているというか、
違和感は持ちながらも見てきたんですけれどもね、どうもやはり素人の素人というか部外者の方にもね、
おかしく映るみたいなんですね。力間で打たずにまた元の前に戻って、
でまたなんか攻めていくんですけれども、また力間に入ったら打たずにつばぜるようになってしまって、
でまた2秒ぐらい経ったらまた元の位置に戻るという、この非常に奇妙な光景を見て夫が笑い出しましてね、
何なの失礼なみたいな感じだったんですけれども、仕方ないですね。一般の方に笑われても仕方ないと思います。
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やはりね、格闘技である以上、剣道で言ったら市内が昔は刀なわけですから、
肩の稽古もするんですね、木刀とか刃引きで。肩の中にね、力間の技ってね、何本か出てくるんですね。
で、あるにもかかわらず力間からね、技を出してはいけないとなると、これはどういうことなんだろうという風にね、
多分絶好のチャンスをどういう風になってんの?わけわからないみたいな感じでね。
ボクシングで言うと、もうジャストミートする前に入っているのにそこで打たないみたいな。
それとね、もう一点は、銅を打った時に右手一本で高々と振り上げる人と、そのまま振り上げない人と言っている。
どちらが正解なのかと聞かれまして、高々と振り上げる方は間違いであるという風にきちんと説明しました。
音は急動しているので、急動に例えれば余計な動作であるという風に説明しました。
銅を打った瞬間というのは、両手で必ず手の打ちを決めて、もう真っ二つに打つわけですから、一瞬で。
ものすごい音がします。軽い音とか、自分の体の側面で打っているような銅というのは、手の打ち決まりません。
必ず自分の前で打たなければ、手の打ちは決まらないんですね。
それで決まっているのに、なおかつオーバーアクション、後で片手を高々と挙げるというのは、
これは急動で言えば、もってのほかの余計な動作ですという風に説明しましたね。
それとね、どんぐりの姿勢比べではあるんですけれども、
その第5コート、午後からの第5コートの女性の方の試合があまりにも素晴らしかったので、
一時ダメだった仲間の二人と一人ずつ話をしたんですけれどもね、
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彼女は圧倒的な差をつけて終了した、ここから向こうを拝見していただけれども、
相手二人の男性にも圧勝した、圧倒的な差がついている。
どんぐりの姿勢比べでは、もう探すのも無理なぐらい埋もれてしまう。
だから、圧倒的な差がつくにはどうしたらいいかというのは、やっぱり考えなあかんじゃないだろうかという風に言いましたね。
で、もう一人の地元の彼は膝も悪くしてましたので、非常に落ち込んでましたね。
しかし、一方、彼女は楽しんでいるように見えたんですね。
こっちは苦しんでいるように見える。
苦しんでいる人と楽しんでいる人が対戦したら、楽しんでいる人が勝つに決まっていると思うんですよ。
仕事でも、私生活でも、何でも。苦しんではいけないと思うんですよ。
24時間、稽古したり、書道をしたりしていても、それを苦しいと思うようになったら、立ち止まって休憩するべきだと思うんですね。
5月の連休は京都大会というのが武徳大であるんですが、私は18歳からずっと行っているんですけれどもね。
そこの近くに、戦前から先生方が通い詰めた川道屋さんというお蕎麦屋さんがあるんです。
3時過ぎに夫と一緒に行きまして、全館貸切みたいな状態の中でおいしいお蕎麦をいただきながら、夫とゆっくり話をしましたね。
ちょうどね、ちっちゃいすり鉢のようなお祈りが出てきたんです。
夫がね、今日の2人はこのすり鉢に落ち込んでしまって、抜けられないような状態だったね。
それをここから抜け出すにはどうしたらいいと思う?って聞かれましてね。
私は飛び出すしかないのかなと思ってたんですが、
説明をしてくれた正解というのがね、
小さい円からだんだん大きな円を描いて、最終的にすり鉢の縁まで登るという遠回りの安全な方法なんですね。
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これしかないんじゃないだろうかと。
やっぱり2人の今までの努力とか苦悩とかを間近に見てきましてね。
今日のあり地獄のような、1000人のうちから5人ぐらいしか通らないような、あり地獄のような審査を見ましてね。
いろいろ本当に考えさせられました。
近々、女性の八段が生まれるという確信も持ちましたですね。
彼女は60歳で、あれだけの脚力を鍛えられるのであれば、私も頑張らなければというふうに思いました。
今日は本当に非常にいい立会を拝見できたと思って感謝しております。
皆様も迷っていないで、どうぞ行きたいところにはすぐお出かけになってみてくださいませ。
良いゴールデンウィークでありますようにお祈りいたします。
ではごきげんよう。
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