2025-10-17 18:41

本多静六 13


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サマリー

本多静六の教えに基づいて、成功に向けた生活態度や計画が考察されており、日常生活における心構えや行動指針が述べられています。特に、努力や時間の重要性、他者への恩返しの意義が強調されています。

初めての稽古体験
こんにちは、今日は朝から朝稽古の方に行ってまいりました。
山梨の方から先生方がたくさんお見えになっていまして、初めて山梨の上原先生8弾と若杉先生とにお稽古賜りました。
お二方に共通して、びっくりしたことがあるのですが、相対しまして、前をじりじりと近間に進めていくにつれて、私の方から見て右手の方に市内の圧力がかかってくるのです。
圧力がかかっているので、私が反発しようとして左の方に市内を押そうとするのですが、
押してくる圧力が市内を通じて私の手元の方に伝わるのですが、決して県船が中心から外れているわけではないのです。
これは何だろうと思った瞬間に、私も負けじと手元の方に圧力をかけて、先生方が反発することを予想して技を出すのですが、
その前に初めての感覚にびっくりしてしまって、うまくいかなかったのです。お二方ともそういう戦法でしたので、これは何なんだと思いました。
常日頃は敵の立ちを見ずというスタイルで臨んでいるのですが、やはり手元に圧力がかかった時点で、やはりどうするかという準備ができていないのです。
今の中で初めてのことだったのですが、やはり間合いが近くなってきたら、それだけ守りも固いのです。
生まれて初めての経験でしたので、今後はそういう時の対策をあらかじめ持って臨みたいと思いました。
やはり常日頃同じものと稽古するというのではなく、県外の先生方に大にかかっていくべきだと思いました。
雑談はこれぐらいにして、本田勢力の人生と財産、最終章の6項まできました。
ここに第6、計画実現に望ましい生活態度というお題なんです。生活態度なんですって。
計画というのは目標達成のためのものではなく、自分自身が努力できるための手助けになるものです。
努力を実現するために計画を練るのだという衝撃的なご発言がありました。
衝撃的というか、私はこれを25年前に読んでいなければいけないんですけれども、初めて聞いたような感覚でびっくりいたしました。すっかり忘れていました。
今回も初成九足、初成術の9つの規則と題しまして、この9つの初成九足を守れば大丈夫だとおっしゃっておりますね。
計画はいかにそれが上出来であっても、実践に移して初めてその価値を証ずると。
我々は行うことによって真に知り、真の力を得るのである。
つまらない仕事であろうとも、その一つ一つを完全に成し遂げていくことによって、我々の自身をそれだけ増し、さらに大きな仕事をする基礎が培われてくるのである。
私は具体的に要約して、それは次の九足を持って答えたいと思う。
とにかく基盤になるのは日々の生活態度である。
それをどのようにすればいいかという9つの指針をこれから述べてくださっていますね。
第一ですけれども、一番大事な部分から入っていますね。
それは常に心を快活に自すること。
これに尽きると、シャクソンのいわゆる我願愛護。
基本的に快活であるということは健康の要素であると。
心に喜びがあれば、誰しも自然にニコニコと笑顔になる。
彼の言葉ですが、私は常住座が絶えず床に生きるために、毎朝目覚めると、まず今日も生きていたことを何よりもありがたく思い、
忙しければ忙しいほど仕事がたくさんできると喜び、日々健康に、日々愉快に働ける自分に感謝している。
というふうにおっしゃっています。
ここで大いに注意することというふうに列挙されているんですけれども、
それは遠慮、負け惜しみ、決まりが悪いとか、億劫だとか、これは絶対に持ってはいけないと。
遠慮とかはね、往々にして持ちがちですよね。
でもこれはダメだと。
その第2位からずっと第9位まで続きます。
その第2位に入ります。
先進その行に励むこと。
とにかく一生懸命しなさいということを書かれていまして、
自分の仕事を趣味化し道楽化し、楽しんで、慢心しなさいと。
そうすれば容易に成功が勝ち得られるに至るものであるとあります。
そして先進に励むためにしなければいけないことは、
第一に時間を厳守することと書かれてありますね。
自分で決めた時間も、人が決めた時間も同様なんでしょうね。
第3位、功は人に譲り、責は自ら負うこと。
縁の下の力持ちを持ってできるだけ功を人に譲るようにしておくことは、
ちょうど勤労効果を貯金しておくようなもので、
いつの日かは必ず頑菌のほかに利息までついて帰ってくる。
たとえ直接の相手から帰ってこなくとも、別の方面から思わぬ時にひょっこり帰ってくる。
したがってこの勤労労貯蓄の多い人ほど成功し、立心出世も早くなってくるわけである。
第4位、善を称し悪を問わない。
これは最近ではドン・キホーテの社長も同じようなことをおっしゃっていまして、
社員であっても短所を忠告しない。
ここの第3位と第4位は非常に興味深いですね。
第3位のほうでは、功は人に譲り、責は自ら負う。
これも出来るようで、なかなか出来なくて、
染み付いている人はその通りにするんですけれども、
出来ない人というのは完全に出来ないことですよね。
第4位の善を称し悪を問わないというのも、
これは出来る人と出来ない人に大きく分かれると思いますね。
第5位なんですが、本業に妨げなき功績はいやしくも一致しないこと。
これは積極的活動の方針だ。
前にもしばしば述べたように、一度定めた職業は、
一生それを貫き通す覚悟で突き進まなければならぬ。
しかし本業一つに沈船しすぎていると、
自然、専門外のこと、本業以外の分野には全く盲目になってしまう恐れがある。
それではどうも面白くないというふうに書かれているんですね。
最後に、いかに機会を与えられたからといって、
登記事業や賭博行為に手を出すことなどは厳に今進めなければならない。
瞬間的に利益を売るものに関しては、完全否定ですね。
第六、常に普通収入の四分の一と臨時収入の全部を他を加えること。
これはもう定番ですね。本田勢力の定番ですよね。
第七、人から受けた恩は必ず返すこと。
いつか返そう、いつか返そうというのではだめだ。
中間報告をしろというふうにおっしゃってますね。
第八、人事を尽くして自節を待つこと。
とにかく少なくとも先の七か条の実行を心がけ、
その全力を尽くしてことに当たれば、その成果は決して疑いないものであるが、
こと未だならざるは、自節未だ来たらざることと信じて、
さらに一層の努力を続け、その自節到来を待つべきである。
一貫して本田勢力がおっしゃっていることなんですけれども、
焦るなと。時間が必要だ。
実るのにも時間が必要。
利息が大きくなるのも時間が必要。
実践と成果
自節が到来するのも当然時間が必要。
第九ですが、原則として個人間で金銭対策を行うこと。
その部分で後ろの方に寄付について書かれてますね。
寄付金などはすべて即金または一時金で済ますようにし、
年付あるいは将来の負担で予約を行うべきではない。
これも前述されてましたね。
その金額のごときも必ず付近不労所得より生ずる年収の4分の1以内にとどむがよろしい。
ですので、本田勢力で言えば利息配当ですね。
それの年額の4分の1まででしたら、その年に一時金として払ってよろしい。
単なるお付き合い、単なる義理でするものであれば、
その総額は右に述べた資産収入の4分の1以内でよろしい。
それ以上は一種の浪費癖ともみるべきで、
それほどの公共心があるならば、一層大まとめにまとめて
一時に投げ出す方が生きて働くものである。
分割してなんて渡さなくていいということですね。
人間は人からケチと言われたくないと思うために、
どれだけ多くの本当のケチに陥らざるを得ない状態に追い込まれているだろうか。
それを思えば、本当のケチに陥らないための最初の小さいケチは、
むしろ自信を持ってこれを断交するに越したことはないのである。
ここの4行、非常に面白いですね。
最初の小さいケチをやらないがために、
本当のケチにならざるを得ない人がどれだけ多いか。
言われてみればおっしゃる通りですよね。
昨日一昨日、思いっきり牡蠣を急いで食べた。
本当に急ぐとか慌てるとかいうのは今占められてますね。
本田聖一の聖六ですね。聖一じゃないですね。
それをやっちゃったんですね。
ガブリと自分で自分の舌の端っこを噛んじゃって、そこが痛くてなかなか舌が回りませんが、
本当に聞きづらいことでしたでしょう。
どうもありがとうございます。お付き合いくださいましてありがとうございます。
ということで、その7過剰をとにかく守って頑張ってくれということですので、
この後どういうふうに生きていけばいいかという大きな課題のお話に続いていきます。
では今日はこの辺で。ごきげんよう。
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