00:01
こんにちは、Mapleです。
この番組は、オーストラリア、メルボルン在住のMapleが見たり、体験したり、感じたことを、ゆるりと配信する番組です。
今、私が住んでいるところに、小さな中庭のようなところがあるんだけれども、
そこに鳥が来て水浴びができるように、ウォーターバスといって、お水が張ってあるところがあるんですね。
そこに毎日、いろんな鳥が水浴びしに来るんだけれども、蜂、ミツバチもね、水を飲みに来るんですよ。
私、蜜蜂、蜂って、お水をあやって飲むんだって知らなくて、
ああ、こんな風に水飲むんだなーって。
そして時々、溺れちゃう子もいるので、時々ね、救出したりして。
蜜蜂はね、お水を飲んだ後、みんなね、同じ方向に一目散に、ブーンって飛んでいくんですよ。
だから、蜂の方に蜂の巣があるんだなーなんて思いながら見てたりするんですけど、
ある暑い日にね、ものすごい数の蜂がこのバードバスに来てたんです。
本当にもうたくさん。
うちのそばに蜂の巣ができちゃったらどうしようってちょっと心配したんだけれども、
そしたらね、蜂って、蜂の巣を冷やすために、
暑い日には蜜を集めたりするのをやめて、
水を運ぶためにみんな一斉に水場に行くそうなんです。
私、蜂が水を飲むのも知らなかったし、
こうやって巣を冷やすために水を運ぶということも知らなかったので、
あー、なるほどなーって思いました。
オーストラリアはオーストラリア産の蜂蜜なんかも有名で、
養蜂場なんかも結構たくさんあるみたいなんですよね。
時々蜂についてのニュースなんかもやってるんですけれども、
少し前にはね、
蜂についてしまうダニがいて、
それがすごく問題だというニュースがありました。
このダニっていうのが蜂に寄生をしてしまうと、
その後巣ごと滅びてしまうらしいんですよね。
この問題って世界中でこの養蜂をしている方の中では問題で、
どうやってそれを阻止しようかという研究なんかもずっとされているみたいなんですよね。
これまでオーストラリアはこのダニがいない唯一の国だったらしいんですけれども、
03:04
とうとうそれが見つかったということでニュースになっていました。
そして最近で私YouTubeを見ていたら、
たまたま上がってきたYouTubeのショートでね、
どこの国だかちょっとわからないんだけれども、
女性がね、思いがけず蜂の巣ができてしまったところに出向いて、
そこの蜂の巣を取って、
ちゃんと蜂を移動させる、
養蜂場にあるような四角い木の箱に蜂の巣を移動して、
蜂をレスキューする、
引っ越しさせるっていうYouTubeをやっていて、
彼女はね、完全防備というようなプロテクションのものを何も着ない状態で、
そのまま、まずは巣、見つけた巣を少し取って、
木箱に移動させて、
その後、蜂たちを少しずつ手ですくって移動させて、
次に女王蜂を見つけるんですよ。
女王蜂を見つけたら、その女王蜂も新しい木箱の方に移す。
するとね、自然に他の蜜蜂が、
女王蜂が引っ越ししたということでね、新しい木箱の方に移動していくんですよ。
そんなね、ショートYouTubeビデオを見た時に思い出した映画がありました。
ビームービーという映画なんですけれども、ご存知の方いらっしゃいますかね。
これはちょっと古くて、2007年にジェリー・サインフェルトという人が作った、
アメリカのコメディ映画のトナリーノ・サインフェルトっていうコメディドラマがあるんですけれども、
そのジェリーですね、ジェリー・サインフェルトが作った映画で、
アニメなんですけれども、蜜蜂のお話なんですよ。
この映画のメインキャラクターは蜜蜂のバリという子なんだけれども、
この子が大きくなって蜂として生きていく前に、外の世界も見てみたいということで、
みんなの反対を押し切って、外の世界に遊びに行っちゃうんですよ。
そして人間の女の子と出会って仲良くなって、
そしてそこでスーパーマーケットに並んでいる蜂蜜を見つけるんです。
06:03
それを見たバリが、
あ、僕たちの蜂蜜が搾取されている。人間に取られているんだ。
ということでね、蜂蜜を巡って人間と裁判を起こすんです。
その裁判で蜂蜜を取り返すことができたバリなんですけれども、
そうするとその蜂たちが仕事がなくなってしまって、
やることがなくなっちゃったんですよ。
もう蜂蜜はたっぷりあるのでね。
そうしたら何が起こったか。
この私たちの地球にある花、
この花の受粉がされなくなり、
花も植物もどんどん枯れてきてしまうんです。
そうするとやがて人間にも影響が起きますよね。
それは大変だということで、
最後に残された花に向かってこのバリが受粉に向かう。
すると再び花と植物のある世界に戻った。
そんなお話なんです。
私はあまりアニメを見ないタイプなんだけれども、
このアニメはとっても楽しかったなと思って、
最近その蜜蜂が水を飲むということを発見したので、
ちょっとこの映画の話を思い出しました。
オーストラリアには蜂蜜がたくさん売っていて、
あとはマヌカハニー、ニュージーランドの有名なマヌカハニーですけど、
オーストラリアにもあるので、
そういった蜂蜜をオーストラリアのお土産にされる方も多いと思うんですけれども、
それから最近ではエコの観点から蜜蝋ラップというのもよく見かけます。
使い捨てラップの代わりに、こういった天然素材で作られたラップを使おうという試みですね。
メルボルンで予報している日本人の方がいらっしゃるみたいで、
その方はね、こういった蜜蝋ラップなんかも販売しているみたいです。
今日はそんな蜜蜂のお話でした。
小さな小さな蜜蜂ですが、
この地球にものすごい貢献をしているんですよね。
改めて蜂蜜を使う時にはそんなことを思い出したいなと思います。
それでは今日はこの辺で、メイプルでした。