ブリスベンの魅力
Maple in Melbourne
こんにちは、Mapleです。
この番組は、オーストラリア・メルボルン在住のMapleが見たり、体験したり、感じたことをゆるりと配信する番組です。
先週、私は初めてオーストラリアのブリスベンというところに行ってきました。
ブリスベン、聞いたことがありますか?
ブリスベンは、オーストラリアの東にあるクインズランド州の州都となります。川沿いの町なので、川にかかるたくさんの橋が印象的なところです。
1年を通して暖かい気候なので、アウトドアが好きな人にはぴったりの町かなという印象がありました。
オーストラリアは現在冬なのですが、メルボルンより北にあるので気候はメルボルンより少し高いんですよね。
朝晩は寒くてコート姿の人も多かったんですよね。だからあれ結構寒いじゃんって思ったんですが、最低気温はメルボルンよりも高かったですね。
メルボルンからブリスベンまでのフライトは2時間ほど。冬場は時差がありません。
夏のメルボルンはですね、デイライトセービングといういわゆる夏時間があるんですけども、ブリスベンにはデイライトセービングがないんです。
同じオーストラリア国内でもこういった違いがあるんですよね。
カンガルーのロゴが可愛いカンタスコーク、通称フライングカンガルーでブリスベンへ。
ホテル予約の際に空港からのタクシーがついていたので、そのタクシーでホテルへ向かいました。
ドライバーは大学生でした。アルバイトなんでしょうね。
親友がメルボルンに住んでいるから、以前6月にメルボルンに行ったんだけど、ものすごく寒くてびっくりしたよ、なんていう話をしてくれました。
おおよそ30分ほどでシティに到着。ブリスベンステイの始まりです。
ブリスベンは町の真ん中をブリスベン川という川がゆったりとカーブしながら流れていて、
川沿いにはカフェや公園、散歩道があって、地元の人たちも観光の人たちものんびり楽しめる場所になっていました。
フェリーでの移動もできて、川にかかる橋や景色を眺めながら移動するのもとても気持ちが良かったです。
今回のブリスベン滞在は、主人と2人で行ったんですが、私の一人時間がかなり長かったので、日中、街歩きをたくさんしました。
ブリスベンでの移動手段は、バス、電車、フェリーです。
移動アプリを入れたのですが、とても便利でした。
アプリに行き先を入れると、どのバスに乗ればいいのかがすぐに分かりましたし、シティにはバスがたくさん走っていて、乗車の際はですね、ドライバーに手を振ってアピールをしないといけないって感じでしたね。
一度、バス停で女性がバスを待っていて、向こうから来たバスが止まりそうな感じだったのに、すぐに行っちゃったことがあって、
私と目が合ったその女性はですね、え、一体どういうこと?今、バス止まったよね?なんで行っちゃったのよ?っていう感じでね、私に話しかけてきました。
また、私がバスに乗っているとき、バス停に人がいても、乗りますっていうね、しっかりアピールをしないと、バスが全く止まる素振りを見せないで通過していることが多かったので、
これ乗るときはですね、大げさにアピールしないとダメなんだなぁなんていうことを思いました。
バスの運賃は、なんと50セント、50円なんです。
クレジットカードでピッとするだけで乗れます。
メルボルンはですね、1枚6ドルもするICカードを購入しなければいけないし、一駅乗っても最低5ドルほど、まあ500円くらいかかるので、ここのブリスベンのですね、50セントというのは驚きました。
しかもバスだけではなくて、電車やフェリーも同じようにクレジットカードでピッとするだけで50セントで乗ることができました。
ブリスベンの街を歩いていて、メルボルンとの違いがいろいろありました。
まずは植物。冬のメルボルンは葉が落ちて寒々しい並木道があるんですが、ブリスベンの街はですね、青々しているんです。
バスで郊外に行った時の景色もヤシの木など南国風な景色でしたね。
そして私の大好きなジャッカランダの木がたくさんありました。
コアラとの出会い
あのもちろんですね、ジャッカランダの花の季節ではないので、あの綺麗な紫の花は咲いていませんでしたけれども、こんなにもジャッカランダがあるということは、夏はものすごく綺麗だろうなーって思いました。
あと家の作りも違いましたね。
夏はとっても暑いのであろうこの地域の家というのは、木造で高床式になっていて、下がですね、ちょっと開いているタイプの家ですね。
これは湿気や洪水、暑さをしのぐための工夫ということで、風通しもいいし、見た目もなんかね可愛らしかったですね。
もちろんあの高層マンションみたいなモダンな建物もたくさんありましたけれども、昔ながらのこのスタイルの家も結構ありましたね。
こういったメルボルンとの違いを楽しみつつ、バスに乗って向かった場所があります。
ローンバインコアラサンクシュアリーという動物園です。
名前の通りコアラがいっぱいいました。
オーストラリアではコアラが抱っこできる場所があって、それはですね、州によって違います。
メルボルンのあるビクトリア州ではコアラの抱っこというのができないんです。
ブリスベンはクインズランド州にあって、クインズランド州ではですね、コアラが抱っこできる場所というのはいくつかあるんですよね。
このローバインコアラサンクシュアリーも、昨年まではコアラの抱っこができたんですけど、現在はできないんです。
一緒にね、写真を撮るだけになりました。
昔々なんですけど、同じくこのクインズランドにあるケアンズという場所に行った時に、私初めてコアラを抱っこしたんですけれども、
その時にとっても嬉しかったんですよね。
だから今回もできたらコアラを抱っこしたかったなって思っていたんですが、ちょっと残念でした。
コアラに負担がかかるということでできなくなったと思いますから、コアラのためにはしょうがないですよね。
これまでいくつかの動物園に行ったんですが、ここは本当にコアラがたくさんいましたね。
キヨスクの隣に食事ができるスペースがあったんですが、そこにもコアラがたくさんいて、コアラを見ながら休憩できちゃうんです。
1日の中でほとんどの時間を寝て過ごすコアラなんですが、これだけの数がいると、動いている愛らしいコアラもたくさん見ることができます。
ここで出会ったコアラとメルボルンで見られるコアラはちょっと違うんですよ。
メルボルンは寒くなるので寒さ対策としてコアラの毛皮が厚くて、大きさも結構大きいんですよね。
そして色もちょっと黒っぽいんです。
でもブリスベンのように暖かい地域にいるコアラは、メルボルンのコアラよりも小さくて、グレーの毛並みで顔も可愛らしいんです。
たくさんの可愛いコアラを楽しめるロンバインコアラサンクチュアリーですが、その他にも見どころはたくさんありました。
カンガルーと触れ合えるエリアや、モンバット、タスマニアンデビルなどのオーストラリアらしい動物も見られますし、
観光客の頭の上を鳥が飛び回るバードショーなんかもありました。
そうそう、カモノハシもいましたよ。
レインボーロリキーとの出会い
オーストラリアの鳥も結構いましたね。
最後には野生のレインボーロリキートというカラフルなオウムたちに餌をやるという場所もありました。
実はここでちょっとしたアクシデントがあったんです。
この野鳥の餌やりタイムなんですが、直径30センチぐらいですかね、お皿のような形状の器の下に棒がついているものがあって、
そのお皿になっている器のところに鳥の餌を入れるんですね。
そしてこの棒の部分を持って立っていると、餌をめがけて鳥がやってきて、お皿の縁に止まるという鳥と触れ合う場所というのがありました。
スタッフが餌を持ってきた瞬間、たくさんの鳥たちが餌に向かって飛んできました。
お皿はいくつもあって、スタッフが次々と餌を入れていくんですけれども、スタッフの頭に鳥が止まっちゃったりとか、その餌に興奮した鳥たちがたくさん来たんです。
もうすぐ全てのお皿に餌が配られるというその瞬間、集まっていた鳥が一斉に飛び立ってしまったんです。
彼らにとって何か怖い鳥ですかね、何かがやってきたようで、警戒して逃げてしまったんです。
その逃げてしまった鳥たちは近くの大きな木の上にいて、あそこにいるというのはわかるんですけど、先ほどまであんなにがついていた餌なんですが、警戒して近くには寄ってこないんです。
私たちみんなはしばらく鳥が戻ってくるのを待っていたんですが、鳥たちはまだ警戒中で全然降りてきませんでした。
野生の鳥だからこういったこともあるよね、なんて近くにいたパパさんが言っていました。
このレインボーロリキーと、実はメルボルンではたくさん見ることができるんですよね。
ただ持っている餌に近づいてくるレインボーロリキーとか見てみたいなと思って私も待っていたんですけど、この日は鳥さんたちが来られないということでしたので、諦めて動物園を出ることにしました。
ゴールドコーストの体験
別の日にはですね、ゴールドコーストへ行ったんです。
ゴールドコースト聞いたことがあるんじゃないでしょうか。
サーファーズパラダイスという名前のついたビーチがある場所です。
ブリスベンからゴールドコーストまでは80キロくらい離れていて、車だと1時間半くらいかかるそうです。
電車でも行くことができ、これもなんと50円で行けるんです。
私たちは電車で行くことにしたんですけれども、この日はですね、ゴールドコースト行きの電車が走っていないということになり、バスや電車を乗り換え乗り換えになったので、時間が少しかかってしまったんですけれども、無事にゴールドコーストへ着きました。
ビーチ沿いを歩いているとさすがにね、暑くなってきました。
天気も良くて、多くの人がね、海に入っていましたね。
ジョギングしている人もたくさんいて、こうね、ジョーラで走っているマッチョな人なんかもたくさんいて、
私がオーストラリアに来る以前にイメージしていた、青い空と青い海、ビーチで日光浴をする人々とジョギングをしている人たちがいるオーストラリアというね、
そういうイメージはこんな感じでしたね。
たくさん歩いて疲れたので、ジェラートを食べたり、冬なのに夏のような雰囲気を味わえたゴールドコーストでした。
寒いメルボルンの冬から温かいゴールドコーストへ遊びに行くメルボルンの人たちがたくさんいるという話はよく聞いていたんですが、
実際に行ってみて気候の違いを体験し、なるほどそうかって思いました。
改めてオーストラリアの中でもこんなにも気候が違うということを実感しつつ、きっと夏は暑くて大変だろうなぁなんて思いながら、
またまたフライングカンガルーのカンタスでメルボルンに戻りました。
メルボルンに到着したのが夜だったということもあって、やっぱりメルボルンは冷えてるなぁと感じた夜でした。
久しぶりのオーストラリアの国内旅行でしたが、とっても楽しかったです。
ジャカランダの花が大好きな私はいつかジャカランダが咲き乱れるところを見てみたいって思っているので、
またジャカランダの季節に訪れることができたらいいなって思っています。
今回はオーストラリアのブリスベンへ行ってきたよというお話でした。
ブリスベンやボールドコーストへ行ったことがあるよという方もいらっしゃるかもしれませんね。
どんな印象だったかなど、よかったら教えてください。
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本日は最後までお聞きいただきありがとうございました。
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ここまでお聞きいただいたあなたに、今日のメイプリクイズ。
カンタス航空でスナックが出たのですが、さすがオーストラリアの航空会社だなと思いました。
さて、どんな食べ物が出たのでしょうか。
正解は概要欄をご覧ください。
それでは今日はこの辺で、メイプルでした。