00:00
Maple in Melbourne こんにちは、メープルです。この番組は、オーストラリア・メルボルン在住のメープルが見たり、体験したり、感じたことをゆるりと配信する番組です。
オーストラリアに来て、日本との違いを感じたことはいろいろあるのですが、その一つに道を歩いていて、知らない人に挨拶されることがあります。
すれ違いざまにハローって言われることはよくありますし、この前、海沿いのウィリアムスタウンというエリアに行った時に、ビーチの近くにある住宅地を歩いていたんですよね。
そしたらちょうど、その家から犬の散歩にということで、おじさんと犬が一緒に出てきたんですよね。そのおじさんに、Welcome to Williamstownって言われたんですよね。
見ない顔だから、私たちがよそ者だってわかったんですかね。
あとはね、ちょっと前ですけれども、待ち合わせのために公園のベンチに座っていたんですよね。
そしたらね、犬の散歩中だったおじさんにね、そこに咲いていた花を見てね、この花いいよね。これ何の花だろうってね、話しかけられました。
その花ね、ブーケンビリアっていう花だったんですけど、これブーケンビリアですよって教えてあげたら、あ、そうなんだ。
じゃあちょっと今度ね、植木屋さんに行ってね、これ見てみよう。ちょっと今ね、家のどこ、ここに公園ぐらいの花を咲かしててのでね、いろいろとね、なんか話し始めたんですよね。
で、その後からね、あなたここに住んでるの?とかね、なんかいろいろとね、話をしたことがあります。
日本ではね、私あんまり話しかけられない方だなと思うんです。
ナンパなんかはもちろんないですし、あとね、道なんかもあんまり聞かれない方です。
そんな私でも、メルボルネはこういったふうにね、話しかける経験というのは何とかあります。
なので、普段からね、話しかけられやすい人っていうのは、メルボルネの街を歩いたら、いろんな人に話しかけられまくって、ちょっと忙しいかもしれないですよ。
先日、普段あんまり行かないエリアの住宅地を歩いたんですね。
その日はね、すごく良いお天気で、夕方だったんですよね。ポカポカ湯気でね、とても気持ちの良い日でした。
歩いてると、道を挟んで向こう側にね、小学生くらい、小学校低学年くらいかな、の子供がね、3人遊んでいたんですよね。
道路を面した家の塀があって、その塀の横に小さなテーブルが置いてあったんですよね。
そこにね、いろんなものが並べてありました。
彼らとは道を挟んで、反対側をね、私は歩いていたんですけど、
03:03
そこで彼らがね、「アートワークを見たい?」っていう感じで声をかけてきたんですよね。
で、私、「え、何?」って言って、道を渡って近づいて行ったら、そのテーブルの上にね、彼らが描いたであろう絵がたくさん並べてありました。
なんかね、スヌーピーの絵とか、あとなんだっけな、カービィの絵とか。
そしてね、絵の上には、なんかね、ずらーりとね、なんか小さい何かが並べてあるんですよね。
で、それなんだろうってよく見たら、ビーズを並べてアイロンでくっつけるアイロンビーズっていうのかな、それで作られたものでした。
なんかね、いろんなキャラクターのものがあって、スーパーマリオとか、マインクラフトとか、なんかそういったゲームのキャラクターがたくさんありました。
そしてね、それに全部値段がついてるんですよ。売り物だったんです。
彼らはね、自分たちの作品を家の前で売ってたんですよね。
こんな人があんまり通らない住宅地の一角でね、偶然ね、出会ったので、それだったら一ついただこうかなって思って見てたんですよね。
私が知ってるキャラクターもあったので、あ、これはヨッシーだねとか、これはマインクラフトに出てくるやつだねって言って見てたら、
その一人の子がね、これはなんとかだよ、これこれはなんだよって教えてくれました。
で、私はその中からヨッシーを選んだんですよね。
あ、じゃあこのヨッシーがいいかな、じゃあこれって言ったら、そこはね2ドルって書いてあったんですよ。
で、あ、2ドルかって言って、私お財布見たらね、あいにく1ドルコインしか持てなかったんですよ。
で、あ、残念、私1ドルコインしかなかったって言ったんですよね。
で、彼らどうするかなって思ってたら、あっちにあるヨッシーは1ドルだよって言ってね、別のヨッシーをお勧めしてくれました。
私の前に立つ3人の子供たち。
一人の子はね、2人よりもちょっと小さかったかな、何も言わないでね、こうじーっと見てるんですよね。
で、私が、あ、じゃあこの1ドルのヨッシーをいただくわって言って、1ドルコインをね、一人の子に渡しました。
もうその間もね、3人ともずっとこっちを見てるんですよ。
1ドルでは何も買えませんし、3人で分けることもできません。
あの子たちはどうするのかな、なんて思いながらその場を後にしました。
よく海外の映画で、家の前で子供たちがレモネードを売っているというような場面があると思うんですけど、見たことありますか?
06:06
これまでね、メルボルンでもそういった子供たちを何回か見たことあるんですよね。
ちょっとレモネードなんかは買ったことないんですけどね。
自分のアートワークを見てもらえた喜び、買ってもらえた喜び。
自分でお金を生み出した喜び。
そして次はどうやったらもっと見てもらえるか、買ってもらえるのか、売れるのかなど。
小さい頃から考えて実行していたら、すごい商売人になりそうだな、なんて思いましたね。
自分で考えて行動するということが苦手だったし、今でも苦手意識がある私は、
こういう子供たちの発想や行動力はすごいなって感じました。
私が子供の頃は、昭和の時代ですよ。
○○ごっこみたいなね、そういう遊びはしたんですけど、
実際に知らない人に物を見てもらったり売ったりなんて考えもしませんでした。
テレビゲームすらなかった子供時代だったので、
お友達と集まると○○ごっこみたいなね、そんな遊びをよくしていました。
私ね、お店屋さんごっこが好きで、例えば本を並べてね、本屋さんなんかをしてましたね。
家にある使い古しの放送紙とセロテープを準備して、
お店の人として待ってるんですよね。
友達が来て、お客さん役ですよね。
これくださいなんて言って、私がプレゼント用ですかって聞いて、
放送紙で選んだ本を包むわけです。
あとはね、部屋の扉を閉めて、一人は部屋の外にいて、一人は部屋の中にいるんですよ。
で、扉の下に隙間がありますよね。
その隙間からおもちゃのお金を差し込んで、銀行ごっこなんかもしてましたね。
お友達の中にはね、お母さんごっこみたいなのをしたがる子がいて、
みんなでね、私お父さんとか私お母さん、私赤ちゃんみたいな配役を決めて遊ぶんですけど、
それはね、私あんまり好きじゃなかったですよね。
なんか、みんな何してんだみたいな感覚がずっとあって、
役になりきれなかったので、全然楽しくなかったですよね。
なんかちょっと恥ずかしい気がしました。
今はゲームの中で主人公になりきってゲームをしたり、
あとオンラインで知らない人と一緒にゲームをしたり、なんかもできますよね。
もう私の子供の頃と遊び方が全然違ってきてるなって思います。
09:01
この前ね、お菓子をいただいたんですよ。
そのお菓子の箱に赤い紐がついてたんです。
この赤い紐で閉じられてたんですよね。
その紐の両端を結んで輪っかにしたら、あやとりにぴったりの紐になったんです。
あやとりって知ってますか?知ってます?やったことありますか?
私、あやとりが好きで、ひとりあやとりっていうのも結構やっていたので、今でも覚えてるんですよ。
あやとりって一人でいろんな形を作っていくのと、
あともう一人の人と交互に取っていくやり方もあって、
それがやりたいんだけれども、自分があやとりの紐を持っている状態だと、
どうやって取るかっていうのを相手に取り方を教えられないんですよね。
そのあやとりの紐を、今机の上に置いてあって、目につくとひとりあやとりをしてるんです。
ちょっと暗いですかね。
あやとりをしながら、これどうやって私覚えたんだろうって思い出そうと思ったんですけど、
ちょっとはっきりと思い出せないんですよね。
きっと母とか友達とのやりとりで覚えたと思うんですけど、
そしてね、今この時代にあやとりができる人っているのかなとか、
あやとりができる私ってなんだかちょっとおばあちゃんみたいだなってね。
そんなことを思った、今日この頃です。
皆さんは子供の頃どんな遊びをしていましたか?
自分で作ったものを売ったことがあるよとか、
あとね、あやとり知ってるよ、できるよ、なんていう方がいらっしゃいましたら、
よかったらお便りで教えてください。
Maple in Melbourneでは番組宛のお便りをお待ちしております。
お便りフォームやGmail、DMなどで気軽にお寄せください。
本日は最後までお聞きいただきありがとうございました。
よかったら番組のフォローと評価をよろしくお願いいたします。
それでは今日はこの辺で、Mapleでした。