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はい、始まりました。植物マナブラジオ。みなさん、お久しぶりです。RYO-YANです。
この番組は、植物について興味を持った私が、植物の疑問や話題について、雑談形式で配信する番組となっております。
はい、では、素敵配信でですね、楽しみに待ってくれている方もいらっしゃるのかどうかは分かりませんが、
まあ、今日もね、やっていきたいと思います。
今日はね、先日配信させてもらってた、花粉を運ばせる方法についての続きです。
ではね、本編聴いていただけたらなと思います。
それでは、はい、では、この前は、花粉を運ぶ方法の中でも割とベタなんですね。
中売価と風売価、虫や風に運んでもらう方法について話させてもらいましたけど、
今日はね、まずは他の動物に花粉を運ばせる動物売価について話していけたらなと思います。
よくね、花粉を運んでる動物っていうと、みなさんのね、頭の中にも浮かぶんじゃないかなと思うんですけども、
そうですね、鳥を利用してます。
遠くまでね、飛んでいく鳥を利用して、花粉をね、遠くまで運んでもらおうと。
日本ではね、鳥とかコウモリもね、花粉を運ぶみたいですよ。
蜜を吸って花粉を運ぶ鳥は、メチロとかヒオドリ、あとはオカサワラショトウにメグロなんかがあげられるみたいですね。
その他にもウソとかスズメ、シジュウカラなども花にはくるんですけども、
花を食べてしまうかちぎって蜜を吸うらしくて、花にとってはね、ちょっとね、迷惑なお客さんです。
今日はね、触れませんが、オカサワラのツルアダンや沖縄に生えているトビカズラ族の花、
これらはですね、哺乳類のオオコウモリに花粉を運ばせてます。
町売価。鳥にね、花粉を運ばせる動物売価を町売価と言うんですけども、
日本で最も進化しているのはヤブツバキの花だそうです。
鳥のね、好む赤い花びらをして、私はここだよっていうね、ツバキ、花の存在を示してて、
で、多量の蜜を用意して鳥をね、誘ってます。
同じツバキ科のサザンカの花は花びらが1枚ずつ離れてて、
オシベも1本1本独立してますけど、ヤブツバキの5枚の花びらは元がね、合わさって一体となってます。
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そうやって共同することで花はしっかりと枝について、花びらに留まる目白、
虫とかとか、比べもにならないぐらいね、体重があります。目白をね、支えているそうです。
オシベも器具がね、合わさって筒になって、内側に多量の蜜を蓄えてます。
花がね、斜め下向きに咲くみたいで、蜜が流れてしまわないかと心配になるみたいなんですけど、
オシベの筒の内側に多数の花糸がね、立ち並んでるんで、その毛細管現象で蜜はね、筒の中に留まることができます。
一方で、オシベの筒の外側は滑らかで、くちばしで突かれても穴は開かないようになってますし、
そうすることで横からは蜜が吸えないので、鳥はね、花粉いっぱいのオシベの真ん中に、
まあ、頭を突っ込んでね、くちばしを差し込んで蜜を吸うので、顔に花粉が付くことになります。
これがね、ヤブツバキの最もね、長媒化として進化しているヤブツバキの作戦ですね。
赤い花びらで誘って、多量の蜜を用意しているけど、
頭をちゃんと突っ込まないと横からかじっても吸えないようになっているということで、確実にね、目尻に頭を突っ込ませて受粉しています。
その他の長媒化としては、皆さんもね、ご存知の梅。
中国原産のね、植物ですけども、今では日本フードに馴染んで、皆さんにもよくね、目にすると思いますが、
この梅、食料のね、少ない、まあ、早春、まだ寒い頃ですかね、
その蜜がね、鳥たちの欠かせない栄養源になってます。
蜜は花の中心にあるサカズキ型の部分に分泌されるんで、花アブとか蜜鉢などの昆虫もね、吸えるんですけど、
昆虫は暖かい日じゃないとね、訪れないので、そういったまあ、ちょっとまだね、肌寒い早春の時期っていうのは、主な花粉売会社は目尻とヒヨドリになります。
ヒヨドリは縄張り式が強いんですね。
目尻が来たことに気づいたら、高い鳴き声を上げながら追い払うそうです。
追われた目尻が他の木に移動することで、花粉も別の株に運ばれることとなると。
同じ品種のね、花粉では実らない梅はね、ヒヨドリが目尻を追い払ってくれるので、別の品種の花粉を受ける率が高まるということで、
鳥のね、縄張りへ争いというか、鳥の喧嘩にまでね、利用して花粉を売買されるということで、
まあ非常にね、あのしたたかなね、作戦を取る梅ですね。
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続いてはまあ、こちらもね、馴染み深い、日本人には馴染み深い桜。
昆虫がね、目覚める早春から春に移り変わるとする時に、桜の花は花期を迎えます。
まあ、卒業式シーズン、入学式シーズンの時でしょうかね。
額頭の部分に多量のね、蜜を分泌して鳥を誘いますが、鳥たちは枝に留まって首を伸ばして蜜を吸います。
その時に花粉は、くちばしについて運ばれます。
でもそのように、まあ上品にね、振る舞ってくれるのは目白とか日踊りだけで、
四重からは額に穴を開けますし、スズメや若気本生インコは花を食いちぎって蜜を吸うので、
でもあの先ほどのね、ヤブツバキみたいなね、防御する術は持ってないので、桜はですね、蜜を吸われる我慢。
花びらも食いちぎられてしまうスズメとかにはですね、防ぐ手立てを持ってないということで、
まあなんとまあ、悲しいというか儚いというか、なんとも言い難いんですけども、
まあ桜頑張れということでね。
他にもね、長媒化はまだありますが、今回はこの3つをご紹介させてもらいます。
続きましては、誰の助けも借りずに同じ花粉内で受粉する、同化受粉の植物について紹介します。
中媒化、風媒化は、近くに生えている同じ種の花と時を合わせて花を咲かせて花粉を受け渡しますが、
昆虫が来なかったり、一株だけ生えてたりして、仲間とね、花粉のやり取りが困難な環境にある植物もあります。
そのような場所でも受粉して種を残せる植物があるんですけども、
これらは一つの花の中で、おしべとめしべの先が触れ合って受粋する、同化受粉と呼ばれる習性を持つ植物があげられます。
太刀犬のふぐりというね、雑草の花があるんですけども、こいつの花は直径わずか3ミリほどだそうです。
しかも午前10時頃に咲いて、午後2時頃には閉じてしまうということで、
小さくて目立たない上に咲いている時間も短いので、昆虫はほんとごく稀にしか訪れません。
開花し始めた当初、おしべはめしべと離れてるけど、
次第に閉じていく上で、近寄って正午頃にはおしべに触れて花粉を付けます。
太刀犬のふぐりはこのように同化受粉して、次世代を確実に残しているそうです。
どんどん行きますね。
次におしろい花。この花は夕方咲いて雀が誘っているみたいなんですけど、
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街中とかではね、川は稀にしか来ません。
花びらは午後4時頃に咲いて、おしべめしべが伸び出るのは午後6時頃だそうです。
午後9時頃になると、おしべめしべが花の中に巻き戻り始めるんですけども、
その途中でおしべめしべの先が触れ合って、同化受粉します。
このため、本来誘っている雀が来なくても黒い種ができて、毎年花を咲かせることができているそうです。
続きまして、みぞそば。水辺で綺麗な花を咲かせているみぞそば。
こいつはね、地面近くから枝を地中に向けて伸ばして、その先にも花を付けます。
地中では風も吹かないし昆虫も来ませんよね。
花びらは開かないので閉鎖花と呼ばれています。
中ではおしべがめしべに花粉を直接付けて同化受粉しています。
こうしてできた種は土の中では移動できないけど、親の植物が獲得した土地をしっかりと受け継いでいくので、
栄養を多く分けてもらって、花びらを開いて咲く花、開放化の種よりも1.5倍も重いそうです。
同じ閉鎖花で受粉するもので、すみれ。
春ですね、すみれの仲間は林の下矢野で美しい花を咲かせて、ひげ長花鉢とかツリヤブを誘って花粉を運ばせてますけども、
初夏になると、林ではね、木々の葉が茂って、のっぱらでは周囲の草が伸びて、花を咲かせてもね、すみれが目立たなくなります。
次々と実ができて、種を弾き飛ばす。
この頃の実は、つぼみのような姿をしたね、閉鎖花から育ったもので、長さ3ミリほどのね、閉鎖花の中を見ると、
小さなね、おしべとめしべだけがあって、互いに接して受粉してます。
このように、すみれの仲間は昆虫が少なくなったら、無駄な花びらは作らずに、閉鎖花に切り替えて同化受粉しているそうです。
自分の置かれた状況をうまく利用して、蜂とかが来てくれるときには、きれいに花を咲かせて、
もうお客さん来ねえなってなったら、閉鎖花でね、自分で受粉するスタイルに変えるということで、非常によくできてます。
誰にも頼らないイヌブギということで、雑草の中にはね、閉鎖花だけで子草を残している植物もありますけども、
菊花植物のイヌブギ、これらがね、閉鎖花だけで子草を残してます。
穂の先についている防水系のものは、花が数個集まった穂の一種なんですけども、
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緑色の栄衣を開いてみると、おしべめしべが見えます。
つぶみのようにも見えるんですけど、黄色いおしべは白い綿毛のような中頭に花粉をつけています。
どの花もね、おしべめしべを外に出さず、何にも頼らずにどんどん種を作れるんで、
空き地などでも死ぬほど生えてるんですね、イヌブギが。
何もせんでもね、勝手に受粉できて勝手に増えていくということで、これこそね、雑草の鏡なんじゃないかなと思います。
はい、どんどんいきます。
次はね、水媒花、水に花粉を運ばせる植物。
水面と水中をね、うまく使ってます。
水媒に生える植物の多くはですね、花や茎がね、水中にあっても、
花だけはね、水の上に出して昆虫や風に花粉を運ばせている、
まあ水、大箱とか草もあげられますけども、
ものと、その中でね、完全に水中生活に適応して、
水の流れを受粉に利用しているのがクロモやセキショウモです。
またアマモやスガモは海水中で受粉するように進化してます。
水面上でね、受粉するこのクロモっていう植物は、沼などにね、生えてる水草で、
節々から数枚の葉っぱをね、四方に広げてます。
オスカブとメスカブがあって、夏から秋にかけて花をつけるんですけど、
オスカブは花のね、脇の悪い頬の中にお花を1個入れてまして、
メスカブは長い額頭の先に芽花を1個つけます。
花が成熟すると、オスカブは頬の口を開いて、
つぼみのままのね、お花を水中に放出します。
つぼみは浮き上がって水面に出ると、3枚の花びらがパッと開きます。
花びらのね、内側は水をはじくんで、おしべが上になって水面を漂います。
メスカブのつぼみは額の筒の部分を長く伸ばしてですね、
先端が水面に達すると花びらを開きます。
芽花も花びらの内側はね、水をはじく性質があるんで、
花の周囲に水面が凹んだ状態になります。
お花がその凹みに近づくと、
芽花に引き寄せられて花粉を渡すような、そんな仕組みになっているそうです。
こうしてね、受粉した芽花は再び水中に戻って実になって、
種を散らすっていうことですごくね、
まあ、よくできてますよね。
こちらがね、クローモでした。
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続いてはね、長い花粉で絡みつくアマモということで、
浅い海の中に生えている海藻、海に草ですね。
海藻の仲間であるアマモです。
カナデ、ひらがなで書くと海藻ですけども、
ホウシで繁殖するわかめとか昆布、海にもと書く海藻とは違って、
ススキとかイネのように花を付けて種を作って繁殖する種子植物の仲間です。
花は細長く縦に二つ折りになった額の間に、
お花と芽花が交互に並んでます。
花といってもお花は一個のおしべ、
芽花も一個のめしべだけでできていて、花びらなどはありません。
一つの法の中では、
芽花が初めに二本に分かれた白い中等を出して、
海水中を流れてくる花粉を受け止めます。
その芽花の中等が枯れ落ちてから、
おしべが立ち上がって細長い花粉を放出すると。
放出された花粉は長さ3ミリもあるんですって。
水中を漂っていき、
芽しべに絡みつくようにして受粉するということで、
ぜひググググって出るかな。
あの写真ね、
ちょっと勉強した本の中で写真載ってましたけど、
面白いね、生態だな、性質持ってるなと思います。
足早に説明したような学校になりましたけども、
動物媒化に動花受粉、それに水媒化ということで、
植物の生存戦略ですね。
したたかな生存戦略。
花粉をどのように運ばせるかっていうこと。
どれもね、植物のどんな環境に置かれても
なんとか生きていこうっていう意思が見られてましたよね。
現実世界においても置かれた環境に文句を言わず、
なんとかできない理由ばっかり考えながらで、
どうやってそれをできるようにするかっていうね、
前向きな気持ちを
僕もね、植物から見習って
私生活に生かせたらいいなと、
なんかしみじみと思いましたね。
はい、じゃあね、エンディングですよ。
はい、ではね、今日の花言葉は、
動物媒化、蝶媒化のところに出てきました、
椿を取り上げたいと思います。
椿か椿族。
原産は日本、いや、東アジアなんですね。
日本での文句は、本州、四国、九州、沖縄と
どこでも見れますね。
開花は2月から4月。
用途は庭木ということで、
冬から早秋にかけて鮮やかなね、
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赤色やピンク、白の花を咲かせます。
椿の花言葉も花びらの色によってね、
色々あるみたいなんですが、
今回は赤い椿の花言葉から。
控えめな素晴らしさ、謙虚な美徳ということで、
みなさんはね、どうでしょう?
謙虚に生きてますか?
コロナが流行ってね、
日本中がちょっと荒んだ気持ちになって、
マスクがない系、ちょっとね、
店員さんに強く当たったりだとかね、
歯がゆいから、うまくいかないからって言ってね、
他の人にね、当たり散らしたりせずにね、
当たり散らす気持ちも分かります。
自分がね、荒んだりね、
忙しくて心がなくなって、
嫌な状態になったらね、
周りに当たりたい気持ちも分かりますが、
ちょっとね、当たる前に一歩、
一旦ね、考えてみて、
それ正しいのか、
この人に当たったからってどうにかなるのかっていうのをね、
一回考えてみて、
穏やかにね、
もっとみなさん穏やかにいけたらいいんじゃないかなってね、
僕は思います。
ではこんな感じで、
今日もね、聞いてくださってありがとうございました。
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