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Maple in Melbourne こんにちは、Mapleです。この番組は、オーストラリア、メルボルン在住のMapleが見たり、体験したり、感じたことを、ゆるりと配信する番組です。
落としたお財布が返ってくるほど、親切な人が多く、治安が良いと言われている日本。 そんな日本から海外へ行くときは、現地の治安が気になりますよね。
私が今住んでいるメルボルンは、わりと治安の良い街だと感じます。 欧州で聞くようなスリーとか窃盗の被害というのも、私は個人的には経験したことはないです。
それはね、私は暗くなってから外を歩くということは、ほぼないんですね。 なので、トラブルに巻き込まれるチャンスというのも少ないから、そう思うのかもしれません。
もちろんね、あまり治安が良くないと言われている地域はありますし、いろんな犯罪とか事件なんかもあります。
日中、シティを歩いて行って、ちょっと怪しいなって思うような人を見かけることもあります。
特にね、長かったロックダウンが終わった頃っていうのは、すごい怪しげな人を多く見かけました。
これまでね、仕事でシティに行っていた人というのが、ロックダウンで家で仕事をしなければならなくなって、その後ね、ロックダウンが明けてからも、
家で仕事をする人もそのまま多くなったので、以前に比べてね、シティに来る人数というものが劇的に減ったんですよね。
なので、これまではね、あまり目立たなかった、ちょっと怪しいなっていうような人が、目につくようになったのかなとも思います。
治安は良いと感じるメルボルンなんですが、シティを歩くと、ホームレスの人が結構多いなーって気がつきます。
年齢やね、生物も様々で、結構ね、若そうな人もいるんですよ。
お店のね、前に座っている人が多いんですけれども、歩きながらね、すれ違う人々にね、お金をちょうだいって聞きまくってる人もいます。
あとは、道路に面した外の席で飲食をしている人にね、通りすがりに話しかける人がいたり、
あとは電車の中にね、乗っている人、一人一人にね、お金を責める人も時々いるんですよね。
皆さんは、こういった人にお金が欲しいって言われたらどうしますか?
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私はこれまでね、そのような場面でお金を渡している人をね、よく見かけました。
電車の中でね、一人一人お金くださいって聞いている人がいた時にはね、一車両にね、なんか2,3人くらいはね、お金を渡していたし、
あとは、路上でね、座っている人、ぽつぽつと座っている人がいたんですけど、ある人はね、その一人一人にね、5ドルずつ、5ドルっていうのはだいたいそうですね、500円弱ですかね、ずつ渡している人がいたり、
あとはね、コンビニからちょうど出てきた若い男の子がいて、ちょうどそのコンビニの目の前に座っていたホームレスの人にね、
20ドル札、これはだいたい1800円ぐらいだと思います。その20ドル札をね、渡しているところも見かけました。
それから、なんか食べ物をね、渡している人とか、何かのね、プロジェクトなのか、数人のね、若い人たちがね、そういったホームレスの人にね、話を聞いているようなところも見かけました。
私はこれまでね、そういった場面でお金をね、渡したことはありません。
薬物にね、使ってしまう可能性があるお金よりも、別の方法でね、支援をした方が良いのではないかなって考えるからなんです。
でも、何かのね、支援団体に寄付をしたところで、今、目の前の人のためにそのお金が使われるかどうかというのはわからないから、直接手渡す方が助けになるって言って、お金を渡している人のね、意見も聞いたときに、
あ、なるほどなーって思いました。
あの、私ね、横浜出身なんですけど、その横浜のね、館内という場所に、路上生活をね、されている方が結構いらっしゃるんですけど、その中の一人で、ナムさんっていう名前の方がYouTuberになってね、
今はね、アパートを借りられるほどになったんです。
そのナムさんの動画の中でね、たくさんのボランティアの人がいて、食事とか、あの、医療品などね、援助をしているということを知りました。
ホームレスをね、卒業したナムさんは、動画の中でね、夢を話していて、その中の一つはね、ご民家を探してホームレス仲間にね、使ってもらいたいって言っていました。
最近、メルボルンではこんなニュースがありました。
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メルボルン中心にある秋ビルが、新たに公営住宅に生まれ変わり、都市部の路上生活者の住居となります。
リトルバークストリートにある地方公共団体が保持する6階建ての秋ビルは、路上生活者用のアパートメントに生まれ変わります。
ビクトリア州政府、メルボルン市、事前団体などが連携し、最大で50人が最長12ヶ月移住します。
各階に10室を設け、各部屋に寝室、簡易キッチン、オンスウィートの浴室付き。
一つの階はホームレス経験、またはホームレスの危機にある女性性要介に、12ヶ月の滞在期間終了後に全員が長期住宅施設に移動する支援を受けられます。
屋上には庭を設け、住人らがガーデニングなど社会活動をする場所が設けられます。
さらに、住人向けに保険や酒、薬物、メンタルヘルスに関わるサポートも提供します。
メルボルン市長は、ビクトリア州の暫定宿泊施設の新たな基準になる。
住宅とサポートがあれば再び生活を自分でコントロールできるようになると述べた。
2021年の国勢調査によると、メルボルンで130人が路上生活をしていた。
このうち15%は15歳から25歳の若者で、5%が先住民。
人口のうち先住民が占める割合は、わずか0.5%に過ぎないことから、先住民のホームレス率が高いと言える。
メルボルンには低所得者用の住宅というのがあるんですけれども、そちらに住むにもいろんな審査があるそうです。
そういった低所得者用の住居に移り住む前のアパートとして、こちらの空き部屋を宿泊所にするみたいです。
日本では一度住居をなくすと、再びアパートを借りるのが大変ですよね。
先ほど言ったYouTuberのナムさんも、収益を得られるようになった後も、たくさんの手続きを経てから、ようやくアパートを借りられるようになったと言っていました。
ホームレスの方の中には、宿泊場所を提供されても、自分の意思で利用しない人というのもいるそうなんです。
薬とかメタルなどのサポートというのも必要なんでしょうね。
日本もオーストラリアも、必要なサポートが必要な人に届くようになってほしいと思います。
ボランティアに参加したり、事前団体に寄付したり、ホームレスの方に直接サポートしたり、私は自分が良いと思うことをしたいとかできると思ったときにすればいいのではないかなと思っています。
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ホームレスの方や生活貧困者の方が雑誌を売ることで報酬をもらえるビッグイシューというのがありますよね。
ビッグイシューの雑誌を売っているので、それを買うのも今すぐできる簡単な一つの方法かなと思います。
メルボルンにもそのビッグイシューを売っている人がいるんですよ。
それぞれ個性があって、よく見かける人はビーグイシューって歌を歌っているような感じで言って、
あなたのお昼のお供にみたいな、そんな感じで宣伝している人とか、
あとは一人一人にハローって声をかけて、買わなかった人にもハバグって言って挨拶をしてくれる人なんかもいますね。
街を歩くと色々な団体への寄付を募る人々に声をかけられます。
できることなら自分が何かしてあげたいと思うことには協力したいと思うんですけど、
どのようなところにどのような協力をするのか、アクションを起こすかどうかというのはその人次第になりますよね。
それから悲しいことですけど、人の親切を利用する人がいるのも事実ですよね。
このようなことに対して、私自身は壊るべきだっていう強い信念というのはないんですけども、
困っている人が少なくなる世の中になってほしいって思っています。
今日は、メルボルンは割と治安が良い街だよっていう話から、
メルボルンの空きビルが公営住宅に変わって路上生活者の支援になるというニュースを見たよというお話でした。
皆さんはこれまで治安が悪いなって思った国や場所はありますか?
よかったら教えてください。
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それでは今日はこの辺で。
メイプルでした。