メルボルンのペンギンとアザラシ
Maple in Melbourne。こんにちは、Mapleです。この番組は、オーストラリア・メルボルン在住のMapleが、見たり体験したり感じたことをゆるりと配信する番組です。
ゴールデンウィークはどのように過ごされましたでしょうか?
長期休暇を取られた方もいれば、もちろんお仕事だった方もいらっしゃると思います。
私も日本では、仕事がサービス業だったので、ゴールデンウィークはもちろん仕事。そして、とっても忙しい時期でした。
お友達とのお休みも合わないので、一緒に遊びに行くことができませんでしたけれども、同じ会社の人と一緒にオフシーズンに休暇を取って、旅行に行ったりできました。
あとはですね、そうですね、一人で気ままに休暇を取っていましたね。
日本は梅雨前の良い時期だと思います。5月病などと言いますけれども、ゴールデンウィークを満喫された方も、連休は頑張ってお仕事をしたから、休暇はこれからだよという方も元気にお過ごしくださいね。
メルボルンの5月は秋です。紅葉が始まって、スーパーには栗が売られるようになりました。日に日に日曜時間が短くなって、ガエロ樹の葉も落ちてくるので、ああ、冬がやってくるなという感じです。
このところお天気がとても良くて、青空が広がる日はとても気持ちがいいです。少し前の良いお天気の日に、セントキルダというビーチがある場所へ散歩に行きました。海の近くに桟橋があって、そこをずっと歩くことができる場所があるんです。
何度も行ったことがある桟橋で、その先にはペンギンが見られる場所があるんです。
メルボルンの観光の一つに、ペンギンパレードというものがあります。メルボルンシティから車で2時間くらい離れたフィリップアイランドという場所で、世界最小のリトルペンギンが海から陸に戻ってくる様子が見られるツアーです。
私も何度か行ったことがあるペンギンツアー、以前にもこのツアーに行った時のお話をしています。
ちょっとしたアクシデントがあったこの時のエピソードを概要欄に載せておきますので、興味がある方は聞いてみてください。
そのペンギンツアーで見られるリトルペンギンが、このセントキルダという場所でも見られるんです。
これまで私は2度ほど見たことがあります。
フィリップアイランドのツアーでは、ペンギンが必ず見られるんですけれども、このセントキルダでは見られないということがあるかもしれません。
ツアーと違って見られる場所というのが狭いんですけれども、ここは無料なんです。誰でも入ることができるエリアです。
そのセントキルダを歩いた日というのは、とてもお天気が良い昼間だったんですね。
そしてなんとなくその桟橋まで歩いてみようという気になりました。
平日の昼間でしたので、そこはあまり人もいませんでしたね。
手すりの近くに岩場があって、そこをなんとなく見てみたんです。
するとなんとそこにはアザラシがいたんです。
気持ちよさそうに寝ているんですよ。びっくりしました。
あまりの可愛さにしばらく私はアザラシを見ていたんですけれども、
すると一人の女性がそばを通りかかったんです。
アザラシの存在に全く気づいていない様子だったので、私はその人に目配せをして、
見てみてってアザラシの方を指差しました。
彼女もびっくりしてしばらく一緒にアザラシを見ていました。
するとどんどん人が集まってきて、みんな写真を撮ったりビデオを撮ったりしました。
当のアザラシは全く気にせずのんびり寝ていました。
私はその場を後にして、もう少し先にあるペンギンが見られる場所まで行きました。
日中ですのでもちろんペンギンはいないんですけれども、
そこにあるベンチでのんびりする人たちの姿を見つつ、また元来た場所を歩いて帰りました。
アザラシがいたところには新しい人だかりができていました。
これまで何度も来たことのある場所だったんですが、初めてアザラシに会いました。
本当に嬉しくて、数日後にもまたそこへ行ってみたんですけれどね、アザラシには会えませんでした。
南極の皇帝ペンギンの冒険
ペンギンといえばですね、ペンギンツアーのほかに、
メルボルンの水族館で大きなペンギンの赤ちゃんが生まれたよという話も以前にしています。
キングペンギンの赤ちゃん、ペストと名前が付けられた赤ちゃんペンギンだったんですけれども、
その驚くべき大きさと愛らしさがですね、世界中の注目を集めたというお話です。
そのエピソードも概要欄に載せておきますので、よかったら聞いてみてください。
私はペンギンが好きなんですけれども、先日たまたま流れてきた動画にとっても衝撃を受けました。
それは、南極の皇帝ペンギンのヒナたちが50フィート、これは約15メートルだそうです。
その氷の崖から初めて海に飛び込む様子を捉えた驚くべき映像でした。
これは普通じゃありえないことらしく、普段はですね、せいぜい30センチとかそういった低いところから海に飛び込むらしいんですけれども、
今回はですね、数百羽が一気に高い崖からジャンプをしたということらしいんですね。
この様子をナショナルジオグラフィックの撮影チームがドローンで撮影をしていて、ものすごい迫力のある映像になっていました。
最初の1羽が勇気を出して飛び降りたら、他の子たちも次々に続いて、初めての海での泳ぎに挑戦したという動画です。
信じられないくらい高い壁から落ちていくペンギンのヒナを見るのはですね、見ていてお腹がヒヤッとする感じがしました。
この映像は、2025年のナショナルジオグラフィックのエミー賞受賞シリーズ、Secrets of the Penguinsという特集番組で放送されるらしいんですね。
なので、今ちょっと注目されているそうです。
ちなみに、このコウテイペンギンというのは一番大きい種類のペンギンだそうで、南極の過酷な冬に卵を産んで、オスが氷の上で2ヶ月も卵を温めるという、とっても頑張り屋なペンギンのようです。
そして野生でも20年くらい生きるらしいのですが、中には50年生きた子もいるそうです。
ナショナルジオグラフィックのSecrets of the Penguins、YouTubeに予告がありましたので、こちら概要欄に載せておきます。
海にはペンギンにとっての天敵、例えばアザラシとかシャチですね、そういったものがいるかもしれないので、ペンギンたちは海に飛び込むのを警戒しているんです。
でも、誰かが最初に勇気を出して飛び込まないと、いつまでも進めない。
ファーストペンギンの重要性
その最初にリスクを取って飛び込むペンギンが、ファーストペンギンです。
そこから転じて、このファーストペンギンという言葉は、今では未知の世界に最初に飛び込む勇気のある人、リスクを恐れずチャレンジする人という意味で、特にポジティブな意味合いで使われることが多いです。
このものすごい崖を最初に飛び込むペンギン、いわゆるファーストペンギンには私はなれないと思います。
でも、自然界では最初であれ最後であれ、飛び込まないと生きていけないのですよね。
人間界でのファーストペンギンはどうでしょうか。
ファーストペンギンの後であれば、リスクが小さいことの方が多いのかななんて思います。
それでも何かにチャレンジする人はすごいですし、一生懸命な人は応援したくなります。
ファーストペンギンタイプというのは、リスクを取って先陣を切るタイプ。
時には孤独だったり怖かったりするかもしれませんが、道を作る人。
応援タイプはファーストペンギンを支える存在で群れが動き出すのを後押ししてくれる人たち。
どちらも大切で、両者がいることで流れができる。
そして時にはタイプが反対になることもあるかもしれません。
あなたはファーストペンギンタイプですか?それとも応援者タイプですか?
今日はペンギンの動画を見て思い出したこと、思ったことのお話でした。
メンプリンベルボルンでは番組あてのお便りをお待ちしております。
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このメンプリンベルボルンではメルボルンの話題をお話ししていますが、
もう一つの番組、アフターセブンという番組があります。
このアフターセブンは月曜日から金曜日までの毎日19時に、
多様なポッドキャスターさんが日替わりで30分ほど配信をしている番組です。
このアフターセブンはメンプリンベルボルンの番組です。
このメンプリンベルボルンは月曜日から金曜日までの毎日19時に、
多様なポッドキャスターさんが日替わりで30分ほど配信をしている番組です。
このアフターセブン、通称アフセブでは金曜日を担当しています。
ポッドキャスタ番組赤組ラジオのビリーさんと2人で配信をしています。
メンプリンベルボルンとはまた違ったコンセプトの番組ですので、
よかったらアフターセブンもお聞きいただけると嬉しいです。
土曜日はメンプリンベルボルンをお聞きいただけるととっても嬉しいです。
そして今回5月10日、この配信は土曜日なのですが、
毎月11日はソロポッドキャストの日ということで、
エピソードの配信とスペースを行っています。
ですので明日の11日もエピソードを上げますので、そちらもぜひお聞きください。
本日は最後までお聞きいただきありがとうございました。
よかったら番組のフォローと評価をよろしくお願いいたします。
それでは今日はこの辺で、メープルでした。
