スピーカー 1
あと、今喋ってと思ったんですけど、カーディガン。
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カーディガンも結構好きなんですよ。 で、カーディガンもなんかこの、
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ちょっと古着で結構変わったりするんですけど、もうなんかこの夏のちょっとオーバーサイズで、ちょっともうダルダルってなってるようなカーディガンが好きなんですね。
で、まあそんなのも、やっぱ毎年なんか買ってきちゃ、数年着て捨てるみたいなのを繰り返してるんですよ。
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で、やっぱりそれもね、そんなカーディガン持ってなかった? よく言われるんですよ、嫁に。
いやもうこれ捨てたんだよ。ね、あのね、以前持てたのはもうね、あの泣いちゃったから捨てたんだよーとかね、あのちょっともうダルダルになっちゃったから捨てたんだよーとか。
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もう本当にチェック柄のシャツとカーディガンに関してだけは、毎年なんかね、一着買っては、数年着て捨てを繰り返してるんですけど。
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これね、俺なんでチェック柄のシャツと
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カーディガンだけ毎年買ってんのかなーって 思ってたんですよ。
これママが好きなんだろうな、いや好きなんですけど、なんで好きなのかなーって 気づいたんですよ。
これね、あのー、皆さんご存知かどうかわかりませんけど、
あのー、カートコバンっていう人の影響なんだなって改めて思ったんですけど。
あのちょっとね、 動画見てて、あっと思って
俺、すごい影響されてる。
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あの、もともと分かってたんですよ。このカートコバンっていう人にめちゃくちゃ僕、
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その、影響を受けてるんですよ。
あの、多分海外のアーティストなんですよ、この人もね、まあカートコバンっていう名前だから日本人ってことはないんですけど、
アメリカのね、シアトルだったかな、なんかまあそっちの方です。
90年代にね、あのー、一世を風靡した。
スピーカー 2
80年代から90年代前半にかけて、世界的なアーティストと言われた。
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もうね、キングオブポップと言われたね、マイケルジャクソンっていうね。
スピーカー 2
もう神様みたいなアーティストを失落させたアーティストと言われたりも、
一部ではしてるんですよ、このカートコバン。
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ニルバーナっていうね、バンドでカートコバンは世界的にデビューを果たすんですけど。
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このニルバーナの登場により、今までそのアンダーグラウンドシーンでくすぶっていたバンドたちが一気に世に放たれることになるんです。
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それまではこの商業的な音楽は、商業的なっていうか、CD売ってたんだからみんな商業的じゃねえかって話なんですけど。
そのスタジアムだったり、何でしょ。
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音、これまあいろんな、もうちょっとね、その辺の詳しい話は皆さんね、調べてみてください。
スピーカー 1
ニルバーナとかね、色々検索してくると出てくるんで、ちょっと見てほしいんですけど。
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ニルバーナというね、バンドがよく言われるこのね、グランジブームっていうものの契約なんです。
グランジっていうのは直訳すると、まあなんか汚らしいっていう意味なんですよね。
あの、もう本当これグランジっていう言葉もね、あの皆さんね、検索していただけると、スラングっていうやつですね。
まあまあ、あんまり綺麗な表現ではない言葉なんですよ。
スピーカー 1
で、まあその代表的なバンドがニルバーナっていう。
で、そこのミターボーカルがカート・コバーンって言うんですけど。
スピーカー 2
で、その人のファッションにものすごい憧れというか、影響を受けましてね、15歳ぐらいから。
まあいわゆるアメカジーなんです。アメカジーファッション、アメリカンカジュアルのファッション。
えーと、まあ簡単に言うと、リーバイスの501っていうね、デニムパンツを履きまして。
スピーカー 1
で、コンバースのジャックパーセルというスニーカーを履きまして。
で、先ほども出てきました。チェック柄のベルシャツを着たり、それこそあの、もうなんかボロボロのオリーブ色のカーディガンを、このね、カート・コバーンは着て。
で、なおかつロン毛なんですよ。えー、なんでしょう。今のお父さんはもうコスプレですよね。はっきり言ってカート・コバーンのコスプレをしてます。
スピーカー 2
それを15歳の時から影響を受けて、今47歳になっても、その影響を潜在的にずっと受け継いでるわけです。
スピーカー 1
だから毎年ね、柄シャツ、柄シャツっていうか、チェックシャツ、チェック柄のシャツを買って合わせて繰り広げてるけど、ものすごい影響を受けてるんですよ。
もちろん音楽的な影響も受けましたよね。
スピーカー 2
ニル・バーンっていうバンドを知らない人は本当に、簡単に言うと強音爆音ギターなんですよ。すごいうるさい、やかましいんですけど。
スピーカー 1
で、このカート・コバーンの年代のアメリカの世代の人たちのことをジェネレーションXっていう表現するんですけど、
スピーカー 2
この年代の背景的なものをちょっと話すと、お父さんやお母さんの世代よりも貧しくなる子供たちのことをジェネレーションXというふうに表現してたんですね。
スピーカー 1
だからその親の世代よりもすごく貧しい仲間という時代背景があって、その中から飛び出したロックスターっていうのがカート・コバーンなんですよ。
で、なんかこの、もうね、すごい批判的な人間。すごい批判する大きいアーティスト、すごいビッグアーティスト。
スピーカー 2
でもなんかその、自分も結局そっち側の世界に仲間入りしちゃうわけです。ものすごい売れるんですね。全世界で1000万枚のCDが売れちゃうんですよ。
スピーカー 1
ネバーマインドっていうアルバムがあるんですけど、みんなジャケットは見たことあるかな。なんかこの水の中を全裸の赤ちゃんがドル札で釣られるみたいな、そういうジャケット写真が有名なんですけど、そのアルバムが1000万枚以上出てきて。
自分がね、批判してきた、いわゆるミュージシャンの仲間入りをしてしまう。すごくカート・コバーンっていうのは優柔不断だったっていうふうにも言われてるんですね。すごく精神が、優柔不断というか精神が揺れ動く人。
売れたいけど売れたくないっていうね。音楽的には売れるような表現の音楽ではないんですよ。でもそれで売れてしまった。世界的なアーティストになってしまった。
そこで、アンダーグラウンドシーンのアーティストからは裏切り者と言われ、知らない間に自分がどんどんロックスターのメインストリームに押し上げられていく。
スピーカー 2
自分がこの音楽で生活しながら自分のやりたい音楽を突き詰めていったかったんでしょうけど、それが自分の想像以上に売れてしまったことによって自分の精神がなかなかコントロールできなくなる。
すごく純粋なんでしょうね、この人。ものすごい純粋なんだと思うんです。僕は不安定な感じも含めてすごく好きで、本当に影響を受けたんですよ。
10代から20代、今もですけど、すごく影響を受けてきた人なんです。この人の影響でファッションもそうですし、音楽的なところもそうだし、
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ミルバーナを見てから、バンドっていうのは3ピースバンドが一番かっこいいものだっていう価値観を僕は植え付けられた。バンドっていう形態の最小形態。ドラム、ギター、ベース、ボーカルっていうのを3人でこなす。
これはミルバーナっていうのはドラムとベースとギターボーカルのカートコバ。3人なんですけど、カートコバンがギターを弾きながらボーカルをして、ベースがパンコタクと言われているクリス・ノボセリッコっていう人とね。
ドラムがデイブ・グロールっていう、今これ知ってる人いるかわかんないんですけど、フーファイターズっていう有名なバンドのギターボーカルやってるんです。これもまたちょっと重いんですけど、元ドラム、ミルバーナでドラムをやってたデイブ・グロールがギターボーカルでフーファイターズっていうバンドをやってるんです。
フーファイターズに来日してライブやってたみたいですけど。そんな感じでミルバーナから、カートコバンから受けた影響っていうのは非常に大きくて。でも潜在的にもチェック柄とカーディガンを買うほど精神的に刷り込まれてるぐらい好きなんです。
小田さん論言なんですけど、この論言の影響も間違いなくカートコバンの影響なんだろうなって思うんですよ。それぐらい見た目だけの話になっちゃいますけど、ものすごい影響を受けたよって。
元々バンドもやってたんですね、小田さんは。そういうカートコバンの音楽性だったり、そういう思想みたいなものに少しだけ近いというか、思想的なものの影響を受けてたりするんですよ。
なんか本当に、そういう3ピースバンドへの影響がまず大きいんですよね。バンド、3ピースバンドが一番かっこいいなって未だに思っているんですよ。このミルバーナの影響で、もう3ピースバンドばっかり弾いてた時期もあるんですよ。ストレイパッドっていうバンドも好きなんですけど。
あと日本で言うと、ブランキー・ジェットシューターだったり、ハイスタンダードだったりね。あと割と最近だと、アシットマンとか3ピースバンドなんですけど、バンドの美学みたいなものが勝手に3ピースバンド、自分でも3ピースバンドを組んでたり、本当にいろんな意味ですごく影響を受けた人です。
最近そんなにミルバーナの音楽を聴いているわけではないんですよ。でも、やっぱり自分の血となり、骨となり、知らず知らずの間に、やっぱり体内に彫り込まれているとか、彫り込んでいて、そういうところに影響が出てきているっていうね。