おはよう、こんにちは、こんばんは。マンガについて喋るラジオ、略してマンラジのうっちーです。 この番組では、通勤時間の片道2時間後、マンガとポッドキャストで避ける30代男性である私、うっちーが大好きなマンガについて、自分なりの解釈を入れたり、感想やアスリートなど好き勝手に話して、毎週土曜日に配信していくという番組です。どうぞよろしくお願いしまーす。
今回のテーマは、先日、同じ組合に所属している薬剤師の方から頂きました。
組合の中でのイベントの時とかで、空いてる時間とかに色々な人と色々な話をしてたんですね。
例えば、今後の薬局業界どうなるのかな?って話をしたりだとか、それとまた別々ここで、今日ココナッツ飲みに行きます?とかそういった話から、また最近のマンガとかの話をしておりました。
その中で、マンガではないんですけど、今回国宝についてのテーマを頂きました。
と言いますのも、その時に国宝の映画、最近見た?って話をしたんですね。
僕、国宝の映画は見てないんですよ、まだ。
こんだけ話題になってるにも関わらず。
宝画の実写史上最高の工業収入を塗り替えたと言われてますし、映像美がすごいと言われてるんですけども、
いざ見に行こう、見に行こうとは思っても、3時間時間撮ってなかなか難しいなとか、そんなのもありまして、まだ行けてないんですね。
でも僕、国宝自体は小説は読みましたし、今コミカライズムされてるマンガの方も追ってます。
マンガまだまだ途中なんですけども、マンガの方も追ってますよ。
それで、映画見てないんですけど、国宝のこういう部分好きなんですよっていうのをいろんな仲間うちの方と喋ってまして、
そこからせっかくだから国宝で一回喋ってみたらということでテーマをいただきました。
なので今回マンガとかではないんですけども、自分なりに小説、国宝がどういうところが好きだったのかというので話をさせていただきます。
それでは今回話をさせていただきますタイトルはこちら。
その地の定め国宝
ということでジョジョのオープニングになられましたけども、ジョジョもそうなんですけども、国宝って本当に地の根、こと血縁とかがすごいキーワードになってくるって本当に思ってます。
国宝の小説を読んだときに本当にこれその地の定めとしか言いようがないなって最初感想として思いました。
これだけの話題作で、映画見たよという方も多いと思いますし、
また小説も読まれたよという方も多いと思うんですけども、読まれた方とか映画見た方は分かると思うんですけども、
主人公もそのライバルもなんですけども、2人ともその地の宿命というのから逃れられないっていう、またその地の宿命に助けられている部分が大いにあるよっていうのが素晴らしい作品だと思ってます。
とは言いましても国宝、もちろんまだ見てないよという方、読んでないよという方もいらっしゃると思いますので、どんな作品かというのをざっと話させていただきますと、
でまた僕映画見てないので完全小説ベースの話をしております。
で映画見た人で小説読んだ人で話し結構違うよっていうことを言われるんですけども、僕そこの違う部分をよくわかってないので、
小説読んだ感じで僕はこう思いましたっていうのを今回話させていただきます。
この作品はざっと言いますと主に2人の少年、橘貴雄という少年と大垣俊介、この2人のそれぞれ歌舞伎にかけていく青春、そしてそれぞれの波乱万丈を描きながら歌舞伎の世界で成り上がっていくという話でございます。
主に主人公は橘貴雄、彼は橘組という長崎で一番の国道の後取り息子として生まれます。
父は武力というか暴力で成り上がったという感じでして、一代で橘組を大きくしたという、その後取り息子として将来の橘組を背負っていくとして期待されていた橘貴雄。
とはいっても作品の当初ではまだ少年である橘貴雄、背中に入れ墨とかは入れておりますけどまだまだ少年ということでして、
主にこの作品におきまして最初に登場するのは橘組のある盛大なパーティー、その中で余興で橘はその女性を舞台で演じたというのが始まりでございます。
橘組の盛大なパーティー、その盛大なパーティーの余興として何の恥ずかしくもない、橘は美しさであるとか繊細な演技を披露します。
そこには大阪からやってきた歌舞伎役者の二代目花井半治郎もその場にいたんですけども、その花井半治郎も思わぬ見とれるほどそれほど素晴らしい演技を橘貴雄は見せます。
とはいえ橘貴雄自身は将来は橘組を背負って立つんだろうということもありましたし、あくまで舞台で演じるというのは趣味の範疇、自分が楽しんでいるからやる、それの延長でございました。
ただ突然ですけども、貴雄の父親は酵素に巻き込まれて死んでしまいます。
死んでしまうと言いますか、橘組を乗っ取られる形になります。
ただ父親が死んだだけであれば、殺した相手に復讐をしていく、橘と協力して復讐をしていけばいいんですけども、橘組自体は乗っ取られてしまいます。
その結果、橘と橘の母親が組から放り出される形となります。
他の組員はほとんどがその乗っ取った相手に付き従います。
一人だけ徳二という橘の幼少期からのお目つけ役、橘にとっては兄気分である徳二だけは橘たちについてきてくれますけども、他の組員は橘たちのものから離れることになります。
復讐をするにも武力も何もかも足りない橘、呆然と立ちつくんですけども、そこにある人が手を差し伸べます。
それは大阪から来ていた歌舞伎役者、二代目花井半次郎。
彼は橘組を乗っ取った人物の誘いもありまして、橘、極道の世界から歌舞伎の世界へ連れて行こうとします。
花井半次郎としましては、その舞台の上で見た橘の素晴らしい演技。
その美しさ、繊細な演技に目をつけておりまして、彼は歌舞伎の世界を変えることができるような人物だ。
そう思いまして、一緒に大阪へ来ないかと誘います。
そして、橘としましても、長崎に残っていてもどうすることもできないということもありまして、大阪に行き、歌舞伎役者として成り上がっていくことを決めます。
ただ、花井半次郎としてはもちろん、その橘の演技の素晴らしさ、橘によって歌舞伎界を盛り上げようという思いもあったんですけども、もう一つの思惑もあって、橘を大阪に呼び寄せました。
それは、花井半次郎には息子大垣駿介がいました。
あくまで花井というのは、花井家という家号、歌舞伎における家号でございまして、本名大垣なんですけども、その息子である駿介。
駿介は花井家の将来、名石を継ぐんだろう、後取りとなるんだろうということもありまして、その期待もありまして、そして自身も歌舞伎の勉強をしておりました。
ただ、あくまで花井家の後取りということもありまして、もちろん熱心に勉強はしているんですけども、どこか身に入っていない駿介。
その駿介に焚き付けるため、同年代のライバルを近くに入れることで、そして駿介にもっと歌舞伎の勉強を真剣にやってもらおうという狙いもありまして、花井半次郎はきくおを大阪に連れてきました。
そしてきくおは大阪で花井家の人たちと一緒に過ごしていくことになります。
きくおの親たち、父親が死んでしまったということと、母親は長崎にいますけれども、正確に言うと母親は直接的には血のつながりはない方。
父親にとっての交際でありまして、きくおとは血のつながりはないという方でした。
母親との仲が悪かったわけではない、むしろ仲は良かったんですけれども、父親が亡くなったこともあったというのもありまして、花井家の人たちはきくおのことを温かく迎え入れます。
ただ温かく迎え入れたと言いましても、歌舞伎役者として育てていくということもありまして、厳しい稽古もしたり、様々なことを歌舞伎の世界のことを教えていくということで、きくおにとっては、歌舞伎の世界をよく知らなかったきくおにとっては厳しいという感じることも多かった毎日でした。
そして、しゅんすけというライバルとも言える人物、自分は歌舞伎の外の世界からやってきたが、一方でしゅんすけはもともと歌舞伎の中の世界、歌舞伎の世界家で生きてきた人物ということもありまして、自分よりもはるかに歌舞伎の世界のことをわかっているということもありまして、きくおにとっては刺激にもなりました。
また、一方でしゅんすけも最初は歌舞伎の世界じゃないところからやってきたということで、きくおのことを舐めてみていました。ただ、そのきくおの演技力など様々なところにありまして、しゅんすけ自身も自分がウカウカしていられないという思いをだんだんと募らせまして、今まで以上に歌舞伎の勉強に熱心になっていきました。
そうやって二人で切磋琢磨して、歌舞伎の勉強をしていきまして、そして花息を盛り上げていこうという青春時代を送っておりました。きくおとしては西裏の土地でなかなか難しい生活をしておりましたけれども、そして母親とも離れ離れになってしまったという状況ではありましたけれども、長崎からついてきた徳寺、徳寺が心の支えということもありまして、どんなにくじけそうな時でもきくおは大阪でその歌舞伎の勉強をしていく毎日でした。
そしてやがて二人が成長していくにつれて舞台にも立つようになっていきます。二人で一緒に舞台を立つなどして、だんだんと注目を浴びていく歌舞伎の世界に若きスターが現れたということで、だんだんと二人の名も上がっていきまして、そして花息としても盛り上がっていくことになります。
ただそんな花息の上り上昇の中で、二代目花井半二郎、俊介の父でありましてきくおを長崎から連れてきた花井半二郎、彼が病気で倒れます。目はほとんど見えなくなりまして足も腐ってしまっている。糖尿病による合併症を引き起こしておりました。
それによって二代目花井半二郎もまともに舞台に上がれなくなっていきました。そしてある舞台の時に、花井半二郎の役を誰かが代わりに出なければいけない。そんな状況が訪れました。
そしてみんなここは息子である俊介が出るだろうと考えておりました。そして俊介自身も覚悟を決めておりましたし、俊介の母親もあんたが出なきゃいけないよ、覚悟を決めなきゃいけないよということを言い聞かされました。
ただ実際にその花井半二郎の重要な役をついたのは貴公でした。実の息子俊介ではなく橘貴公に大役を花井半二郎は任せました。
これは花井半二郎が息子のこと、俊介のことを嫌っていたというわけではありませんでした。むしろ花井半二郎は俊介のことをとても愛しておりました。ただそれでも演技の良さ、演技の素晴らしさ、これに忠実したのが花井半二郎という人物でした。
その結果、橘貴公と大垣俊介、この二人のどちらが演技が素晴らしいかを考えたときに、橘貴公に大役を任せることに決めたのが半二郎でした。このことに花井家としてもショックを受けます。
幼少期から歌舞伎の家で歌舞伎のことを学んでいた俊介としましても、自分が父の後を継ぐものだと思っておりました。
正確には花井半二郎、三代目花井半二郎に貴公が選ばれたわけではないとは言っても、俊介としては父親の大役を自分ではない別の人物に任せられたというのがとてもショックでした。
俊介の母であり、花井半二郎の妻である人物としましても、なぜ自分、俊介に継がせないのかということを言いますけれども、花井半二郎は一向に貴公に大役をやらせるということで引きませんでした。
貴公としても花井家の中でいたたまれない空気にもなりますけれども、ただそれでも花井家を盛り上げるため、花井半二郎の大役をするためにもしっかりと貴公は傾向に打ち込みます。
そしてそれに対して花井家のためということもありまして、俊介や花井家の皆もその貴公のことをサポートしていきます。
結果、貴公は見事に花井半二郎の大役を務め上げることができます。
このことは、歌舞伎の世界というのはとても血縁のことがとても重要な世界におきましても、演技のことを重要視したという花井半二郎の考え方が斬新だということもありまして、花井半二郎自身の名声も高めることになったり、またその花井半二郎の大役を務め上げることができた橘貴公の自身の名前もどんどんと上がっていくことになります。
その後も大黒柱、花井半家を失ったということもありまして、花井家としましてもだんだんと落ちぶれていくこととなります。
ただそんな中でも貴公は自分を拾ってくれたことの恩を返すためということで、花井家のためにも色様々な仕事を受けます。
仕事も選ばず必死に舞台に立ち続けます。
しゅんすけも大黒柱もいないということで、花井家としましてもかなり暗い空気でありましたけれども、何とか貴公が支えておりました。
そしてみんなもだんだんと貴公のことを支えながら、花井家のために頑張ってくれる貴公のためにもみんなで頑張らなければいけないということで、
貴公のためにということで一致団結をしてみんなで頑張っていこう、そうやって少しずつ少しずつ花井家を盛り立てていこうとしていた。
そんな絵先に失踪していたしゅんすけが帰ってきます。
8年もの空白期間を経てしゅんすけが帰ってきます。
父の後をせっかくに告げなかったということでしゅんすけとしてもショックを受けておりまして、そして家の重圧から一度は逃れたしゅんすけでありましたけれども、
歌舞伎の世界から離れたことで自分にはやはり歌舞伎の道しかないんだ。
歌舞伎の世界で生きていくことが自分の幸せなんだ。またその8年間の間に結婚そして子供も生まれておりました。
家族のために頑張ること、そのこともしゅんすけにとってはとても大事なことだということを見つけることができる空白の期間でした。
そしてしゅんすけとしましては自分が家を守るためということもありまして、ついに花井家のもとに帰ってきます。
そうなりましたと貴公の立場としてもかなり難しいものになりました。
花井半次郎という名前をついていたのは貴公でございました。そして花井半家が亡くなりしゅんすけが失踪していた期間、花井家を支えていたのは貴公でした。
ただしゅんすけが帰ってくるとやはり後継が帰ってきた。坊ちゃんが帰ってきたということで花井家の皆は明るくなりましたし、
しゅんすけの母親も笑顔を取り戻すようになります。
その頃にやはり家族とか血がつながっていない自分はやはりのけ者なんだなということを貴公はより感じるようになってしまいます。
そしてしゅんすけが戻ってきてから、その空白の期間の間、自分を見つめ直すことができたことで、8年前よりも帰ってきた花井家の後継ということもありまして、様々な人から素晴らしい評価を受けます。
貴公に関しては素晴らしい演技をしたとしても、歌舞伎の世界の人間じゃないということで酷評されたり、悪い技をかかれたりもしても、歌舞伎の家で生まれたプリンスということもありまして、歌舞伎の家で生まれたしゅんすけは皆がとても褒めます。
そうやって貴公としましても歌舞伎の世界の血が入っていない自分のことを呪うようにすらなっていきます。
一方で血の重圧、家の重圧のことで逃げたしゅんすけとしましては、自分にとっては家が大事であること、花井家の血は自分を守ってくれていることということで、血のことをとても大切に感じるようになります。
こういったところでも歌舞伎の血が流れているかどうかということで、この二人の対比がきれいにわかりとります。
この作品は、本当に血のことが強い絵が描かれているんですよ。
この後も、お互いに波乱万丈の人生を歩んでいくんですよ。
特に貴公ですね。貴公に関しては、本当に波乱万丈かなと思います。
ただ、これ本当にいろんなところで、二人がついになっているんですよね。
家で守られて、歌舞伎の地で守られて、歌舞伎の世界でもともと育っている、
花井半夜こと駿介は、昔からある伝統の歌舞伎を守ろうとする。
一方で、歌舞伎の地は流れていないという貴公は、歌舞伎の世界になりやがって、
ありとあらゆること、斬新なことにもやっていくということで、
伝統ではない新しい形の歌舞伎に形を見出していくということで、
本当に綺麗についになっているんですよね。
家柄はいいし、勉強熱心ではあるけれども、どこか演技力というところに、
覇気、狂気まではない駿介と、家柄は歌舞伎ではない。
だが、その演技力に狂気が混じっている。
綺麗についになっているし、外の世界を見て、
家のことが大事だと考えるようになった駿介は、ずっと家庭のことを大事にしています。
一方で、貴公は家庭のことは帰り見ないというシーンが多いんですよね。
それこそ、一駒との間に生まれた綾野に関しては、
ほとんど貴公は幼少期とか知らないんですよね。
ちゃんと見てないんですよね。
何から何までついになっている二人が、お互いに精査をたくましていくというのは、
すごく美しい設定だと思います。
また、一方で、血の定めといいますか、
それぞれが血のことから逃れられていないというのもあるんですよね。
歌舞伎の世界自体が根本的に、歌舞伎の血が入っているかどうかがすごい気にするんですよ。
最初の頃から出てくる人で、人間国宝である万菊さんという方がいらっしゃるんですけども、
小野川万菊さんというのは、花井親子、花井半次郎と春介に対してはすごい優しいんですけども、
貴公に対しては常に厳しい目を向けているんですよね。
これは、やっぱり貴公には歌舞伎の血が流れていないからということで、
歌舞伎の血が流れているかどうかによって周りの人の対応とは全然違うんですよね。
だからこそ、貴公にとっては厳しい人生だったというのもあるんですけども、
そんな中でも、自分の大役として、2代目の花井半次郎は自分の大役として貴公を指名したというのは、
これはやっぱりすごいことなんですよね。
どれだけ自分が演技に見入られていたか、歌舞伎の血よりも演技力に見入られていたというのは、
やっぱりそれはすごい話だったと思うんですけども、
この主人公の貴公は、結局は自分の国道の血を恨むようなところもあるんですよね。
自分には歌舞伎の血がないから歌舞伎の世界です。うまくいかないんだ。
そういったことを呪って、国道の血である自分を呪っているような表現すらあるんですよ。
ただ、この作品でなんだかんだ思うところは、
結局、この貴公という男、貴公の人生を守っていたのはこの国道の血なんですよね。
冒頭からこの作品に出てきますけども、
徳治という貴公にとっての兄貴分、
途中で貴公が徳治のアドバイスから逃れるようにして、
それを無視するようなところも出てくるんですけども、
ずっと徳治は貴公のことを見守ってくれているんですよね。
どんなに貴公が落ちぶれてしまっている、
でもそれにも徳治は必ず花顔とかを送って、
貴公のことを見守っているよということを常に教えてくれている。
徳治は最初は長崎から大阪に来て、
それで貴公を支えていましたけども、
ある日、大阪から北海道に行きます。
北海道に事業を起こして成功させますと。
それによって、資金とか花を送ったりとか、
様々なところで貴公のことをサポートしたりだとか、
それだけで資金面とかだけではなくて、
結局のところ、貴公は一駒と、
自分の奥さんである秋子、妻である秋子と、
愛人と言って表現でいいのかな、
一駒との間の二重生活をしているようなところもあるんですけども、
その時には、徳治がなんらかんだでサポートしてくれている。
誰かにプレゼントを送ったとか、
明日はこっちには会えない方に電話した方がいいよとか、
そういったふうに、貴公というのが歌舞伎の世界で、
舞台とか演技のことに集中しているために、
生活が破綻しているところがあるんですよね。
その破綻している生活を、
破綻しきらないように支えてくれているというのが、
徳治だったんですよね。
また、徳治自身が北海道の成功の後は、
今度は中国で仕事を成功させるということもあるんですけども、
それでやっぱりずっと、
貴公のことをもちろん何かにつけて、
いろんなものを送ったりだとかで、
貴公のことを支えているだけではなくて、
結果的に、一駒とその娘である秋の、
その二人の人生もずっと徳治が支えているんですよね。
何かにつけて、一駒とか、
秋のに援助をしたりだとか、
その援助もあるからこそ、
一駒も秋のも、
親子二人、母子家庭でありながらも、
歌舞伎の舞台を何度も何度も見に行けていた。
これは、徳治のサポートがあったからだと思うんですよね。
また、秋のが成長して、
不要グループとかで、
悪いことに巻き込まれそうな時には、
徳治が救う。
その不要グループから救う時には、
徳治は自分自身の指を落とすということにするんですよね。
徳治っていうのは、
男気があっているとか、
極童の世界で生きていて、
自分が将来尽くすと決めた、
貴公に対して、
本当にとことん尽くしているんですよね。
でも、そういった、
徳治のサポートがあるからこそ、
貴公はなんだかんだで、
生きていられましたし、
そして、
貴公だけでなく、
娘の綾乃のことも、
徳治がサポートしているからこそ、
最終的には、
貴公は綾乃との破壊というか、
そういったシーンが生まれたのかなと思います。
なので、
貴公自身は、自分の極童の血をもろって、
極童の血を捨てたいということも考えていたと思いますけれども、
でも、本当に根本として、
貴公のことを守っていたのは、
極童の時代をして、
そして、極童というか、
家族である徳治だったということなんですよね。
極童というか、
徳治というか、
とても義理が堅い人物だった。
そのおかげで、
貴公は生きていられたということで、
あんなに呪っていた血に、
実は助けられていたという貴公。
一方、
駿介。
駿介は、歌舞伎の血で、
いろいろと守られていました。
万菊さんとのこともありますけれども、
周りの方から、
歌舞伎の血を継いでいることということで、
駿介はずっと守られていました。
守り続けるから、
家を守りたいからこそということで、
駿介も頑張っていたというのもあるんですけれども、
ただ最終的、
もちろん後取り広報も生まれたということで、
次世代も生まれたということで、
家をつなぐという役目も果たしたともあるんですけれども、
最終的に駿介は、
亡くなることになるんですけれども、
亡くなった時という病名が、
糖尿病という、
父親と同じように足が腐ってしまっているとか、
目の見え方も悪くなっているという、
まさに父親と同じような病気になって、
そして同じように、
そして亡くなっていくという、
守ってくれていた血が、
結果的に、
今度は駿介によって呪いとなってしまう。
病気を引き起こす、
おそらく遺伝的ですね、
遺伝性の糖尿病という形で、
呪いとして現れてしまう。
血で守られていたはずの駿介は、
最終的に、
その血で死んでしまうことになりますし、
血のことを呪っていた貴公は、
実はその血で守られていたというのになるという、
そういった形で、
その血に関しても、
杖になっているという、
お互いにその血の定めで、
中からは逃れられていないというのが、
この作品の素晴らしいところなのかなと思います。