やる気スイッチと飽き
こんばんは、ワクワクラジオ森口です。三田村です。第262回目の配信です。
はい、予告通りですか? 予告通り。
何ですか?森口さんの? やる気スイッチが入らない問題。もうこれは暑さのせいだということにしているんですが。
あー、今そのやる気一番出しやすいのは何なんですか?
やる気出しやすいの?中国ドラマですかね。
それをやってないんだよな。消費してるだけなんだよな。
そうですよね。
これをやるって考えたら、やりたい、やりたいみたいな?
それがないんです。
そのためにやってるの?
いや、ほんまに。こんなの初めてですね。感覚として。
何でもいつも張り合いを、わりかしモテてる派閥だったんですよ。何でしょうね。
中年の危機ですか?
いやー、もうそう言われてしまえばそうなのかって思っちゃうけど。
目標を見失ってる感じ?
どうでしょうね。仕事も与えられたことを淡々とこなし、ラジオも毎週収録日がやってくるから収録をし、配信日が来るから編集をし。
みたいな。本当に何て言うんだろうな。
ただループしてる線路の上を走ってるような。
気づけば今年も8月が終わりそうになってる。
でもこれが一つの悩みになってるかっていうと全然そうでもなくて、もうしゃーないやんなーみたいな感じになってんのよね。
じゃあやる気スイッチを押す気もあんまないっていう?
見当たっていない。
あったら押すんですか?
押したいですよ。
押したい?
押したいですよ。押したほうが気持ちが良いですもの。
前に人参ぶら下げられたお馬さんじゃないけどさ、分かりやすい餌というかさ、報酬みたいなやつがやっぱ必要だよね。
それがなくなったんかね。それすらない。
マジで中年の危機みたいな感じするな。
マジの話?これ。
おい。
おーい。
なんかでもね俺最近思うのは、自分のために何かをするってことにちょっと飽きてきてるよね。
人のためにとか言ったらまだ動けるんですよ。
それがすごいなと思うもんね。
そう?そういうもんじゃない?
いや、すごい人間らしさっていうか。
人間らしさ。
人間的活動じゃないですか。それって誰かのために動くって。
まあね。
それが苦なくできるっていうのってすごいことだなと思うんですよ。
でもあるよ。料理と一緒の感覚よ。
自分のために料理するのめんどくさいけど、誰かに食わすってなったら作れるみたいなさ、その感じですね。
いや多分ね、僕全てに飽きてるんだね。
何かしらは楽しみとして一つぐらい飛び抜けてあったんだけども、それが何かの表紙で飽きたにスイッチングされてしまってるんでしょう多分。
そんな気がする。
それ言えないしね。もう飽きたって。
そうなんですよ。飽きってもしないといけないんですよね。
そこストレスありそうやな。飽きてんのに飽きてないふりしてやらなあかんっていうか。
それ言われてすごい今しっくりきました。
そうよね。ちょっと偽ってるというか。
まあそうですね。気持ちとは逆に向いて走っていかないといけないから。
抗ってるみたいな。
そういう時期なのかね。
でも飽きってなんなんやろうな。だって白米食うのは飽きないじゃん。飽きた?
映画「国宝」のテーマ
飽きることない。今日はそんな気分じゃないみたいな。
あるなあでも。今日はパンにしようとか麺にしようとかなるもんな。
そういう周期的なもの?
なるほどね。ずっと同じことをやり続けられるように人間はできてないんだな。
いやまだまだですよって思われるかもしれないですけど、なんかこう飽きるっていう周期が来るまで一通りやり尽くしたんだなっていう気はしている。
久しぶりにも本当に何年ぶりって思うぐらいなんですけど、夫婦二人で映画に行くタイミングがあって、国宝っていう映画。
ネタバレになっちゃうので、まだご覧になられてない方のあれなんであんまり内容には触れないんですけど、人生なんですよ。
テーマが?
テーマがある役者さんのね。
ああそういうことね。
子供の時代から晩年最終的に僕はあれはなくなったんだなっていう捉え方をして終わったんだけども、
だから本当に人生の最初から終わりまで描いてる映画だったんですけど、その主人公の方が演技力が持って生まれたものとかセンスであったっぽい。
で、それを見染められて演技の世界に入るんですけど、サラブレットというか選ばれた感があるんですよ、その主人公さんって。
その世界に入ってどんどんどんどん周りを蹴落としていくわけね。やっぱりすごいんですよ、演技力がすごくて、この人が大成功していくようなお話なんだなと思ってたんです。
で、ついには頂点に立ちそうになるんですけど、転げ落ちてしまうんですよ。表舞台に立てなくなって、地方の旅館のちっちゃな舞台で演技をするとか、
すごい順風満帆にバーって上がっていってんのに、ちょっとしたかけ違いでドンって落ちてしまう。
いつもだと映画見たときに離れた世界のこととして捉えることが多いんだけども、なんかね、自分ごとじゃないけど他人ごとに思えなくって。
なるほどね。タイミングとかボタンのかけ違いとか、バックボーンでどんだけ努力してたかっていうのはもちろんあるけど、結局タイミングが大事なんだよな、人生ってっていうのは思う?
ちょっとした判断の違いで、その時の感覚としてそっちを選んでしまったがために落ちてしまうとか。
でもなんかその一貫してね、誰かのせいにしてないんですよ。なんかね、そういうことが起こると何か誰かのせいにしちゃいそうになるというかさ。
けどその主人公、それはなかったんですよ。ただただ自分の人生です、これがみたいな。本当に強いなと思ったんですよね。
まあストイックなんだな。
そうですね。あの映画はこのタイミングで見れてすごい良かったなって思ってます。
人生のタイミング
それは良かったですね。
そうなんですよ。しかもそういう映画だって知らずに言ってて、なんかね、不意打ちにそういうことを考えさせられてしまって、余計に刻まれましたね、僕の中で。
良かったね。
ただとっても10分じゃ喋りきれないぐらいの内容なので、すごい浅い内容しかここでは喋れてないけど、でも是非見てもらいたいな、いろんな人にあれば。
でも俺年中やる気ないよ。
いやそうやって言うけどさ、やるときはやってるでしょ。
俺だって今日朝犬の散歩行って、朝ご飯食べて、YouTube見て、昼ご飯食べて。
平日っすよね、今日。
平日だよね。やることあんねんで。
いやほんまやで。
で、打ち合わせ一本出て、YouTube見て、夜ご飯作って、今。
えーな。
いや良くないよ。だってやらなあかん仕事してないもん。でも今日はもうやる気せえへんと思って。
だからその、やる気が出ないっていうことを、罪深く思うのではなくて。
そうですよ。
そういうことです、今は。ごめんやけどっていうことで。
働かずに無課税のお金が欲しいです。
もういいっす。
はい、今週のわくわくラジオ、そろそろお別れの時間が近づいてまいりました。
はい、わくラジネームマーさんからお便りいただきました。
ありがとうございます。
いつも楽しみに聞いています。
字について、ちゃんと親御さんに書いてもらうようにと娘の学校に提出した書類を突き返されたことがショックで、ゆうきゃんを始めました。
練習では綺麗に書けるようになっても、いざ実用となると練習用の四角い枠がないせいか、
それ以上の強い自我があるせいか、ちっとも綺麗に書けません。
今ではすっかり諦め、綺麗に書かなくてはいけないときは、ゆっくり書くを意識して書くようにしていますということです。
ありがとうございます。
突き返されたんや。
えー、これはきついな、先生。
それショックやな、確かに。それはゆうきゃん始めるわな。
ひどいね。
まあね、これはね、文字ばっかりはね、本当にそういうこと、自我というか、やっぱり長年の癖みたいなものは取れないですから、そう簡単に。
取れないよね。
ゆっくり書けばさ、その誠意は伝わるじゃないですか。
いや、ほんまにそう思うやん、本当に。
誠意が伝わる。
誠意は伝わるよ、絶対に。雑に書こうとしてるんじゃないっていうのが伝わる。
綺麗に書こうとはしてくれたんだなって。
そうそうそうそう。
まあね、これからも美しい字と美しいラジオであり続けたいなと思っております。
美しいラジオであり続けたいと思ってらっしゃるんですか。
なるべく美しいラジオでありたいと思っておりますので、今後ともぜひお付き合いをいただければと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
はい、よろしくお願いします。
お便りありがとうございました。
ありがとうございます。
はい、それでは次回ですけども、8月の30日土曜日また21時にお目にかかりたいと思います。
はい。
それでは、わくわくラジオ本日も最後までお付き合いありがとうございました。
お相手は森口と。
板村でした。
